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実はメイン端末用イヤホン兼ヘッドホンの置き換えガジェットとしてSONY WH-1000XM4を購入していたケンボウさん。なんと1週間で売却することに決めました()
今回はSONY最高峰ノイキャンイヤホンであるWH-1000XM4の1週間使用レビューと売却まで至った「たった一つの致命的な理由」について記事にまとめていこうと思う。
それでは今回も行ってみよう。
- 前置き WF-1000XM4はとても良いイヤホン
- 今更WF-1000XM4を購入したたった一つの理由
- SONY WF-1000XM4を1週間使ってみて分かった事
- 一見よさそうに見えるが...
- 今回の総括
前置き WF-1000XM4はとても良いイヤホン
1週間使用レビューとなぜ売却したのかについて語る前に一つ断りを入れさせてほしい。
僕に合わなかっただけでWF-1000XM4は普通に良いノイキャン付きイヤホンであることに間違いはない
後述のレビューでのお伝えさせていただくが、ノイキャン性能は現状のワイヤレスイヤホンの中でもトップクラスと言っても良いレベルだし、音質もAirPods Proよりも解像感が高くとても良い。おまけに本体の大きさもAirPods Pro対比でそこまで大きくないので持ち運びにも困らない。
僕が売却に至った「ある理由」を除けばパーフェクトに近いイヤホンで完成度はかなり高いということだけは初めに伝えさせていただいた上で本編に進んでいただければ幸いだ。
今更WF-1000XM4を購入したたった一つの理由
ここからは本編。
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そもそも僕はこの記事で解説した通り
- ノイキャン付きイヤホン(AirPods Pro)
- ノイキャン付きヘッドホン(WH-1000XM3)
を使い分けていた。
理由は色々あるのだが、ざっくりまとめると
- 聴こえ方の好みでヘッドホンの方が好き
- しかしヘッドホンだけだと持ち運びや外出等に対応しにくい
- ノイキャン付きイヤホンを併用することでヘッドホンの弱点を埋める
とこんな感じ。この記事を書いていた時(高校生時代)は自宅から通学するのに片道1時間半の電車に乗らなければいけなかったことに加え、ノイキャン付きイヤホンでヘッドホンレベルの連続再生時間を誇る製品がなかったこともあってずっとこの組み合わせを愛用してきたが...
大学生になって状況が激変
4月から大学生になったことで色々と状況が変化することになる。
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まず居住環境。通学のために大学の近くで一人暮らしを始めた結果、高校生時代のように1時間近く電車に揺られることがなくなった上にそもそも家から一歩も出ない日が激増した(高校生時代はほぼ毎日家から出る生活だった)
そして極め付けはメインで使っているバックパックの変更。
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今まで使っていたコンバースのバックパックから、かの有名なスティーブ・ジョブズも使っていたというCote&Cielのisarというバックパックに変えたことで愛用のヘッドホンが入れにくい事態が発生。もちろん工夫すれば入れられないことはないとはいえ、荷物を出し入れする時に引っかかるので「常にヘッドホンを持ち運ぶ」ということ事態が厳しくなってしまった...
- そもそもの利用機会が減った
- バックの変更で常時持ち運ぶのが面倒になった
となれば「ヘッドホン持ち運ぶ必要なくない?」となるのは必然。ヘッドホンの置き換えでWF-1000XM4を購入したというわけだ。
WF-1000XM4の概要
そんなわけで購入したWF-1000XM4の概要はこんな感じ
- 信頼と安心のSONY製フラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン
- 超強力なノイズキャンセリング搭載
- 音質も完全ワイヤレスイヤホン界でトップクラス
- ワイヤレス充電、耐水、アプリ対応などの付加価値全部入り
- お値段2.6万円〜
以前まで愛用していたヘッドホンタイプのWH-1000XM3と同じく「1000X」の名を冠するSONY渾身のフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンということで、現段階で搭載できる機能はもちろん全部入り。さらにAirPods Proと比べると一つ一つの機能のレベルが高く、特にノイキャン性能と音質の高さは比べ物にならないぐらい良い。
それでいて価格も2.6万から購入可能。円安の影響でAirPods Proがバカ高くなっている事を考えると非常にコストパフォーマンスが高いと思う(僕は売ったけど)
SONY WF-1000XM4を1週間使ってみて分かった事
