ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)

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【雑談記事】嬉しさの反面、懐疑点もあり。テレビスペシャル五等分の花嫁∽について一人のファンが思うこと【その形でやるなら去年やってくれ】

今回は雑談記事
前々から情報解禁されていた五等分の花嫁新作アニメーションについて五つ子の誕生日である5月5日に続報の解禁があったので、それについて昨年5回も映画を見にいった一人のファンとして思うことを色々話していこうと思う

 

 

まず初めに断っておきたいこと

今回の記事ではどちらかというと批判がメインになるのだが、なんだかんだ僕自身新作のアニメで5つ子が見れることは嬉しいと思っている。なんなら去年映画を観にいった時点で

「映画内で描ききれなかった部分の映像はOVAや円盤の特典で観たい」

とは思っていたし、それが1年という時を得て現実のものとなったことにはキャスト陣含め五等分の花嫁を届けてくださる人に感謝するべきことだろう。

すごく嬉しい。すごく好きな作品。これに間違いはない。ただ、今回の発表内容には少し懐疑的な思いがあるのも事実だったので記事にまとめさせていただきたい。

 

まずは結論

まず公式の続報解禁ツイートを見た時に感じた僕の気持ちを記そう...

...

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なんだかんだ映画館で上映するなら去年の時点で映像化しろよ!?

去年の映画なんだったんだよ!?終わる終わる詐欺か!?は?????

正直続報の解禁ツイートを見て思ったのは、去年あれだけ終わりと言われて五等分の花嫁ロスに陥るほど喪失感を感じていたのがバカらしくなるような感覚と静かな怒りというマイナスな感情だった。

確かに自分が望んでいたものではあれど、形のなり方が少し気に入らない。そんな印象(面倒くさくて本当に申し訳ない)

 

前置き

色々話していく前にまず大前提として去年の映画五等分の花嫁の存在について語っておきたい。

(詳細は昨年観にいった時に書いたレビュー記事を参照)

kenboapplegadget.hatenablog.com

 

昨年の時点で五等分の花嫁は完結している

昨年劇場で上映されたこの映画五等分の花嫁は漫画とアニメにて展開されてきた五等分の花嫁のフィナーレを描く目的で制作された作品。原作が終わってから久しいがアニメの方も去年の映画で一応は完結をしている。

もちろん当時僕は最速で観に行って「最後の祭りが三玖の場合」で心臓バックバクになり、最後のシーンではボロ泣き。一人の五等分の花嫁ファンとして推しの作品の最後をしっかりと見届けさせてもらったわけだ。

当時の様子。何気に2000円もする限定ホルダー付きドリンクと普段は絶対に食わないポップコーンまで買うという万全の体制で映画を楽しんだ(もちろんパンフレットも買った)

それぐらいこの映画は自分の中でお気に入りなわけだが、昨年時点からこの映画にも思うところはあった。

 

一部シーンがカット

この映画の唯一の欠点それは

  • 1本の映像作品として見やすさ向上
  • 一番重点的に描きたいシーン(文化祭関連のシーン)のクオリティ向上

のために原作で描かれた夏休み中のエピソードがごっそりカットされていること。

正直、この点についてはやや物足りなさを感じる部分はあった。というのもカットされたエピソードの中にはファンの中でも好きな人が多い話が含まれているからだ。

しかし当時は

「まぁあの尺の中で一番描きたいシーンを濃く描いて、尚且つ流れを良くするためには必要なことだよな」

と納得できたので、僕個人としてはそこまで不満を持つことはなかった。というかあの時点で動く5つ子を見れるのは映画五等分の花嫁が最後だったわけで、そうでもして納得せざるを得なかった...

「これが最後なんだからしっかりと見届けて感謝を伝えよう」

と...

 

まさかの新作アニメは劇場公開が決定

しかしそんな僕の思いも今日公開された新情報で色々と思うところが出てきた。そう今回の新作アニメーションがなんと劇場で先行公開されることが決定したのだ。

か○や様かよ!

と思うところもあったが、そんなのは他のアニメもやっていることなので些細な問題。僕が憤りを感じたのは別のところにある。

 

なんで初めからこれを映像化しなかったんだよ!!!!

一番はこれ。いや、これしかない。

昨年あれだけ「完結」を謳って原作の魅力的なエピソードを映像クオリティアップのためカットしてまで作った映画を公開したのに、なんで後出しの劇場公開で原作エピソードの映像化をするんだよ...

それをやるなら映画を前後編に分けるなり、アニメの3期として去年の時点で放送しろよ!!!!!!!

去年僕が原作の一部エピソードカットに対して寛容的だったのはあの映画がアニメ五等分の花嫁「最後の映画」で尚且つ「あの尺で完結を描き切る」という大前提があったからに他ならない。ただ、後出しとはいえ同じ劇場作品で未収録のエピソードが描かれた作品が出るならそれは別問題だ。それって映画の構成とかを少し変えるだけで原作エピソードのカットも無く映像化が可能なことを裏付けすることになるではないか。

どうせ劇場公開するのであれば昨年の時点でこのアニメーションを放映、そして今年に映画五等分の花嫁を公開するべきだったと強く感じる。だってこれ事実上の映画前編じゃん...

 

劇場公開というのが大きな問題

仮にこのアニメがテレビ放送のOVAなら僕は何も言わずに楽しめていたことだろう。なぜならテレビアニメは劇場版と違って1話20分という区切りがあって、その中で話を組み立てていけばOKだから(劇場版のように原作エピソードを大幅にカットしたり流れを変えなくても映像作品として見れるものになりやすい)

しかし今回の作品は劇場公開されたものを後日再編集して公開するというかぐや様方式をとっている。

これ裏を返せばしっかり前後編に分けた映画作りをすれば原作エピソードカットが必要なかったということになるわけだ...

必要だと思ったからこそ原作エピソードカットも飲み込めたのに、こんな風に後出しで劇場作品のようなものを作られると最終的に5回も映画を観に行って五等分の花嫁に一区切りつけたファンとしては「去年の想いなんだったんだよ...」と少し残念な気持ちにならざるを得ない。

 

要は後出し商法がすごく気に食わないということ

これ以上文章を書いても自分の好きな作品がどんどん嫌いになっていってしまうし、せっかく楽しみにしている人の気持ちを下げることになるので、ここでやめにしようと思う。

まぁ一言で完結に説明するなら「去年の感動や込み上げる思いを後出しでなかったかのようにされたこと」がすごく気に食わないということだ。

商業的な背景からも五等分の花嫁を終わりにするのは早いという大人の気持ちもわかるし、一ファンとしてはどんな形であれ映画未収録だったエピソードが神作画と神声優さんの名演技がかかった形で観れるのは本当に幸せなことだと心の底から思っている。

だが、昨年あれだけ完結と謳って原作エピソードカットや構成変更も「必要悪」だと割り切って終わりにしたコンテンツを後出しで、しかも同じ劇場作品として送り出されると

「えっ...必要なことだから仕方がなかったんじゃないの...?」

「それなら去年の時点で公開してもっと映画五等分の花嫁という作品に深みを持たせてよ...」

と感じてしまう。

...面倒なファンで申し訳ない。でも去年めちゃくちゃ盛り上がった一人のファンとして思うことをダラダラと書かせて欲しかった。ここまで読んでくれた同じ五等分の花嫁ファンの皆様に感謝を。

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