みなさんはMacBookなどに搭載されているトラックパッドをより使いやすくする「神アプリ」の存在をご存知だろうか?
今回はそんなトラックパッドを「神の板」へ昇格させるBetterTouchToolのレビュー記事を書いていこうと思う。みなさんもこの機に入れていただければ幸いだ。
それでは今回も行ってみよう。
BetterTouchToolとは?
通常ならキーボードの特定のキー同士を組み合わせて行うショートカットをBetterTouchToolではMacのトラックパッドに割り当てることが出来る。
今から詳しい使い方などは紹介するが、トラックパッドの直感性を生かしつつMacを操作できるのは快感でしかない。
ダウンロード方法
BetterTouchToolを手に入れる方法は2つ。
- BetterSnapToolを購入してライセンス認証する
- ウェブでアプリを購入する
オススメなのは前者。ウェブからBetterTouchTool単体を入れようとすると7.5$(約800円)のそこそこ高いお金を払わなくてはいけないし、前者の方法を使えばそれよりも安い金額でBetterSmapToolという素晴らしいアプリも使えるようからだ。
ちなみに、BetterTouchToolのアプリ自体は無料で入れられるが、ライセンス認証をしなければ45日で使えなくなってしまう。
まずはMac版App Storeで以下のアプリをダウンロード
インストールできたら、BetterTouchToolの公式サイトにアクセスして
「DOWNROAD TRAIAL(45 DAYS)」と書かれたボタンをクリックして、インストーラーをダウンロード。あとはその指示に従ってアプリをインストールする。
残りの詳しいライセンスの有効化の画像を撮り忘れてしまったので、以下のブロガーさんの記事を参照して欲しい...
流れ的にはメールアドレスと氏名をローマ字で打ち込んで送るだけなので簡単だと思う。
BetterTouchToolの使い方
これがBetterTouchToolの基本画面。おそらく初めて立ち上げた状態だと「トリガー(ショートカットを実行するための操作)」が何も登録されていないので、トリガーを登録していこう。
トリガーの登録は「グループとトップレベルのトリガー」の下にある「+」マークをタップ。
タップするとトラックパッドで行えるトリガーの一覧が表示される。
BetterTouchToolでは最大5本でのジェスチャーに加えて、対応機種なら「感圧タッチ(iPhoneでいうところの3D Touch)」を使った操作にも対応している。
こんな風に
- タップ
- クリック
という動作だけでなく、どの場所をクリックするや三角形にスワイプするなどの細かな条件指定を加えることもできる。もちろん1本指の操作だけでなく2本指は3本指の操作でも同様のことが可能だ。
トリガーの選択が終わったら、あとはそこに好きなショートカットを当てていく。
一番ベターなのはキーボードショートカットを手動で入力して登録すること。なんだかんだ言ってそれが一番早いし、確実に登録が行える。ちなみにプリセットである程度のショートカットは実装されているので一回探してみてもいいかもしれない。
またショートカット自体は特定のアプリでのみ動作するようにもできるので、あなたの環境に合った設定をしてみて欲しい。
オススメ設定(学生Apple信者の場合)
ここからは実際に僕が設定しているショートカットを紹介。ぜひ参考にしていただければ幸いだ。
1 3本指でスワイプダウン(アプリの終了)
Windowsとは違い、Macだとウィンドウを閉じただけではアプリを完全終了させることができない。イメージ的にはiPhoneのバックグラウンドで動いているアプリと同じような状態になっている感じ。
そのため、アプリを完全終了させる「⌘Q」のショートカットを3本指でスワイプダウンに割り当てて、どんなアプリでも簡単に終了させられるようにしている。
2 3本指でタップ(新しいタブを開く)
これはブラウザで使うショートカットなのだが、僕は3本指でタップに新しいタブを開くショートカットである「⌘T」を割り当てている。
例えばブログの記事を書いている最中に調べ物をしたくなった時でもトラックパッドを一回タップするだけでどんどんタブを開いているので本当に楽。
3 2本指でダブルタップ(タブを閉じる)
先ほどとは逆で2本指のダブルタップにタブを閉じるショートカットを割り当ている。
ただ、この割り当ては若干動作が安定しない時がある...(意図しないときにタブが閉じてしまうなど)
僕はすでに慣れてしまっているのでアレだが、他の方は別のジェスチャーに割り当てるのもオススメ。
4 TapTip右(タブの切り替え)
「片方の指を1本置いた状態で、もう1本の指でタップする」ジェスチャーに僕はタブの切り替えを割り当てている。
先ほどのように調べ物をしながらブログを書くようなときは頻繁にタブの切り替えを行う必要があるので、トラックパッドで高速切り替えができるこの設定は最高。
今回の総括
あなたのMacの作業効率を爆速にしてみませんか?
Macの魅力はデザイン面だけではなくOSにある。その中でも僕はトラックパッドこそがMac最大の魅力だと確信している。2〜3本の指を使い分けて直感的にパソコンを操作できる革新的なインターフェイスだからだ。
だからこそ、トラックパッドの価値を飛躍的に向上させる「BetterTouchTool」を使ってあなたのMacの作業効率を爆速にしてみて欲しい。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。