パソコンデスク周りの悩みの代表格とも言えるのが「ケーブルの配線」。特にここ最近は充電しなければいけないガジェットが増え、複数のケーブルがデスク上に散乱しているという人も多いのではないだろうか?
今回はそんな複雑なケーブル事情を磁石でくっつけて解決してくれるAnkerのMagnetic Cable Holderを購入してみたので開封と実際にデスクに設置してみてどうなのかを記事にまとめていこうと思う。
それでは今回も行ってみよう。
- 今回紹介する製品
- 現在のデスク環境に抱く不満点
- 開封して中身をチェック
- Anker Magnetic Cable Holderを使ってわかった3つのいいところ
- Anker Magnetic Cable Holderを使ってわかった3つの悪いところ
- 今回の総括
今回紹介する製品
今回の記事で紹介するのはスマホのアクセサリーで有名なAnker製の「Anker Magnetic Cable Holder」
(1個入りだけでは無く2個入りのバージョンも発売されている)
製品名通り「磁石を使ってケーブルを簡単に整理できるという便利グッズ」で他社製品に比べてケーブルの取り回しがしやすいことからAmazonでの評価も非常に高い製品だ。
現在のデスク環境に抱く不満点
kenboapplegadget.hatenablog.com
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ありがたいことに昨年からプレゼントや提供レビューという形で
- 卓上の充電器
- ドッキングステーション
- 電動昇降デスク
などをいただけたおかげで僕のデスク環境は以前に比べて大幅に進化したのだが、この新デスクに乗り換えるにあたって新たな問題を抱えることになった。
それがMacBook Proとドッキングステーションを繋ぐThunderboltケーブルの取り回しがえらく悪くなったこと。
ケーブル一本で簡単にデスクトップ環境とラップトップ環境を行き来できるのはいいものの、外で作業するために持ち出すと先ほど出した写真のようにケーブルが床に散乱するので毎回ケーブルを引っ張り上げて刺してあげなければならず、正直かなりめんどくさい。
さらに床にケーブルが散乱しているせいで、先日椅子のコマで端子部分を踏みつける事故まで発生。流石に7000円もするケーブルをポンポン買い換えられるほどの財力はないため、ケーブルホルダーを購入して対策を講じることにした。
他社製のケーブルホルダーを検討するものの...
当初は価格の安さを理由に中華系のケーブルホルダー(900円)を購入しようかと検討していたのだが、ウェブ上で同じような商品を購入した人の意見を読んでいる限り
- ケーブルに定位置を作ってまとめることはできる
- ただしケーブルの着脱がめんどくさい
が大半を占めており「これじゃ結局使わなくなりそうだな...」と購入を控えることに。
「結局どんな商品がベストなんだ?」と思っていた時にAppleが大好きなんだよさんの動画内で紹介されていたAnkerのケーブルホルダーを発見。ふとAmazonがポイントアップキャンペーンとセールを行っていたことを思い出し、Anker公式のページにいくと「セール対象じゃないか!」と迷うことなく購入し今に至る。
開封して中身をチェック
付属品としてはとてもシンプルでベースプレート
ケーブル用のマグネットパーツ
そしていつもの「Happy?Not Happy?」と書かれたサポートの連絡先の3点。
ベースプレートには最大5本までのケーブルを同時に止めておくことが可能で
後ろにはマグネットと粘着素材があり、金属部分にそのまま取り付けるかシールを剥がして木材などに引っ付けて固定することができる。
もちろんケーブル側にはベースプレートに対応するパーツが取り付けられている
使い方はとてもシンプル
ケーブルのパーツにケーブル自体を押し込む感じではめていくと
このようにピッタリと固定される(ケーブルの太さによってはブカブカになったり、ハマらないパターンもあるので注意)
あとはベースプレートを任意の場所に引っ付けて、同じ要領でケーブルを取り付ければ設置完了。
今まではMacBook Proを持ち運ぶたびに、床に散乱していたThunderboltケーブルもこの通り。これからは椅子で踏みつける心配をする必要はない。
Anker Magnetic Cable Holderを使ってわかった3つのいいところ
