iPhoneを使っている人の中で「iPadって何に使うんだよ?」と思われている方も多いのではないだろうか?
今回はiPadを5年間使い続けるほどの「iPad Lover」な僕がただiPadの魅力をたくさん語っていこうと思う。
それでは今回も行ってみよう。
iPadとは?
iPadとはAppleが発売する「タブレット」と呼ばれる製品。実はiPad Proが発売される前のiPadは「大きいiPhone」というイメージが強かったのだが、iPad Proの発売とiPadOSのリリースによりそのイメージは古いものになりつつある。
(iPadOSの詳細についてはこの記事を参照)
kenboapplegadget.hatenablog.com
現在のiPadは少し軽い作業をするぐらいではiPadで十分と感じるほどできることが大幅に増えており、まさに「どこにでも持ち運べるモバイルコンピュータ」と言っても過言ではない。
iPadできることって何? *2020年現在の時点
2020年現在のiPadでできることはざっとこんな感じ。
- ウェブサーフィン
- 動画視聴
- 音楽を聴く
- 本を読む
- 写真を撮る、観る
- LINEをする
- SNS(Twitter、Instagram)
- カーナビ
- ゲームをする
- 軽い動画編集、音楽作成
- ブログを書く
- ノートを書く
- 写真に直接マークアップ
- イラストを描く
- Office(一部制約あり)
- Macのサブディスプレイ
基本的にiPadで行えることほとんどはiPhoneでもできることばかり。ただiPhoneとの決定的な違いは「画面の大きさゆえの快適さの違い」にある。
とにかく画面が大きい分、コンテンツも見やすいしほとんどの作業を快適にこなすことが出来る。
1 ウェブサーフィン
iPadの基本的な用途の1つであるウェブサーフィン。「別にiPhoneでも出来るじゃん」と言われたらそこまでなのだが、iPadでウェブサーフィンをすることをお勧めしたい理由は「情報の表示領域の広さ」にある。
試しに僕のブログをiPhoneとiPadに表示させてみたが、明らかにiPhoneの表示領域の狭さがお分かりいただけるだろう?
別のウェブサイトとしてAppleの公式ページを表示させてみても、iPadの方が情報の一覧性に優れている。
ウェブサーフィンにおいては「いかに効率よく情報を集めるか」が重要になってくると思うので、iPhoneと同じ感覚でサクサク情報を集められるiPadは最高だ。
2 動画視聴
動画視聴においてもiPadの画面の大きさが真価を発揮する。
特にアニメをよく見る人は絶対にiPadがお勧め。僕はdアニメストアを使ってみているが、自分の好きなキャラクターがiPadの大きい画面上で動いているのは至福の時間。今まで以上にアニメが見たくなること間違いなし。(ここ最近はとある科学の超電磁砲T、痛いのは嫌なので防御力に全振りしてみた、異世界かるてっと2がお気に入り)
kenboapplegadget.hatenablog.com
3 音楽を聴く
kenboapplegadget.hatenablog.com
出先でサッと取り出して音楽を聴くというような使い方はできないものの、僕自身家などではiPadを使って音楽を聴くことが多い。理由は
- バッテリー持ちがいい
- スピーカーがいい
- アプリが使いやすい(Apple Musicの場合)
の3つ。
こんな感じでiPad版のアプリはMacのカラム表示のように「アーティスト」と「その人のアルバム」を同時に見ることが出来る上に
左にスワイプするだけでアルバムの中に入っている曲を瞬時に見て再生も可能。
また表示を「アルバム」に変えればMac版のアプリに近いUIで表示させられる。
普段MacBook Proも使って音楽を聴くことが多い僕にとって、パソコンとほぼ同じ感じで操作できるのは使い勝手がよく、非常に楽に感じた。
さらに積んでいるバッテリーが大きい分、音楽を長い間流し続けることも余裕でこなせるため普段の生活では部屋で音楽を再生するときに使ったりしている。
4 本を読む
ジョブズがiPad発売した際に「電子書籍もターゲットにする」と言ったのは有名な話だろう。
