ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)

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【レビュー記事】iPhone12 miniを1年間メイン機として使い続けた総評レビュー【コンパクトサイズのメリット以上に使い勝手の悪さが目立つ。バッテリー持ちうんこ】

kenboapplegadget.hatenablog.com

iPhone12 miniを手に入れてからもう早いもので1年...

Twitterで告知した通りこの度iPhone14 Proへ乗り換えを行うことにしたので、最後に1年間使ってどうだったのかを記事にまとめていきたいと思う。
とはいえ僕が言いたいのはただ一つ。「バッテリー持ちうんち」

 

 

 

まずは結論

そんなわけでいつも通り結論から。

コンパクトモデルとしての完成度はかなり高いものの、バッテリー持ちの悪さが全てを犠牲にしているスマホ。バッテリー持ちうんち。

初めに断っておくが「iPhoneのコンパクトモデル」としてiPhone12 miniの完成度はかなり高い次元でまとめられていると思う。少なくともコンパクトさに惚れてSEを買うぐらいなら「絶対こっちを買った方がいい」と言えるほどの完成度は有している

(詳しくは以前まとめた記事を参照)

kenboapplegadget.hatenablog.com

ただしそのメリットを帳消しにするレベルでバッテリー持ちの悪さがボトルネックになっているのも事実。冒頭やタイトルにも書いたように「うんこ」なのだ(語彙力)

「いくらコンパクトで使いやすいスマホでもバッテリーが持たなければただの文鎮」

そんな当たり前のことに気づかせてもらったスマホだった...

 

iPhoneのコンパクトモデル」としての完成度はめちゃくちゃ高い

さて総合評価としてはマイナス気味になってしまったiPhone12 miniだが

コンパクトサイズのiPhone

としてみれば歴代最高レベルの完成度を誇っていると言っても過言ではないモデルだ。

なんだかんだこれまで小さいiPhoneを使い続けてきた身からすると、このiPhone12 miniが最も快適に使えたコンパクトモデルだったと思う。理由は3つ。

 

1 ディスプレイのベゼルレス化による1画面あたりの情報表示量の増加

左が4.7インチのiPhone8、右が5.8インチのiPhone12 mini

従来のコンパクトモデル(4.7インチ)と比べてiPhone12 miniのディスプレイは余計なベゼルが取っ払われたことで表示できる情報量がかなり多くなった。

にも関わらず物理的な大きさは従来よりも一回り小さくなっているので、片手でも快適に操作できるサイズ感はそのまま。

片手操作派の僕からすれば「片手での快適な操作感と視認性を両立した完璧なディスプレイサイズ」と言える。

普段使いにおいては外付けのリング等をつけなくても画面の隅々まで操作ができる上に、情報表示量は6インチ系統のiPhoneと同等(ただ小さく表示しているだけ)なので

iPhone単体でもかなり快適に行うことが可能。やはり物理的な大きさが限られてくるコンパクトモデルだからこそ使えるところを全て有効に活用できるベゼルレス化は快適な使用感に大きく影響してくると感じさせられた。

 

2 使い勝手の良いデュアルレンズカメラ搭載

作例がこれしかない...(許して)

何気にiPhoneを使う上で使用頻度の高いカメラもある程度綺麗に撮れるレベルというのはiPhone8やSEと比較した時に大きなアドバンテージとなる点だ。

メインとなる広角レンズの画質がいいのはもちろんのこと、明るい場所であれば「より広い画角」での撮影が可能となる超広角レンズでも綺麗な写真を撮影することが出来るので、本体のコンパクトさと相まって気軽に持っていて気兼ねなく写真を撮ろうという気にさせてくれる。iPhoneで写真撮影するメリットを一番享受することができるわけだ。

さらに言えば暗所撮影もナイトモードのおかげで一昔前のiPhoneでは考えられないほど綺麗な夜景を撮影することも出来るし、ポートレートモードを使えばある程度綺麗に背景をぼかした写真だって撮影出来る。

使うかどうかは別にしてそんな素晴らしいカメラユニットがこのコンパクトなiPhoneに搭載されていることは本当に幸せだと思う。というか実際このカメラはめちゃくちゃ優秀。

 

3 その他の各種装備が大型モデルと一緒

そして何よりiPhone12 miniは大型モデル(標準サイズモデル)の12と

  • 性能
  • ディスプレイ性能
  • 各種装備(MagSafe、急速充電機能、Felicaなどなど)

と全く同じというのは本当に素晴らしい。

その名の通り「標準モデルをそのまま小さくした小型モデル」という立ち位置なので物理的なサイズ感以外の使い勝手は「ほぼ」同じ。(厳密にいうとMagSafeの仕様が若干違うが、ついている装備そのものに違いはない)

故にコンパクトモデルだからと言って劣っている点もなく、標準モデルの快適さをコンパクトなサイズ感で享受することが可能なのだ。

 

コンパクトモデルとしての完成度は高い「が」

iPhone12 miniがコンパクトモデルとしての高い完成度を誇っている理由は以上の通り...なのだが冒頭でも述べた通り結局僕は1年でメインスマホをiPhone14 Proへ入れ替える決意を固めている。

