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Apple製品は毎年新製品は発表されるため「いつ買ったらいいか分からない...」という人もいるのではないだろうか?
今回はApple製品をいつ買うか迷っている方へ「『今買うべきApple製品』と『そうでないApple製品』一覧」という記事を書いていこうと思う。ちなみにこの記事は最新情報を仕入れ次第随時更新していく予定なので安心して読んで欲しい。
それでは今回も行ってみよう。
- Appleが開催している3つの大きなイベントとは?
- 今買うべきApple製品 ※2020年 3月現在
- 今買わない方が良いApple製品 ※2020年 3月現在
- MacBook Pro 2019(下位モデル)
- 今回の総括
Appleが開催している3つの大きなイベントとは?
もしあなたがAppleにそこまで詳しくないのであれば、Apple製品を検討する前にAppleが行なっている3つのイベントを知る必要がある。
とりあえずこの三つを押さえておけば大丈夫だ。
3月のイベントは「教育」をテーマにしたイベントで、教育機関向けのサービスを発表したり、学校向けの価格の安いApple製品を発表することが多い。ちなみに3月のイベントで2年続けて廉価版iPadが発表されている。
6月のイベントはハードウェアよりも「ソフトウェア」に重点を置いたイベントで、iOS、MacOS、watchOS、tvOSなどの新バージョンが発表されたり、アプリ開発者向けの新機能が発表される。それとCPUがマイナーアップデートされたMacが発表されることもある。
ただあくまでも6月のイベントは新バージョンのOSの発表会なので新製品はそこまで出てこない事が多い。
9月のイベントはiPhoneやApple Watchなどの「ハードウェア」に重点を置いたイベントで、この時に新型のiPhoneや新バージョンのOSの配信日時が発表される。
これは稀なのだが、9月に引き続いて10月も新製品発表会を行うことがある。例えば昨年は9月に新型iPhoneとApple Watchを発表、10月に新型のMac mini、MacBook Air、iPad Proを発表している。
この新製品発表会で発表された製品がよくニュースで取り上げられるので、このイベントを知っているという方もいるのではないだろうか?
今買うべきApple製品 ※2020年 3月現在
まずは今買うべきApple製品から
- Apple Watch Series 5
- Mac mini 2020
- MacBook Air 2020
- iPad Pro 2018
- iPad mini 2019
上記のApple製品は予算が許すのであれば買うべき製品だ。
Apple Watch Series 5
常時点灯ディスプレイを搭載したApple Watch Series5が今買うべき製品にラインナップ。
先ほど紹介した「常時点灯ディスプレイ」と「コンパス」以外Series4との違いはほとんどないのだが先代モデルよりもお求めやすい価格になった他、自分の好きなケースの組み合わせで購入できる「Apple Watch Studio」というサービスもあるので今からApple Watchを購入する人にはストレスなく使えるSeries5がいいだろう。
Mac mini 2020
ついに2018年からアップデートがなかったMac miniも2020年にアップデート。
基本スペックは2018年モデルと変わらないが、以前のモデルでネックだった「価格の高さ」を解決。なんと最小構成モデルのストレージが倍の256GBになって価格は7000円ダウンの82800円から。
最小構成モデルでも十分使えるMacになり 「安くハイスペックなMacを手に入れたい!」用途にはぴったりのモデルだ。
MacBook Air 2020
ついにスペックアップが施されMacBook Pro13インチ にも引けを取らないスペックを手に入れた新型MacBook Airは今までAirには不向きとされてきた「動画編集」などの重たい作業でもこなせるマシーンとなった上に、シザー式キーボードを13インチクラスのMacBookに初搭載。故障リスクの低下とキータイプの安定性の向上に努めている。
そして何より「価格」。これも128GBモデルが廃止。代わりにストレージが倍の256GBと512GBがデフォルトで用意されながらも価格は約10万円〜。
スペックも高い最新のMacが10万円で変えてしまうのは異常なコスパの良さ。迷うことなくカートに打ち込め!!!
