iPhoneに限らず現行のApple製品は全部入りのProモデル以外にもAirやSEをはじめとするエントリーモデルが多数ラインナップされ、今まで以上に多くの人がApple製品に対して手が届きやすい環境が整った。ただガジェットを知らない人にとっては「Proモデルの方がいいんじゃないの?」と言う先入観に囚われがち。
そこで今回は実際エントリーモデルに分類されるApple製品を使っている僕が「コスパ最強。エントリーモデルの勧め」として記事を書いていこうと思う。少しでもこの記事をきっかけにApple製品を購入していただければ幸いだ。
それでは今回も行ってみよう。
現在のApple製品のエントリーモデル
現行のApple製品は製品名に「Pro」がつくプロ向けモデル(一部例外あり)と「Air」「SE」「無印(後ろに何もつかない)をはじめとするエントリーモデルで大きく住み分けがなされている。
iPhoneだと
- エントリーモデル→SE、11、12(12 mini)
- プロモデル→12 Pro
Macで言えば
- エントリーモデル→Mac mini、MacBook Air、MacBook Pro(M1)
- プロモデル→MacBook Pro(Intel)、iMac Pro、Mac Pro
が具体的な例。
基本的にApple製品のプロ向けモデルの多くは値段設定が高め。本体と少しアクセサリーを購入するだけで10〜20万円を超えるなんてザラなのだが、iPad Air(2020)やMacBook Airをはじめとするエントリーモデルのほとんどは10万円以下(高くても10万円前半)で買えるものがほとんど。あくまでもプロモデルと比べた時の比較にはなるが、多くの人にとってとても手が届きやすい価格設定だと言える。
僕がエントリーモデルのApple製品の購入を薦める理由
1 手が出しやすい
ぶっちゃけ「性能が〜〇〇」「機能面で〜〇〇」なんて理由よりも1番大事なのが手の出しやすさ。これは本当に大事。
ガジェットに詳しくない人にとっては細かなスペックなどほとんどどうだっていい。と言うか「わからない」のが実情でそう言う人達にとってガジェット選びの判断基準は
- デザイン
- サイズ
- 取り回しのしやすさ
そして「値段」など表やスライドにしなくても分かるような「単純なスペック」で判断することが多いはずだ。特にスマホなんかは細かなスペックを気にする人は少なく、逆に
- かわいいケースがあるから
- サイズ感がしっくりきたから
- デザインが好みだから
と言う理由で選ぶ人がほとんどなのではないだろうか?
要は「感性」「直感」で選ぶものなので、ある意味「本能的に欲しいと感じている欲」が「資金が足りない...」と言うしょうもない理由で諦めざるを得ないのは本当にもったいない。
- もしかするとそのApple Watchでキャッシュレス決済を使ってみるかもしれない
- もしかするとそのiPadでブログを始めてみるかもしれない
- もしかするとそのMacで動画編集を始めるかもしれない
もちろんMacやiPadを購入したからといて必ずしも、こう言ったことを始めるとは限らないのだが「自分がやりたいことを広げる可能性」を秘めているのは事実。故に思い立ったら少し頑張ってでも手が届く「手軽さ」というのは新しくApple製品を購入する上ではとても重要だと思う。
2 9割の人が満足するほどのスペックを秘めている
では、ここからは少しスペック的なお話を...
iPhoneをはじめ
これら主力のApple製品のエントリーモデルはほとんどの人が必要にするであろう機能や性能をしっかりと秘めているため凝った使い方をしなければ使い方でストレスになることはない。
kenboapplegadget.hatenablog.com
例えばiPadのエントリーモデルであるiPad(第8世代)はiPhone XSと同じ性能で最近のiPadのトレンドであるApple PencilとSmart Keyboardにしっかり対応していながら、価格は128GBで約5万円。
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Apple Watch SEもSeries6とほとんど変わらない動作性、デザインでありながら価格は約3万円。もちろん安さだけで言えばさらに1万円安いSeries3もあるのだが、動作の快適さやwatchOSの機能制限がない付加価値を考えれば十分コスパはいい。
kenboapplegadget.hatenablog.comkenboapplegadget.hatenablog.com
MacBook Air(M1)に関しては
- 重たい動画編集(4K60hps)をこなせるだけの圧倒的高性能
- 軽作業では充電器不要のバッテリーライフ
- シャープで高精細なディスプレイ
- 打ちやすいキーボード&Touch ID
など魅力的な付加価値モリモリで価格は10万円。性能だけで言えば20〜30万円するようなノートパソコンとそこまで変わらないことを考えれば十分安いし、さらにここから学割などの適用で実質8万円で購入可能。
流石にプロモデルと比較すると
- 基本性能
- ディスプレイ
- デザイン
が劣っている点はあるとはいえ、その違いというのもほとんどの人が気にならないか値段の安さを考えれば許せるものがほとんどなので個人的にはそこまで気にする必要もないと思う。
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(あくまでもiPadの話になるが実はプロとの差はほとんどの人が気になりにくいものばかり)
というか、どうしてもその差が気になるのであればプロモデルを購入すればいいだけの話。
3 他のApple製品に予算を回すことができる
当ブログで「Apple製品の魅力は連携機能にある」と何度もお伝えしているのも大きいが、なんだかんだ2つ以上の製品を組みわせることでApple製品は真の力を発揮する。
例えばApple WatchとiPhoneを使えばここ最近のアップデートで追加された「自動ロック解除機能」を使うことができるし、iPadとMacがあればSidecarという機能でiPadをサブディスプレイ化できたりなど...
しかもそれらの機能の一つ一つがとても魅力的で、日々の作業効率をちょっとずつ良くしてくれる機能だけに一度使うとなかなかApple製品をやめられない。僕自身メイン機をiPhoneからPixel(Android)に移行したが、OS標準機能でワイヤレスでファイルを送り合う機能や異なるデバイス間でコピペができるのは地味に便利だったんだと感じている。
今回の総括
少ない資金でより良い買い物を
ガジェットに詳しい人に比べての話にはなるが、普通多くの人にとってガジェットに割ける予算というのは限られているはずだ。だからこそ、その貴重な予算は少しでも生活を豊かにする消費の仕方をするべきだと思う。
Apple製品の場合、エントリーモデルがあまり「安っぽくない」というのと他の製品との連携機能がやっぱり便利。なので一度プロモデルとの違いをしっかりと確認して納得したのであれば、エントリーモデルを検討してみてほしい。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。