— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2020年5月4日
MacBook Pro(2020)が予約開始
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2020年5月4日
主なアップデート点
・上位モデルのみ第10世代のCoreプロセッサーを採用
・下位モデルはストレージが倍、上位モデルはメモリ容量が倍に
・上位モデルの最大ストレージ容量が4TBに(従来の4倍)
・上位モデルの最大メモリ容量が32GBに(従来の2倍)
(下に続く) pic.twitter.com/AGDP7hSaTR
iPhoneSE(第2世代)の発売日を当てたJonProsser氏がいきなり「今日MacBook Proの新型くるよ〜」とツイートして数時間。まさかのMacBook Pro 13インチ(2020)が登場した。
今回はそんなMacBook Pro 13インチ(2020)の主なアップデート点を記事にまとめていこうと思う。果たして今回のアップデートはどうなのか?
それでは今回も行ってみよう。
MacBook Pro 13インチ(2020)アップデート点まとめ
今回の主なアップデート点はこんな感じ
- CPUが最新の第10世代Intel Core iプロセッサーに変更(上位モデルのみ)
- 最大ストレージ容量が4TB、最大メモリ容量が32GBに(上位モデルのみ)
- MacBook Pro 16インチと同じ配列のMagic Keyboard(シザー式)に変更
- Wi-Fi 6&Bluetooth 5.0に対応
- 値下げ&ラインナップ変更
一部では14インチになるのではないかとも噂されていたが、結果的には既存の13インチモデルのアップデートいう形でデザインの変更などは一切なかった。あくまでも順当にCPUやキーボードなどを最新のものに更新した感じだ。
1 CPUが最新世代のIntel Core iプロセッサーに変更(上位モデルのみ)
今まで第8世代だったCPUが最新世代となる第10世代へアップデート(上位モデルのみ)
以前のアップデートのように「基本性能がめちゃめちゃ向上する」というわけではないがMacBook Pro単体で6Kのディスプレイへ出力できたりどちらかというとグラフィック性能の向上が主になっている。
6Kディスプレイ...4Kディスプレイすらまともに触ったことがない僕にとっては夢のまた夢の話で正直訳がわからない笑
少なかれ動画編集をがっつりやりこむ用途でなければ十分過ぎる性能だろう。
2 最大ストレージ容量と最大メモリ容量が倍に(上位モデルのみ)
これも上位モデルのみ最大ストレージ容量と最大メモリ容量が倍になった。なんと4TB(SSD)と32GB(メモリ)に。
ここまでくると本当にすごい。何せ2019年モデルのMacBook Pro 15インチと同じ容量のストレージとメモリを13インチのコンパクトな筐体で持ち運べるのだから。少し前に「メモリ32GB!?すげーーーーー!!!」と騒いでいた頃が懐かしい。
3 キーボードが変更
全モデルにおいてキーボードがバタフライキーボードからMacBook Pro 16インチにも採用されているシザー式に変更。それに伴ってエスケープキーや逆T字矢印キーも復活を果たした。
これに関してはMacBookのラインナップの中で唯一バタフライキーボードを搭載していたモデルなだけあって多くの方にとって嬉しいアップデートと言えるのではないだろうか?これでどのMacBookを買っても「そこそこの耐久性のあるキーボード」が手に入るようになった。
4 Bluetooth 5.0に対応
今回のアップデートで最新規格であるWi-Fi 6とBluetooth 5.0を完全サポート。ただ何度も言っている通り対応機器を持っていないと意味がないのでそこまで重要視する必要はない。
追記
どうやらWi-Fi 6には対応していなかったようだ...間違った情報を流してしまって申し訳ないです
5 値下げ&ラインナップ変更
主な変更点は3つ
- 値下げ(下位モデルの場合は5000円)
- ストレージ容量が倍に
- 標準搭載メモリが16GBに(上位モデルのみ)
特にストレージ容量が倍になったことと上位モデルだけになるが標準搭載のメモリ容量が16GBになったことは素晴らしいと思っている。
kenboapplegadget.hatenablog.com
本当にここ最近のAppleは製品のクオリティーをそのままに価格を下げてコスパを良くしてくれるから好感が持てる。
愚痴パート 僕はがっかり
ここからは僕の個人的な感想を一言。
正直今回のアップデートには心底がっかりだ。うん、とてもがっかり
個人的には16インチモデルのようなディスプレイサイズが上がって独立のdGPUを積んで「ガチのプロモデル路線」でいくと思っていた。というか16インチモデルに迫るスペックを持ち運べることにロマンを感じていた。今やMacBook Airでさえクアッドコアになったのだから当然だろう?
ところが現実はプロセッサーとキーボードのアップデートだけ。他にも細かなアップデート点はあるが主だったアップデートはそれだけだ。
見た目も2019年モデルと何ら変わらず、新鮮感はゼロ。アップデート内容の素晴らしさを加味しても「先代モデルに比べて良くなった」だけの順当なアップデートで退屈感が否めない。
だから...というのもあれだが今回も僕は購入を見送る。今のところバタフライキーボードでも十分だし、見た目もほとんど変わらないのであれば別に要らないかな...
MacBook Pro 13インチ(2020)を買うべき人とは?
- 13インチというサイズ感でないといけない人
- 動画編集をする人
- 現在2016年以降のProを使っていてキーボードに不満がある人
まず第一前提として「13インチのサイズ感がいい!」という考えがあるかどうかかキーになってくる。特に上位モデルの価格は16インチに差し迫るものがあるので13インチのサイズにこだわりがないのであれば全ての面においてスペックが上の16インチモデルを買った方が幸せになれるはずだ。
また動画編集を少しでも考えているのであればAirではなくProがオススメ。冒頭でもお話しした通りグラフィック性能が高い分、同じ13インチでも快適に動画編集が行える。
逆にいえば動画編集をするつもりがないのであればオーバースペックなProを買うよりも「Air+メモリのカスタマイズ」を行うことをオススメしたい。
今回の総括
「コンパクトさ+そこそこ高性能」に魅力はあり
予想とは少し残念なものになってしまったMacBook Pro 13インチ(2020)。とはいえ軽い動画編集には十分な性能を有していながらもコンパクトなサイズで持ち運びがしやすいのは魅力的に思えた。
しかも2018年の時とは違い、しっかりと下位モデルにも最低限のアップデートが適用されたのは非常に好印象。こだわりがなければ下位モデルでも十分魅力的だろう。
ちなみに現段階で既に購入できる状態になっているので気になっている方は購入されてみてはいかがだろうか?
今回は以上だ。ではまた次の記事で。