Pixel5a結構良さそう
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2021年8月17日
4aから値上がりはしたけど5や4a(5G)よりのスペックになったことを考えれば安くなってるからまだ納得出来る
ただ進化点が少ないのは否めないな…
今年の初めからずっと噂されていたaラインの最新モデル「Pixel5a(5G)」がGoogleから正式発表された。
今回はGoogle公式サイトをもとにスペックとどんな人にオススメなのかをApple信者の目線を踏まえて解説していこうと思う。
それでは今回も行ってみよう。
Pixel5a(5G)ってどんなスマホ?
今回のPixel5a(5G)は以前僕がメイン機にしていたPixel4のようなハイエンドモデルではなく、Pixel3aから続く「廉価モデル」の系譜にあたるエントリーモデル。
従来までの「aライン(末尾にaがつくモデル」)と呼ばれるモデルは基本的に
- 本体性能→ハイエンドモデルに比べると抑え目
- カメラ性能→同じセンサーを使いながらも基本的にレンズは一つ
- ワイヤレス充電、防水→非搭載
がハイエンドモデル比べると抑え目(もしくは非搭載)でその分価格が安いというのが大きな特徴だったのだが、今回の5aはそんな常識を覆すかのように
- 本体性能→現行のハイエンドとなるPixel5と全く同じ
- カメラ性能→センサー、積んでいるカメラは全く同じ
- 防水→Pixel5より一段階下のものとはいえ搭載
今までaラインで弱点とされていた部分が改善。上位モデルの5にかなり近い仕様になったことでより多くの人にオススメしやすい機種となった。
その他にも改善された2つのポイント
と、ここまで紹介した点以外にも地味に改善されているポイントも。
1 ボディーの素材が金属に
まずボディーに使われている素材が従来のポリカーポネートからPixel5と同じ金属素材に。
kenboapplegadget.hatenablog.com
3aの時から傷と使用し続けた時のテカリが気になった経験からポリカーポネートはそこまで好きではなかったのでテカリや傷が目立ちにくい金属素材への変更はメリットでしかない。
あとは丈夫になることで裸族運用がしやすくなるというのも嬉しいポイント。
2 バッテリー容量の増加
スマホのバッテリー持ちに密接に関係するバッテリー容量もPixel5から1割り増しの4680mAとなったことでPixel史上最高のバッテリー持ちを実現。
kenboapplegadget.hatenablog.com
特にPixel4の時はバッテリー持ちの悪さが顕著で「せっかくいい機能を載せているのに...」と残念さを感じて、レビュー記事でも唯一のデメリットにしたぐらいバッテリー持ちの良さはスマホの使い勝手に大きく影響してくる。
Pixel5a(5G)はオススメなのか?
- 予算が5万円まで
- 無難で使いやすいスマホ
- 未使用品などでは無く新品の購入に拘る
を探しているならPixel5a(5G)は間違い無くオススメ。中華スマホと比べるとスペックが低く感じてしまうかもしれないが、そこは天下のGoogle。Androidの最適化と優れたAIの組み合わせで「スペックの割にサクサク動く」動作を実現している。
ただPixel5a(5G)発売の裏で今まであった「Googleフォトへの無制限アップロード」の特典がなくなっていたり、中古市場では未使用品のPixel4a(5G)の価格が4万円前半まで落ちてきている。実はPixel4aの「5Gモデル」と今回のPixel5a(5G)を比較すると、防水やボディーの素材などの細かな違いはあれど本体のスペックは全く同じなのでそういった市場も視野に入れて考えるなら「1万円分の価値はあるのか?」と疑問を持たずにはいられない。
個人的にはこのタイミングで安くなったPixel4a(5G)を購入するのも賢い選択肢だと思う。
今回の総括
Pixel4a(5G)のマイナーチェンジモデル。防水に価値を感じなければ新品での購入は微妙かも。
5G非対応のPixel4aに比べるとあらゆる面で進化しているのだが、5Gモデルから見れば進化したのは
- 防水
- 金属ボディー
- 値下げ
ぐらいでPixel4a(5G)の価格が下がっている現状だと防水以外に優れている点を見出すことができない...
「良くも悪くも無難なスマホ」。僕にはそう見れたので「万人におすすめしやすいエントリーモデルのAndroidスマホは?」と聞かれたら「Pixel5aだよ」とオススメしつつ、秋のPixel6を待ちたいと思う。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。