2024年3月4日、Appleはウェブ上で2024年最新モデルとなるMacBook Air(M3)を発表した。
今回は先代のMacBook Air(M2)と比較して進化した点や価格、発売日などをまとめていこうと思う。
それでは今回も行ってみよう。
先に結論 新型MacBook Air(M3)の進化点は3つ
先に結論から言ってしまうと、今回の新型MacBook Air(M3)の進化点は下記の3点。
- SoCがM3チップへアップグレード
- Wi-Fi6E対応
- (画面を閉じた状態で)最大2画面出力に対応
基本的にはマイナーチェンジといった内容で、先代モデルと比較して外観の変更はゼロ。ストレージ構成や価格も据え置きとなっているが故に新鮮味は正直薄いと言える。
1 SoCがM3チップへアップグレード
今回のアップデートで一番の変更点とも言えるのがチップの刷新だ。
先代モデルに搭載されたM2チップから最大1.6倍の速さを誇るM3チップに内蔵SoCがアップグレードされたことで、限界性能が向上。より高いパフォーマンスを発揮できるようになったことに加え、後述する外部出力関連機能が強化された。
2 Wi-Fi6E対応
最新Wi-Fi規格であるWi-Fi6Eに対応。対応するルーターを持っているならより高速なインターネット接続が可能になる。
3(画面を閉じた状態で)最大2画面出力に対応
今回意外だったのが、画面を閉じた状態(クラムシェルモード時)のみとはいえ最大2画面の画面出力に公式で対応したというところ。これには驚いた。
というのもMac miniを除いて複数画面出力を公式でサポートしているMacBookというのは上位モデルのMacBook Pro 14インチモデル(もしくは16インチモデル)のみだった上に、同じチップを搭載する下位モデルの14インチは従来通り1画面出力しかできなかったから。
まぁ、MacBook Airを購入する人で複数画面出力が必要な人はほぼいないと思われるのだが、出来るに越したことはないと思うので良いアップデートだと思う
値段は164,800円〜で据え置き
さて、気になる価格については最小構成の
- 8コアCPU、8コアGPU
- メモリ8GB
- ストレージ256GB
が164,800円(税込)からと先代のM2モデルから据え置き。512GBモデルは8000円値下がりして194,800円(税込)からの販売で今回新たにメモリ16GBのモデルが224,800円でラインナップに追加されている。
発売日は3月8日から。3月4日より予約開始
予約そのものは公式サイトで既に始まっていて、3月4日時点での出荷日は3月8日と早め。
今回の総括 基本的にはマイナーチェンジモデル
今回のMacBook Air(M3)はその見た目からも分かる通り、基本的にはマイナーチェンジモデルで先代モデルからの変更点も殆どないので、個人的には無理をして買うものではないと思う。
にしてもここまで進化点がないもの驚き。価格据え置きなのは良かったが、一人のApple信者としては物足りなさを感じざるを得ない...