皆さんのデスクでの充電環境にはたくさんのコードが散らかっていないだろうか?
今回は散乱しがちなデスク上の配線をひとまとめにしてくれるANKERのワイヤレス充電器をレビューしていこうと思う。これApple製品ユーザーにかなりオススメ。
それでは今回も行ってみよう。
- 今回紹介する商品
- 外観レビュー
- ANKER PowerWave+ 3-in-1 Stand with Watch Holder2ヶ月間使用レビュー
- ANKER PowerWave+ 3-in-1 Stand with Watch Holder2つのデメリット
- 今回の総括
今回紹介する商品
今回紹介する商品はお馴染みANKERが発売している「PowerWave+ 3-in-1 Stand with Watch Holder」というQi対応ワイヤレス充電器
3-in-1の名の通り
- スマホ
- ワイヤレス充電対応イヤホン
- Apple Watch
の3台を同時に充電できる優れもので尚且つワイヤレス充電の出力も高いのが大きな特徴だ。(iPhoneなら7.5W、Pixel4など対応するAndroidスマホなら最大10Wでのワイヤレス充電が可能)
外観レビュー
全体的にアルミボディを採用しているわけでもないので「高級感」というのはあまり感じられない。
ただスマホを充電するスタンド部分は滑り止めになっているし、イヤホンを置くところ含め上部分はつや消しになっている分「安っぽさ」は感じられない。やはりちゃんとしたメーカーが作っている感がある印象。
手前側にはQi充電中であることを示すLEDのインジケータランプが2つ
Qiでのワイヤレス充電を行うと青色に発光する
スタンドにはANKERのロゴマーク
右側にはApple Watch充電スタンド(任意で取り外し可能)とイヤホン等を充電するためのQi充電器がついている。
背面には滑り止め
背面はごそっと取り外すことが可能で
Apple Watchを充電したい場合は中にあるUSB端子から電源を確保する形となる
ちなみにこの製品に使えるのはApple純正のApple Watch充電ケーブル(1m)のみ。持っていない場合は別途購入(基本は付属しているものなので問題はないと思うが...)する必要があるため注意。
充電パッドに電源を供給する端子は最近主流のType-C。
- Quickcharge
- USB PD
に対応するケーブルであれば汎用品が使えるのが嬉しいポイントだろう
実際にApple WatchとiPhoneを充電してみるとこんな感じ
さらにAirPodsを加えてみた。なんだかんだこの3つの製品は充電場所に困ることが多い僕にとってきちんとした定位置と充電スポットが兼任できるのが嬉しい。
背面から出ているケーブルも一本だけ。Apple Watch用の電源ケーブルが散乱していないのも評価高い。
デスク脇に設置してみるとこんな感じ。120×60cmの机を使っていることもあってそこまで邪魔にはならない。
ANKER PowerWave+ 3-in-1 Stand with Watch Holder2ヶ月間使用レビュー
外観レビューはこれぐらいにして、ここからは実際に2ヶ月間デスク脇に設置して使った感想をお届け。
1 3本のケーブルを1本に集約できる
個人的にワイヤレス充電を使う一番のメリットに感じたのが「ケーブルをまとめられる」こと。
本来であればスマホ用に1本、イヤホン用に1本、Apple Watch用に1本の計3本のケーブルが必要なところがANKERのPowerWave+ 3-in-1 Stand with Watch Holderを使うことで1本に集約できるためデスクの上はかなりスッキリするし、僕みたいに充電するデバイスが多い人はその分のケーブルを他のデバイスの充電に使うこともできる。
実際、iPhone(Pixel)とApple Watchの充電をワイヤレス充電に切り替えてからSatechiの充電器に刺さっているLightningとType-CケーブルはiPadとSwitch Lite専用にして「iPadとiPhoneを同時に充電したいのにできない!!」という事態が起こらなくなった。
2 デスク上に物が散らかりにくくなった
スマホを置いておくための定位置ができたことが一番大きいと思うのだが、充電する度にスマホやApple Watchが無造作に散らかることがなくなったのも大きなメリット。
なんだかんだスマホを机の上に置いて充電すると場所をとって邪魔に感じることがあるので、使わない時は机の上をクリーンに保った状態で充電もできるのはとても良い。
3 充電速度も許容範囲
1000円台のワイヤレス充電器の中には充電速度が遅すぎて使い物にならないものも多くある中で、ANKERのPowerWave+ 3-in-1 Stand with Watch Holderは最大10Wの給電に対応していることもあってか「デスクワークしている最中に充電する」ような使い方ぐらいなら不満がないレベルまで充電されるため個人的には問題なし。そもそも充電速度優先なら初めからケーブルに繋いで急速充電する。
4 なんだかんだスタンドタイプが便利
スタンドタイプの場合、平置きタイプと違って
- 重力で常に正しい位置において充電可能
- スマホの通知を確認しやすい
- ワイヤレス充電しながらの操作が簡単
という点でメリットがあってかなり使いやすく感じる。
特に確実にワイヤレス充電を行えるというのは一番大きく、ワイヤレス充電にありがちな「充電したつもりだったのにできてなかった」ということを未然に防げるのでありがたい。
ANKER PowerWave+ 3-in-1 Stand with Watch Holder2つのデメリット
ここまで書いてきたように、僕自身この製品のことはとても気に入って使っているのだがどうしても気になるデメリットが2つだけあったので紹介させていただきたい。
1 付属のケーブルがC to Cじゃない
このANKER PowerWave+ 3-in-1 Stand with Watch Holderは3台のデバイスを同時充電できる便利さを持つ反面、フルパワーを出すためにはUSB~PD(もしくはQuick charge)に対応した電源アダプターとケーブルを用意する必要がある。
一応僕の購入したセットにもケーブルは付属しているのだが、現在主流のUSB-PDに対応したものではなくQuick chargeという規格に対応したA to Cのケーブルなのが超微妙。
僕はたまたま家にUSB-PDに対応したケーブルと電源アダプターのあまりが転がっていたので良かったものの、ほとんどの人はそうでないはず。なぜ初めから主流となっているケーブルをつけないのかが謎だ。
2 少し出費が嵩む
元々この充電パッド自体が5000円弱するのと先述したUSB-PD対応の電源とケーブルを諸々購入すると合計で8〜9000円近くなってしまうため、出費は嵩んでしまうと言って良いだろう。
とはいえそれは購入する時点で覚悟を決めてしまうことでもあるので、本気で購入を考えているのであればそこまで大きな問題にはならないと思う。
今回の総括
信頼と安心のANKER製&便利な3台同時充電が可能な最高のアクセサリー
もしあなたが
- iPhone
- Apple Watch
- AirPods(ワイヤレス充電対応モデル)
を持っているのであればこの製品は最高の相棒となること間違いなし。何より有名メーカーのANKER製でで一定以上の品質が保障されていながら、怪しい中華系メーカーの製品と遜色ない値段で購入できるのが魅力的だ。
それにワイヤレス充電はほんと楽。ぜひ皆さんもこの手軽さを味わってみて欲しい。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。