ぐふふ…
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2020年6月26日
WWDC 2020の記事と並行してレビュー記事出します pic.twitter.com/77xpds3ngn
Apple Watch Series3をサポート面の心配やスペック面の不安を感じながら購入したけど案外使える。
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2020年6月27日
もちろんマップやニュースをApple Watch上で読もうとすると読み込みに時間がかかるけどそんなことは毎日するわけではないし、基本的な動作にストレスを感じるほどの不満はない
正直これがAirPodsと同じ2万円で手に入るのは十分魅力的
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2020年6月27日
最悪自分に合わなかったとしてもApple Watchというブランドだけでもそこそこの価格で売れるからそんなに心配する必要はない。気に入ったとしたら売却価格を元に最新モデルに買い換えれば良い https://t.co/04oRBhJESq
皆さんは普段どれぐらいiPhoneを見る機会があるだろうか?
今回はiPhoneに依存してしまいがちな生活を改善、よりよくしてくれるApple Watch Series3を開封レビューしていこうと思う。今現在Apple Watchに興味がある方の参考になれば幸いだ。
それでは今回も行ってみよう。
- 今回紹介する商品
- 僕がApple Watchを買った理由
- 開封!
- 外観レビュー
- 起動から初期設定
- 3日間使用感レビュー
- 総評 Apple Watch Series3は今の購入するべきなのか?
- 今回の総括
今回紹介する商品
今回紹介するのは現在格安で販売されているApple Watch Series3のNikeモデル。ちなみに僕が選んだのは
- スペースグレイアルミケース
- 42mm
- GPSモデル
という42mmモデルの中では一番安価なモデルになる。
僕がApple Watchを買った理由
正直今回のApple Watchは必要性に駆られて購入したものではない。あくまでも「Apple Watchでできることがどれだけ生活に変化をもたらすのか 」がすごく気になっただけだ。そのため今回は購入価格の高いseries5ではなく型落ちモデルとなるseries3を購入した。
もちろん最新モデルの方が全ての面において優れていることは十分承知しているが、流石にAppleが現在全く使えないモデルを並行して販売するとは思えないのでAppleを信じてみる。
開封!
先ほども書いた通り今回購入したのはNikeモデル。他のApple Watchの箱とは違ってブラックがベースのかっこいいデザイン。
このNikeロゴとApple Watchロゴのコラボがいい感じ
正面から見て左サイドには今回購入したApple Watchの構成が書かれている。
それではサイドのピロピロを引っ張って...
開封!!!!
とまずはiPhoneでもお馴染みのフェイント
「アスリートのためのAppleとNikeによるデザイン」。僕自身全然アスリートではないのだが笑
通常モデルでは味わえないこの特別感が最高
それでは上のベールを剥がしていく
Oh!!!Hello!!!!!!
こちらがApple Watch Series3本体
思えば九州の旅行に行った時に「絶対に手に入れてやる!」と誓ってから2年。遂に自分もApple Watchを持てるようになったのは感慨深い...
ペリペリももちろんある
今回はNike+バージョンということで付属するスポーツバンドもNike+の特別仕様。通常のスポーツバンドよりも穴が開いていてスポーツをする際の通気性が抜群に良い。
それでは箱から本体を取りだす
現在格安で販売されている型落ちモデルとは思えないクオリティーの高さ。iPhoneSEもそうだがApple製品はエントリーモデルでも一定水準以上の仕上がりになっているのは本当に素晴らしいと思う。
続いてはその他の付属品の確認
まず出てきたのはクイックスタートガイド類
各種ボタンの使い方や充電方法などがイラストで説明されている
もう1枚の紙には細かな説明?の紙。おそらく認証関係のものと思われる。
そしてもう1つの方には
交換用のNike+スポーツバンド
しっかりとバンドの交換法法や付け方が書かれているので初めての方で問題なく使うことができるだろう。
最後は充電用のマグネットケーブル。なんだかんだ言ってApple Watch用のケーブルを販売しているサードパーティーは少ないのでしばらくは純正品を愛用していく予定。
と今回入っていた付属品は以上。ちなみにだが電源アダプターは付属されていないのでiPhoneで使っているものを使い回すかAmazonなんかで売っているものを別途購入する必要がある。(価格的にも下記の商品がオススメ)
外観レビュー
それでは外観レビューの前にApple Watch本体についているペリペリを剥がさせていただきますm(_ _)m
充電ケーブルはデスク用充電器として愛用しているSatechiのトラベルチャージャーのUSB-Aポートに挿しておいた。(詳しいレビュー記事はこちら)
kenboapplegadget.hatenablog.com
全体的な見た目はこんな感じで「あっ、Apple Watchだ!」とわかる王道のデザイン
スペースグレイの塊感がすごい
右サイドにはDigital Crownとサイドボタンが。ここら辺の装備は初代のApple Watchから受け継がれているインターフェイスだ。
左サイドには通話用スピーカーとマイク。あくまでも通話専用なので音楽を聴くなどの他の用途で使用することはできない。
背面には心拍数を計測するセンサー類がまとめられている
ちなみにNike+やHERMESのコラボモデルはここにApple Watchのロゴとコラボ元のロゴが記載されている
今回購入したのは42mmというデカいサイズの方だがそれでもサイズ感は小さめ
起動から初期設定
サイドボタンを押して起動
こんな小さなデバイスにApple製のOSが走っていると考えるととてもワクワクする
と40〜50秒ほどでApple Watchが起動。iPhoneを近づけろという指示を促してきたので恐る恐るiPhone7を近づけると...
