まさかこれが当たると思わなかった... pic.twitter.com/xCdxTHz1Ys
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2020年6月3日
在宅勤務支援☆CalDigitプレゼント企画🎁
— CalDigit Japan (@caldigit_japan) 2020年6月3日
第7週目の当選者は、CalDigit JapanのTwitterにご応募頂いた@kenbouapple_com 様です。
おめでとうございます🎊
ご応募頂いた皆様、ありがとうございました! pic.twitter.com/epGvGcVwSO
ついに最強のUSB-Cドッキングステーションが到着
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2020年6月4日
今までなしえなかったThunderbolt 3一本でのデスクトップ環境の構築が可能に。これも後日レビュー記事出します pic.twitter.com/ot0bjoHFeL
先日Twitterのプレゼント企画に応募したところなんとアジアやアメリカなどからも申す込みの多いCaldigitさんの出している「Caldigit TS3 Plus」というハブが当たることに。今回はそのプレゼント企画でいただいた「最強のドッキングステーション」の開封レビューとセットアップを行なっていこうと思う。現在MacBookシリーズを使っているのであれば必須のアイテムだ。
それでは今回も行ってみよう。
今までのデスクトップ環境
今までのデスクトップ環境はご覧のようにANKERのクラシックハブを使って
- 電源ケーブル
- ディスプレイ出力ケーブル
を一本化。スピーカーは直接本体に接続するという方法でデスクトップ環境を構築していた。(レビュー記事はこちら)
kenboapplegadget.hatenablog.com
このハブは3000円と激安ながらもPDでの電源供給と画面出力、さらにはデータ転送もできたりと十分すぎる性能なのだが今ひとつだった点があるとするならば「マルチポートハブ」故にデータ転送面において拡張性が微妙なところ。
ご覧のようにこのはぶにはUSBポートが1ポートしかない。つまりそこに何かを刺した瞬間何もデータ転送ができなくなる。
しばらくしたらSatechi製のUSBハブをデスク用に購入しようと考えていた矢先に今回の商品に当選した。(本当にありがとうございます)
今回紹介する商品
冒頭でも書いた通り今回紹介する商品はCaldigitのTS3 PlusというMacBookに接続して使うドッキングステーション。
本来は 3万円以上する「超高級商品」で本来なら到底買えるものではないのだが、今回はプレゼント企画ということで「無料」でいただくことができた。Caldigitさんありがとうございますm(_ _)m
開封
6月3日に発送されてからわずか1日で届いた
めちゃくちゃ丁寧な包装
それでは上にあるやつを取っていく
早速箱が登場
「TS3 Plus」!!!
結構重たい
もう待ちきれない...開けていいですか!!!
ベリベリベリ
ジャーン!ということでこちらが外箱
何気に結構な奥行きがある箱
上部にはこの製品できることが簡単にまとめられている
右側面にはこの製品で拡張できるポートの一覧。ケーブル一本でここまでの端子を拡張できるThunderbolt3は本当にすごい
背面にはiPhoneとの大きさ比較のイラストと注意書き?のような文章が
それでは早速開封!
まず出てきたのはクイックスタートガイドや
説明書、横置きする際のスタンド
ACアダプターの電源ケーブルに
70cmのThunderbolt3ケーブル
そしてハブ自体に電力を供給するための大きめな電源アダプターが同梱されている
では付属品を取り出したのでいよいよ本体とご対面
箱にぴったりと収まる形でハブ本体が収納されていた
手に持ってみてもずっしりくる重量感。まぁ基本的にはデスクに置きっぱなしで使う製品なのでそこまで問題はないのだが...
最終的な付属品はご覧の通り。一つ注意しなければいけない点があるとすれば付属のThunderbolt 3ケーブル(パソコンとドッキングステーションを接続するケーブル)は短めのものしか同梱されていないのでデスク環境によっては別売されている長めのケーブルの購入をオススメする。
外観レビュー
それでは製品を包んでいる神秘のベール(ビニール)を剥がしていくことにしよう
神秘のベールは左右のテープで接着されている
一気に剥がす!そして...
一気に取り出す!!!!
おぉ...というわけでCaldigit TS3 Plus降臨!!!!
