WH-1000X M3遂に来たーー!!!
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2020年8月16日
初代1000Xとの比較を踏まえながら開封レビュー記事出しますm(_ _)m pic.twitter.com/O0hmeo8xx1
遂にずっと買い替えを行いたかったメインのノイキャン付きヘッドホンの後継機となるWH-1000X M3が家に届いた。
今回は簡単な開封と初代1000Xとの比較、実際に使ってみてどうだったのかを記事にまとめていこうと思う。数年ぶりの買い替えということで期待値はMAX。
それでは今回も行ってみよう。
今回レビューする商品
今回レビューするのはSONYのフラッグシップノイキャン付きヘッドホンWH-1000X M3。ちなみにこの記事を書いている時点でWH-1000X M4という最新機が登場している。
kenboapplegadget.hatenablog.com
当然ほぼ全ての面においてM4が優れているのは明らかなのだがM4で追加された新機能のほとんどはマイナーアップデートやそこまで必要性に感じない機能だったのと価格が4万円を超えていることから型落ちのM3を購入する運びになった。
kenboapplegadget.hatenablog.com
開封!!
メルカリ専用の60サイズ段ボールにて届いた
メルカリ!!
間髪入れずにサクッと開封
緩衝材として新聞紙を入れてくださっている(ありがとうございます)
おぉ?
まずは説明書や保証書類
そしてキャリーケースに入っている本体
と言った感じで付属品は最低限のものが入っている
早くM3を拝みたい
初代1000Xと全然違うぞ!?!?
興奮のあまりブレブレ
SONY!!!!
裏面はメッシュ素材のポケット。基本的な構造は変わっていないようだ
では早速ファスナーを開けて本体とご対面
WH-1000X M3遂に着弾!!!!!!!!
このブロンズゴールドのSONYロゴとマイク穴がいいアクセントになっている
Hello SONY!!!!
何やら本体ケースの中にいろいろ入っている模様
まずは本体を有線接続するために使用する3.5mmのオーディオケーブル。何気に初代1000Xに付属のケーブルよりも細くなっている気がする
そして1000Xシリーズお馴染みの飛行機用アダプタ。修学旅行がほぼなくなりような雰囲気なので飛行機に乗る機会はあるのだろうか...?
最後に充電用のType-Cケーブルで中に入っている付属品は全て
MDR-1000Xとの比較
せっかく手元に以前使っていたMDR-1000Xがあるので比較を行おうと思う。
まずはケースから。MDR-1000Xはレザー調のケースだったのに対してWH-1000X M3はファブリック調のケース。どちらも本体デザインに合わせたようになっている。
またケース上部に印刷されていたSONYロゴがWH-1000X M3では印刷されていない
WH-1000X M3では全てのアクセサリーをケース内部に収納できるようになった関係でケース全体がとてもスマートでコンパクト
あとケース違いでわかりやすいのがファスナー部分の違い。MDR-1000Xはブラックのファスナーになっているのに対してWH-1000X M3では本体のアクセントカラーと同じブロンズゴールドの仕上げになっていて本体デザインとの統一感を感じる
続いてケースの内部。どちらともヘッドホンを折りたたんで収納する基本的な仕組みは同じなのだが中に入れられる内容物が違う
MDR-1000Xでは航空機用アダプターしか収納できなかったのが、WH-1000X M3では仕切りの変更によって
- 有線接続用のオーディオケーブル
- 充電用Type-Cケーブル
も収納可能になった。
ちなみにそれ以外の仕切りも一部が仕様変更になっている
最後にヘッドホン本体の違い。同じ1000Xシリーズだが初代と第3世代では全然違った笑
ハウジング部分を横から見るとWH-1000X M3は操作しやすいように斜めに傾いているし
充電端子はここ最近の主流規格であるType-Cに変更
MDR-1000Xではレザー調だったハウジング部分は操作性を追求してよりツルツルした材質に
SONYロゴとマイク穴部分はブロンズゴールドでブラックの筐体のアクセントカラーとなった
全体的なデザインは横に細くなってフィット感が向上。実際につけて記事を書いてみても頭にピタッとつけられている感じがする
ヘッドホン上部のアーム部分はレザーに変更。MDR-1000Xと比べてかなりふかふか
