...。今日はガジェットやApple製品と「全く」「一才」「一ミリも」関係のない記事をお届けさせていただきたい。
みなさん五等分の花嫁の劇場版観ました?
初めに
なんで終わるんだよ...もっと動く五つ子が観たいよ(´;ω;`)ブワッ
これがこの記事を書いている時点での僕の正直な気持ち。というか今回の記事はそんな僕のモヤモヤを少しでも解消するためだけのいわば「自己満足」に他ならない。
なので初めにもお伝えしたのだが、いつものガジェットやApple製品を取り上げている記事が見たいという方はこの時点でブラウザバックすることを強くオススメする。ここから先はガジェオタではなく「アニオタ」としての僕が全開になるので、それでも良いという方は最後まで読んでいただければ幸いだ。
「五等分の花嫁」とは?
僕が「全人類が絶対に見るべきラブコメ(と勝手に)」思い込むほど大好きであり、尊い(アニオタ界で「なんとも言い難いほど可愛い人やその関係」に送られる称号)の塊である作品。
原作は春馬ねぎ先生の「五等分の花嫁」。あらすじとしては主人公である上杉風太郎と彼が勉強を教えることになった中野家の五つ子(長女の一花、次女の二乃、、三女の三玖、四女の四葉、五女の五月)との「教師と生徒」の枠を超えた恋愛劇を描くというもの。(詳しくはYouTubeやAMEBA、各種配信サイトで配信中の本編を参照)
もちろんアニメ化もされていて
の演じる五つ子(+松岡禎丞さん演じる上杉風太郎)はアニメで動くということもあって、めちゃくちゃ可愛い。もう本当に「尊い」(語彙力)
そしてアニメ放送終了から1年という月日が流れた5月20日。「五等分の花嫁完結編」ともいうべき劇場版がついに公開。
推し活行ってきます
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2022年5月20日
(ごと花の映画…)
あぁ…今から僕は致死量500%の尊いを摂取することになるだろうなぁ
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2022年5月20日
…
…
…
早く映画館で動く5つ子(三玖)が見たいぃぃぃぃ!!!!!!!!
三玖だ…あぁぁぁぁ!!!!!!くぁwswdrfrg!!!!!!!!!!!!! pic.twitter.com/q7UUmlg8mC
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2022年5月20日
やばい入場開始した
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2022年5月20日
でもドリンクが買えてない!!!急がないと!!!!!!!!
準備は万端!!!!
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2022年5月20日
さぁ何時でも来い!!!!!!!! pic.twitter.com/AzXRaZ9OKC
一言だけ言わせてください。
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2022年5月20日
尊かった…尊かったぞ… pic.twitter.com/OiMsxjAHGF
例に漏れず僕も公開日初日で観に行った(&入場特典と限定グッズもゲット)のでその感想や想いを伝えさせてもらおうと思う。
ちなみに五等分の花嫁には
- 一花推し
- 二乃推し
- 三玖推し
- 四葉推し
- 五月推し
- 箱推し(五つ子全部推し)
といった派閥が存在するのだが僕は三女の三玖推し。本当に「トニカクカワイイ」(別作品)
まずは結論
と話を戻して結論をお伝えさせていただくと...
今回の映画は「五等分の花嫁最終回」を「一つの映像作品」で描く上では理想形に近い作品。ただし一部のファンには「ん?」となる点もあるかも。
これが
- 初公開日含め2回映画を観に行った経験
- 特別版パンフレットや各種媒体で行われた声優さんのインタビューを聞いた経験
と現在持てる限りの語彙力を総動員して出した僕なりの結論。
これはあくまでも個人的な感想になるが、今回の映画は「一つの映像作品」としては非常に完成度の高いものだと思っている。しかしその反面「原作の完全再現」という面から見ると少し微妙な点もあると感じたので、ここからはネタバレ「有り」でこの映画の感想について話していこうと思う。
「一つの映像作品」としてはパーフェクトに近い今回の映画
今作は多方面で言われている通り「『五等分の花嫁』完結」を謳って制作されたいわば「最後の打ち上げ花火」ともいえる作品なので、これまでのアニメで描かれていなかった部分が原作の最終巻まで全て描ききられている。
ただ、1クール(アニメ20分×12話を数える単位)丸々使って描かれたテレビアニメと違い今回は半クール(アニメ6話分)に収めなければならない都合上、どうしても尺的に収まらない原作エピソードはカットや簡略化が行われている...
