・使いはじめの簡単さ
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2020年11月18日
・音楽を聴く分には十分な音質
・Apple製品間での圧倒的連携機能の数々
・イヤホン本体の充電を気にしなくてもいい構造
・つけ心地の手軽さ
この全てにおいてAirPodsを超えるイヤホンはないと思う。もちろん一部分で超えているものはあるけれどもAirPodsほどの万能性はない。
初代を購入してから2年。一時期Beatsに浮気したこともあったが結局のところ第2世代を購入して使い続けるほどの「AirPods中毒者」である僕。
今回はそんなAirPodsを2年間使い続けて分かった「AirPodsが最強たる所以」を僕なりにまとめていこうと思う。今からAirPodsシリーズを購入しようと考えている方の参考になれば幸いだ。
それでは今回も行ってみよう。
AirPodsそれは完全ワイヤレスイヤホン市場の創造主
2016年12月。まだ完全ワイヤレスイヤホンという言葉も市場もあまり聞かれない中でAppleは「AirPods」を世に放った。
もちろんそれまでにも完全ワイヤレスイヤホンと呼ばれる製品はあったものの
- ペアリング(初期設定)のめんどくささ
- イヤホンとスマホの接続性の悪さ
- 本体・充電ケースの電池がそこまでもたない
など実用面でのデメリットが多く、まだまだ多くの人が使うには至っていない状況だったのだがAirPodsは
- W1チップによる超簡単なペアリングと接続の安定感
- Apple製品を縦横無尽に切り替えられるなどの連携機能の数々
- 本体5時間、ケースこみで24時間の高スタミナ
で当時市場に出回り始めていた完全ワイヤレスイヤホンの欠点を完全に潰して「これが完全ワイヤレスイヤホンだ!」というスタンダードを作り上げてしまった。
それこそ当時はその外観故に「うどんじゃん」と比喩されたりもしたが、翌年になってSONYやBOSEなどの有名メーカーが完全ワイヤレスイヤホンを発売したとしてもAirPodsは変わらず人気だった。というのもその時に
- 目立った不具合もなし
- 使い初めがめちゃくちゃ簡単
という点でAirPodsを超えるイヤホンが存在しなかったから。実際SONYが2017年に発売した「WF-1000X」が接続性の悪さと本体ケースの大きさでブーイングの嵐だった歴史がある。
結局、有名メーカーがAirPodsと同じクオリティー(もしくはそれ以上)の完全ワイヤレスイヤホンを出せたのは昨年の2019年頃で初代のAirPodsから2年越し。
その間にAirPodsは接続性の向上とワイヤレス充電に対応した「AirPods(第2世代)」と「AirPods Pro」を発表。さらに今年のOSアップデートで
- 自動接続切り替え機能
- 空間オーディオ再生(Proのみ)
を実装。ハード面でもソフト面でも他社の追随を許さない最強の布陣で今でも業界の最先端を独走している。
僕がAirPodsを最強の完全ワイヤレスイヤホンだと思う理由
ここからは他のイヤホンと比べてAirPods(Proも含む)が最強の完全ワイヤレスイヤホンだと思う理由について解説。
1「テック感」を意識せずとも物凄いテクノロジーを誰でも簡単に使いこなせる
- 異なる製品間同士でスムーズな接続切り替え
- 耳から外すだけで音楽が自動的に停止
- ヘッドホンにも劣らない強力なノイズキャンセリング機能
普通「物凄いテクノロジーの結晶」とも言える機能をAirPodsは「誰でも簡単に使いこなすことが出来る」形で実装されている。
例えば「Apple製品間同士の切り替え」はBluetoothの設定メニュー以外にもコントロールセンターから行う、音楽の一時停止は耳から外すだけ。ノイズキャンセリングも同様にコントロールセンターから簡単に管理することが出来るなど...今まで「ガジェオタ」と呼ばれる人たちしか知らなかったようなテクノロジーがたくさん詰まっているにも関わらず「テック感」を意識させないUI。あぁ...これだけでもAppleらしさを感じる。
2 どれをとっても平均点以上
- 音質
