昨年の3月。高校への入学と同時に購入してもらったiPhone7を使い始めて約10ヶ月が経過した。
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その間一週間の使用レビュー以外にレビューを書かなかったのと、今年の3月にはiPhone8をベースとしたiPhoneSE2の登場が噂されている今だからこそ「古いモデルはどれだけ戦えるのか？」についてまとめていこうと思う。現在ホームボタン付きのiPhoneなどを使用していて、最新のiPhoneに乗り換えるかどうか迷っている方の参考になったら幸いだ。
それでは今回も行ってみよう。
- 僕の使っているモデル
- まずは結論から 10ヶ月目のiPhone7ってどうなの？
- 10ヶ月目のiPhone7の使用用途
- iPhone7 10ヶ月間使用レビュー
- 2020年にiPhone7を買うのはどう？
- 今回の総括
僕の使っているモデル
今、僕が使用しているモデルは「docomo版 iPhone7 32GB ブラック」。俗にいうキャリア版のiPhoneを愛用している。
ちなみにこの機種はdocomo withの対象機種だったこともあり、回線と合わせてかなり格安で購入することができた。（今はdocomo withは応募できない）
まずは結論から 10ヶ月目のiPhone7ってどうなの？
全然問題ない。むしろOSのサポートが切れるまでは使いたいと思っているぐらい。
若干バッテリーの持ちが悪くなってきた面などがあるが、まともに使えなくなるほどの大きな問題は発生していないし、通常使用であれば全然使えるレベルでは動いてくれる。
10ヶ月目のiPhone7の使用用途
さて、間も無く10ヶ月を迎えようとしている僕のiPhone7の主な使用用途はこんな感じ
- 電話（音声通話）
- メールの返信
- カメラ（主にブログの写真撮影に使用）
- ウェブサーフィン
- ブログのアクセス数の確認
- SNS（LINE、Twitter、Instagram）
- 動画視聴（YouTube、dアニメストア、Prime Video）
- 音楽再生（Apple Music、SoundCloud）
- 天気を見る
- 道案内（Google Maps、NAVITIME）
- Apple Payでの支払い（Suicaを使用）
僕の場合iPhoneでゲームをする事はほとんどないので娯楽系のアプリと作業効率系のアプリでの作業を行うことが多い。
1 電話（音声通話）
学校の友達とのやりとりはLINE電話で行ってしまうことが多いが、親との連絡には音声通話を使うことがほとんど。
というのも音声通話の場合、いちいちアプリを開かずとも「ヘイSiri、父さんに電話をかけて」と呟くだけで父や母に連絡をすることができる。
さらにAirPodsと組み合わせることでiPhoneを取り出すことなく電話をかけれるので、両手に荷物を持っているときや若干急いでいる時にとても役に立つ。
2 メールの返信
メインで使っているメールアドレスがGmailの関係上、とりあえずメーラーはGmailの公式アプリを使っている。
まぁ、メールの返信といっても学校で出された課題を出先で提出するときにDropboxに保存してあるエクセルファイルのフォルダーからデータを添付して送るだけなのだが...
3 カメラ
当ブログの写真のほとんどはiPhone7で撮影されたもの。
写真撮影の能力に関しては明るいところでは結構いい写真が撮れる
ただ、暗所での撮影性能は微妙で一部が塗りつぶされたような画になってしまう...やはり暗所での撮影は11シリーズの方が絶対にいい。
4 ウェブサーフィン
あくまでもSafariでの使用感だがiPhone7でもウェブサーフィン程度はサクサクこなせる。
ちなみに僕の場合、出先でiPhoneで調べた気になった記事をそのままストックしておいてiPadやMacで見るといった感じの使い方を多用する。どちらかというとiPhoneで胃から十まで調べる機会は少なかったりする...
5 ブログのアクセス数の確認
iPhoneでブログを書く事はないものの、アクセス数の確認を行うことが多い。
ウィジェットで表示させるでもいいし、アプリの長押しでさっとアクセス数を確認できるのが便利すぎる。特に出先で確認したいときに助かる。
6 SNS（LINE、Twitter、Instagram）
僕の使っているSNSアプリは主に3つで
連絡ツール用のLINE
情報収集＆発信用のTwitter
あとは趣味の発信用のInstagramとこのアプリを使っている。
正直、これくらいのアプリではiPhone7でもそこまでストレスなく動作する。ただTwitterはiPad Air（2019）に比べると若干画像が表示されるまでが遅い気がする...
