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先日行われたプライムデーにて安くなっているのを我慢できず、SONYのWF-1000XM4を買わずにAirPods Proを購入してしまった...
今回は約2.4万円で手に入れたAirPods Proの開封と数日間使ってみてのファーストインプレッションを記事にまとめていこうと思う。新型の噂も囁かれている中「AirPods Proってどうなん?」と思っている人の参考になれば幸いだ。
それでは今回も行ってみよう。
今回レビューする商品
今回レビューするのは冒頭にもあるようにAppleが発売しているノイキャン付きイヤホンであるAirPods Pro。
先日のプライムデーでかなりお安くなっていたのと、ここ最近イヤホンでもノイキャンが必要になってきたこともあって
- ノイキャン性能が強力
- 手の出しやすい価格(3万円以内)
- すぐに届く
AirPods Proを購入することにした。
まず初めに...AirPodsに感じていた限界
このブログを始める前からずっと僕はSONYのノイキャンヘッドホンとAirPodsの組み合わせを気に入って使い続けてきた。(とはいえ一時的に違う機種を使っていたこともあったが...)
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この2台を使い分けていたのはいろんな理由があるのだが、中でも一番大きいのは「使用用途が被りにくく、場面ごとに最適な使い分けをすることができるから」が前提としてあった。
しかし、自宅から少し遠い高校に進学し外にいる時間が大幅に増えたことで「イヤホンでもノイズキャンセリングが欲しい」と思う場面も増えた。具体的には
- 電車を待つ10〜30分の時間
- 街中で友達を待つ時間
- 夏の暑い日の電車の中
これらの「わざわざヘッドホンを取り出して使うのがめんどくさい、もしくは使いにくい場面」が増えてしまった。
その他には
- ワイヤレス充電ができない→せっかく3台同時充電器を購入したから充電関係を1つにまとめたい
- 掃除がめんどくさい
という点でも密かにAirPodsに対して限界を感じていたため、プライムデーで安くなったことをきっかけに思い切ってAirPods Proを購入したわけだ。
開封
ドーン!!
遂に手元にきたぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
AirPods Pro!!!
裏面にはAirPods Proの画像がある以外余計な情報はほとんどない。シンプル。
では早速...
箱を開けていく
「Designed by Apple in California!!!」
それでは、上の紙を取って
Hallo!!!!AirPods Pro!!!!
まだ新品の証であるフィルムに身を包まれた状態
AirPodsとのツーショット
AirPods Pro本体を一回取り出して
さらにその下の紙(?)を取り出す
下には交換用のイヤーピースと
本体を充電するためのUSB-C to Lightningケーブルが入っていた。
付属品としては
- AirPods Pro
- 交換用イヤーピース
- Lightningケーブル
- 説明書類
とこれまで通り。イヤーピースを除いて大きな違いは見られない。
AirPodsと比較
まずはAirPods Proについているフィルムを
めちゃくちゃ小さい...
実際、今まで使っていたAirPodsと比べて見ても全体の大きさはそこまで変わらない印象を受ける。むしろノイズキャンセリングや耐水性能を持たせながら従来のAirPodsと同じようなサイズ感で出してきたのが凄すぎる。
縦にすれば優秀なサイズ感がよく分かると思う。
ペアリング
ご存知の通りAirPods Proのペアリングは超簡単(Apple製品の場合)
蓋を開くだけで
自動的にポップアップが出てきてAirPods Proの各機能や操作方法の説明をしてくれるので、ワイヤレスイヤホンにありがちな操作方法に戸惑うといったことは殆どない作りとなっている。
さらにAirPods Pro(もといApple製イヤホン全般)は同じiCloudアカウントのデバイスとも瞬時にペアリングされる。つまりiPhoneで登録したAirPods ProをiPadで使いたい場合、同一アカウントでログインしていればめんどくさいペアリングの作業は不要。さらにデバイスの切り替えは全て自動で行われるため、とりあえずAirPods Proを耳につけてしまえばOK。まさにマジック。
3日間使い込んでみた(3日間使用レビュー)
というわけで、ここからは実際に届いてから3日間使い込んで感じた使用感レビューをお届け。
1 相変わらず協力なノイズキャンセリング性能
前評判通りAirPods Proのノイキャンはかなり強力。
耳につけるだけでもちょっと閉塞感を感じるほどにノイキャンは効くし、その上音楽をかければほぼ無音の世界に誘ってくれる。
個人的にノイキャンの強力さは現在使っているWH-1000XM3と同等か場合によってはそれ以上といった感じで非常に満足。
2 外音取り込みと外音コントロールが優秀
元々のマイク性能が高いのか、外音取り込みモードはかなり自然。
少し浅瀬のプールに潜ったような聞こえ方のするWH-1000XM3と違ってAirPods Proの外音取り込みはイヤホンをつける前と遜色ない自然な取り込みを実現している。
あとAppleの細かな気遣いを感じたのが外音コントロール機能。例えば片耳だけをつけた状態だと外音取り込みモードを有効にして不自然な圧迫感を無くしたり、音楽を再生している状態でも人の声をブーストして聞こえやすくしたりなど...