iPad Pro 2018←現在では公式ページから販売は終了
iPad初のFace IDとベゼルレス?デザインを搭載した 「iPad Pro 2018」
まだまだパソコンの代わりにはならないものの、今までのどのiPadよりも革新的な機能をたくさん搭載している。
iPad Proの新型に関するリークも大手のブログからは発表されておらず、個人のブロガーさんが考察しているぐらいなので今年中に新型出ることはなさそう。出たとしてもFace IDの高速化、チップの性能向上、ボディーが曲がりやすい問題の対策ぐらいしか行われないだろう。
正直発表された当初は「うわーーー!!かっけーー!」と興奮してつい買ってしまいそうになったが、多くの人にとってベゼルレスデザインは必要ではないと思うので新しい物好きな方や、iPadをフルに活かしたい人にオススメする。
追記 2020年 3月20日
新型iPad Pro(2020)の登場により2018年モデルのiPad Proは入れ替わるようにApple公式ページから姿を消した。
(新型iPad Proのまとめ記事はこちら)
kenboapplegadget.hatenablog.com
ただApple整備済み品での扱いは続いており、なんと整備済み品では際構成モデルが57800円からと、Apple好きの間では「ハイスペックiPadがこんな値段で買えてしまうか!?!?」とお祭り状態に。
また今回発表されたMagic Keyboardの対応機種でもあるので、Magic Keyboardを安く使うためにあえて2018年モデルの購入をするのは十分あり。
iPad mini 2019
ヒャッホーウ!!!!!
と飛び跳ねてしまうくらい嬉しいアップデートとなった「iPad mini 2019」。一時は発売停止などという噂も流れたが最終的には発売されることに!
今回のiPad mini 2019はApple Pencil対応、性能アップ(iPhoneXS相当)が大きな目玉の製品。中でもApple Pencil対応は多くのminiユーザーが望んでいたことなので「Appleさんありがとう!!」と言いたくなるぐらい笑
それでいて価格も5万円を切っている。若干高い気がしないわけでもないが性能アップ、Apple Pencil対応は魅力的すぎるのでiPad miniを使っている方は間違いなく「今」買うべきApple製品だと言えるだろう。
当ブログではiPad mini 2019のまとめ記事を書いているのでご購入の際に合わせて読んで頂ければ幸いだ。
kenboapplegadget.hatenablog.com
今買わない方が良いApple製品 ※2020年 3月現在
続いて今買わない方が良いApple製品はこちら。
- iPad 2018
- iPad mini4
- Mac Pro
- MacBook Air(旧型)
- MacBook Pro 2019(下位モデル)
上記の製品は今買うべきではない製品だ。
iPad 2018←現在では公式ページからの販売が終了
当ブログや僕個人もオススメしている「iPad 2018」
4万円を切るコスパの良さはそのままに、なんとApple Pencilにも対応。まさに「みんなのためのiPad」を体現している製品なのだが今購入するのはオススメしない。
実は先ほど話した3月の教育機関向けイベントで新型が発表されるという情報が大手ブログからも出ている。現段階ではリーク情報なのだが、今年の新型モデルでは
- 画面サイズが10インチに
- デザイン変更あり
- Apple Pencil第2世代対応かも?