7 動画視聴（YouTube、dアニメストア、Prime Video）
画面の物足りなさを感じるが、iPhone7でも動画視聴は快適に行えている。というか動画視聴程度ではiPad AirもMacBook Proもほぼ同じ感覚。別にiPhone7だからと言ってダメダメというわけではない。
8 音楽再生
ここ最近はサブスクリプションサービスであるApple Musicをメインに据えて
音ゲーの音楽などのCD化されにくい音楽を聴くのにSoundCloudを併用いる感じ。
まぁ、iPodでもできるような作業なのでiPhone7でも問題なし。音質に関しても僕の場合MDR-1000Xをメインで使っているため全然十分だ。
9 天気を見る
主に外出先で天気を見る際にいちいちiPadを取り出してみるわけにはいかないので、その際にはiPhoneの携帯性がすごく便利。特にiPhone7の4.7インチのディスプレイサイズは親指でギリギリ片手操作できる範囲なため素早く情報収集をするのに助かる。
10 道案内（ナビゲーション）
これは単にナビゲーションアプリを利用するだけでなく、NAVITIMEなどの乗換案内アプリを含めて道案内アプリを使っている。
しかも、NAVITIMEだとSiriショートカットで自分がよく使う電車の区間の現在時刻から最短の電車を瞬時に表示させることができる。
これもロック画面から
ヘイSiri→行きのルート（上りの電車を表示）→ホームボタンに指を置いておいてロック解除→表示
という流れで時間表の確認ができ、しかもこの流れが結構スムーズ。アプリを開いて確認するよりも圧倒的に早く見れるのでおすすめ。ちなみに僕は上り線を「行きのルート」下り線を「帰りのルート」としてショートカットを登録している。
11 Apple Payでの支払い（主にSuica使用）
一度慣れてしまうと現金で支払いするのが憂鬱になる程便利すぎて、コンビニでの支払いはApple Payで支払ってしまうことがほとんど。
現金での支払いと違っておつりに心配をする必要もないし、何よりiPhoneをポケットから取り出してリーダーにかざすだけで支払いが済む未来感がたまらない...
あとはレシートを集めなくてもWalletアプリで
- 支払った日時
- 支払った場所
- どれだけ使ったか
が簡単に確認でき、家計簿制作もとても楽になる。
iPhone7 10ヶ月間使用レビュー
ここからはiPhone7の使用感レビューをお届け。先ほどまで書いてきた僕の用途と照らし合わせて読んでいただけると幸いだ。
1 そこまで動きは悪くない
細かいところのレスポンスが遅い場面もあるが、基本的にはLINEとSNS程度にしか使わないのであれば性能面で不満を感じる事はない。
しかし、ゲームをガツガツやり込むような人はiPhone7では満足しないと思う。特にグラフィックを使うようなシューティングゲームをぬるぬる動かしたいなら最新のiPhone11シリーズを買った方が無難。
2 片手で操作ができるのは正義
外出先ですぐに使うことの多いiPhoneだからこそ、片手で操作できる大きさなのは正義だ。
X系のiPhoneとは違って上下に長くない分、画面いっぱいに親指が届く上に大きい画面でした方が快適な作業はiPadに任せてしまえばいいのでiPhoneはこれくらいの画面サイズで十分だと思う。
3 iPhoneで全てを完結させる事はほとんどない
iPhone、iPad、Macの3つの神器が揃った今iPhone単体で全てを完結させる作業はほとんど無い。例えばコンデジから転送した写真をiPhoneに取り込んでMacやiPadで見れるようにしたり、ブログで取り上げたい内容の記事を開いてAirDropで送信したりと、各製品間のハブの役割としての位置付けが強くなったと言える。
実際に、WindowsやMacなどのパソコンをハブに据えるよりも動作が軽快でシンプルな操作ができるiPhoneをハブに置いた方が何かと都合がいい。
4 Apple Payは生活を変える
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まだ使っていないのであればApple Payを使ってみて欲しい。本当に生活が便利になる。
僕はモバイルSuicaを登録して使っているが、日々の買い物での支払い。特にコンビニなどで行うような「細かな買い物」で小銭があるかどうかを気にせずとも買い物ができるので買い物が楽しくなったし、しっかりと使用履歴はWalletアプリ内で管理されるため家計簿をつけるのも楽になる。
またモバイルSuicaだけでなく他のクレジットカードやデビットカードも登録可能。もしあなたの持っているカードがApple Payに対応しているのであれば登録して使ってみてもいいかもしれない。
（Apple Payに対応しているカード一覧はこちら）
5 快適に使うには他の製品との組み合わせが必須
片手操作がしやすいとはいえ画面サイズは小さくiPadほどエンタメ消費が捗るわけでもなければ、パソコンのように使う事もできない。またMacほど優れたアプリケーションを使って何かを生み出すのも難しい。しかも最新のiPhoneに比べてスペック面でも劣るとなるとやはり他の製品との組み合わせは必須。
僕自身も他の製品と組み合わせて使えるからこそ「これだけで十分」と言い切っている部分があるし、もしiPhone1台に端末を絞らなけれればいけなくなったら僕は間違いなくiPhone11シリーズに乗り換えるだろう。それくらいこの子は他デバイスと仲良く使っていかなければならない。
2020年にiPhone7を買うのはどう？
絶対におすすめしない。2020年の今安いiPhoneが欲しいのであれば最低でも8か今年の春に出ると噂されているSE2を買うべきだ。
先ほども書いた通り今となってiPhone71台のみで運用するのは心許なさすぎる。あとOSのサポート面を考えてもあと1〜2年でサポートは切れるため使える年数も少ない。
となると、今価格の安さに釣られてiPhone7を買うよりも11シリーズやSE2（仮称）を買って長く使った方がコスパがいいとは思わないだろうか？
個人的には今ある最新のiPhoneを買って新たな機能を楽しみつつ、長く使い込んでいくのが一番コスパがいい選択肢だと思う。
今回の総括
他の製品との組み合わせで古いモデルは十分使える
流石に単体で使うことを考えるとこのモデルはとても非力なモデルになるのだが、iPadやMacと組み合わせて役割分担をさせることでiPhone7でも2020年は戦える。
これからもOSのサポートが切れるまでiPhone7を使い込んだ上で、購入資金が出来次第SE2や12シリーズに乗り換えようと考えている。まぁ、その前にAirPods Proを買うかもしれないが...
今回は以上だ。ではまた次の記事で。