さりげなくユーザーが意識しないところで便利に使えるような配慮がなされていることもあって、外音取り込みモードでもより快適に使うことができる。
3 自動切り替え機能は便利だが...
AirPods Proには複数のApple製品に同時に接続して、使うデバイスに応じて接続を切り替える「自動接続機能」。何も考える必要がない反面、たまにうまく切り替わらない時があるせいで周囲に爆音で音楽を再生する事故が発生することがあるのであまりその恩恵を受けれていない...(僕自身、電車の中と図書館でアニソンを爆音で流してしまった)
ひどい時には使いたいデバイスに繋がっていない時もあるので基本的には今まで通りコントロールセンターから手動で切り替えるのが良さそうだ。(H1チップを搭載していることもあって手動での切り替えはマジで早い)
4 音質は微妙
はっきりいってしまおう。
AirPods Proの『音質』には3万円の価値を一切感じない。せいぜい1万円クラスの音質といったところだ。
もちろん「聴けるレベルじゃないほど悪い」というわけではなく全体的にフラットで「これはこれでありかな」と思えるほどの音質ではあるのだが、それこそWH-1000XM3と比較すると低音の物足りなさと全体的な音のボリューム差に欠ける。なんかこう「薄っぺらい音」といった感じ。
普段からヘッドホンで音楽を聴くことに慣れたせいか一番最初AirPods Proで音楽を聴いた時は「えっ、少し薄っぺらい音だな...」とびっくりしてしまった。とはいえAirPods Proの魅力は単純な音質ではないことも理解しているので、これはこれと割り切ることにする。
5 Apple Watchとの組み合わせが神
もう素晴らしいの一言。今までApple Watchだけで音楽を聴こうと思っても
- AirPodsとApple Watchを使って音楽を聴く
- やっぱりノイキャンが欲しくなってWH-1000XM3をバックから取り出す
- 「iPhoneと繋いだ方が良くない?」となって結局iPhoneに繋げて音楽を聴く
といった感じであまりApple WatchとAirPodsの組み合わせが定着しずらなかったのだが、AirPods Proになってポケットの中に強力なノイキャン付きオーディオデバイスを入れて置けるようになったことで
- AirPods Proを耳につける
- Apple Watchでミュージックアプリを操作して音楽を聴く
このようにリュックの中を漁ることなくどこでも快適に音楽を楽しめるようになった。
しかもApple製品同士ということで接続はシームレス。なんだかんだApple Watchで使うイヤホンはApple製が一番強い。
6 ワイヤレス充電は楽
AirPods Proのケースはあのサイズ感でQi規格のワイヤレス充電に対応しているのはご存知だろうか?
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対応している充電器を持っていれば置くだけで充電ができ、AirPods ProのためにLightningケーブルを用意する必要がないのでとても便利。ちなみに僕は今のところAirPods Proを有線で充電したことは一度もない。
今回の総括
このサイズ感で全部入りのイヤホンが使える驚異的さ。Apple製品を使っているなら間違いのないイヤホン
やはり利便性重視の製品な分、音質に若干の課題を感じるところはあるものの「利便性」がめちゃくちゃ高く総合的な満足度はかなり高いと感じた。
特にあの小ささでノイキャンが使えるのがかなり衝撃的。ここ最近SONYが2年越しでAirPods Proに迫るサイズ感の「WF-1000XM4」を発売したが、Appleはそれと同等のサイズ感を2年も前の実現していたことを考えるとAppleの技術力の高さが垣間見える。
と、その話は一旦置いておいて...
- Apple製品との高い親和性
- 便利な連携機能
- 一定水準以上は満たしている音質
- 強力なノイキャンと自然な外部音取り込み機能
- ワイヤレス充電、防水など付加価値モリモリ
という点においてAirPods Proの右に出るものはいない。おそらく「Apple製品との親和性」だけでいえば絶対に右に出るものはいないだろう。
iPhoneユーザーの方はマジでオススメ。もしワイヤレスイヤホンにあまり詳しくないならAirPods Proの購入しておけば間違いない。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。