- チップが高速化
という廉価版iPad史上初となる大型アップデートが実施されるかもしれないからだ。
Proを超えることは絶対にないのだが、今年のモデルは昨年以上に魅力的なモデルになることが予想されているので今購入しようとしている人は3月のイベントまで待つべきだ。
※追記 2019年 2月13日
Appleが開催している3月のイベントの開催日がリークされるようになった。
リーク情報によると、今年は学校ではなく「スティーブ・ジョブズシアター」で3月25日にイベントが行われるとのこと。
Apple、3月25日にスティーブ・ジョブズ・シアターでイベント開催か - iPhone Mania
アップルのニュース版Netflix、大手メディアと購読料の配分で交渉難航?3月25日のイベントで発表のうわさ - Engadget 日本版
まだまだ発表される製品の情報が具体的に出ているわけではないが、様子見する価値は十分あるだろう。
※追記 2019年 3月3日
発売は確実か!? 無印iPadは今買うべきではない? Apple信者による「無印iPad2019」リークまとめ - ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)
ここ最近になって詳しい情報が出始めたので、新型無印iPadについてのリーク情報まとめの記事を書いた。
さぁいよいよ今月の末に発表会が迫ってきた。どんな製品やサービスが発表されるのかが楽しみ過ぎるぅぅぅぅぅ!!
追記 2019年 3月16日
ハードとサービスの発表に期待!?随時更新!3月のAppleのイベントで発表される製品やサービスまとめ - ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)
ついにAppleから公式に3月のイベントのアナウンスがキターー!!!
未だ何が発表されるかは分からないが今年もこの季節がやってきたと思うと楽しみすぎるぅぅぅぅ!!
追記 2020年 3月21日
昨年の9月にiPhone11シリーズと同時発表で「第7世代」が発表され、入れ替わりで公式ストアから姿を消した。
一応整備済み品に出てくることもあるのだが、今ではiPad Proがスペックの割に価格が安く、スペックが低い無印iPadよりもコスパ面では優れている部分があるので今購入するのはお勧めできない。
iPad mini4←現在では公式ページからの販売は終了
未だ根強いファンがいる「iPad mini4」
あのコンパクトな大きさでiPadの体験を味わうことが出来る名機なのだが今更の購入はオススメしない。
何故なら最近のスマホは大型化が進んでおり、miniとの使い分けが曖昧になっているのと、パワー不足感が否めないからだ。流石にiPhone6と同等のチップだと心細すぎる…
あとiPad 2018同様iPad mini4も3月のイベントで新型が発表されるというリーク情報も出ている。性能アップや価格が下がるとの情報が出ているので、今は新型を待った方が無難だろう。
※追記 2019年 3月3日
ここ最近のなってiPad mini5(仮)の詳しいリーク情報が出てくるようになった。
どうやら新型のminiは
などが行われるらしい。新型無印iPadとはいかないがマイナーアップデート程度に止まるだろう。
とは言ってもApple Pencilへの対応は多くのユーザーが望んでいることなので実装するなら実装してもらいたい機能の1つだ。
※追記 2019年 3月16日
ハードとサービスの発表に期待!?随時更新!3月のAppleのイベントで発表される製品やサービスまとめ - ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)
「mini」の再来を切に希望...随時更新!Apple信者による新型iPad mini5(仮)のリーク情報まとめ - ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)
ついにAppleから公式に「Apple Special Event」の開催がアナウンスされたので記事にまとめた。そしてこの間にiPad mini5(仮)に関するリーク情報も増えてきたので同時に記事にまとめたので追記しておこうと思う。
いや...ついにイベントがくるのか...今年はiPad mini再来の年のなるのだろうか?本当に目が離せないイベントになりそうだ!
※追記 2019年 3月20日
イベントで発表されると思われていたiPad miniの新型モデルが先日Appleのウェブサイトで発表された!!!
