ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)

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【長期使用レビュー】実際どうなの?8万円で買ったLG製4K65インチテレビを1年間使った感想【65UQ8000PJC】

kenboapplegadget.hatenablog.com

昨年のAmazonブラックフライデーにて購入したLG製の4Kテレビ「LG 65UQ8000PJC」を購入してから約1年が経過した。この物価高の時代に「約8万円から購入できる65インチ4Kテレビ」ということで気になっている人も多いのではないだろうか?
今回はそんなLG製コスパ最強テレビを1年間使い続けた感想を使用感レビューという形でお届けする。購入の際の参考にしていただければ幸いだ。
それでは今回も行ってみよう。

 

 

 

まずは結論 割り切ればコスパ最強の4K65インチテレビ

いつも通り結論からお話しすると

色々求めず割り切って使う分には値段も性能も丁度いいコスパ最強のテレビ

だと感じた。

どうしても実売価格8万円のモデルだけあって

  • 画質
  • 内蔵アプリのレスポンス
  • 内蔵スピーカーの音質
  • 地デジ、録画関連機能の充実

などは国産メーカーや競合他社の上位モデルと比べて割り切られている感は否めないのだが、それを理解した上で「弱点は必要に応じて外付けデバイスで補う」という運用を行うのであれば

多くの人にとって非常にコストパフォーマンスの高いモデルと言えるだろう。

逆に「機能全部入り!」を求めるような人には物足りなさを感じてしまうと思うのでオススメ出来ない。この場合は素直に国産メーカーのテレビを購入した方が良い。

 

現在は新型モデルが発売中

尚、僕が購入した2022年モデルは現在廃盤になっていて、現在Amazonで販売されているのは一部仕様が変更された2024年モデルである点は留意していただきたい。

とはいえ実際に2022年モデルとの相違点を調べてみた限りでは

  • HDMIポート数の増加(2ポート→3ポート)
  • 内蔵プロセッサーの更新
  • 内蔵OSの更新(webOS 22→webOS 23)

ぐらいで基本性能に変化は殆どなさそうだったので、参考程度にはなるがほぼ同じものとしてみていただければ大丈夫だ。

 

LG 65UQ8000PJCを1年間使って分かったこと

kenboapplegadget.hatenablog.com

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「何故65インチモデルを選んだのか?」

「数ある中から何故このモデルを選んだのか?」

については過去記事で散々お話ししているので、ここからは実際に1年間使ってみて感じた

  • 良いとこ
  • 悪いとこ

について一気にお話ししていこうと思う。

 

1 ディスプレイの性能に不満無し

まず僕の中で一番重要だった「ディスプレイの綺麗さ」についてだが

8万円で購入できるとは思えないぐらい綺麗で何ら不満は感じなかった

解像度自体も4Kで綺麗なのはさることながら、65インチという大きさで迫力も抜群。

映画を観るのもよし

一人で(もしくは複数人で集まって)ゲームするのも良し

もちろん地上波やBSなどのテレビ番組もバッチリ映る。

ただの液晶ディスプレイであるが故にOLEDやmini LEDには表現力で1歩劣ってしまう部分はあるとはいえ、そもそも8万円でそこまで求めること自体がお門違いだと思うし、多くの人にとって間違いなく必要十分以上の性能は有しているので問題ない。

価格を考えれば4K65インチの大型ディスプレイとして間違いなく優秀な部類に入っていると言えるだろう。

 

2 他サービスとの連携機能も充実

皆さん、ほぼ全てのLG製テレビは他デバイスとの連携機能が標準装備されているのはご存知だろうか?

純正でここまで多機能なアプリを提供しているのは本当に素晴らしい

もちろんUQ8000シリーズも例外では無く、例えばスマートフォンで各種テレビの操作や設定が行える純正アプリや

直接連携できる兼ね合いでGoogle Homeアプリ側からもある程度操作が出来てしまう

にエントリーモデルでありながらしっかり対応している。実売価格8万円のモデルにも関わらずだ。

この記事を執筆している2024年11月現在だとハイセンスやTCLの同価格帯モデルでここまでの連携機能を備えたモデルは存在しないし

個人的にはこれだけでもLGのテレビを選ぶ価値があると思っている。

それぐらい便利だし、特にスマートホーム環境を構築している人はめちゃくちゃ刺さると思う。

 

3 単体でネット動画観れるのは良いが...

