本記事では中堅音ゲーマーである管理人が「絶対失敗しない音ゲータブレットの選び方」として重要視するべきポイントと具体的な機種をご紹介。
まぁ結論としては「iPadを買いなさい」というところに帰結するのだが()
- まずは結論 とにかくiPadを買いなさい
- 管理人オススメの音ゲー向きタブレットこれだ(2024年3月現在)
- 初めに 音ゲーでタブレットを購入する2つのメリット
- 検討時に重要にな4つのチェック項目
- とはいえ いちいちスペック見るのめんどくさくない?
- 今回の総括 iPadが強すぎる
まずは結論 とにかくiPadを買いなさい
「結局どのモデルを買えば良いんだ?」
という人に僕から言えることはただ一つ。
殆どの人はiPadの購入が無難な選択肢
であること。そして
Androidタブレットは現状取れる選択肢が少なすぎるせいで玄人以外にオススメしにくい
これがCytusやプロセカ、Deemoやガルパなどの音ゲーを5年間iPadでプレイし続けているプレイヤーである僕の結論だ。
- OSの使い勝手
- 動作の安定性
- 安心感と選びやすさ
という全ての面でiPadを上回っていて、かつ万人にオススメできるモデルが皆無()
もちろんAndroidタブレットの選択肢もないわけではないが、iPadが強すぎる現状だと殆どの人にとってAndroidタブレットを選ぶメリットが少ない。故に僕はとりあえず音ゲー向けタブレットが欲しいならiPadから選ぶのが無難だと考える。
管理人オススメの音ゲー向きタブレットこれだ(2024年3月現在)
スペック云々を語る前にまずは僕がオススメするタブレットを紹介する。
どんな機種があるのか知りたいだけの方はここから購入していただければ幸いだ。
iPad編(2024年3月現在)
1 管理人も愛用しているiPad Pro11インチ
kenboapplegadget.hatenablog.com
もしあなたがiPadにかけられる予算として10万円を持っているのであれば即刻こいつをポチって欲しい。
僕自身一つ型落ちモデルを使っていても、性能面と装備面に関して不満を感じることは全くない。
- 性能→最新のMacBook Airと同じCPUで音ゲーの動作はサクサク
- スピーカー→4つのスピーカー搭載で縦横どんな方向でもステレオ音源の再生が可能
- ディスプレイ→最大120Hz駆動のぬるぬるディスプレイで吸い付くようなプレイができる
など弱点無し。そして当然iPad最上位のモデルとして現時点で搭載できる機能は全部入っているので、これさえ買っておけば何も不満が出ることはない。
デメリットとしては購入金額が最低でも10万円〜とかなり高くなってしまうこと。
故に購入できる人がかなり限られるモデルではあるのだが、その分音ゲープレイ時のストレスは限りなく少なくなるため、音ゲーを本気でやりたい人にはオススメ。
追記 2023年11月22日
有名モバイル音ゲーの中でも屈指の名タイトル「プロセカ」にてiPad Proの120Hz駆動を最大限活かした「FPS設定(なめらか)」が追加された。
kenboapplegadget.hatenablog.com
現状iPad Proしか使えない機能である上にプレイ感覚が明らかに良くなるので、音ゲーをやり込みたいならiPad Pro本当にオススメ。
2 コスパ重視のiPad10.2インチ(第9世代)
kenboapplegadget.hatenablog.com
とりあえずiPadが欲しいならこの無印iPadを選んでおけば間違いない
全部入りのiPad Proと比べて
- 性能→iPhone11相当
- ディスプレイ→ヌルヌル度とタッチの感触が若干悪い
- デザイン→完全に一世代前のデザイン
と劣ってしまうものの
5万円で使いやすい10インチクラスiPadの信頼性や安心感
そしてプロセカもサクサクこなせるレベルの性能が手に入る
ことを考えるとコストパフォーマンスはかなり高い。
kenboapplegadget.hatenablog.com
kenboapplegadget.hatenablog.com
最新の無印iPad(第10世代)と比べて変なクソ仕様もなく、何よりお値段が手頃で買いやすいので万人に購入をオススメしたい。
3 小ささ全振りのiPad mini(第6世代)
kenboapplegadget.hatenablog.com
8インチサイズで快適な音ゲープレイをしたいならiPad mini(第6世代)一択だ。
これは先ほどの2つと違いとにかく小さいサイズ感を求める人にオススメ。
スペック的にはiPhone13と同レベルで音ゲーをプレイする分には何も不満はないのだが、8インチという特殊なサイズ感ゆえに10インチクラスのような万能さがない。近年のiPadで推されている
- Apple Pencilを使ったノート作り
- 外付けキーボードを接続してパソコンライクに使う
といった使い方をしようとすると工夫を強いられるので、このコンパクトサイズに惚れたかどうかで購入は検討してほしい。
Androidタブレット編(2024年3月現在)
- Xiaomi Pad 6
- Pixel Tablet
- Galaxy Tab S9
一見iPadと比べると豊富なラインナップが魅力的に見えるAndroidタブレットも
- 音ゲーを快適に実行できる性能と安定性
- 安心して使えるメーカー
に絞るとこれぐらいしか候補がない...
