ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)

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【レビュー記事】僕がMacBook Pro14インチを「最高のMacBook」として激推しする理由【全方面で死角無しの最強モデル】

kenboapplegadget.hatenablog.com

現在のMacBook Pro14インチを手に入れてから早くも1年と間も無く半年。
僕の中で初のApple Silicon Macということで乗り換えに際して色々な問題が発生したのだが、一つ言わせてほしい。
このMacBook Pro14インチは歴代最高のMacBookであると

 

 

 

まずは結論

冒頭で述べた通り現段階の結論としては大満足。もう少し具体的に言えば

ラップトップとしてもデスクトップとしても運用可能な万能機。全ての面において弱点が無い

ので僕はこいつがめちゃくちゃ気に入っている。それこそ歴代最高のMacBookであると胸を張って言えるレベルで。

2023年7月段階でも現役バリバリなMacBook Air(M1)と比べると初期費用こそ嵩むものの、スペックと付加価値を考えるとものすごくコストパフォーマンスに優れている機種なので少しでも予算に余裕があるなら僕はこのMacBook Proを購入するべきだとさえ思っている。

とはいえ人によってMacBookに求めるものは違うし、用途や役割も多岐に渡るのでとりあえず「僕が定義する最高のMacBookの条件」についてをお話しさせていただきたい。

 

初めに 僕が考える最高のMacBookの定義

僕が定義する最高のMacBookの定義はただ一つ。それは

デスクトップ環境でも単体利用でも快適に使える万能機

これこそ僕が最高だと思うMacBookの定義だ。

まぁ、もう少し噛み砕いて条件を定義するとしたら

  • デスクトップ運用しても問題のないスペックと高い安定性を持っていること
  • 尚且つラップトップとしても使いやすいコンパクトサイズであること
  • それでいて単体利用でも快適に使える装備がついていること

この3つを満たしているマシーンだと考えている。

 

1 デスクトップ運用しても問題のないスペックと高い安定性を持っていること

僕のTwitterや当ブログを前々からご覧になってくださっている方はお分かりの事と思うのだが、ここ数年間僕はMacBookをドッキングステーション経由でデスクトップ化する運用形態をとっている。

通称「クラムシェルモード」と呼ばれるこの運用形態は

  • デスクトップ環境の快適な作業性
  • ラップトップ環境の持ち運びできる利便性

の両方を享受できる素晴らしい運用形態なのだが、本来単体運用が全体のラップトップを様々な周辺機器と接続して使うのでどうしても負荷が掛かりやすい...

故に沢山の周辺機器と接続しながら使っても動作に問題のないレベルの性能と高い安定性は僕の中で必須項目。仮に性能が高い分、モバイルノートパソコンと比べて重くなってしまっても僕としてはあまり問題には感じない。その重さは安定した動作のために必要なトレードオフとして考えているからだ。

 

尚且つラップトップとしても使いやすいコンパクトサイズであること

とはいえクラムシェルモードで使う以上はラップトップとしても使いやすいサイズ感であることも同様に必要。本体の重量は安定した動作に必要な冷却機構や快適装備で増えてしまうので

13〜14インチで標準サイズのリュックサイズに入れて難なく持ち運べるサイズ感

にこだわっている。

というのもなんだかんだMacBookは大学の授業等で持ち運ぶことが多いから...。15インチやそれ以上のモデルになると持ち運べたとしても外出先での作業スペース確保が難しくなったり電源の問題が付き纏ってくるし、快適に持ち運んで快適に使える限界サイズとして13〜14インチのマシーンを僕の中で理想としている。

 

3 単体利用でも快適に使える装備がついていること

これも2番目と同様単体利用時の快適さにつながってくるポイントでもあるのだが

  • 高精細なディスプレイ
  • 打ちやすいキーボード
  • 高音質なスピーカー
  • 使いやすいI/Oポート類

などの快適装備がついているのも僕の中では重視しているポイント。

今の生活スタイル的に大学以外の出先で作業することは殆どないとはいえ、年に数回はMacBookのみで作業しなければいけない期間があるにはあるので、その時にある程度は快適な作業ができるように各種装備の質が高いとありがたい。

 

MacBook Pro14インチはこれらすべての条件をほぼ満たしている

ここまでお分かりの通り、僕がMacBookに求める条件というのはかなりニッチなもの。それこそ「デスクトップ買えよ!」という話ではあるのだが、この運用形態に一度慣れてしまうと今更管理が面倒なデスクトップを買おうという気になれないのよ...