UQ8000シリーズにはLG独自開発の「webOS」が組み込まれていて

といった各種動画配信サービスをテレビ単独で視聴することが出来る。

8万円のテレビでここまで多機能なのは非常に素晴らしいのだが

やはり外付けのストリーミングデバイスと比べると動作がワンテンポ遅いのが気になってしまった。

特にホーム画面が表示されてからの数秒間がめちゃくちゃ遅くてストレスがヤバかった。

僕の場合テレビを購入してから1ヶ月経たずでGoogle TV 4Kを購入して解決した

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ただこればかりは価格を考えれば仕方がない事でもあるし、数千円払えば簡単に解決出来る事なので個人的にはそこまで気にしていない。(最安モデルにどこまで求めるんだっていう話)

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ちなみに現在はApple TV 4K(第3世代)でネット動画視聴を行っている。レスポンス面に関しては全く不満が無い。

 

4 スピーカーは可もなく不可もないレベル

内蔵スピーカーの音質については「可もなく不可もなく」といったレベルで特段目立つような長所もなければ欠点もない印象。アニメや映画をがっつり楽しもうと思うと音の厚みに欠けるが、地上波やYouTube動画を見るだけなら人によっては「これで十分じゃん」となる音質となっている。

ストリーミングデバイスと合わせても3万円あれば大抵の不満は解消する

 

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まぁこれに関しても不満なら2万円程度のサウンドバーを購入して繋げるだけで劇的に改善するし、気になるようならストリーミングデバイスと合わせて購入すれば良いと思う。

Apple TV 4K(第3世代)と合わせて総額11万円のApple純正システム

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なんだかんだ僕も最終的にHomePod(第2世代)をステレオペアで組んで先ほど紹介したApple TV 4K(第3世代)と合わせてホームシアター環境を構築したので、内蔵スピーカーの音質は気にならなくなった。

 

5 HDMIポートはもう少し欲しい

HDMI分配器で5ポートまで増設して運用している

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UQ8000シリーズには外部入力端子としてHDMIポートが2つ搭載されているのだが、正直心許ない...

それこそスピーカーの音質改善の為にHDMI接続のサウンドバーを繋いでしまうと残り1ポートしか使えないし、複数のゲーム機やストリーミングデバイスを接続するとあっという間に2ポートは埋め尽くしてしまう。

ただ、幸いにも後継機であるUR8000シリーズではHDMIポート数が3ポートに増えているようなので、今から購入する人はそこまで気にしなくても良いと思う。

 

6 テレビ関連機能は並レベル

一般的なテレビとしてのUQ8000シリーズは並といった印象。

僕みたいにネット動画メインで時々地上波を見るような使い方であれば何も問題ないが、HDDにガンガン録画して見返すような人には

  • 全番組録画
  • 同時裏録画

が出来ないUQ8000シリーズに物足りなさを感じてしまう事だろう。

もし地上波を見る使い方がメインなのであれば国産メーカーのトリプルチューナーテレビを購入した方が幸せになれると思う。

 

7 付属リモコンの操作性は微妙

他のLG製テレビと違ってUQ8000シリーズには廉価グレードのリモコンが付属されているのだが、正直操作性は悪い。

ブラインド操作を妨げるようなボタンレイアウト
  • ホームボタン
  • 戻るボタン
  • アプリ終了ボタン
  • ショートカットボタン

が全て同じ大きさ、且つ同じ材質で均等に並べられている為、とにかくブラインド操作がしにくく高確率で誤爆する。

各種連携機能のおかげでこのクソリモコンを使わなくても運用出来るのが不幸中の幸いと言える。

 

とはいえ 8万円でこれなら大満足

ここまで色々書いてきたものの、全体的な満足度は依然として高い。

細かな不満点も殆どは外付けデバイスや各種機能を使えば解決出来ることばかりだったし

何よりこれほど多機能な4K65インチテレビがこの値段で手に入れられる事自体がすごい

数年前までは普通に20万円とかしていたことを考えると尚更コストパフォーマンスの良さを感じる。

 

コスパを求めるなら後付け前提がオススメ

これはあくまでも個人的な考えになるが、コスパを求めるのであれば機能盛り盛りモデルよりもUQ8000シリーズのような要点だけ抑えたモデルを購入して、後から必要な機能を後付けデバイスで追加していった方がコスパと満足度は高いと思う。

どうしても全部入りモデルは余計な機能もついて割高になってしまうし、一つ一つの機能も中途半端な事が多い。それなら各機能に特化したデバイスを後付けで追加していく方がいいと思う。(完全に個人の主観だが)

 

今回の総括 超オススメのハイコスパモデル

今回紹介したUQ8000シリーズは8万円という値段からは想像できないほど多機能でコストパフォーマンスに優れている。

2024年11月現在も自信を持ってオススメできるテレビだ(今から購入するなら後継モデルのUR8000シリーズになるが)

特に僕のようにテレビ機能をそこまで重視しない層にはとてもマッチすると思うので、気になった方は是非Amazon等で購入してみて欲しい。

それでは今回も以上だ。ではまた次の記事で。