ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)

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【レビュー記事】学生Apple信者によるApple Watchスポーツループバンド使用感レビュー。メリットとデメリットが表裏一体の最高のバンド。

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みなさんはApple Watchのバンドと聞いて何を思い浮かべるだろうか?
おそらく多くの方はシリコン製のスポーツバンドを想像すると思うのだが、今回は僕が愛してやまない「スポーツ『ループ』」というバンドについて熱く語らせていただきたい。このバンド本当に大好き。
それでは今回も行ってみよう。

 

 

 

まず初めに Apple Watchのバンド交換機能楽しんでいますか?

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おそらくApple Watchをお使いの方ならご存知であろうバンド交換機能。皆さんは活用されているだろうか?

もし、バンド交換機能を使われたことがないなら是非一回使ってみてほしい。理由は簡単でさまざまなバンドとApple Watch本体の組み合わせを考えるのが楽しいから。

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例えば金属系のバンドをつければ装飾品としての腕時計として振る舞えるようにしたり

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逆にシリコン系のバンドと組み合わせればスポーティーな感じを演出できたりと、バンドを交換するだけでガジェットとしてだけではなく「ファッションアイテム」としての身につける楽しみが生まれてくるのはiPhoneiPadにはないApple Watchならではの良さになる。

 

バンドの数も星の数ほどある

そしてその着せ替えの楽しさをさらに加速されているのが「圧倒的なバンドの数の多さ」。

やはりApple製品なだけあって

  • シリコン系バンド
  • レザー系バンド
  • 金属系バンド
  • ナイロン系バンド

などサードパーティーをはじめとしてバンドの数は星の数ほど。しかも価格帯も1000円程度からと比較的リーズナブルで楽しめる点もバンド着せ替えのメリットだ。

 

僕も今まで3種類のバンドを使用。しかし...

もちろん僕自身も過去に

  • Apple純正スポーツバンド(シリコン系バンド)
  • ミラネーゼループバンド(金属系バンド)
  • スポーツループ(今回紹介するバンド)

を使用してきたのだが、先の2つは僕にはどうにも合わなかった。

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よく見るApple Watchのバンドは付けはずしがめんどくさい

まずApple純正のスポーツバンドは付け心地が軽快な分、上下で分離するバンド形式なために付けはずしの動作がかなり面倒。普通の腕時計と違って1日に一回は充電のために着けはずしが必要なApple Watchにとってこれはかなり致命的なデメリットだった。

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腕毛痛い。絡まる。

2つめのミラネーゼループバンドはスポーツバンドの抱える付けはずしの面倒さを「磁石で止める」という仕組みで見事に解消。腕を通すだけで装着が完了するというのは画期的であることに間違いはなかったのだがいかんせん腕毛が絡んで痛むというこれまた致命的な不具合が発覚。腕毛が若干濃い僕にとってこれでは使い物にならない...

この2つのバンドを使って

「どうにかして付けはずしが楽で腕毛が絡まらない軽快な付け心地を実現しているバンドはないのだろうか?」

と思った僕は最後の望みをかけてその時ミラネーゼループと同時購入したバンドを開けて、速攻で恋に落ちた。そう、それこそ運命のバンドであるスポーツループとの出会いだ。

 

至高のバンド「スポーツループ」って何?

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そんな「恋するバンド」ことスポーツループはApple自らがデザインし、発売している純正バンドの一つ。「ループ」という名の通りバンド自体は一本の紐のような構造になっていて

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バンド下部とバンドに通されている留め具の2つでApple Watchに固定

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そして腕には後ろのマジックテープをバンドの好きなところにくっつけて固定する形になる。

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ちなみにバンドの素材はナイロン

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Apple Watchにつけると輪っかのような形になるので

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腕への取り付けも

  1. 腕にApple Watchを通す
  2. バンドをちょうどいい締め具合に調整
  3. マジックテープで止める

という3ステップで完了。数あるApple Watchのバンドの中でも比較的簡単に着脱が行えるのは非常にポイントが高い。

 

スポーツループのメリット

と、スポーツループの簡単な概要について説明したところでここからは「スポーツループに濃いした理由」ともいうべき3つのメリットについてお話しさせていただこうと思う。

 

1 着脱が超簡単

先ほど述べた通りスポーツループの固定は

  1. 腕に通す
  2. バンドの締め具合を調整
  3. マジックテープで固定

という3ステップ。Apple Watchを取り付けるまでの工程が少ない上に、一つ一つの作業がとても簡単なので着脱の手間はほぼゼロ。スポーツバンドを使っていた時に感じていた