操作系統はMDR-1000X似合った「NCボタン(ノイキャンのオンオフを切り替えるボタン)が廃止されて「NC/AMBIENT」として統合された。
と言った具合に初代1000Xと比べるとかなりのデザイン変更がお分かりいただけると思う。
実際に使ってみる
それでは実際にペアリングを行って使ってみる
まずは本体の電源を入れるために本体下部のボタンを長押し、そしてペアリングモードにするためにさらに押し続ける
すると接続したい機器のBluetooth機器一覧に「WH-1000XM3」と表示されるのでタップ。途中「アプリを入れますか?」という場面が出てくるがとりあえずここでは無視して先に進める。
ちなみにSONY公式のアプリを入れることで
などなどより詳細なカスタマイズを行うことができる。
これでペアリング作業は終了。実際に音を確かめてみた。
音の傾向はかなりフラットで原音に忠実。これは初代1000Xの時から受け継がれている傾向ではあるのだが今回のM3ではDSEE-HXの進化により音の分離感がより強くなって楽器一つ一つ鳴り響いているイメージを受けた。こう...より繊細に音を鳴らしてくれる感じ。
また初代1000Xの時は若干シャリシャリ感が出ていた高音の女性ボーカルさんの声もM3ではシャリシャリすることなく綺麗に鳴らしてくれる。あくまでも素人耳の判断にはなるが高いだけあってとはそこら辺の安物ヘッドホンとは比べ物にならないほどいい。少なくともAirPodsをメインに使っている人がこれで音楽を聴くと感動するレベル。
使用感レビュー
1 耳がとろける音質
先ほども書いた通り音の傾向としてはフラットなものの鳴らすところはしっかり鳴らしてくれるので音の緩急や明瞭感がしっかりと出ていて本当に耳がとろけるぐらい高音質。
しかもこれWALKMANではなくiPhoneのApple Musicの音源でこれなのでハイレゾ音源だったらもっと音がいいんだろうなと妄想してみたり...iPhoneでもこれだけの音を鳴らせるSONYの音質向上技術「DSEE-HX」にはただただ脱帽。
2 いつでも集中する空間を作れる進化したノイキャン性能
1000Xシリーズの目玉である「ノイキャン性能」もM3でめちゃめちゃ進化。今まで初代1000Xが消しきれなかった強めのエアコンの音やMacBook Proのファンの音をほぼ完全に相殺することができる。まさに「ポータブル版精神と時の部屋」と言った感じ。
個人的にはこのヘッドホンを電車通学の際に使うためあのうるさい騒音をどれだけ消し切れるかが楽しみ。
3「自分の世界」→「周りの世界」との行き来がよりスムーズに
1000Xシリーズには右ハウジングを手で覆うことで一時的に音楽の音量を絞って、外音取り込みをする「クイックアテンションモード」があるのだが、初代1000Xの時は「ピッ」という操作音で音楽も全て遮断されて
外音取り込みモードがオン→そこから小さく音楽が鳴り出す
というように音楽が止められる時間がかなり長く、音楽体験を損なってしまう残念ポイントがあった。
WH-1000X M3は操作音はなるものの
音楽の音量が小さくなる→外音取り込みモードがオン
と逆の動作をすることで音楽が遮断される時間が軽減、復帰する際も同じ動きをするので音楽体験を損なうことなくさっと外音を取り込めるようになった。
機能自体は全く同じとはいえそう言った細かなところをアップデートしているあたりとても好感が持てる。
4 デザイン変更でより高級感を感じられるデザインになった
同じSONYのカメラと合わせてもよし
iPhone7のレザーケースとの相性が最高
グフフv( ̄∇ ̄)ニヤッ
iPadのLeather Smart Coverとも相性最高
Apple Watchとのツーショット
個人的には今までの製品よりも成熟した感じがして高級感を感じる。良い物を買った笑
5 タッチパッドの反応が若干悪い(MDR-1000Xと比べて)
あくまでもMDR-1000Xと比べた結果にはなるがタッチパッドの反応がイマイチ。特にクイックアテンションモードへの移行がうまくいかないことが多い。
もちろん慣れの問題もある可能性はあるのでこれからしばらく使い込んでみようと思う。
今回の総括
SONY最高峰のノイキャンヘッドホン。初代から正当に進化
今回2年ぶりにSONYのヘッドホンの買い替えを行った。ぶっちゃけ想像していた以上に様々な面が進化していて驚いた。とはいえまだアプリも入れていないため近日中にアプリも含めた使用感をレビューしていく予定。SONY純正のアプリの使用感がきになるところ。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。