iPadで本を読む最大のメリットは「紙の本を読むのに近い感覚でいつでもどこでも本を読めること」にあると思う。
基本的にiPadの中に入っているのは「本のデータ」であり劣化したりすることはないし、iPadを忘れない限りは本が読めないという事態にもならない。その上保管場所も取らないので何十冊の本を簡単に持ち運ぶことが出来たりとメリットが多い。
とはいえ僕自身も紙の本を集めるのも大好きな人間なので、全てデジタルで買うのではなく読む頻度の多い本をデジタルでも購入して読めるようにしている。
ちなみ現在は「五等分の花嫁」と「彼女お借りします」を愛読中。というか三玖と水原さん可愛すぎ。
5 写真を撮る・観る
正直、Proモデル以外のiPadのカメラはiPhoneのカメラに比べると画質は悪いので頻繁に写真を撮る機会は少ない。しかしiPadは大きいRetinaディスプレイを搭載しているという特徴を生かして写真の閲覧に使うことをお勧めしたい。特にコンデジなどでとった風景画や食べ物の写真を見ると息を飲むくらい美しいを感じるはずだ。
6 LINEをする
iPadでは新規でアカウントを作ったり、iPhoneと同じアカウントでログインすることでLINEを使うことが可能になる。
確かにiPhoneのように「メッセージが来た瞬間、即座に返信」ということには向かないのだが、iPadには快適なローマ字打ちができるソフトウェアキーボードが備わっているためキーボード打ちの方が早く打てる僕にとってはiPadでLINEを返信する方が効率的。
あと後々紹介するSlide Overという機能を使って何か他の作業をしながらでも作業の流れを極力止めることなくLINEの返信を行えるのも素晴らしい。
7 SNS(Twitter、Instagramなど)
iPhoneと同じアプリが使えるiPadは当然iPhone用のSNSアプリを使える。しかもそれらのほとんどにiPad用のアプリが用意されており、基本的にはiPadの大画面に最適化されたアプリを利用する事になる。(InstagramはなぜかiPad用のアプリが配信されていない...)
もちろんiPadように最適化されているだけあってSplit ViewやSlide Overに対応しているものがほとんど。ウェブサーフィン同様、画面サイズの大きいiPadでのSNSは情報収集を効率よく行える。
8 カーナビ
これはCellularモデル(iPhoneと同じように外でも通信ができるモデル)にオススメなのだが、iPadを車のカーナビとして使うのもオススメな使い方。
iPadOSで使えるマップ系のアプリのほとんどは無料で使うことが出来るものばかりだし、新しい道ができてもすぐに更新されて最新の状態に保たれるため外出時に最短のルートで目的地に向かうことが出来る。
またiPhoneの同じような拡大縮小の操作が行えるiPadは目的地周辺のお店を調べたりするのがしやすい。実際に僕もどこか遠くに出かける時はiPadで目的地までのルートを調べて、iPhoneを見ながら向かうという使い方をしている。
9 ゲームをする
大画面の方がやりやすいゲーム(音ゲー、PUBGなどのバトロワ系のゲームなど)にはiPadがぴったりだ。
もちろん大きい画面のタブレットはたくさんある。それでもiPadでゲームをやる人が多いのは本体のスペックが高いのと不具合が起こりにくい点にあると思う。
僕もCytusⅡをはじめとする音ゲーをそこそこやっている。
(これ以外にもやっている音ゲーあります笑)
10 軽い動画編集・音楽作成
10分ぐらいまでの短い動画ならiPad単体でも十分に編集は可能。音楽作成に関してもGarageBandなどを使えばそこそこの曲を誰でも作れる。
どのアプリもパソコン版のアプリの簡易版の位置づけなので、出来ることはパソコンに及ばないがタッチして直感的に編集していけるのが最大の強みだと思う。
11 ブログを書く
kenboapplegadget.hatenablog.com
僕の使っている「はてなブログ」や大手ブロガーさんも愛用の「WordPress」などのアプリを使ってブログを書くのはいかがだろうか?