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前使っていたMacBook Pro13インチも万能機的な立ち位置ではあったものの

とこれ1台で全てを賄うには少々無理がある場面が多かった。

しかしだ。このMacBook Pro14インチは全く違う。これから解説していくが、僕がMacBookに求める条件を全て200点満点で満たしていて、びっくりするぐらい不満点がない。いや本当に()

 

「管理人流」最高のMacBookの定義に当てはめてMacBook Pro14インチを見てみる

 

1 最高性能は使いきれないレベル。安定性は優れた冷却機構とApple Siliconのおかげで完璧

13インチモデルよりも高負荷のかかりやすい環境でもファンは一切回らない

まずは性能面から。

現在僕が使っているMacBook Pro14インチはラインナップの中でスペック的には最も低いグレードのものになるのだが、デスクトップ運用とラップトップ運用両方でモタつきを感じる場面は殆どない。

Apple Siliconに対応したソフトの起動は一瞬で終わるし、起動後の動作もサクサク。複数のアプリを立ち上げての並列作業でもモタつきを覚えない動作でマジで快適。

メモリが16GBしかないのでRAWファイルを一気に現像したり10bitの4K動画を編集したりすると流石にもたつきは感じるが、そんなシチュエーションなんて年に数回あるかどうかなので相対的にみるとパフォーマンスで気になる点がないのだ。

13インチモデルと比べて冷却用のファンと吸気口が増えている

しかも闇雲に性能がいいだけではなく冷却機構が13インチ系のモデルと比べて大幅に強化されている上に、Apple Silicon自体の発熱も殆どないおかげで、この快適さがずっと続くのも素晴らしい。実際13インチモデルではフルHDディスプレイ1枚を繋いで作業するだけでも爆音でファンが回転していたのに、14インチモデルは4Kディスプレイ2枚を同時に接続している状態でもファンが一切回らない。

さらに出先ではこのパフォーマンスでバッテリーがめちゃくちゃ持つのだから、本当にマジックパフォーマンス。

 

2 この性能がMacBookの「黄金サイズ」に収まっている

そんな素晴らしい性能が「MacBookの黄金サイズ」と呼ばれるのも非常にポイント高い。それこそ今までは大型モデルを選ばないと手に入らなかった性能や装備がコンパクトモデにも基本的には装備されるようになり、大型モデル並みの性能を簡単に持ち運べるようになったからだ。

僕は150Wのやばい充電器を常に持ち運んでいるが、コンパクトさ優先ならこれよりもっと小さい充電器を選んでも問題ない

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物理的なサイズが小さければリュックサックにも難なく入るし、ACアダプターなども省電力でコンパクトなものを選べるようになるので更に荷物の軽量化が図れる。従来の13インチと違って搭載されているSoCと筐体サイズの設計に無理がないため、パフォーマンス面で心配する必要もない。

今まではクッソでかい16インチ系統のモデルでしか持ち運べなかった性能が、標準サイズでも同じように持ち運べるのは非常に素晴らしい。

 

3 I/Oポートや快適装備も充実

このMacBook Pro14インチはMacBookの最上位モデルとして現時点でのあらゆる快適装備が搭載されている。

例えばディスプレイは通常の液晶ではなくmini LEDを使っためちゃくちゃ高精細でヌルヌル動く(120Hz駆動のため)

あぁ..尊い()

他のMacBookと比べて操作に対する食いつきが良い分、スムーズに操作できる上にすごく綺麗。後述するがスピーカー性能もいいので、特にこのMacBook Proで観るアニメが最高...

スピーカーはこのサイズで空間オーディオ対応の6スピーカーシステム搭載

キーボードは他のMacBook同様耐久性に優れたシザー式キーボードが搭載。スピーカーに関しては大型モデルと同じ空間オーディオに対応した6スピーカーシステムが搭載されているので、下手なBluetoothスピーカーよりも音質は良い。

欲を言えばType-Aが一発は欲しかった...