具体的には
の一部(およびほぼ全て)はカットや構成の変更が行われており、おそらく原作を知っている人間ほど「あれっ...?」と違和感を感じやすいと思う。
とはいえ紙媒体の漫画を
- 表現の仕方
- 間の使い方
が全く違うアニメに起こすにあたって原作のシーンを余すことなくぶち込むことは
- 時間的
- 表現的(どうしても間伸びが起こる)
に無理な話な訳で、むしろ上記のエピソードをカット(&一部構成の変更)してまで一番描きたかったであろう
を丁寧に描写して尚且つ見やすくしたことで「映画作品としての完成度と満足度」は物凄く高くなっているように感じた。
実際僕が2回観に行った時もカットされているシーンがあるにも関わらず最後はボロ泣きしたし、2時間15分もの間で退屈を感じることは一切なかった。
結局いくら原作があるとはいえ「五等分の花嫁を締めくくる映像作品」として上手くまとめきれていなければ何の意味もないので、個人的には原作の一部シーンをカットしてでも
- 映像全体の観やすさ
- 一つの映画作品としての完成度
を高める方向に舵を切った監督の判断はまさに「英断」だと言わざるを得ないと思う。
作画も良い
そしてエピソード構成と合わせて映画全体の完成度を高めているのが「作画」。
今回の映画、全体的にはアニメの2期をベースにブラッシュアップが行われたような作画になっているのだが流石は劇場版。作画崩壊といえるほどの酷いシーンはゼロ。何なら2期よりも綺麗になっているぐらいで「最後の祭りが〇〇の場合」の各五つ子の見せ場は息が止まるんじゃないかと思うほどヤバかった(語彙力)
声優さんの名演
さらに!その神作画に声優さんの神演技が加わることで興奮度はMax。
僕の推しである三玖が分裂してしまったクラスの女子と男子に対して
- 準備の時から居心地が悪かったこと
- 「高校生なのに子供みたいな喧嘩して恥ずかしいとは思わないのか」ということ
- 「何でお互いのことが認められないのか」ということ
をはっきり伝える所とか三玖役の伊藤美来さんによる名演のおかげで、三玖の成長が感じつつ、「キスしたい」といって答えを聞かずに風太郎を襲ってしまうシーンで
「風太郎のことを思う一人の女の子」
として尊さと想いの真っ直ぐさがバシバシ伝わってくるあの感覚...
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!マジで尊い!!!尊いぞ!!!!!!!!!!!!
もちろん他の五つ子や風太郎も「神作画×神演技」の成す「大興奮間違いなしのシーン」はたくさんあるので、どうか劇場に足を運んでこの興奮を味わってほしい。
とはいえやっぱり「カットされたシーン」があるのは残念
ただまぁ、一つの映像作品にまとめるにあたってカットされた(描ききれなかった)シーンがるのは一人のファンとしては残念だとは思っている...
特に水着シーンはキービジュアルにも使われるほどプッシュされていただけに、劇場でOPで使われるだけに終わった時は「これから始まる!」という期待感と同時に「水着シーンここで使うのか...」という若干の残念さも感じた(OPという形式上、声優さんの声が一切入っていないため)
しかし先ほどお伝えしたように一番大事なのは「一つの映像作品としてしっかりと仕上がっているかどうか」なので、今回カットされてしまった話については
- 円盤
- 新作OVA
などで描かれることを気長に待とうと思う。
観賞後は圧倒的な虚無感と喪失感に襲われる
映像作品としての完成度が「高すぎる」のと今回で五等分の花嫁というコンテンツが「一区切りつく」が故に思うことだが
もうこれで五等分の花嫁は終わりなんだな...
もう動く五つ子(三玖)を観れる時はしばらく来ないんだな...
うっ...うっ(´;ω;`)ブワッ
といったとてつも無い虚無感と喪失感が僕を襲ってきた(というかこの記事を書いている時点でも襲われてる)
まだまだ劇場版が控えていた原作終了当時とは違って「これで終わり」と散々言われている今回はこの「心の中にポッカリ空いた穴」がめちゃくちゃ大きい。何で終わるんだよ...
最後に「映画は観るべきなのか?」
これについては即答出来る。
絶対に見るべき。ファンであるなら尚更
だと。
確かに
- 原作エピソードの一部カット、変更
- 鑑賞後の「ごと花ロス」に襲われる
といったデメリットこそあるとはいえ、せっかく五等分の花嫁のフィナーレが最高のスタッフ陣と声優陣で映像化されたのだから観ない方が勿体無い。いや、後悔すると思う。
もしあなたが少しでも五等分の花嫁のファンであるならば五つ子最後の晴れ姿を見るためこの「式」に参列してほしい。きっとそれが僕たちに出来る最後の感謝だと思うから...
そんなわけで僕は後もう一回だけ観て五等分の花嫁という作品に一区切り付けてこようと思っている。本当にありがとう...