iPad Pro(2020)の最小構成モデル(整備済製品)とiPad Air(2020)の最小構成モデルとの価格差はなんと2000円…
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2021年8月12日
外出先でのロック解除に手間取るというデメリットがあるとはいえ
・ディスプレイ
・カメラ
・スピーカー
・性能
の面で優れるProモデルが安く手に入るのは魅力的すぎる
ここ最近、多くの家電量販店でもセール対象になって購入し安くなっているiPad Air(2020)。そんな中つい先日Apple公式サイトで整備済み品のiPad Pro(2020)が発売開始された。
今回は以前よりも購入しやすくなったAirとProを比較して「どっちが買いなのか?」「どういう人におすすめなのか?」を記事にまとめていこうと思う。iPad購入の参考にしていただければ嬉しい
それでは今回も行ってみよう。
- 整備済製品とは?
- まずは結論
- iPad Pro(2020)とiPad Air(2020)4つの違い
- 価格差※最小構成モデル同士で比較
- iPad Pro(2020)整備済み品がオススメの人
- iPad Air(2020)がオススメの人
- 今回の総括
整備済製品とは?
一言で言ってしまえば「Apple公式が発売している新古品」(詳しい概要は以下の記事を解説)
kenboapplegadget.hatenablog.com
厳密には完全な新品ではなく「中古品」という部類になるのだが、フリマアプリや中古販売店で発売されている製品とは異なり
- 販売前にAppleの厳しいチェックが入る
- 必要であれば外装を含めApple純正パーツと交換される
- アクセサリー類は新品が付属
- 新品のApple製品と同じく1年間の保証+任意でAppleCareへの加入も可能
など品質管理が徹底されていて、よほど気にしない限りは「ほぼ新品のApple製品が安く購入できる」という超ありがたいサービス。
ちなみに日本国内において整備済製品として取り扱われているのは
この製品。今のところ全てのApple製品が整備済製品として取り扱われているわけではないことを頭に入れておいてほしい。
まずは結論
比較ポイントを挙げる前に結論から言わせてもらうと
基本的にはProモデルの購入がオススメ。ただし在庫状況の変動に注意が必要。
これが今から書いていく比較するべきポイントを踏まえた結論だ。
iPad Pro(2020)とiPad Air(2020)4つの違い
「そもそもこの2つ何が違うんだよ!」と思われる方のために両機種を比較検討するにあたってマストな4つのポイント
について解説していく。より詳細な違いを把握したい方はApple公式ページの「iPadのモデルを比較する」において調べていただきたい。
1 Promotionテクノロジー
一見すると違いがないように見えるProとAirのディスプレイだが、実はProにはApple Pencilの書き心地をより良くするためにその他のモデルよりも滑らかに動くディスプレイ(Promotionテクノロジー)を搭載している。(ちなみにこれは昔から続くProモデルの特権)
特に絵を描く人にとってはPromotionテクノロジーのあり・なしで快適さの度合いが違ってくるパターンがあるので絶対に実機を確認するべき。(とはいえこの状況下で簡単に外出しにくいのもあるのだが)
逆にクリエイティブ用途よりはノートやメモ書きにApple Pencilを活用されるのであれば、AirでもProでも使い勝手に大きな差が出ることは殆どない。Promotionテクノロジー非搭載のAirでも全く問題ないだろう。
2 スピーカー
スピーカーの数もAirが2つ(左右に一個ずつ)に対しProは倍の4つ(左右に2つずつ)でここもProとAirの大きな違いの一つ。
Proはどの向きでもステレオで音を鳴らすことができるのがメリットではあるのだが(Airは縦向きにするとモノラルになる)かといってAirが極端に劣っているかと言われたら微妙なライン...
少なくともminiや無印に比べるとAirのスピーカーは音が良いので「iPadでのエンタメ消費をどれだけ快適に楽しみたいか」で決めて欲しい。
3 カメラ
ProはiPhone12と12 Proのいいとこ取りをしたような
- 広角
- 超広角
- LiDARセンサー
- TrueDepth(インカメラ)
カメラ配置。Air(アウトカメラ・インカメラともにシングルレンズ)と比べるとより幅広いシーンで使いやすいカメラとなっている。
インカメラもFace IDの兼ね合いでProの方が画質もいいためカメラを優先するなら断然Proを購入するべきだ。
4 生体認証
これに関しては一長一短という感じで
- 自宅での使用メイン→Face ID搭載のProの方が快適
- 外出先でも使う→Touch ID搭載のAirの方が快適
「絶対にこっちの方がいい!」という結論が出ないのが現実。
ただ「どんな状況下でも確実なロック解除を行える」という点で見ればAirに搭載されているTouch IDの方が使い勝手は良い。
価格差※最小構成モデル同士で比較
それぞれの最小構成モデル同士で比較するとその価格差は2000円。型落ちとはいえ最上位モデルを中間モデルのAirに2000円足すだけで購入できるのはかなり魅力的。
しかも2000円で
- ぬるぬる動くディスプレイ
- 4スピーカー
- 優れたカメラ性能
- ストレージ容量が倍(128GB)
- 「最上位モデルを持っている」という優越感と所有欲
が手に入ると考えれば2000円を足すだけの価値があるのではないだろうか?
iPad Pro(2020)整備済み品がオススメの人
- 整備済製品の在庫状況を定期的にチェックする気力がある人
- 最高スペックを安く手に入れたい人
- クリエイティブ用途でiPadを使いたい人
この価格でiPad Pro(2020)を手に入れたいという人は、前提として整備済製品の在庫状況を定期的にチェックする必要がある。完全な新品と違って整備済製品の在庫数は限られていてそのお買い得さ故に在庫の変動が激しいからだ。
そう言った手間をかけられるのであれば最高スペックのiPadがこれほど安く手に入ることはそうそうないのでiPad Pro(2020)の購入がオススメ。
iPad Air(2020)がオススメの人
- 欲しい時に確実にiPadを手に入れたい人
- Proモデルの特権に惹かれない人
- Touch ID派の人
整備済み品のProと違ってAirは常に在庫が安定しているので「欲しいタイミングで確実にiPadを手に入れたい」なら断然Airの方がおすすめになる。またこのご時世Touch IDの方が良いと言う人にも「ベゼルレス&Touch ID」のAirは最高の選択肢になるだろう。
しかし、Airの最小構成モデルのストレージは64GBで少し心許ない。出来るなら256GBモデルの購入をオススメする。
kenboapplegadget.hatenablog.com
kenboapplegadget.hatenablog.com
今回の総括
欲しい方は急げ!Proモデルを安く購入できるチャンス
一世代前とはいえ最上位モデルのProがiPad Air(2020)とほぼ同じ値段で買えるなんて...いやぁ羨ましすぎる。
基本的にProモデルは全部入りであって困るような機能はないので、この機会にiPadを購入したいと思っている人でそこそこの予算があるのであれば整備済み品のProも検討して欲しい。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。