
このシーンでサイクロン号のカッコよさに惚れ込んで
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2024年11月20日
・免許取得
・実車(CB250R)購入
をした人が通ります
(このシーンめちゃくちゃカッコいいですよね!) https://t.co/M0zsoP5X1k pic.twitter.com/fwhQbXI7wQ
今回は僕が免許を取得して初めて購入したバイクである「HONDA CB250R(2019)」の納車1ヶ月&1000km走破を記念したレビューを行なって行こうと思う。
バイクも広義で見れば「ガジェット」だと思うので、当ブログで取り上げても問題ないはず...多分()
それでは今回も行ってみよう。
- まずは結論 CBの名に恥じない万能バイク
- CB250Rってどんなバイク?
- CB250Rで1000km走破した感想→とにかく扱いやすい
- CB250Rの弱点→強いていうなら2つ
- 今回の総括 万人にオススメできる万能バイク
まずは結論 CBの名に恥じない万能バイク

まずいつも通り結論から言うと
ツーリングから日常使いの足まで器用にこなせる万能バイク
万能すぎるが故に尖った点が少ないのがデメリット
これが1000km走破した点での結論だ。
納車されてからの1ヶ月間
- 街中
- 山道のワインディング
- 高速道路
- バイパス
などツーリングで使われるであろう道を一通り走ってみたが、どんな状況でもそつなく走れる上に操作に対する応答性も素直。それこそ250cc版のスーフォアのような感じで
- ツーリング
- ワインディングを攻める
- 日常の足使い
などカスタム次第でどんな使い方でもオールラウンドに対応できる高いポテンシャルを秘めているように感じた。
反面レブル250やCBR250RRのような突出したメリットやスペックを秘めているわけではないため、人によっては「中途半端」と捉えられてもおかしくないバイクだと思う。良くも悪くも「その万能さ」がデメリットになっている印象だ。
CB250Rってどんなバイク?

今回僕が購入したCB250Rは
- 128cc
- 250cc
- 650cc
- 1000cc
で展開されている「新生CBシリーズ」の一モデルで、その名の通り250ccクラスのバイクになる。

エンジンは同クラスのレブル250やCL250に搭載の「水冷単気筒DOHC249cc」。フラットなトルク特性と高回転まで綺麗に吹き上がるエンジン特性を併せ持つので、街乗りからツーリングまで幅広い用途を満たすことが可能。

さらに車重は乾燥重量で144kgと非常に軽量な上、2022年モデルからは
が追加。特に足回りは400ccや650ccクラス顔負けの豪華さで
走りの性能は同じエンジンを搭載する同クラスの2車種と比べても一段上のものとなっている。
それでいながらお値段は新車価格56万円、中古なら40万円と装備内容と性能を考えると非常にリーズナブルなのも嬉しい一台だ。
選んだ理由=サイクロン号だったから

そして何気にCB250Rは...
シン仮面ライダーに登場するサイクロン号のベース車両だったりする
一回シン仮面ライダーを観た特撮好きなら分かっていただけると思うのだが、CB250Rがベースになっている「サイクロン号(変形前)」はとにかくカッコいい。いや、本当に(語彙力)
無論、数あるバイクの中から僕がこれを選んだのも劇中でのカッコよさに脳を焼かれたからに他ならない

劇中で本郷猛が乗っているバイクを操れる
仮面ライダーと同じバイクに乗れる
それは最早「仮面ライダー」といっても差し支えないのではないだろうか?(大嘘)
...話がかなり脱線してしまったが、要するに「めちゃくちゃカッコイイバイクなんだよ!」という事を伝えたかった((ボソッ…
レッドバロンにてコミコミ約50万円で購入

ちなみに車両は近所のレットバロンで購入した。
劇中に登場する車両のベースになった2019年式のレッドで
の装備全部入りの個体で車両本体価格は42万円と割安だったので即決。諸々の諸経費合わせて約50万円で購入している。(より詳しい経緯は以下の記事を参照)
kenboapplegadget.hatenablog.com
CB250Rで1000km走破した感想→とにかく扱いやすい

