ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)

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【まとめ記事】Pro殺しのAir?学生Apple信者によるiPad Air(2022)新機能&アップデート点まとめ

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kenboapplegadget.hatenablog.com

先日のApple Special EventにてAppleは2年ぶりにiPad Airをアップデートした。
今回は久々の更新となったiPad Air(2022)の主な新機能とアップデート点を記事にまとめつつ、僕の個人的な感想をお伝えしていこうと思う。
それでは今回も行ってみよう。

 

 

 

iPad Air(2022)の大きな変更点は3つ

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まず先に言っておくと今回のAir(2022)はマイナーアップデートモデルだ。故に先代モデルと違ってデザイン等は大きく変わっておらず、どちらかというと堅実なアップデートとなっている。

そんなiPad Air(2022)の主なアップデート点はこの3つ。

  • 性能向上
  • インカメラの機能改善(センターフレーム対応)
  • 5G対応(Cellularモデルのみ)

...。本当にこれだけ。厳密にいうとType-Cの転送速度が上がっていたり(前モデル比で2倍)カラバリが違っていたりするのだが、使用に際して目立ってくる違いというのはこれぐらい。

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それでいて価格は前モデルから7000円アップの74800円。前モデルがデザインが一新された「メジャーアップデート」で7000円アップだったことを考えると、正直今回のAirの価格設定は微妙だと思っている...(整備済製品のiPad Proや最新のiPad Proとの値段差を見ると尚更)

まぁ、とりあえずこの話は置いておいて各アップデート点についてまとめていこうと思う。

 

1 性能向上

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ついに7万円のiPadにもM1チップが搭載

実は今回のiPad Air(2022)にはiPad Pro(2021)やMacBook Air(M1)に採用されているものと同じM1チップが搭載されている。なんとこのアップデートでProとAirの性能差はほぼゼロになってしまった。(あくまでも「基本性能」だけでみた時の話)

事前情報(と僕自身の予想)ではiPad mini(第6世代)と同じA15 Bionicを積んでくると言われていただけに、このアップデートは本当に想定外。素直に「iPad Proと基本性能が同スペックのiPadを2万円も安く購入できる」のはすごいと思う。

 

2 インカメラの機能改善(センターフレーム対応)

他のiPad同様、iPad Air(2022)はビデオ通話中でも人を自動追跡して常に画角内に収まるようにしてくれるセンターフレーム機能に対応した。

しかしこれに関してはエントリーモデルである無印iPadも対応している以上、上位モデルであるAirが対応しないとおかしなことになるので最近の流れを考えると当然のアップデートと言えるだろう。

 

3 5G対応(Cellularモデルのみ)

こちらもインカメラの機能改善と同様、他のiPadが既に対応している機能がようやくiPad Airにもやってきたという感じ。

SIMカードを差して単独通信が可能なCellularモデルは5Gに接続できるようになる。

 

その他細かなアップデート点

冒頭でも述べた通り

  • Type-Cの転送速度向上(前モデル比で2倍)
  • カラバリの変更(グリーンが完全廃止。シルバーとスカイブルーとローズゴールドは同系色への置き換え)

が前モデルからアップデートされている点。

もちろん順当なアップデートに間違いはないのだが「一般的な使い方で使用感に大きく影響するか」と言われたら微妙なところ...

 

価格

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ちなみに現在僕が使っているAir(256GB、Cellularモデル)と同じ構成にすると11万円越え...

各モデルの価格は以下の通り

Wi-Fiモデル

  • 64GB→74800円
  • 256GB→92800円

Wi-Fi+Cellularモデル

  • 64GB→92800円
  • 256GB→110800円

いや...Proモデルですやん。

と思わず突っ込みたくなるほどに今回のAirはお高め。いや高い。

何度も言うが今回のAirはマイナーアップデートモデルであり、基本性能やインカメラなどの細かな違いを除けば前モデルとの違いは殆どない。さらに前モデルの時(Air3→Air4)は「メジャーアップデート」で6000円アップだったにも関わらず今回のモデルチェンジは「マイナーアップデート」で7000円の値上げ...お買い得感は薄い印象だ。

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同じ構成のAir(2022)よりも一つ型落ちのProの方が1万円以上安い
  • 完全な新品へのこだわり
  • Airにしかない色(パープル、ブルー、ピンク)が欲しい
  • M1チップの性能を安く手に入れたい

でもない限りは整備済製品で型落ちとはいえ

  • 120Hzのヌルヌルディスプレイ
  • どの方向でもステレオ再生が可能な4スピーカー
  • デュアルレンズカメラ

などが全部入りのProが購入できるし

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対象の学生さんやその親御さんは現在Appleが行なっているキャンペーンでギフトカード還元を受ければAir(2022)とそこまで変わらない値段(なんなら構成によってはProの方が安い)で最新のM1チップが入ったProを手にいれられる。

「必要か必要じゃないか」は一旦おいておいて、iPadの体験を良くする技術(機能)が全て入ったProモデルを安く手に入れられる現状で「わざわざAirを買う必要があるか?」と言われればかなり微妙なところ。それならもう少しだけ頑張って全部入りのProを購入した方がいいと思う...

 

iPad Air(2022)がオススメの人

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今回のAir(2022)はストレージオプションとCellularモデルへの変更を行うとiPad Proと大差ない値段になってしまう。故に購入するとするなら一番安いモデルを「M1チップの性能を安価で手に入れる」という名目で手に入れてもらうのが最もオススメ。

正直、価格を上げてまでストレージを上げたりするぐらいなら型落ちのProか学割を利用してiPad Pro(2021)を購入した方がiPadライフは確実に快適になるはずだ。

 

今回の総括

Airの値上げでiPad Proが「Air殺しのPro」に

チップのアップデートや円安に伴う値上げで良くも悪くもiPad Airの需要を

  • 型落ちのiPad Pro(整備済製品)
  • 学割対象のiPad Pro(2021)

が食いまくっている気がしてならない...

もちろんiPad Pro(2021)と同スペックのiPadを安く手に入れられるのは素晴らしいが、果たしてM1チップ欲しさにiPad Airを買う人なんているのだろうか...?それって僕のようなガジェオタぐらいでiPad Airを検討する殆どの人にとってはアウトオブ眼中な気がする。(おそらくチップ性能を求めるならProを買う)

うーん...本当にiPad Proと同等の基本性能を安く手に入れられること以外にメリットを感じない。今後のiPad選びが難しい(´;ω;`)ブワッ

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