またポート類もThunderbolt4に対応したType-Cが3発に加え

  • MagSafe
  • イヤホンジャック
  • HDMI 2.0
  • SDカードスロット

が搭載されているため、Type-Aに変換するハブひとつ持っておけば出先の接続性に困ることも殆どない。

故に外出先で単体利用する時もめちゃくちゃ快適。4Kデュアルディスプレイ+HHKBほどの快適さはないにしても、家でやりかけの作業を外出先で普通に続行できるぐらいの快適さはある。

 

これら全てが20万円〜購入可能

そして価格の面においても僕が使っている2021年モデルのMacBook Pro14インチならAppleの整備済み品でも20万円〜購入が可能。

まぁ20万円だけを見れば普通に高いのだが、最新のMacBook Airの同スペック品(新品)と同じ価格で

  • より高い性能と安定性
  • 綺麗なディスプレイ
  • 高音質なスピーカー
  • 快適なI/Oポート

など「最上位モデルの快適性」が手に入ることを考えると悪い選択肢ではないと思わないだろうか?

もちろん持ち運びの快適性やカラーリングの豊富さを優先するなら最新のMacBook Airを買うべきだ。しかし主に性能面を気にしてカスタマイズしてまでMacBook Airを購入するなら、僕は14インチモデルの購入を強くオススメしたい。

型落ちとはいえ最上位モデルらしく、全ての面において一番良い装備が積まれているおかげでどんな状況にも柔軟に対応出来るメリットは大きい。

 

基本的に全方面で資格なしの最強モデルだが...

ここまで読んでいただけた方はいかにこのMacBook Pro14インチが

  • 性能面
  • 装備面
  • 価格面

で優れているモデルかお分かりいただけたことだろう。

僕としては過去にない完成度を誇る最高のMacBookだと自信を持ってオススメできるのだが「万能機故の弱点」もいくつかある...

 

1 持ち運べるが「快適」ではない

まずは持ち運びの容易さだ。

このMacBook Pro14インチは従来の16インチモデルレベルのスペックを簡単に持ち運ぶことが出来るが、あくまでもそれは

「同じ性能を持っていた大型モデルと比較しての話」

であって普通にMacBook Airなどと比べると重いし、少しでも快適に持ち運ぶためにはバッグの選定も必須。

なのでMacBookに対して

「万能性<<<<<<<<携帯性と持ち運びのしやすさ」

を求める人についてはMacBook Pro14インチではなくMacBook Airを選んだ方が良い。

 

2 新品購入の場合はクッソ高い

型落ちの新古品だと優れたコストパフォーマンスを持つ14インチモデル。しかし現行品の新品購入となると話は違ってくる。

最小構成でも30万円弱コース...

最小構成のメモリ16GB、ストレージ512GBのモデルでも30万円弱からのスタート。正直、多くの人がパソコンに対してこんな値段出せないと思う()

もちろん快適装備の有無と優れた万能性は大きなメリットではあるものの、この金額なら

  • 持ち運び優先→MacBook Airのカスタマイズモデルと周辺機器
  • 性能優先→Mac Studioの吊るしやMac miniのカスタマイズモデル

が普通に買えてしまうので「これ一つで全てを賄いたい!」という強い欲がない限りはオススメしずらい...

 

MacBook Pro14インチを買うべき人

答えは実にシンプル。

これ一つでデスクトップ環境もラップトップも全て賄える万能機が欲しい人

だ。

ぶっちゃけ携帯性や性能面だけを突き詰めるなら同じ金額を出してMacBook AirMac Studioを購入した方が遥かに幸せになれる。いや、マジで。

  • デスクトップ運用も可能な性能
  • それでいてラップトップ運用も可能なサイズ感

この2つを両立するマシーンが欲しいならこのMacBook Pro14インチは頼もしい相棒となってくれるに違いないだろう。

 

今回の総括

最高の万能機。買ってよかった。

元来MacBook Proは性能の高さと装備面の良さ故に「なんでも出来る万能機」としての側面を持ち合わせていたのだが、この14インチモデルはそんなProシリーズの良さを全面に押し出した最高の一台と言える。

万能機故の器用貧乏さもあるとはいえ僕のようなクラムシェルモード愛好家にとってはたまらない最高の一台だし、整備済製品に限っていえばProシリーズの良さを比較的リーズナブルに楽しめるMacでもあるので、少しでもこの万能性に魅力を感じたのであれば購入候補に入れてみて欲しいと思う。

今回は以上だ。ではまた次の記事で。

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