さて、冒頭でもお話しした通り1000km走破にあたって
- 普段の通勤や買い物で使う足車
- 片道150kmのツーリング(高速道路併用)
- 上り下り約40分のワインディング
など色々行ってきたわけだが、全ての局面において
めちゃくちゃ扱いやすい
の一言がまず最初に出る印象がかなり強かった。
乾燥重量144kgは伊達じゃない
まずこのバイクはめちゃくちゃ軽い。
普通二輪の免許を取得済みの方なら一度は乗ったであろうCB400SF(スーフォア)の重量が約200kg、同クラスのレブル250やヤマハのMT25が約170kgあるのに対して、CB250Rの乾燥重量は144kgと超軽量級。
停止発進の多い街中での取り回しはもちろん、峠のワインディングで攻めた走りをしても車体が思った通りヒラヒラ曲がって凄く楽しい。
車体が軽ければエンジンを止めた状態で駐輪場から出したりするのも苦労しにくいし、何より立ちゴケのリスクを軽減できるので普段使いでの取り回しを重視するなら、これほど素晴らしいものは無い。
手の内に収まるエンジンパワー
20馬力の単気筒エンジンはCBR250RRやZX25Rほどハイパワーでないにせよ街乗りなら3〜4000回転、高速域でも5〜6000回転ほどで流れに乗れるだけのパワーが湧いてくるし、250ccクラスとしては非常に優秀な燃費性能(ぶん回しても30km/Lを下回らない)を有しているため、長い距離を走ってもお財布に優しく経済的。すっと手の内に収まる。
低〜中回転域が得意な単気筒の特性も相まって街中での発進加速も非常にスムーズ。高速道路で120km/h巡行でもしない限りは必要十分なパワーを有していると思う。
ライディングポジションも楽

あくまでも身長167cm男性が乗車した感想になるが、CB250Rのライディングポジションは
- 比較的高めなハンドル位置
- 跨るだけで自然とニーグリップができるタンク形状
- そこそこ足つきの良いシート高
- シートの下に位置するステップ
のおかげで比較的楽に感じる。
この辺りは「万人に扱いやすい」CBの良さがふんだんに溢れていると思う。
よく効くブレーキ&軽いクラッチ

CB250Rに搭載されているブレーキは対向4ポットラジアルマウントのディスクブレーキ。
本来400ccクラスや650ccクラスに採用されるような豪華装備なだけあって
これがよく止まるし、繊細なブレーキ操作が出来て凄く気持ちが良い。
僕が購入した2019年モデルからは浮き上がり防止機構付きABSが標準装備になったこともあって「止まる」という行為に対する安心感がとても強い。
クラッチも教習車のスーフォアと比べてめちゃくちゃ軽く操作性抜群。僕が購入した2019年モデルには付いていないが、2022年モデルからは更にクラッチ操作を軽くする「アシスト&スリッパークラッチ」が搭載されているので、より操作性は良いと思う。
デザインもカッコいい

走りやすさという項目からは少しズレるが、CB250Rのデザインはお気に入り。

日常の移動を遊びに変える「ネオスポーツカフェ」というコンセプトで設計されたデザインは、大衆車の印象が強かった従来のCBシリーズとは別物と言っても良い仕上がりになっていて非常にスマート。

かといってストリートファイター系のように奇抜すぎるわけでもなく、程良く万人受けしやすいのも良い。(実際バイクに興味のない知り合いに見せても概ね「カッコいい!」と好意的に受け取ってくれた)

年式によって各パーツの色使いが若干違ったりするのだが、個人的には今回購入した2019年式のデザインが一番好きだったりする。
CB250Rの弱点→強いていうなら2つ

基本的にCB250Rを購入して僕自身満足度は高い。正直不満点もゼロに等しいのだが、強いてあげるとすればこの2つ。
1 長時間の高速巡行は苦手
やはり長時間の高速巡行を行うには役不足感を感じた。
パワー的にそこまで大きな問題があるわけではないのだが
- ネイキッドの特性上、走行風をモロに喰らう
- 超軽量故に左右へ流されそうになる
点で400ccクラスやフルカウルと比べて終始不安が付き纏う印象が強かった。
走行風に関してはシールドをつけることで対処できるものの、車重に関してはどうしようもできないことなので、高速道路メインのロングツーリングを行いたいのであればVストロームのようなツアラーバイクを購入した方がいいと思う。
2 航続可能距離が物足りない

ロングツーリング関係で話をすると航続可能距離が物足りないのもデメリットだ。
僕の環境下では大体一回の給油で260〜280kmほど走るのだが、ライバルと比べて燃料タンク容量が少ないことも災いして物足りなさを感じざるを得ない。
せめてもう2Lほど燃料タンクが大きければ余裕を持って300kmは走ることが出来るので、ロングツーリングでもより快適に利用できるのだが...
今回の総括 万人にオススメできる万能バイク

CBの名を冠しているだけあって大きな欠点の少ない万能な仕上がりになっているのは流石といった印象。
従来のCBシリーズと違ってデザインも現代的でスタイリッシュになっているし、何より装備に対してお値段が非常にリーズナブルなので、僕みたいな初心者はもちろんリターンライダーとして再びバイクに跨る人にもオススメできる1台だ。
ちなみに購入するなら装備の良い2022年モデルがオススメ。