大体これ以外のタブレットは音ゲーを動かすのに十分なスペックを有していないパターンが殆どなので選ぶべきではない
Androidタブレットが欲しいなら上記3機種から選ぶのが無難。
1 5万円でiPad Proと同等装備が手に入るXiaomi Pad6
装備と性能のバランスが一番優れているコスパの良いAndroidタブレットならXiaomi Pad6がオススメ
このタブレットは先ほど紹介したiPad(第9世代)と殆ど同じ5万円という値段にも関わらず、倍以上するiPad Proと同じ
- 4スピーカー
- 高リフレッシュレートなヌルヌルディスプレイ
が装備されて値段は約半額というコスパの良さ。もちろん重要な性能面もiPhone12と同等レベルの性能で音ゲーの動作も問題なしなので、購入のしやすさも含め隙のない完成度なのが魅力だ。
2 全ての人に「ちょうどいい」を狙ったPixel Tablet
Googleブランドの安心感。そして音ゲータブレット以外の使い勝手を求めているならPixel Tabletは良い選択肢になる
kenboapplegadget.hatenablog.com
ここ最近Pixelで話題のGoogleが作った製品ということもあって
- そこそこのスペック
- 使いやすい黄金サイズのディスプレイ
- Google純正という安心感と充実のサポート
などみんなにとって「丁度良い」選択肢になっているのが大きな特徴。
先ほどのXiaomi Pad6ほどコストパフォーマンスに優れているわけではないが、音ゲータブレットとしてだけではなくスマートスピーカーとしても使えるなど幅広い用途に対応する作りになっているので、Googleブランドの安心感も併せて「使い道の広いタブレット」が欲しいならオススメだ。
Galaxy Tab S9
Androidへの強いこだわりと全部入りの製品を求めるならこれ一択
- スペック
- 装備
は全部入りでこの3つの中で最も良いスペックになっている反面、価格は12万円からと購入の敷居は高め。
Androidへの強いこだわりがあるなら最高の一台にはなるが、よほどのこだわりがない限りはその値段でiPadを購入する方が良いと思う。
初めに 音ゲーでタブレットを購入する2つのメリット
一通りオススメ機種を紹介したところで、まず初めに音ゲーでタブレットを購入する2つのメリットについて語っていこうと思う。
1 高難易度譜面の攻略が楽になる
まずは何を隠そう高難易度譜面の攻略がとにかく楽。
プロセカで言うと
- 人生
- ヤミナベ!!!
- ゲキチュウマイの御三家コラボ曲
あたりの「スマホでクリアすることを想定していないアタオカ譜面」がタブレットなら
- ノーツ一つあたりの大きさが上がって押しやすくなる
- 画面が大きい分、運指の自由度が高い
のでスマホと比べて確実にこれらの高難易度譜面の攻略は楽になる。
特に人差し指勢や片手2本以上の指を使う人にとっては運指の自由度が上がって、さまざまなノーツの取り方が可能。自分に合った指の動かし方を追求することができる。
2 スコアの向上
当然、自分に合った運指を研究していける快適なプレイ環境でプレイを続ければスコアも上がる。
まぁここら辺に関しては個人の才能によりけりだが、全体の傾向としてスマホよりもタブレットの方が快適にプレイできるが故に高スコアを出しやすいのはあると思う。
検討時に重要にな4つのチェック項目
そんな音ゲーを快適にするタブレットはAppleが発売する「iPad」とGoogleをはじめとする他社が発売する「Androidタブレット」の2種類が存在する。
これら2つは中では動いているOSが全然違うのだが、OS関係なく失敗しない買い物にするためチェックしなければいけない項目は4つあると僕は考えている。
- 安定してプレイ出来るスペック
- ノーツの取りこぼしがないタッチ感度
- 余裕のあるストレージ容量
- 自分好みのディスプレイサイズ
1 安定してプレイ出来るスペックであるか
何気に音ゲーはスペックを要求されるゲームなので、快適で安定してプレイを行うためにスペックは妥協しない方が良い。それこそプロセカやガルパ、アンスタのような
「キャラクターのMVに3DCGを使いプレイ中に背景でそれを再生出来る機能」
が実装されているタイトルはキャラクターのCGを動かすことにも性能を使わなければいけないため、スペックの要求値は高くなる。
具体的に要求される性能は各タイトルによってマチマチだが一つの指標として
2019年以降に発売された定価8万円以上のスマホと同程度の処理速度があるか
はざっくりと快適なプレイができるか否かを決める指標にはなっている。(どのタイトルもその時期に発売されたスマホを動作保証端末としているため)