まぁその結論に至るまでには無駄な見栄を張るためだったり、TwitterのFFさんに煽られまくったという背景もあるのだが1番の理由はiPhone12 miniの致命的ともいえる「とあるデメリット」が大きく関係している。

そうだよ。バッテリー持ちだよ(ヤケクソ)

 

iPhone12 miniのバッテリー持ちはうんこ(語彙力)

宣言しよう。iPhone12 miniのバッテリー持ちはうんこだ。

誰がなんと言おうと僕はこの結論を曲げることはない。

もう一度言う。iPhone12 miniのバッテリー持ちはうんこだ(語彙力)

 

軽度の使用でもかなりバッテリーを持っていかれる

80%スタートで1日大学内を持ち歩いた結果がこちら

僕自身、外出先では基本的にiPhoneはポケットの中に入れて持ち運ぶだけ(使ったとしてもキャンパス内を移動するときに音楽を聴いて、Twitterするぐらい)なので外でガッツリ使うことはほとんどないのだが、そんな使い方でもこのスマホのバッテリーはガッツリ減る。

それこそ大学の授業がある日、家を出る際に80%でスタートして

  • 音楽視聴
  • 動画視聴
  • Twitter
  • LINE

で実働1時間半程度で30%以上もバッテリーを持っていかれている授業中はパソコンを触っている関係でスマホに触れることはほとんどない上に使用用途もかなり限られているにも関わらずだ。

まだ100歩譲って「使ったら使った分だけ減る」ような推移なら許せたのだが...

 

使ってなくても減る

困ったことにiPhone12 miniは待機中でもそこそこバッテリーを持っていかれる()

満充電に近い状態であればそこまで減ることはないのだが、80%を切り始めると一気に電費が悪化する印象。

バイト先で休憩時間中に触ろうと思うと「あれ!?もう50%切ってる?」なんて日常茶飯事で下手すればモバイルバッテリーからの充電が必要になるパターンもある。

 

もちろん使えばマッハで減る

当然ガッツリ使い込むと光の速さでバッテリーは減っていく

特に5Gを掴んだ状態でルート案内をさせると尋常じゃない速度でバッテリーが減るため、外でのルート案内でガッツリ使う時はモバイルバッテリーが必須。というか無いと1日絶対に持たない(絶望)

 

結論うんこ(語彙力)

なので前述の通りiPhone12 miniのバッテリー持ちはうんこなのだ(語彙力)

というか他モデルと比べてバッテリー搭載容量が少なすぎる...。同じサイズでもAndroidは倍近いバッテリーを乗せてバッテリー持ちの悪さを克服しようとしている中でiPhone 8系統に毛が生えた程度の量しか搭載しないとなれば「まぁそうなりますよね」って話になるじゃないか()

 

いくらコンパクトでもバッテリーが持たねば意味がない

そもそもiPhone12 miniはコンパクトさに全てを振ったiPhoneなのでコンパクトモデルにありがちなバッテリー持ちの悪さについてとやかくいうべきではないのかも知れない。

だが!少なくとも僕がメインスマホとして使う以上は1日不満なく使えるだけのバッテリーが持ってくれないと困るのだ。いくらコンパクトで持ち運びしやすくてもバッテリーが切れてしまえばただの文鎮とかしてしまうだけだ...

kenboapplegadget.hatenablog.com

コンパクトモデルだけ使っていれば不満を持つことはなかったのかも知れない。ただ、Pixel7のようなバッテリー持ちと性能のトータルバランスが良いスマホを使った後だとコンパクトさ以上にデメリットが悪目立ちする印象が強かった...

そういう意味ではAppleがコンパクトモデルをやめて標準サイズと大型モデルのラインナップに絞ったのも納得できる。

 

現状6インチ級スマホが最も使いやすい

結局のところ

  • ハイエンドスマホに相応しい性能
  • 素晴らしいカメラ
  • そこそこ持続するバッテリー持ち
  • 尚且つ片手でもギリギリ操作できる

という点で現状は6インチモデルが一番使いやすいのだと思う。

コンパクトモデルほどでないにしてもアクセサリーとの組み合わせで片手操作もいけるし、当然バッテリー持ちは搭載できるバッテリー容量が増える関係である程度は長持ち。

それでいてラインナップも多いとなれば、わざわざ選択肢の少ないコンパクトモデルを選ぶ必要はないのではないか...?

個人的には今のうちに6インチ級のスマホに慣れてしまった方が長い目で見た時のスマホライフは幸せなものになるのではないかと強く確信している。

 

今回の総括

エントリーモデルとして5万円以下で購入するならアリ。定価では買わない方がいい。

というわけでメイン機としてはコンパクトさ以上にバッテリー持ちの悪さが目立ちまくる機種なので定価で購入はオススメしないのだが、冒頭でお話しした通りスペック面ではiPhone SE(第3世代)の完全上位互換に当たるので、少なくともSEを定価で購入するぐらいであればiPhone12 miniの購入がオススメだ。

僕が頻繁に利用するじゃんぱらにて販売されている美品の価格は5万円前後

というか今更SEを定価で買うのは余程の理由がない限り愚策だと僕は思う()

ともかく、今後僕はメイン機をiPhone14 Proへ移行して12 miniとの2台体制でしばらく運用する予定。あぁ...早く実家から14 Pro送ってもらわないと()

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