  • 留め具をバンドの穴に通す
  • 片方のバンドをもう片方のバンドに通す

ストレスもマジックテープでフレキシブルな固定ができるため、着脱に対してストレスを感じる場面が本当にない。

ミラネーゼループもそうだが「ループ」と後ろにつくバンドは「留め具を通す」概念がないためか、付けはずしが本当に楽。特に充電時に何度か腕から外さなければいけないApple Watchとの相性は抜群だ。

 

2 腕毛が絡まらない

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ミラネーゼループと違ってバンドに細い腕毛が絡まらないのも大きなメリット。(これは完全に主観)

確かにミラネーゼループはフォーマルな印象を簡単に立たせてくれる使いやすい金属製バンドである事に変わりはないが、どうしても腕毛が長い人間(僕)にとっては絡まる毛のせいで付けはずしがただの苦行でしかなかった。ちくちくするような痛みは本当に最悪。

その点スポーツループは材質上、毛が絡まる可能性は一切なし。腕毛濃い人間でも安心してApple Watchを使い続けることができる。

 

3 付け心地が軽快

「スポーツ」とついているのもあるのか、スポーツループの付け心地はかなり軽快。しっかり意識しないとApple Watchの存在を感じないほどに軽い印象だ。

どちらかというと僕は「装飾品<<<腕につけるガジェット」としてApple Watchを見ている人間なので「時計巻いてるぞぉぉ!!」と感じさせられるゴリゴリの金属バンドや装飾系のバンドは苦手...スポーツループみたいに「フワッ」と寄り添ってくれる感じのバンドの方が「ガジェット」としての取り回しはしやすいと思っている。

 

ただもちろんデメリットも

僕が気に入って使っているスポーツループにも当然デメリットはある。実際に僕が感じたものだけではなく、友人から言われた経験も踏まえながらまとめていく。

 

1 見た目は...ダサいかも

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僕は気にしていないのだが、友人曰く「ヒモみたいに見えてダサく感じる」とのこと。言われてみればスポーツバンドや装飾系のバンドみたいに何か特徴があるわけでもないので、まんざら間違ってはいない気がする。

とはいえ機能性を重視した結果のデザインでもあるので一概にデメリットとは言いにくいのも事実。僕自身それをメリットに感じて、日々享受しているのだから...

 

2 水、汚れに弱い

スポーツループはその材質上

  • 汚れ(特に泥)

にはめっぽう弱い。畑仕事や田んぼ仕事など動いている中で汚れることが多いなら掃除がめんどくさいので絶対にやめておいた方がいいし、そういう人はある程度汚れに強いシリコン系のスポーツバンドやソロループを購入するべき。

実は過去に一度だけ風呂につけて入ったことがあるが、その後は全然乾かなくて最悪だった...(結局1時間半ほど放置してようやく付けられるレベルになった)汚れ仕事以外にもお風呂やサウナにつけて入るという人も、乾きが速いシリコン系バンドの購入をお薦めしたい。

 

3 マジックテープ固定

一部の人にソロループが嫌われている一番大きな原因がマジックテープでの固定。特に脱着時の「ビリビリビリ」という音が苦手という人が大多数っぽい。

うーん...これに関してはマジックテープ式の靴を脱ぎ履きしたときにあの特有の音が苦手だったかどうかで判断してもらうのが一番な気がする...どうしても苦手なのであれば同じくAppleが発売しているレザーループやミラネーゼループのようなマグネット固定式のループバンドに乗り換えるのがいいのではないだろうか
?(ただ価格がスポーツループの倍以上になってしまうのだが...)

 

気軽さをとるか見た目をとるか

最終的にスポーツループの評価の分かれ目は「気軽さ」と「見た目」を天秤にかけたとき、どちらに比重を置くのかで変わってくると思う。良いところと悪いところが表裏一体で、両立を図ることが少し難しいからだ。

となると僕は気軽さを取る。やはりApple Watchは高級腕時計のように「見せびらかすもの」というよりは「日常生活の質を上げるガジェット」としての印象が一番強い。

 

今回の総括

マジでおすすめの万能バンド。ただし弱点にはちゃんと注意して。

多少の水、汚れに弱いところを除けばスポーツループはかなり万能性が高く使いやすいバンドなのでこれからも僕はこの子を愛用し続ける。

ちなみにこのスポーツループは毎年何かしらの新色が発売される上に、Apple純正バンドの中では最安クラス(5000円ほど)と購入しやすい方なのでApple Store等を訪れた際のお土産としてもオススメ。

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