iPadOSのバージョンアップやMagic Keyboardの発売でますますパソコンに近づきつつあるiPad。現在僕はそんなiPadとMacを両方とも使っている状況なのだが、これだけOSが進化した今でもiPadをパソコン代わりにできていない。
今回は何故iPadをパソコンの代わりにできないのかという理由についてお話ししていこうと思う。もしiPadをパソコン代わりに購入しようとしている方は最後まで見ていただきたい。
それでは今回も行ってみよう。
僕がパソコン(Mac)で行っている作業
iPadをパソコン代わりにできない理由を語る前に僕がパソコン(Mac)で行っている作業はご覧の通り
- ウェブサーフィン
- ブログの執筆(ChromeやSafariを使用)
- メールの確認
- LINE
- Slack
- 動画・アニメ鑑賞
- 音楽を聴く
- Office(特にWordとExcelを多用)
- Windowsを動かす
この中の作業のほとんどはiPadでも代用可能なことばかり。「だったらiPadに移行してしまえよ!」と思うかもしれないがそれでも僕は移行できずにいるのには理由がある。
僕がiPadをパソコン代わりにできない理由
1 完全版のOfficeが動作しない...
いまだに僕がiPadをパソコンの代わりに据え置けない大きな理由はiPadで動作する「完全版」のOfficeが存在しないから。特に僕は完全版のOfficeにしか搭載されていない機能を多用するのでそれがないと結構きつい。
例えばWord。完全版のWordでは原稿用紙のサイズ指定はもちろん
- 書類内の文字の大きさ
- 1行に何文字表示させるか
- 行数
の設定を一括で行うことができるし文章全体が綺麗に見えるような細かな設定を行うことができる。
一方iPad版のWordは書類の細かな設定が一切できないため文字を打つだけならまだしも、書類を1から作成するのはほぼ不可能。
僕の場合、宿題として出される課題は文字数の指定や行数指定、余白の指定など細かな条件が課されるので必然と完全版にしかない機能を使う必要があるのだ。
またExcelも関数の入力やセルの選択が完全版よりもスムーズじゃなかったりと完全版を使う僕にとっては使いにくいUIになっている...
2 完全なマルチタスキングに対応
ブログを書いたり、WordやExcelでの課題をこなすときに複数のアプリを切り替えて使う僕にとってMacのマルチタスクは大きな武器。トラックパッドの上で指を滑らせるだけで任意のアプリをサクサク切り替えて作業できるのは快感でしかない。
しかもMacは外付けディスプレイを使うことで足りなくなった作業領域を簡単に拡張して快適にマルチタスキングもこなせる。
kenboapplegadget.hatenablog.com
iPadの場合、アプリを複数立ち上げたりすることはできてもデスクトップ(作業領域)を拡張したりウィンドウのサイズを自由に調整できなかったりマルチタスク的な使い方には向いていない。
ディスプレイのサイズ的にも13インチほどないと使いにくいことからiPadはシングルタスク専用のマシーンとして割り切った。
3 パソコンのソフトのUIに慣れている
どちらかというと僕はパソコンのUIの方が操作しやすい。なのでパソコンで同じソフトがある場合にはパソコン版のソフトを使った方が早く作業を終えられる傾向にある。
例えば先ほども書いたOfficeの操作方法や詳細設定もパソコン版のものが叩き込まれているし、ブログなど文字を入力すことが多い僕に取って「キーボードとマウス」という最高の入力デバイスでの操作を前提にしたパソコンのUIは合理的で尚且つ効率がいい。
今回の総括
iPad上で完全版のOfficeのリリースを求む
Microsoftさんお願いします。パソコン版と全く同じ機能を持ったiPad版のOfficeをリリースしてください。サブスクのサービスでもいいから。
ぶっちゃけ僕がiPadを完全なパソコン(モバイルマシーン)の代わりにできない90%の原因はOfficeにあるので早期の改善をMicrosoftには求めたい。
多分、Officeの完全版がiPadでも動作するようになったらiPad ProとMagic Keyboardを購入してモバイルマシーンはiPadに移行してもいい気がするが、果たしていつになるのだろうか...?とりあえずしばらくはMacを手放せない時期が続きそうだ。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。