はっきり言って全てのiPad miniユーザにとって価値のあるアップデートなので買い換える価値は十分にある。
もしもスペックなどが気になっている方がいたら当ブログのまとめ記事を参照していただければ幸いだ。
まさに「小さなボディーの大きな一歩」!!Apple信者による「新型iPad mini」まとめ - ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)
Mac Pro(旧モデル)←現在では公式ページからの発売は終了
2013年以降大きなアップデートが行われていない「Mac Pro」。
そのデザインで「ゴミ箱」という名前もついたのだが購入はオススメしない。
発売された当時はMac Proが一番性能の高いMacだったのだが、今はiMac ProやiMacなどの性能が向上してきてMac Proを買う必要がなくなってしまった。性能を求めるならiMac Proを買えばいいし、そこまで性能を求めないのであればiMacやMac miniを買ったらいい。わざわざ高いMac Proを買う必要はないからだ。
また元々Mac Proは拡張性に優れており、カスタマイズなどが容易に行えることが魅力だったモデルなのに、この2013年モデルのデザイン変更によって特別なプロセッサーや専用設計の部品を採用してカスタマイズが行いにくくなってしまった。
新型モデル発売の噂は立っていないが「Pro」の原点に返り咲くまでは購入するのを待つか、iMac ProやiMacを買った方が良いだろう。
※追記 2019年 7月11日
6月のWWDCで新型MacProとPro Display XDRが発表された。
以前のモデルとは違ってパーツを自由に交換できるフルタワーに戻ったが、如何せん値段が高すぎる。
スペックも化け物レベルなので、一般の人にとっては買わなくてもいい(という買えない)製品だろう。
MacBook Air(旧型)←現在では公式ページでの発売は終了
新型が登場してもなお発売が続けられている「MacBook Air(旧型)」
優れた拡張性や価格の安さ、またジョブズがデザインした製品ということもあり、今もなお人気があるモデルなのだがよほど金に余裕がない限りは購入する必要はない。
たしかに性能は十分だし、そこまで重たい作業をしない人にとっては必要十分すぎるのかもしれないが今更古い製品を買うのは時代錯誤。またディスプレイもRetinaではないので普段からiPadやiPhoneを使っていると粗く感じてしまうし、低い解像度の画面は目に良くない。
Apple自身も拡張性を切り捨ててType-Cを全面搭載し始めているので、嫌かもしれないが時代の変化にはしっかりとついていかなければならないと思う。少しお金がかかってしまうがMacBook Airの新型を買って大事に使ってあげよう。
※追記 2019年 7月11日
MacBook Air 2019の発表に伴ってジョブズモデルのMacBook Airの販売が終了した。
最後の光るリンゴモデルだったこともあって、販売停止になったことを嘆く人も多く、いよいよティム時代のMacにシフトするんだというのを感じることもできた出来事だったと思う。
ありがとうMacBook Air(旧型)。光るリンゴよ永久に。
MacBook Pro 2019(下位モデル)
MacBook Air 2019と同時に発表されたMacBook Pro 2019(下位モデル)
以前まで発売されたいたMacBook Pro Touch Berなしモデルの後継モデルという位置づけで発売されているものの、本当にスペックを求めるユーザーであれば上位モデルの13インチや15インチモデルを買えばいいし、ライトユーザーがクアッドコアを必要をすることなんてほとんどないので
Touch Berを試したい人以外は購入する必要はない
正直MacBook Proはスペックを求めるプロユーザーが使う製品。故にプロにエントリーモデルは必要ない気がする。
今回の総括
ベストなタイミングにベストな製品を
Apple製品は毎年新製品が発表される。故にベストなタイミングで買わないと後悔してしまうこともある。
この前9月の発表会の前にiPhone8を購入した友達がいたので
「なんでこの時期にiPhoneを買ったの?」と聞くと
「えっだって最新モデルがいいんでしょ?」と答えたので9月の発表会のことを尋ねると
「なにそれ!?そんなイベントあったの?」
とイベントをことを知らずに購入していた。後日彼は発表会直後iPhone8の価格が下がったことを知って
「もう少し待って購入すればよかった…」
と後悔していた。
彼だけではなくイベントを知らずにApple製品を購入する人はまだ多い。たしかに今欲しい気持ちはわかるのだが、Appleのイベント情報、リーク情報を調べておいた方がその時のベストな製品をベストなタイミングで買うことができるので是非実践して見て欲しい。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。