2 ノーツの取りこぼしがないタッチ感度かどうか
ゲームセンターにおいてある音ゲーと違ってスマホ音ゲーはタッチパネルの感度にスコアやプレイの快適度のほとんどを依存しているため
ノーツの取りこぼしがないタッチ感度があるかどうか
は非常に重要。いくら性能が高くても肝心のコンボが繋がらなければスコアは伸びないし、全く楽しくないからだ。
3 余裕のあるストレージ容量であるか
プロセカやガルパなど特に収録楽曲数が多く、アップデートでの楽曲追加も頻繁に行われるタイトルを複数プレイするなら余裕のあるストレージ選びも重要。
kenboapplegadget.hatenablog.com
僕自身も過去に16GBのiPad Air2で音ゲーをプレイしていて、ストレージ不足からくる
- アップデートができない
- 新しいタイトルをインストールできない
にものすごくストレスを感じた人間だからこそ、ストレージ選びでケチることだけは声を大にして「やめろ」と言わせてもらう。
個人的には最低でも128GB、音ゲー以外の用途でもガンガン使うなら256GBは選んでおいて損はないと思っている。
4 自分好みのディスプレイサイズ
最後はディスプレイサイズ。まぁこれに関しては肝心に好みなのだが、多くのタブレットで「使いやすい」と言われているのは大体10〜11インチ前後。小さくても8インチはないとスマホよりも快適に音ゲーをプレイすることは出来ないだろう。
とはいえ いちいちスペック見るのめんどくさくない?
一応、ここまでタブレットを使うメリットとスペックの見方について解説してきたわけだが...
ぶっちゃけカタログスペックを確認するのめんどくさくね?
僕みたいなガジェオタはまだしも、音ゲー向けタブレットを初めて購入する人にとって
CPU性能が〜
メモリが〜
ディスプレイのリフレッシュレートが〜
なんて懇切丁寧に解説したところで「!?!?!?!?!?」と困惑するだけだし「だから何ですか?」となるだけだろう。
もちろん本来であればスペックを確認しながら、そのタブレットが音ゲーに適しているかどうかをしっかり吟味する必要がある。が、その作業はすごく大変でやりたくない...
しかし、一つだけ。一つだけ面倒なスペック比較をしなくても良い選択肢がある。
それが「iPadの中から選ぶ」ということだ。
iPadはどれを選んでもハズレがない
まずiPadはどの機種を選んでも基本的にはハズレがない。
音ゲーを動かすには十分な性能はあるし
ディスプレイの感度も良い。ノーツの抜けも殆ど起こらない上に
ストレージも実用性がある容量が最低限確保されていて
安心安全のAppleブランドもついてくる
それが5万円で購入できる機種から10万円する機種まで全てついている。
もちろん各モデルで差別化のために一部装備が違ったりはするものの、タブレットとしての
- 快適性
- 使い勝手
はどのモデルでも担保されているので、初めて音ゲー向けタブレットを購入する人にとってこれほど心強いものはない。極論好きなものを選んでも大ゴケすることがないからだ。
動作安定性も抜群に良い
そして音ゲーの動作も各機種に最適化が行われているため、安定して動作する。
少なくとも各音ゲーが推奨している端末群に名前が上がっているものに関しては動作面で大きな問題もなく、安定したプレイが可能だ。
Androidタブレットも値段は同じぐらいになる
「iPadは高いから嫌だ」
と言う人がいるかもしれないが、iPadと同じ性能と信頼性を求めると選択肢は途端に減る。それこそiPadでは選べる8インチ前後の小型モデルという選択肢を取ることは不可能。それぐらいAndroidタブレットはニッチで数が無い...
この記事で紹介した通り、Androidタブレットの中でも選択肢があるとはいえ
- 価格は5万円〜
- サイズは11インチ前後
- まともに使えるメーカーは3社ほど
になってしまうのが現実。
Androidへのこだわりがあるならまだしも、それ以外の人にとってはわざわざiPadというベストな選択肢を捨てるほどの大きな魅力があるわけでは無いと思うので、僕はとりあえず音ゲータブレットが欲しいならiPadを選ぶべきだと考える。
今回の総括 iPadが強すぎる
とりあえず右も左も分からない人は以下の機種を選んでおけば間違いない。
いやぁ...今回Androidタブレットのことも調べたのだが、やっぱりタブレットはiPadの存在感がかなり強い()
登場から10数年、常に先端でタブレット市場を牽引してきたこともあって
- 製品の作り込み
- OSの作り込み
- 各アプリの作り込みと最適化
がAndroidタブレットの1歩先を行っていて、とにかく弱点が少ない。
なので冒頭でも述べた通り、基本的にほとんどの人はiPadの購入を第一に考えてもらえればOKだ。