続けるをタップ
するとApple Watch側でモヤモヤが出現するので
iPhone側のカメラで読み込んで初期設定を開始する
何気に初期設定用の魔法陣みたいなイラストもNike+専用のカラーリング。芸が細かい笑
その後パスコードの設定など初期設定を済ませ
その後にiPhoneとの同期が開始。この間にApple Watchの基本操作を学ぶことが出来る
しばらく放っておくとApple Watchの同期が完了してDigital Crownを押せという指示が
初期設定が終わってDigital Crownを押すとNike+モデル専用の文字盤が表示され、使えるようになった。
腕につけるとこんな感じ。大きめの42mmを購入したと言うこともあって腕の中での存在感はそこそこ。
個人的にNIKE+の文字盤のデザインはあまり気に入らなかったので通常のApple Watchと同じような「モジュラー」と言うデザインに変更
ちなみにその他にもたくさんの文字盤を切り替えて使うことができる
3日間使用感レビュー
ここからはApple Watch Series3を購入して見て感じたことをお届け。
1 想像以上にはサクサク動く
正直始めのうちは「series5よりも2つ型落ちモデルだけどしっかり動くのだろうか...?」と言う不安があった。だが実際に使い始めてみると「あれ?案外サクサク動くな笑」と言う事に気付いてしまった。
- iPhoneの通知を確認する
- 天気を確認する
- iPhoneの中の音楽をApple Watchで聴く
- 電話をかける
- Suicaで買い物をする
と言うApple Watchでできる基本的なことは特にもっさり感を感じることもなくサクサク動作する。
ただ逆に
- ニュースを確認する
- LINEのメッセージを返信
- マップでルート案内をする
と言う画像を多く読み込むことが多いアプリを動かす場合には若干のもっさり感を感じるがそんなことはApple Watchで頻繁に行うことでは無いのでそこまで問題には感じない。よって型落ちモデルであるseries3でもApple Watchでできる全般のことはほぼ問題なく動く。
2 Your iPhone in your Arm
「何が便利なんだよ?」と思うかもしれないがこれがあるとの無いのとでは雲泥の差が生まれる。
僕の場合、外に出る際にはiPhoneはマナーモードにしていることがほとんどなためマナーモードを解除するか休み時間にiPhoneを確認するかしない限りiPhoneに来た通知を確認することができない。なので大したことの無い通知も超重要な通知も全て外ですぐに受け取ってアクションを起こすのは難しい。実際にそれで何度も親に迎えを頼むLINEなど重要度の高いメッセージを逃したことがある。
しかしApple WatchをつけているとiPhoneに来た通知を手首で受信して簡単に確認、また返信することができるので「通知の確認ミス」がなくなる。またApple Watch上に来る通知の数を「重要なもの」だけに絞ることで「通知を確認するためにスマホ、Apple Watchを確認する」と言う無駄な時間を少しでも減らして、その分の時間を作業の時間に当てたりすることもできる。
僕としてはこの機能はMaxサイズやPlusサイズなどの鞄の中に入れることの多いiPhoneユーザーには通知の確認をするために鞄の開け閉めが必要なくなるので是非とも活用してほしい。
3 日々の小さな買い物を爆速に
Apple Watchを言えば数少ないFelica対応のスマートウォッチ。もちろんseries3にもFelicaは搭載されていてSuicaやその他の対応するクレジットカード登録することでApple Watchだけでの買い物が可能になる。
特に今の時期、例のウイルスによって現金での買い物よりもキャッシュレス決済を使うことが推奨されているからこそ細かな現金のやり取りをせずとも買い物をすることができるApple Watchのメリットは計り知れない。しかもiPhoneとは違って常に手首につけている状態なため家に置き忘れることはほぼないし、サイドボタンをダブルクリックしてそのままかざすだけで買い物ができるのは便利すぎる。
4 AirPodsとの連携
Apple Watchを語る上で外せないのがAirPodsとの連携。もう個人としてはAirPodsを持っている人全員の腕にApple Watchを巻きつけて「便利よぉぉぉ!!!」を叫びたいくらいに便利。
AirPodsがあれば耳にAirPodsを突っ込んでApple Watchで聞きたい曲を選択するだけでiPhoneを取り出すことなく音楽を再生することができる上に、AirPods単体では行えない音量調整やスキップ再生一時停止などを同時に手首の上で行える。言えばAirPodsの拡張機として最高の役割を果たす。
