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高校の入学祝いで購入してもらってから3年半が経過し、そろそろスペック面とデザイン面で共に限界が近かったiPad Air(2019)。なんとTwitterのフォロワーさんのご好意によりiPadを乗り換えられる事となった(本当にありがとうございます)
そんなわけで今回は乗り換える前に3年半がっつり使い込んだiPad Air(2019)の総まとめレビューを行う。流石に今更iPad Air(2019)を買う人は少ないと思うのだが「長く快適に使えるiPadの選び方」という点で今からお話しすることを参考にしていただければ幸いだ。
それでは今回も行ってみよう。
まずは結論
いつも通り結論を言っておくと
先代の反省を生かしたチョイスで3年間は何の不満もなく走り切ることが出来た最高のiPad。ただし今から購入するのはオススメしない。
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自分の中で譲歩と妥協があったMacBookと違い、このiPadは当時出来うる最善の選択肢を取ることが出来たので3年間特に不満もなく使い続けることが出来たiPadだ。
とはいえ登場から後数ヶ月も経てば丸4年が経過しようとしている中で「安いから」と言って購入するのはオススメしない。少し頑張って一つ前の無印iPadを買う方が絶対に良い。
iPad Air(2019)と歩んだ軌跡
と、結論を先にお話ししたところでiPad Air(2019)を購入した経緯やこれまでを振り返っていきたい(これが最後のレビュー記事になるので)
2019年3月に当時使っていたiPad Air2からの乗り換えで購入
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2019年3月。「高校の入学祝い」という名目のもと当時使っていたiPad Air2からの乗り換えで購入したのが今のiPad Air(2019)。
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今でこそホームボタンありのデザインは古臭さを感じるかもしれないが
- 購入時点でベゼルレスデザイン採用機種はiPad Pro(2018)オンリー
- 予算的にProを買うならストレージ容量の小さいモデルしか買えなかった(64GB)
- 先代機(iPad Air2)にてストレージ不足問題に散々苦しめられた
こともあり、無理してProモデルを買うという選択肢を取らずストレージ容量とアクセサリーの購入にも十分予算を注ぎ込めるiPad Air(2019)を選択。今だからこそ確信できるのだが、この時無理してプロモデルを買わなくて本当に良かったと思っている。
そしてiPad買い替えに伴いブログ執筆デバイスもAir(2019)へ移行。以後MacBook Pro13インチを手に入れるまでメインの執筆デザインとして使い続けることとなる。
2回の本体交換&1回のハプニングが発生
購入時に余裕のある選び方をしていたおかげでスペック的にはなんの不満も無くその後も使い続けていたのだが、購入から半年後に1度目の本体交換
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さらに1年後にはバッテリーの不具合による2度目の本体交換、その数ヶ月後にイヤホンジャックとスピーカーが使えなくなる事故が発生するなど度重なるハプニングに襲われた。(ほぼ1年に一回のペースで)
現在と違って沢山のガジェットや充実したデスク環境を持っていなかった分「iPadが使えなくなる」のはかなり痛手だった...
ブログ執筆環境はMacへ移行。以後はエンタメ消費デバイスとしての位置付けに。
まぁ途中トラブルはありながらもiPadを購入したその年の12月には念願のMacをゲット。(詳しい購入の経緯は以下の記事を参照)
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メインPCの入手に伴い、今までiPadで書いていたブログの執筆環境はMacへ完全移行したため以降は音ゲーをしたりYouTubeで動画を見るための「エンタメ消費デバイス」としての側面が強く出ることになる。
購入から3年が経過し、そろそろ限界が近づく
最上位モデルのProだけでなくAirやmini、ついには無印モデルまでもがベゼルレス化を果たす中でホームボタンデザインを採用したiPad Air(2019)の限界は近づいていた。
マルチタスキング画面への切り替えが購入当初よりもワンテンポ遅くなったり、Touch IDの認証制度&速度が明らかに下がる、さらにはメインの使用用途である音ゲーのプレイでラグが発生するなど...動作面で明らかに限界を感じる場面が増えてきたことに加え、いまだにホームボタン付き見た目はデザイン面でも古臭さを感じるようになってしまった...