日記を残す感じのブログであればパソコンなどを使わなくてもiPadと外付けキーボードで十分運営していけるし、動画編集と同様iPhoneと同じUIでブログを書いていけるのが本当に素晴らしい。
あとiPadOSからは各ブログのウェブ版を動かせるようになったため、ウェブ版でしか使えない機能もiPadで扱えるようになった。(YouTube動画の貼り付け機能など)
12 ノートを書く
kenboapplegadget.hatenablog.com
Appleから発売されている各種iPadに対応するApple Pencilを購入することで、iPadでデジタルノートを作れるようになる。
iPadでノートを取ることのメリットとして紙に比べて失くしにくいというのと破れる等の劣化が少ないことが挙げられるので、大量のページを使う必要のある勉強(数学の問題を解く、英単語をひたすら書く)といったことにはiPadのデジタルノートが最適。
他にはApple純正のメモアプリを使って簡単な走り書きのメモを作るのもオススメだ。
13 写真に直接マークアップ
Apple Pencilを使った便利な機能として写真に直接イラストや記号をマークアップ(書き込む)がある。
純正写真アプリからマークアップを選択するだけで
Apple Pencilを使って好きな所に図形などを書くことが出来る
iPhoneの小さい画面に指で描くよりも格段に書きやすいし、LINEなどで説明する資料としてこんな感じで一手間加えるだけで相手からの印象はとても良いものになる。(実体験)
14 イラストを描く
kenboapplegadget.hatenablog.com
読者さんの中にはiPhoneで絵を書いているという方がいると思うのだが、そんな方にこそiPad+Apple Pencilの組み合わせを強くオススメする。
難しい話は抜きにして書き心地は最高クラス。ペーパーライクフィルムなどと組み合わせれば紙に描いているのとほぼ同等のレベルで絵が描ける。
しかも、iPadには無料から有料まで様々な絵を描くためのアプリが用意されているため、この機会にiPadで絵を描き始めてみてはいかがだろうか?
15 Office(一部制約あり)
一応iPadでもWord、Excel、PowerPointの3つのOffice系アプリを使うことは可能だ。
しかし実際に使えるかと言われれば微妙で
- Word→パソコン版と同じような細かな書式設定ができない
- Excel→オートフィルをするのに1手間かかる
- PowerPoint→特になし
WardとExcelに関してはパソコン版のフルバージョンを使っているからこそ、パソコン版との違いで使いにくさを感じることが多かった。
そのため、iPad版のOfficeはあくまでもパソコンで作った書類の訂正などに使うのが良いと思う。
16 Macのサブディスプレイ
kenboapplegadget.hatenablog.com
現行ラインナップのiPadと2016年以降に発売されたMacを組み合わせることで、iPadをMacのサブディスプレイとして使うことが出来る。
なんといっても出先で広い作業スペースで作業をこなせるのは正義。
今回の総括
iPadで生活が変わる
中学生の時にiPad Air 2と出会いかれこれ5年間近くiPadを使い続けているからこそ断言できることがある。
間違いなくiPadを購入すればあなたの生活は良くなる。むしろ変わるといっても良いぐらいに。
これは僕だけでなく、僕の記事を読んでいただいて購入した読者の方やリアルの知人も言っていることなので信憑性はかなり高いと思っている。
iPadを使えば今までスマホでやってきた作業ほとんどが快適になるし、「なんで今までこんな小さい画面でやってきたんだろう?」と疑問を投げかけたくなるぐらい画面の大きさがもたらす恩恵を受けるはず。
安いモデルや整備済み品でも良い。まずはiPadを手にとって使い込んでみて欲しい。そのiPadを手に取るきっかけがこの記事なら幸いだ。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。