と、いったんここからは落ち着いて外観レビュー。前面には
- USB 3.1 Gen1 Type-A(最大5Gbps)
- USB 3.1 Gen1 Type-C(最大5Gbps)
- マイク入力
- 3.5mmイヤホンジャック
- SDカードスロット
と最低限の端子のみ。あくまでも「必要なとき」にしか接続しない外付けストレージやカメラのSDカードの読み込みに使うことが想定されているのだろう。
ドッキングステーション自体はオールアルミボデイーでMacBookとの統一感は完璧。ちなみにカラーは写真のスペースグレイの他にシルバーも用意されているため自分の手持ちのMacのカラーに合わせるといいと思う。
側面はこんな感じ。どうも排熱を考慮してなのか全体的に溝が入ったデザインとなっている。
そして背面に繋げる怒涛のポート数。右から
- USB 3.1 Gen2 Type-A ×4(最大5Gbps)
- Thunderbolt3(パソコンとの接続用、最大87Wでの給電と40Gbpsでのデータ転送に対応)
- Thunderbolt3(ディスプレイや外付けGPUの接続用、最大15Wの給電とデータ転送に対応)
- USB 3.1 Gen2 Type-C(最大10Gbps)
- 光デジタル出力
- DisplayPort 1.2(最大4K60hzでの出力に対応)
- GigabitEthernet
- ACアダプター入力(ドッキングステーション本体への電源供給)
とほぼありとあらゆる機器を接続可能。接続端子の数も多く常時接続しておきたいバックアップ用のHDDなどを接続しておくのに最適と言える。
実際にセットアップしてみる
ではここからドッキングステーションとMacBook Proを接続して実際に使えるような環境を築いていく
今回設置するのはディスプレイ下の左側
まずは横置きするためのスペーサーを本体に取り付けていく
オープン
中にはこのような本体の溝に取り付けられるスペーサーが2本入っているのでそれを取り付ける
ご覧のようにスペーサーを取り付ける事で横置きにした場合でも本体を傷つける事なく設置することができる。
実際に設置してみるとぴったりな感じでちょうどいい
続いて電源関係を接続していく
まずは電源コードをコンセントに接続
電源コードとACアダプターを接続
最後にドッキングステーション側にACアダプターのコードを...
接続。そしていよいよケーブル関係を接続していく
まずは今まで使っていたハブから
を取り外して
それぞれ対応したポートに接続!...と言いたいところなのだがここでドッキングステーション本体にHDMIを直接つなげないことに気づく
しかし「万事休すか」と思った矢先あることを思い出す。「あっThunderbolt3をHDMIに変換してつなげばいいじゃん」
と言うことでMacBook Proを持ち運んでいるスリーブの中からこのハブを取り出して
HDMIでの出力を可能にした
あとはこの際DVDドライブも使えるように背面のUSBポートに外付けDVDドライブを接続
最終的にはDVDドライブの上にドッキングステーションを置く形にしてクラムシェルモード運用時にはCDなどの読み込みができるようになった
最後に前面のイヤホンジャックにいつも使っているパソコン用スピーカーの端子を接続してとりあえず配線は終了
ちなみに全ての端子を接続し終えた様子はご覧の通り。正直背面から見るとかなりごちゃごちゃしているがこれらのデータ転送を1本のケーブルで行えるメリットの方が大きいので気にしないことにする
ではいよいよ運命の時。「これでMacBook Proのクラムシェルモード運用が楽になる!!」そんな期待をこめて
MacBook Pro側のThunderbolt3にケーブルを接続!!!したのだが一向に何も画面に映らないどころか外付けディスプレイすら認識されてない様子。
「何がおかしいんだろう?」と思ってよくよく考えてみると...
MacBook Pro付属のケーブルはThunderbolt3の規格をサポートしていませんでした笑
まさかのここに来て痛恨のミス。そのあと早急に付属品のケーブルで接続した結果
無事外付けディスプレイやDVDドライブなどを認識して無事使えるようになった!
