少し前にAirPodsの後継機として購入したBeatsX。もちろん当ブログとYouTubeチャンネルでレビューを行った。
あれからしばらく使い込んでみてある不満が出てきたので今回はその不満を解消するために購入した「Comply T500」というイヤーチップを試してみようと思う。もし同じ悩みをお持ちの方の参考になれば幸いだ。
それでは今回も行ってみよう。
(開封レビュー記事と動画はこちら)
kenboapplegadget.hatenablog.com
【AirPodsからの買い替え】BeatsXってどうなの?Apple好き学生によるBeatsX開封レビュー 2020(前編)
BeatsXに感じていたある不満
実はAirPodsの後継機として購入したBeatsXにある不満を抱いていた。それは「タッチノイズの酷さ」。
もう原因ははっきりしていてこのきしめんのような平べったいケーブルが服にこすれることで音をは発生させているらしく、ランニングなどの運動だと自分の足音(ズンズンという音)でさらにひどくなるという有様。
また何も音楽をかけていない状態で自分の心音も聞こえるほどタッチノイズが酷かったのでイヤーチップの交換で改善を試みることにした。
今回紹介する商品
冒頭でもお話しした通り今回紹介するのはComplyの「T500」という交換用イヤーチップ。
ComplyはBeatsX用以外の交換用イヤーピースをたくさん作っているので気になる方はComplyの公式ホームページで自分のイヤホンが対応しているのかを確認してみて欲しい。
ちなみにBeatsXはこのT500とTs500という型番が対応している。
開封!
いつものAmazon袋
タッチノイズが軽減すると良いのだが...
では早速
開封!
おぉ...!
というわけで中からT500が登場
裏面にはイヤーチップの特徴とサイズが。今回は最も無難なMサイズを選択した。
バーコードを剥がして
パッケージをサクッと開封
まずは付け方の説明等が書かれた紙
その下にイヤーチップ本体が同梱されている
パッケージから取り出してみる
初めて手に取った感想は「めっやめちゃ気持ちがいい」ということ。低反発ウレタンという素材を採用しているからかシリコンには無い独特の柔らかさが癖になりそうだ。
ご覧のように少しの力で簡単に凹む
実際に使ってみる
グフフ...では運命の装着タイム
やり方としては元々ついていたチップを
引っ張って外して
先ほどのT500をねじ込んでいく
両耳ともつけ終わるとこんな感じ。ブラックモデルということもありそこまで違和感はない。
使い方としてはまずイヤーチップを指でくしゃくしゃにしたら
後は耳の中に入れて中でイヤーチップが膨らむのを大体20〜30秒程待つ
しっかりと中でイヤーチップ自体が膨らむと耳にフィットして外れなくなるので、そうなれば装着完了だ。
プチ使用感レビュー
1 無駄な雑音からの解放
BeatsXにCOMPLYコンプライのイヤホンチップをつけてみた/タッチノイズ対策で多くの方にオススメいただいた一品
Appleが大好きなんだよさんのレビューにもあるように「タッチノイズ」が軽減されるのは確かに体感できた。具体的にはコードが擦れることで発生していた「ガサガサ」という音が「カサカサ...」と許容できる範囲になったし、ランニングの時の僕の足音も音楽体験を邪魔しないぐらいに軽減された。
個人的には「雑音の軽減」という目的でこの製品を購入するのは十分アリだと思う。
2 音質の改善
BeatsXの若干低音が強めに出る音質がComplyのチップをつけることで改善。低音域の出かたがマイルドになってバランス良い音になった。
ちなみにこれイヤーチップを交換してすぐに気付くレベルなので音質の改善目的で購入するのもオススメだ。
3 長時間の使用でも疲れにくい
シリコン製のイヤーチップと違ってComplyのT500はウレタン製で柔らかい。故に耳にピッタリフィットして長時間の使用でも疲れにくい。
どうしてもシリコン製のチップは耳の圧迫感が強くAirPodsよりも疲れる傾向にあったのだがウレタン製のチップに交換することで改善が見られたのが素晴らしい。
4 使えるまでに時間がかかる
このComplyのチップはいったんくしゃくしゃにまとめて耳の中で膨らむのを待つ必要がある(両耳合わせて30秒ほど)。これ耳にフィットするという意味では最高なのだが使えるようになるまでに時間がかかってしまうという点ではデメリットになりうる。
実際に使っていてもシリコンのようにサッと入れてすぐに使えないのでもどかさを感じる。
5 耳垢が付着しやすい
Complyのイヤーチップの弱点は耳垢が付着しやすいことなのではないかと思う。少なかれ僕の耳では付着しやすい印象。
シリコンほどサラサラではない上に、ウレタン製で耳垢が引っかかりやすい形状ではあるので仕方がないと言えば仕方がない...
今回の総括
イマイチな点もあるものの全てトレードオフで解決可能
確かにイマイチな点もあるが、雑音の軽減や音質の向上などのメリットが大きいためそれらは十分トレードオフとして受け入れられる。
しかも購入価格は約1000円。そこまで高いものでもないのでもしBeatsXを購入するのであれば同時購入をオススメしたい。
今回は以上だ、ではまた次の記事で。