MacかWindows。どっちを購入するか迷ったら皆さんは何を基準に選びますか?
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2020年4月29日
先日母の友人から「新しくパソコンを買おうと思ってるんだけど何がおすすめ?」といかれる機会があり「だったら記事にまとめるか!」ということで今回は「Mac」を選ぶべき人と「Windows」を選ぶべき人を僕なりの視点で解説。そしてオススメ機種を紹介していこうと思う。
それでは今回も行ってみよう。
- はじめに
- 2つのOS
- Windowsの特徴
- Windowsのメリット・デメリット
- Windowsを買うべき人
- Windowsマシーンでオススメの機種
- Macの特徴
- Macのメリット・デメリット
- Macを買うべき人
- Macでオススメの機種
- 最後に
- 今回の総括
はじめに
解説をしていく前に一言。この記事ではあくまでも「Mac」をメインに据えているユーザーの解説なので、もしかすると至らない点があるかもしれないことをご了承していただきたい。
ただ、これでも手持ちのWindowsマシーンは所有しているため両方のメリットとデメリットはわかっているつもりだ。
2つのOS
基本的に国内で出回っているパソコンは「Windows」と「macOS」の2つが主流。スマホでいうところの「Android」と「iOS」みたいなものだ。
当然2つのOSは操作系統が全然違うのでそれぞれに特徴がある。
Windowsの特徴
- 使っている人が多い
- Office関係に強い
- 細々としたカスタマイズが可能
- ピンからキリまでたくさんの種類が発売されている
Windows最大の特徴は「圧倒的シェア率の高さ」と「たくさんの機種が発売されていること」。安い機種では3万円から高い機種で40万円までと正直パソコンを購入する際の予算が厳しいのであればWindows一択に絞られる。
OS面は細々としたカスタマイズを施して自分が使いやすいように調整したり、Windows95から続く「スタータメニュー」や「コントロールパネル」と言ったレガシな操作感で操作できるのも特徴だ。
Windowsのメリット・デメリット
Windowsの一番のメリットは自分に合った機種を見つけられること。
先ほどもお話しした通りWindowsを搭載したパソコンは無限と言われるぐらいにたくさんの種類があり安いもので3万円、高いもので50万円ぐらい。しかもWindowsHello(顔認証、指紋認証)に対応したモデルもあるので確実に自分に合ったものが選べるだろう。
またMacと比べて拡張端子が豊富なのもメリット。大抵のWindows気はフルサイズのUSB端子やSDカードスロットを備えていて外部とのデータのやり取りに困ることが少ない。
デメリットといえば発売されている機種が多すぎて選び方をミスると痛い目に遭うこと。
特に5〜7万円台のWindowsPCの中には性能が低い「地雷PC」が紛れている人もしばしば。それらを踏まえた上で自分に合ったスペックを選べるならWindowsのコスパは最高なのだが、パソコンにあまり詳しくない人にとっては「結局どれを買ったらいいの????」と混乱してしまう元に。
あとOSの操作系統が昔ながらの操作系統と今風の操作系統が混じっていて複雑になっているのもデメリットだと思う。特にWindowsの設定を変更する場合に「設定アプリ」と「コントロールパネル」の2つを探さなくてはいけない仕様はクソすぎる。
Windowsを買うべき人
パソコンの購入にかけられる予算が限られている人、もしくは価格に対する「コスパ」を求める人はMacではなくWindowsを買った方がいい。後述するが基本的にMacは10万円以上する機種しかないし性能に対するコスパは悪い。
そしてWindowsでしか動かないソフトを使う場合(主にゲームなど)はWindowsがスムーズに動作するWindowsPCを買った方が無難だ。
Windowsマシーンでオススメの機種
今回は10万円以下と10万円前半でオススメのマシーンを一個ずつ紹介。とりあえずこれを買っておけば間違いない機種を紹介するので安心していただきたい。
1 Lenovo C340
記事内でも登場したLenovo製のWindowsPC。性能面もウェブサーフィンから事務作業程度なら難なくこなせてタッチ操作とWindows Hello対応の指紋認証を搭載。360°回してやればタブレットスタイルで使うこともできる。
それでいてAmazonでの実売価格は7万円。さらにLenovoの直販サイトだとそこから割引が入って5万5000円から購入ができるので「とりあえずの一台」にはうってつけのマシーンだ。
(使用感レビューはこちら)
kenboapplegadget.hatenablog.com
2 Surface laptop3
もしどうしてもWindowsの方がよくて購入資金に余裕があるのであればSurface laptop3が最もオススメ。
「プレミアムノートパソコン」と呼ばれる価格帯に入るだけあって
- ボディーの質感
- ディスプレイ
- キーボード
- トラックパッドの使いやすさ
が素晴らしいのはもちろんのこと、先ほど紹介したWindows Helloに対応した顔認証を搭載。開くだけですぐにログインして作業を開始することが可能。
販売価格は僕のオススメする
の構成で約16万円。他のパソコンに比べてお値段は張るがOfficeが最初からついてくることを考えると仕方がない部分もある。
ちなみにMicrosoft公式ページで資格を満たすと学割で10%オフの価格で購入できる。
新しい Surface Laptop 3 の紹介— 13.5 インチと 15 インチで発売— Microsoft Surface
Macの特徴
- 誰でも馴染みやすいUI
- Apple製品との豊富な連携機能
- どのモデルを購入してもハズレがない
Macの最大の特徴と言ってもいいのが「誰でも馴染みやすいUI」。特にiPhoneを触ったことがある人だったらなんとなくで使いこなせてしまう分かりやすさがMacの魅力だ。
あとは動画編集アプリの「Final Cut Pro X」などのMacでしか動かないクリエイター向けソフトが豊富なのもMacの強みだ。
Macのメリット・デメリット
やはりMacを使うメリットは「直感性」と「Apple製品との連携機能」だろう。
iPhoneで開いているウェブページをそのままMacでも見ることが出来る「Handoff」や様々なデータをワイヤレスで送りあえる「AirDrop」をはじめとする連携機能が豊富。
連携機能だけでなく2〜4本指でMacを直感的に操れる「トラックパッド」の出来がWindowsとは比べ物にならないぐらいクオリティーも高い。(詳しくは以下の記事を参照)
kenboapplegadget.hatenablog.com
デメリットは...強いていうなら「性能に対するコスパが悪い」ことと「使っているユーザーが少ない」ことだと思う。
基本的にMacはどれも10万円以上する価格帯のパソコンだ。Windowsと違って10万円を切るマシーンはない(ノートパソコンの場合)それでいて同価格のWindowsマシーンよりも性能面では劣るためはっきり言ってコスパは悪い。
さらに!MacBookの場合は外部の機器との接続にハブの購入が必須。アクセサリー関係でも必要が嵩んでしまう...
