今年のWWDCが終わった。
今年はTwitterのフォロワーさん達(20代独身)3人と共にリアタイに臨んだのだが、正直...
今回発表された新製品&新OS
まず初めに今回発表された新製品と新OSはこちら
WWDCということで毎年恒例の新OSの発表もあったが、今回注目なのはやっぱりこれだろう。Apple初のVR(AR)デバイスであろうVision Proだ。
ただ、正直これ以外の製品やOSは微妙と言わざるを得ない完成度だったのも事実...
1 MacBook Air 15インチ
WWDC序盤で発表され、その時リアタイしていた4人の信者から
- えぇ...
- 誰が買うんだ?
- 終わりでーす!(か○つー風)
- なんでデカくするんだよ!
と総ツッコミを食らったマシーンがこのMacBook Air 15インチ。
kenboapplegadget.hatenablog.com
実態としては昨年の今頃デビューしたMacBook Air(2022)の大画面モデルでディスプレイサイズが15インチになった他、スピーカーのシステムが僕が使っているMacBook Pro(2021)と同じ6スピーカーになった点以外は13インチモデルと全く同じ。
iPhoneで言えば14 Plusと同じようなモデルなわけだが、この円安下で登場したこともあってかスタートの価格は約20万円弱とクッソ高い()
その割に手に入るのは
- 薄くて軽い大画面モデル
- カラバリが選べるデザイン
ぐらいで明確なメリットは薄い...
整備済製品との比較にはなるのだが、大きさや重さが似通っていて上位モデル専用の装備がついた14インチモデルが同じ値段で買えることを考えると、これをわざわざ定価で購入する必要はないと思う。それこそ2017年以前の15インチMacBook Proを使っている人とかが「画面の大きさだけはでかいのがいい」と言って買い換えるぐらいしか購入層が思い浮かばない(困惑)
2 Mac Studio(2023)
SoCがM1→M2世代に交代された以外は値段含めて全く同じ。
スペック差に差がほとんどないので、在庫があるなら整備済製品のMac Studio(2021)購入した方が幸せになれると思う。
3 Mac Pro
登場から長らく放置されていた最後のIntel Macが最新のApple Siliconを引っ提げてモデルチェンジ。とは言ってもMac Studioと同様にSoCの載せ替え以外で進化したポイントはない。
むしろ拡張性という意味ではSoCがx86からARMに変わってしまったことで今までMac Proで使えていた拡張パーツが使用不可能になったので、劣化している気がする...
値段もMac Studioとほとんど同じなのに倍ほど違うし、ほんとこれ誰が買うんだ...?()
4 Apple Visual Pro
今回の目玉製品。デモを見る感じだとすごく未来を感じる...
ただし初号機ということもあって日本市場での投入予想価格は最低でも50万円。iPhone搭乗時と同じぐらい未来を感じる製品なだけに気軽に買えない値段なのが悔やまれる()
5 新OS系
結局どれもマイナーチェンジで革新的な機能追加は無し。
iOSはもちろんのことiPadOSやmacOSも成熟しきっていて、Mojave→Big Surのような「うぉぉぉ!!!!」となる新機能は無かった。
今回の総括
Visual Pro以外パッとしない発表会
うーん...ほんとVisual Pro以外のメンツが微妙だった()
とはいえVisual Proも
- すぐ買えない
- 日本市場での販売価格がやばくなりそう
という理由でなんか親近感もないし、個人的にはパッとしない発表会だった印象が強い。
今後Visual Proを最大限活かしたサービスが登場してくれば状況は大きく変わるだろうから、今後のAppleやサードパーティに期待。