プチ使用レビュー(ファーストインプレッション)
ではここからは3日間このドッキングステーションを使ってどうだったのかをお伝えしていこうと思う。
1 Thunderbolt3のポテンシャルを最大限生かせる
前回購入したハブが「Type-Cのメリットを最大限生かせるハブ」と定義するならこれは「Thunderbolt3のメリットを最大限に生かせるドッキングステーション」と定義して良いだろう。
Type-Cの中でも高速なデータ通信を可能にするThunderbolt3はType-C端子の「1ポートでほとんどの機器を動作させられる」と言うメリットがさらに強化され、「より多くの、より高負荷な機器の接続を1本のケーブルで行える」と言う強みがある。具体的に言えばApple Storeで発売されているLGのUltra Fine Displayのデイジーチェーン接続や外付けGPUの接続、またThunderbolt3に対応した高速な外部ストレージの接続がそれにあたる。
特にMacBook Proのようなハイスペックなマシーンを必要としている方は動画クリエイターさんだったり、イラストレイターさんだったりとにかく作業効率を追求せざるをえらない方だと思うので高速なデータ通信とケーブル一本で済む簡単さはプロフェッショナルにとって大きなメリットになるのではないかと思う。
2 Touch Bar無しモデルのMacBook Proでもデスクトップ環境を簡単に築ける
kenboapplegadget.hatenablog.com
僕の持っているTouch Bar無しモデルのMacBook Proや現行のAir、下位モデルのProなんかは本体についている端子が2つしかないためなかなかデスクトップ環境を築くのは難しい面がある。
しかしこのドッキングステーションを使えばケーブル一本を接続するだけで15ポートもの端子が使用可能になるだけではなく、MacBook Pro本体のThunderbolt3端子を使ってさらにいろんな機器を接続可能。まぁ正直データ転送が頻繁に必要な人や外部機器を繋げまくる人に以外にはドッキングステーションだけで十分すぎる。
しかもこの環境への移行はケーブル一本を抜き差しするだけ。持ち運ぶことの多い13インチにとってこの切り替えの簡単さはどちらのモードで使ってもストレスがないのでめちゃくちゃ便利。
3 ポート数の物足りなさを一切感じない
先ほどもご覧いただいたと思うがCildigitのドッキングステーションに繋げるポートは前面と背面合わせて15ポート。外付けHDDやDVDドライブを少し繋いだ程度では物足りなさを一切感じない。むしろ「持て余しているのではないか?」と思えてしまうぐらいいろんなものを繋ぐことが出来る。
個人的にはコンデジの写真を直接パソコンで読み込むためのSDカードスロットが使えるのだけでもありがたい。ちなみにこの記事の写真は全てコンデジで撮影したものをMacBook Pro本体で読み込んで投稿している。
4 Apple製品との親和性が高いデザイン
流石Apple Storeでの取り扱いもされているためかApple製品との親和性は非常に高い。
僕の大好きなHHKBやMagic Mouse2と合わせてもいい
全てがアルミボディーという事で高級感すら感じる
元々が高い値段の製品なためドッキングステーションとしての機能だけでなく、デザインの面でも優れている点流石だと思う。
5 コードの抜き差しで認識しなくなる...
おそらく僕の個体の問題だと思うのだが、なぜか一度コードの抜き差しをするとMacBook Proがドッキングステーションを認識しなくなる問題が発生している。
そうなるとドッキングステーション自体を再起動する必要があり、正直めんどくささを感じる。今回も少し運が悪かったのか...?
6 付属のコードが結構短い
このドッキングステーションには元から80cmのThunderbolt3ケーブルが付属している。ただこのケーブル僕のように狭いデスクで作業をしている人にとってはMacの配置に悩む長さ。
実際に僕もコードの長さが足りなかったためディスプレイ横にギリギリのスペースを作って設置をしている。もしL字デスクなどを使っている方は別売で発売されているThunderbolt3対応のケーブルを購入することをオススメする。
7 購入価格は高め
このドッキングステーションの販売価格はAmazonで約33000円。今まで使っていたようなマルチポートハブが2000〜3000円ほどで購入できることを考えるとその15倍以上の値段ということになる。
良い商品であることは間違い無いのだが、僕のような金欠学生がパッと出せる金額をはるかに凌駕しているため購入価格は高いと言って差し支えないだろう。
今回の総括
MacBook Proのデスクトップ運用に興味ある方、なおかつ資金面に余裕があるなら購入する価値十分にあり
どっちかというとこの手の商品が必要なのはスペックを要求するプロユーザーが多いはず。故にMacBook Proのデスクトップ運用を考えている方でプラス予算に余裕がある方は絶体に購入するべき。ただでさえ拡張性に乏しいMacBook Proをケーブル一本でデスクトップができるのだから。
とりあえず今のところは不満点もあるが大満足。Caldigitさん本当にありがとうございました!
今回は以上だ。ではまた次の記事で。