あとMacは「Apple」しか作っていないパソコン。当然Windowsに比べて種類も少なく使っているユーザーも少ない。そのためパソコンの操作を人に聞いて教えてもらうような人は注意が必要だ。
Macを買うべき人
パソコンにかけられるお金に余裕がある、かつWindowsに縛られる必要な無い人はMacを購入するべきだ。というのもMacを買ってしまえば最悪Windowsでしか動かないソフトが必要になった時でもWindowsを動かすことが出来るからだ。ある意味Macを買ってしまえば「ハイスペックWindows機」を手に入れたも同然。
恐らくパソコンを触ったことがない人にとってMacのUIは親しみやすいものだと思うので「パソコン初心者なんだよなぁ...」という人にこそMacをオススメしたい。
Macでオススメの機種
「万人にオススメできる」という条件でオススメのMacは実は1つしかない。
MacBook Air(2020)
- スペック
- デザイン
- ディスプレイ
- キーボード
どの面から見ても特に弱点が見当たらない点でこのMacBook Air(2020)が最もオススメのMac。 お値段も最小構成モデルで約11万円〜と手が届きやすい価格なのも魅力的だろう。
個人的にはもしお金に余裕があるのであればプラス3万円でCPUとメモリをカスタマイズしたモデルをオススメしている。
(メモリを倍にするべき理由はこちらを参照)
kenboapplegadget.hatenablog.com
最後に
最後にパソコンを購入する際に聞かれる疑問に答えていこうと思う。
1 周りがWindowsだけど互換性ってどうなの...?
ほとんどの場合全く問題ない。
実際に僕もWindows版のOfficeで作成したファイルをMacで編集したり、逆にMacで作ったファイルをWindowsで使ったりすることがあるが文字化けを起こしたりトラブルになったことは一度もないので安心して欲しい。
しかし相手が古いバージョンのOSやソフトを使っているのであればそちら側に合わせてしまうのがベター。大抵はWindowsにしておけばトラブル率は少ない印象。
2 Windowsはセキュリティーが低い?
これも今ではほとんど気にしなくてもいい問題。
Windows10には標準で「Windows Defender」というセキュリティーがついていて何もしなくても基本的には大丈夫。OSの標準機能にしてはとても優秀だ。
Windows10だったらそんなセキュリティーソフトで騒いだり、無理に導入する必要はない気がする...
3 安いパソコンと高いパソコンの違いって何?
僕が思う安いパソコンと高いパソコンの違いは3つ
- スペック
- ディスプレイ
- キーボード
大体、スペックはそこそこだけど安いパソコンは「ディスプレイ」と「キーボード」でコストカットをしていることがほとんど。
10万円以上する高いパソコンだと目に見える部分に関してはコストカットが施されておらず、高解像度ディスプレイや一般的な配列のキーボードが使えるのでお金があるなら「プレミアムノートパソコン」と呼ばれる10万円以上のパソコンを購入するのが無難だ。
4 パソコンを買う際に死守すべきポイントは?
とりあえず死守しなければいけないのは「Core i○」「メモリ8GB」「SSD256GB」の3つ
特にメモリ8GBとSSDは死守すべき。ごく稀に「メモリ4GB」「HDD 〇〇GB」の機種も存在しているがこれは地雷と思ってもらって構わない。
ちなみにSSDというのはHDDの上位互換で、とにかくパソコンの起動からデータの読み書きがHDDよりも早くパソコンにおける全ての作業が快適になるため少しケチってHDD搭載機を選ぶよりもお金を積んでSSD搭載機を購入することをオススメする。
今回の総括
お好きな方をどうぞ
2020年現在においてWindowsとMacのデータの互換性問題はほとんどないし、有名なソフトウェアはほぼ両方のOSに対応していることが多い。故にOSによる縛りがないのであれば好きな方を選べばいい。
実際どちらのOSにもメリット・デメリットはあるのでその特性を理解した上で購入すれば後悔することはないだろう。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。