さて、そんなWF-1000XM4を1週間メインスマホであるPixel7と一緒に使い込んだ感想をお届けしていこうと思う。
1 ノイキャンは超強力
「えっ、ここはどこ?」
と錯覚してしまうほどにWF-1000XM4のノイズキャンセリング機能は強力。AirPods Pro(第1世代)と比べてもその差は歴然でAirPods Proが苦手としていた「高周波のノイズ(人の声や環境音)」も含めほぼ全ての音域のノイズが綺麗に消されている印象を受けた。
それこそノイキャンオンの状態でイヤホンをつけているだけでも車のエンジン音がかなり小さくなるほど強力さなので、外で歩く時にはノイキャンオフにしようかなと感じさせられるほど。単純なノイキャンの強さだけで見ればSONYの圧勝という印象。
2 音質も良い
さらに音質もAirPods Pro(第1世代)比較で低音の迫力と音の解像感が高く、より音楽を楽しめるチューニングとなっている。
ヘッドホンのWH-1000XM3の置き換え目的で購入した僕にとって「今まで使っていたヘッドホンと同じレベルの音で音楽を聴ける」メリットはかなり大きい。
3 バッテリー寿命も十分
それでいてイヤホン単体の連続稼働時間はノイキャンオンの状態で8時間、オフにすると12時間も持ってしまうという暴挙(最新のAirPods Proですら6時間である事を考えるとこのバッテリー持ちの良さが分かっていただけるはず)
流石にヘッドホンタイプほどは持たない(ヘッドホンは連続40時間再生可能)とはいえ、ポケットに収まるサイズの完全ワイヤレスイヤホン、しかも
- 超強力なノイズキャンセリング
- 解像感と迫力のある音作り
が内蔵されているフラッグシップモデルでこれは強すぎ。いや本当に()
4 もちろん付加価値も全部入り
これだけでも十分強いイヤホンなのにSONYは更に付加価値も大量に盛り込んできた。
ケースに入れた状態でQiのワイヤレス充電も使えるし
有線充電は急速充電対応。5分ケーブルに刺すだけで1時間分のバッテリーを充電することも出来る。
更にさらにSONYのアプリからノイキャンや各種設定をコントロール出来るほか、対応するAndroidスマホであればケースを開けるだけで同じGoogleアカウントにログインしている全てのデバイスとペアリングが出来るFastPair対応など「これでもか!」というほど今のフラッグシップイヤホンに搭載されている付加価値は軒並み詰め込まれているので特段不都合に感じることはない。
一見よさそうに見えるが...
さて。ここまで読むと特段欠点のないノイキャン付きワイヤレスイヤホンに見えることだろう。
しかし冒頭でお話しした通り、今回僕はこのイヤホンを「ヘッドホンの据え置き」として購入している。どういうことかについて説明すると...
長時間のリスニングがしんどい
これこそ僕がこのイヤホンを売却した最大で唯一の理由。そう長時間付けっ放しでの使用がマジでしんどいのだ()
正直ヨドバシカメラで視聴した時には全く気づかなかったのだが、先日神戸に行った際にメインのイヤホンとしてがっつり使った時にこの事実が判明。もうね、1時間半程度つけているだけで耳の軟骨部分がすごく痛くなってくる...
AirPods Proのように外出先用として短い間しか使わない前提ならまだしも、これは普通に長時間リスニングも想定して購入した製品。いくらノイキャン性能や音質が高くても耳が痛くて使えないのであれば全く意味がない()
付け心地という点においてはAirPods Proが優秀
その点AirPods Proは長時間つけていても耳が痛くなることはないので優秀。
確かに音質やノイキャン性能はWF-1000XM4に劣るとしても、長時間リスニングを想定したイヤホンであれば付け心地は重要項目。なのでしばらくの間はAirPods ProをPixel7でも使用予定だ。
AirPods Pro(第2世代)が欲しい
SONYのイヤホンが自分の耳に合わないという事実が判明した今、僕が今一番欲しいと思っているのが最新のAirPods Pro。
というか
- ノイキャンレベルはWF-1000XM4と同等レベル
- 音質もそこそこ(普通に聴けるレベル)
- 付け心地は神
- 付加価値全部入り
を全て兼ね備えたイヤホンが現状これしか存在しない。これ以上円安で値段がバカ高くなる可能性もあるので、出来る限り早く買ってしまうなりもう一度SONYのヘッドホンタイプの1000Xシリーズを買い直す等の対策を取りたいところ。
今回の総括
AirPods Proの完成度が高すぎた
いやぁ...Apple製品の連携を抜きにしてもAirPods Proの完成度って高いんだなぁ()
あの独特の固定方法のおかげで長時間耳に突っ込みっぱなしでも疲れにくいし、音質もフラットで聞きやすい。おまけにワイヤレス充電や耐水などの付加価値も全部入りで持ち運び可能なサイズに収まっている。
値段がバカ高くなった点を除けばこれ以上にバランスが取れたイヤホンは中々存在しないと思う。あぁ...本当メインスマホ用のイヤホンどうしよう((ボソッ…