SEの登場による購入ハードルの低下やApple Watch自体が成熟してきたことがきっかけでApple Watchを新しく購入された方の中には「イマイチどう使えばいいのかが分からない...」という人もいるのではないだろうか?(実際僕の友人がその一人だった)
今回はApple Watchを新しく購入された方向けに「Apple Watchの楽しみ方」と題して、誰でも簡単に実践できる3つのポイントを解説。少しでもApple Watchに対する理解を深めていただければ幸いだ。
それでは今回もいってみよう。
まず初めに Apple Watchって難しすぎぃぃぃ!!!
と、Apple Watchの楽しみ方を解説する前に初めての方(もしくは購入を検討している方)が思っているであろう「考え」を初めに言わせていただきたい...
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どのモデルか関係なく、そもそもApple Watch自体の立ち位置が難しすぎるだろ!!!!!!!
これを言ってしまうと今回の解説記事自体が破綻してしまうのだが、実際
昔からずっと発売されているこれら3製品(以後『三種の神器』と呼ばせていただく)はこういった「明確な使用目的」が存在するのに対して、Apple Watchの使用目的は
- 健康管理デバイス?
- 時計?
- 結局何ができるの?
といった具合に三種の神器と比べると明確な使用目的が薄く「結局どう使っていいのか分からない」となってしまうパターンがとても多いと思う。
せっかく貴重なお金と勇気を振り絞ってApple Watchを購入したのに、使いこなせない残念さも分かる。
かといってどこから始めたら良いかが分からないという気持ちも分かる。
しかし、僕はこう思う。「別に初めから使いこなす必要なくない?」と。
初めからApple Watchを100%使い切れるのは一部のガジェオタぐらい
そもそもApple Watchを使いこなせているユーザーなんて
- Apple製品のレビューを行なっているYouTuber、ブロガー
- ガジェオタ
の一部の人間ぐらい。僕も含めて大半のユーザーはApple Watchを100%使いこなせていないと思う笑(特に僕の同級生は「おしゃれだから」という理由でつけていることも多い)
実際僕もApple Watchを使っていて
- マインドフルネス
- ノイズ
- トランシーバー
- アラーム
といったアプリは全く使えてないし、Apple Watchの目玉機能である健康管理機能もアクティビティリング(赤、緑、青で1日の運動量を表すリング)をとったりするぐらいで、AppleのCMのように
- 明日はもう少し運動しよう
- 昨日は〇〇カロリー消費したのか...
- 少しエクササイズするか!
と思ったことはほとんど無い。残念なことにApple Watchをつけていても運動しない日は全く運動しない自堕落な生活は続いている...
仮に100%使いこなせないとしても生活は便利になる
じゃあ100%使いこなせないからApple Watchを手放したいか
と言われたら絶対にNoと断言する。何故ならApple Watchで出来る「ほんの一部」の機能が普段の生活の中に溶け込んでしまっているから。
僕の場合は
- 通知の管理機能(重要な通知だけをApple Watchで受け取れるようにしておく)
- Felica(Suica、iD、QUICPay)、PayPayのキャッシュレス決済
- Macの自動ロック解除機能
- AirPods Proとの組み合わせによる音楽再生
この4つの機能が代表例。もちろんApple Watchで出来ることの一部でしかないが、これだけでも僕の生活は十分便利になったし、Apple Watchが手放せなくなる理由としてのインパクトはめちゃくちゃデカかったと思っている。
ぶっちゃけ右も左も分からない状態でApple Watchを100%使いこなすなんて現実的ではないので、まずはApple Watchを楽しむことを考えた方がいいと思う。
初めてのApple Watchを楽しむ3つのポイント
と「使いこなすよりも楽しむ方がいいよ〜」とお伝えしたところで、具体的に何をどうすればいいのかを3つのポイントに分けてお伝えさせていただきたい。
今回僕がお伝えする3つのポイントは以下の通り
- 文字盤(アプリの配置)を変える
- バンドを楽しむ
- 設定を見直す
おそらくガジェットにそこまで興味のない人でも楽しめる内容になっていると思うので、ぜひ最後まで読んでいってほしい。
1 文字盤(アプリの配置)を変える
まず行ってみてほしいのが「文字盤の変更」。おそらくApple Watchを購入したての方は
こんな感じの文字盤を使っていると思うのだが、千差万別な文字盤が用意されているApple Watchで何も考えずに文字盤を設定するのは本当に勿体無い。そのためiPhoneの壁紙を変えてみる感覚で文字盤を新規に設定してみてほしい。
新しい文字盤の設定方法は非常に簡単で
という3ステップで完了。一応Apple Watchでも文字盤の新規作成はできるのだが、画面が小さい関係でやり辛いのiPhoneでの一括設定がオススメだ。
ご覧の様に文字盤の種類も
- デジタル時計
- アナログ時計
- アニメーション文字盤
- 写真文字盤
などものすごく豊富な上に一部文字盤はアプリの配置やカラーの設定も可能。その選択肢はユーザーの数だけあると言ってもいいだろう。
ちなみに僕の使っている文字盤(インフォグラフ)の設定はこんな感じ。設定した文字盤はApple Watchのディスプレイを左右にスワイプすることで変更することができる。
文字盤の変更はApple Watchを使っていれば誰でも無料で出来るし、突き詰めればよりApple Watchを使いこなせる様になるので是非試してみてほしい。
2 バンドを変える
そして文字盤の変更と同じぐらい実践してほしいのが「バンドの交換」。文字盤の変更と違って数千円から数万円お金がかかってしまうことではあるのだが、iPhoneと違って常に体に身につける「装飾品」の面を持っているApple Watchだからこそ
- ファッション
- 周りの状況
に合わせてバンドを付け替える楽しみも是非味わってほしい。
kenboapplegadget.hatenablog.com
何気に世界シェアNo1のApple Watchのバンドは
- レザー系
- シリコン系
- 金属系
- スポーツループ系
と言った種類がめちゃくちゃ多くて、Amazonで発売されているサードパーティ製のものなら1000円以下で購入出来るものもあるため、とりあえずその中から1〜2本選んでみて欲しい。特に女性の方ならファッションアイテムの感覚でバンド交換を楽しんでいただけると思う。
kenboapplegadget.hatenablog.com
もし「どのバンドを購入していいかが分からない」なら上記のスポーツループが
- 使い勝手が良い
- 購入しやすい(非純正なら1000円ちょっと)
な点で超オススメ。
3 設定を見直す
kenboapplegadget.hatenablog.com
これは先ほどの2つに比べると若干難しいのだが、Apple Watchをより楽しむのであれば「いくつかの設定項目」は絶対に見直しておいた方がいい。
特に
- 通知のバイブレーションを「はっきり」に変更(Apple Watchの通知に確実に気付くため)
- アプリ表示をグリット表示に変更(アプリが探しやすくなる)
- 音楽再生中も常に文字盤を表示する
この3つは知人にもオススメするほどApple Watchの使い勝手を上げてくれる設定なので購入後すぐに変更することをオススメする。(設定方法は上記記事を参照)
今回の総括
まずは初めてのApple Watchを楽しんで!
冒頭でもお話ししたように、せっかく3〜5万円というお金を出してApple Watchを購入したのだから
- こんな文字盤があるんだ〜可愛い!
- このバンドとこの文字盤の組み合わせいいなぁ〜
- iPhoneのロック解除がマスク付きでもできる!すげ〜
という具合にまずは初めてのApple Watchを楽しんで欲しい笑
「使いこなす」のは後からでも全然間に合うので、この記事をきっかけに少しでもApple Watchの楽しみ方を知っていただければ幸いだ。