ここからは使用感レビューということでAnker Magnetic Cable Holderを5日間デスクで使って感じた良い所と悪いところを紹介させていただきたい。
1 ベースプレート固定の自由度がかなり高い
このAnker Magnetic Cable Holderのベースプレートは先述の通りジェルタイプの粘着素材とマグネットでの固定を選択、もしくは両方を組み合わせて固定することもできるのでデスクに設置する上での自由度は他社製品に比べてかなり高い。
なんだかんだで現在は天板の横ではなく机のフレーム部分に粘着とマグネットを組み合わせて固定しているのだが、この固定方法だとケーブルの重さで位置がずれることもなく快適に使うことができている。
2 付け替えも簡単
加えて粘着部分が両面テープではなく、ジェル素材になっていることで「違う場所に付け替えたいな」となったら
- ベースプレートを剥がす
- 水で洗う
- 違う場所に引っ付ける
だけで付け替えられる。もちろん粘着力が大きく低下することもないし、引っ付けた跡が残ることもない。
因みにAnkerによると最大6回までは粘着力を損なうことなく貼り替えが可能だとのこと。まぁ、この製品は磁石での固定もできるので可能な限り磁石での固定をした方が後々のことを考えれば良いと思う。
3 ケーブルの取り回しも抜群
もちろん肝心なケーブルの取り回しも抜群に良い。というのも他社製品のように「ケーブルを使ったらベースプレートにはめ込む」といった動作が不要で「使いたい時にサッと取り出して近づけるだけでサッと元に戻せる」のが一番でかい。
この辺の気軽さはワイヤレス充電に通ずるものを感じる。
Anker Magnetic Cable Holderを使ってわかった3つの悪いところ
どっちかというと「気になる人は気になるかな?」という問題が多い印象
1 粘着素材での設置には注意が必要
洗えば数回は使える粘着素材での固定だが、接着する素材や床に対して垂直になるように設置するなら注意が必要。
というのも僕自身がこの製品を使っていく中で2回もベースプレートが落下する事件が発生。現在は机の天板にマグネット固定せざるを得ない状況になっているから。
おそらく僕が使っている天板の素材と粘着素材の相性が悪いのが原因だと思われるが、もし僕と同じような貼り付け方を検討しているのであれば注意してほしい。
2 ケーブル側のパーツが1種類しかない
「ケーブルの取り回しを損なうことなく綺麗に整頓できる」というコンセプトがいいだけにケーブル側のパーツの種類が一つしかないのが惜しい。
例えばMacBook Proに接続しているThunderboltケーブルは径が小さすぎて無理やりはめ込まないと使えないし
逆にApple純正のLightningケーブルのような細いケーブルだとパーツが動いてしまって使いにくい。
できれば購入時に、最悪別売りでもいいのでこういった各種ケーブルの太さに適合するパーツを開発・発売して欲しい。特にThunderboltケーブル用の径が4mm以上のやつをお願いします。
3 カラーが一種類
周辺機器は全てブラック(もしくはグレー)で統一したい人(僕)からするとカラバリがブルー1色なのは減点ポイント。
僕以外にも「特定の一色でデスク周りを統一したい!」という人は何人もいるはずなので仮に値段が500円アップしたとしてもブルー以外のものを発売してもらいたい。
今回の総括
ケーブルホルダーの決定版。迷ったらこれを買え。
断言しよう
もしケーブルホルダー探しに迷ったら絶対にこれを購入するべき!!!!!!
だと。
- 設置の自由度の高さ
- ケーブルの取り回しを損なわない
- 簡単に収納・取り出しができる
- 価格も安い(1個入りで1500円弱)
と弱点がほぼ見つからない。この記事で挙げた悪い点も一部のマニアックな人が気になるぐらいで普通にデスク上に設置して使う分には特段問題になるようなことでもないだろう。
個人的にはここ最近でたマジックテープタイプよりも圧倒的にこちらの商品がオススメ。やっぱり「磁石で近づければ決まった位置に確実にくっつく」メリットは計り知れない。
過去の動向を見る限りAmazonのセールで頻繁にかかっているので、時間が許すのであればセール期間中に是非とも狙って欲しい。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。