たまたま今回は運良くTwitterのフォロワーさんから格安でiPad Pro(2021)11インチを譲って頂けるお話をいただいたので、いい機会だと思ってここで乗り換えることにした。ありがとうiPad Air(2019)
iPad Air(2019)を3年間使って感じたこと
さて、そんなわけで買い替えることになったiPad Air(2019)の最後の使用感レビューを行なっていこうと思う。
1 「軽いウェブサーフィンや動画視聴」であればまだ使える
元々iPhoneXRと同等の性能を有しているため、発売から3年半が経過した今でもウェブサーフィンや動画視聴程度であればiPad Air(2019)はまだ使える範囲内だったりする。(まぁ前述の通り、購入当初よりもレスポンスは1テンポ遅れているのだが)
さらにいえばiPhoneと違ってiPadはホームボタンを備えた機種でもiPhoneX以降のジェスチャーナビゲーションが使用可能なので、最近のiPhoneと併用しても問題無し。やはり複数デバイスを使うなら操作系統が揃っていた方が使い勝手良い。
とは言えあくまでも「軽い用途」に絞った時の話だし、今ではiPad Air(2019)よりも高性能なiPadが安価で手に入る状況だ。軽い用途で使えるからと言ってわざわざ型落ちのiPad Air(2019)を狙いに行く必要はない。大人しく新品のiPad(第9世代)や整備済製品のiPad Air(2020)を狙いに行く方が無難で堅実な買い物になることだろう。
2 大容量ストレージは正義
何度も言うが、やはり大容量のストレージは正義だ。
アプリや動画ファイルを入れるときに「ストレージ容量大丈夫かな?」という一切しなくても良いのは長く使う上でのストレスを大幅に減らしてくれる。
もしこの記事を読んでいる方の中で同じiPadを3年以上使いたいと思っているなら、悪いことは言わないので最低でも128GB以上のモデルを購入するべきだ。案外長く使っているとiPadのストレージは圧迫されてくる。
3 外部アクセサリーは殆ど使わなくなった
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近年のiPadで激推しされているSmart KeyboardやApple Pencil。なんだかんだこのiPad Air(2019)もそう言ったApple純正アクセサリー対応機種なので実際購入して色々試してみたのだが、結局外部アクセサリーが日常に溶け込むことはなかった()
時々絵を描いたりメモを取ったりするときに使うApple Pencilはまだしも、Smart Keyboardは
- iPadでキーボードを必要とする長文を書く機会がMac購入を境に激減した
- 長文を書くときはMacについているフルサイズキーボードやHHKBの方が快適で楽
- そもそもiPadOS自体マルチタスク向きのUIで無い(キーボードやマウスとの相性が悪い)
こともあって後年出番はほぼなかった...
ちなみに訳あって臨時でブログ執筆デバイスとして使っているiPad Pro(2021)11インチ
ではキーボードやApple Pencilは一才購入していない。
今回の総括
ホームボタンiPadの完成系。ただ今から購入はオススメしない
iPad Air(2019)はホームボタンiPadの完成系と言っても良い仕上がりだ。
- iPhoneXRと同じ性能
- 現行のホームボタン搭載iPadより優れたディスプレイ
- 認証速度の速い第2世代のTouch ID
- 急速充電にも対応
- アクセサリーへの対応もバッチリ
これだけの付加価値を有している製品が当時10万円を切る値段で手に入ったのは本当に運が良かったとしか言えない。
ただし、今から中古等でこのiPadをおススメするか?と言われたら僕は安易に勧めない。中古はバッテリーや前ユーザーがどのような使い方をしていたのか見極めが難しい上に、今は新品や整備済製品でiPad Air(2019)より優れた性能を持つモデルが比較的簡単に手に入る状況だ。先ほどもお伝えしたが、出来ればそういったモデルを手に入れた方が今後も安心して使える。
というわけでiPad Air(2019)最後のレビュー記事はこれにて終了。次回はiPad Pro11インチ(2021)の使用感レビュー記事書きます()