- 接続性
- つけ心地
- UI(イヤホン単体で行える操作)
- バッテリー持ち
など各イヤホンによって「良い部分」「悪い部分」がつきやすい項目に置いてAirPodsは平均点以上のクオリティーで変に悪目立ちする欠点がない。むしろ「Apple製品との相性」については他のイヤホンより圧倒的に優れているぐらい(Appleの傘下であるBeatsも同じぐらい優れている。)
悪く言えば「尖ったところがなく、面白みに欠けたイヤホン」になるのだがぶっちゃけ多くの人は「音質だけ圧倒的に優れているけどバッテリー持ちと接続性が悪い」製よりも「音質はそこそこ、バッテリー持ちも接続性も良い」製品の方が受け入れやすいし、手を出しやすい。
3 小さい
外で使うことも多いAirPodsだからこそ、本体ケースに入れた時の小ささは魅力的。しかもこれだけ小さいのに
- イヤホン単体で5時間(Proは4.5時間)
- ケース込みで24時間
- ワイヤレス充電対応(Wireless Charging CaceとProのみ)
とこれだけの付加価値を搭載。しかもこれが他社からまともな完全ワイヤレスイヤホンが出揃っていない2017年の時点で基本形は完成していたのだから驚き。
4 Apple製品の進化とともにパワーアップしていく
AirPodsはご存知の通り「Apple製品との利用」を想定して作られたイヤホンだ。(Androidでも使えないことはないがApple製品と使った時の便利さは感じられない)
故にApple製品が進化するにつれてAirPodsも新機能が「無料」でどんどん追加されていく。
つい先日もAirPods(第2世代)とAirPods Proには「自動接続切り替え機能」が追加され、今まで手動でやっていたApple製品間の切り替えをAirPodsが自動的に行ってくれるようになった。他にもProのみすごい音響設備のある空間にいるような感覚で映像を楽しむことができる「空間オーディオ機能」が実装されている。(僕は試せていないがYouTuberさんのレビューを見る限りだとかなり高クオリティ)
当然これら新機能はiOS、iPadOS、macOSと同時に提供されるため全て「無料」。新モデルを購入しなくてもワクワクするような便利機能が使えるのが素晴らしすぎる。
2020年におけるAirPodsの優位性とは?
2020年現在では各社からまともに使える完全ワイヤレスイヤホンが出揃い、中には専用アプリを使うことでAirPodsと同じぐらい簡単にペアリングができる機種も発売されている。
接続の簡単さだけではなくゼンハイザーのMOMENTUM TURE WIRELESS 2を始めにAirPods以上の機種もあるぐらい現在の完全ワイヤレスイヤホンの完成度はAirPodsに負けずとも劣らないほど高い。
そんな中でAirPodsが圧倒的に優位性を保っていると言えるのが「Apple製品との連携」。特に自分の持っているデバイス間を「1タップ」するだけで簡単に行き来することができる(もはや最近は切り替えの手間すらいらない)のはAirPodsやごく一部のApple製オーディオデバイスでしか使えない「魔法」のような体験。
など生活の中心にあるガジェットをApple製品で固めているユーザーならAirPodsをつけているだけで全てのデバイスの音を聴くことができ、尚且つ外出先に複数のイヤホンをAirPodsだけに完結できるので便利(大抵はAirPods Proでどうにかなる)
今回の総括
最高の完全ワイヤレスイヤホン。Apple製品を使うなら購入して損なし
Apple製品をメインに使っていて、尚且つ2万円以内で完全ワイヤレスイヤホンを探しているならAirPodsは最高の選択肢になってくれるだろう。とにかく、他のイヤホンよりもこれといった欠点も少なく扱いやすいので完全ワイヤレスイヤホン初心者の方でも安心して使い始めることができると思う。
今なら比較的簡単に入手することが可能。是非ともこの記事をきっかけにAirPodsを手にとっていただきたい。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。