音楽だけではなく電話をApple Watchで受ける時もAirPodsを耳につけている状態だと自動的に通話の音声をAirPods側に切り替えてくれるので外出先のハンズフリー通話で相手の声が外にダダ漏れする事態を未然に防げる。
もしApple Watchをお持ちの方でAirPodsを使ったことがないのであれば今すぐカートにぶち込んで買うべきだ。お互い持ち運ぶことの多いデバイス同士というのもあって相性は抜群。
5 MacBook Proを開くだけでロック解除。パソコンで作業を始める際のストレスを軽減
まずはこの動画をみて欲しい
これ一見するとただスリープ状態のMacBook Proを復帰させただけに見えるかもしれないが、実際はパスコードロックがかかったMacBook ProをApple Watchで自動解除してログインしている。
これもMacBookユーザーにとっては神機能。特に12インチや少し前の13インチモデルを使っている方ならTouch IDなしでもスムーズなロック解除ができるし、何よりも自分がどんな状況にあろうとApple Watchを腕につけている状態であればほぼ確実にロックを解除できる。
正直、これがある以上MacにFace IDやTouch IDを載せまくる必要はないのではないかと感じてしまう。逆にその分の価格差でApple Watchを購入して欲しい。
ちなみにこの機能はロック解除だけではなくApp Storeでのアプリのインストールや、アカウントのパスワードが要求される場面でも有効なためApple Watchをつけている間は面倒なパスコード入力をしなくて済むのはとても楽。
6 文字盤とバンドの種類で様々な顔に変化
僕が現在メインとして使っている文字盤はモジュラー。そしてNike+専用スポーツバンドをつけて使用している。
ただそれ以外にも例えばアナログ時計っぽい見た目にしたり
あるいは運動することを前提にしたアクティビティを確認しやすい文字盤
さらには自分のお気に入りの写真を登録できる文字盤など
型落ちのseries3でも楽しい文字盤はがたくさん。さらにseries4以降ならインフォグラフなどの全画面に最適化された文字盤を選ぶことができバンドと合わせれば組み合わせは無限大。自分の好きな組み合わせでApple Watchを使うことができるはず。
そのバンドも純正やサードパーティーのものを含めれば無数の種類が用意されているので気になる方はApple StoreやAmazonなんかを覗いてみて欲しい。きっとそのバンドの数の多さに驚くはずだ。
7 Apple Watchから健康的な動きを促してくれる
深呼吸や心拍数などApple Watchには健康を守ってくれるような機能が多数搭載されている。実際にその機能で命を助けられたという人もいるのだから実力は確かなものだろう。
そんなApple Watchは僕に健康的な動きを促してくれる。例えば「1分呼吸するだけで落ち着きますよ〜」とか「後もう少しでゴール達成です」などなど...普段なら意識もしないことをApple Watchが意識させてくれるため自然と体を動かす気になれる。
さらに秋にリリースが予定されているwatchOS 7ではついに念願の睡眠トラッキング機能が搭載されるということでApple Watchに健康面で助けられる日々が増えると思う。
総評 Apple Watch Series3は今の購入するべきなのか?
Apple Watchの特定の機能を追求して使うたい(マップでの経路案内、Apple Watch単体で音楽を聴く、LINEやメールの確認・返信を行いたい)という要望が少しでもあるのであれば悪いことは言わないからseries5、もしくは今年の秋に登場すると言われているseries6を買った方がいい。
そこそこの速度で動くとは言え既に2〜3世代も型落ちしているモデル。OSのアップデート面から考えれも長く使い続けられるとは思えない。なのであくまでもApple Watchでできること全般に興味があって、それを試してみたい人にオススメの製品だ。
そう言った方にとっては価格もAirPodsと同じ2万円弱とチャレンジしやすく、僕がオススメしているAirPods(Proも含める)と同時購入してもおよそ4〜5万程度で収まる。気に入らなければ売却をすればいいだけなので価格と性能のバランスを考えれば妥当な金額を言える。
今回の総括
長期的なメリットを生むApple製品。あなたの生活に寄り添う腕時計
iPhoneやiPadが購入してからすぐの段階で利益を生み出す「短期的なメリットを生む製品」だとすればApple Watchはそのパッとしない役割ゆえに「長期的なメリットを生み出す製品」だと思う。
正直僕自身もApple Watchが生活に完全に馴染むのかどうかはわからない部分が多い。そこはこれからの生活の場面で生かしていくつもり。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。