今日の4時半からXperiaのYouTube公式チャンネルからライブ配信された動画で
- Xperia1 Ⅱ(Xperia1の後継機)
- Xperia10 Ⅱ(日本でいうXperia8の後継機)
- Xperia Pro(Xperia1 Ⅱをベースに開発中の試作機)
の3機種が発表された。
今回は基本的にApple製品を触ること多い僕が発表会を見て感じたことと一緒にこの3機種についてまとめていこうと思う。
それでは今回も行ってみよう。
今回発表された3機種&大きなアップデート点
冒頭でも書いた通り今回は俵されたのは3機種で
- Xperia1 Ⅱ(Xperia1の後継機)
- Xperia10 Ⅱ(日本でいうXperia8の後継機)
- Xperia Pro(Xperia1 Ⅱをベースに開発されている試作機)
それぞれ市場投入されている Xperiaの後継機と言う位置づけで発表された。(Xperia Proは別)
そして今回のアップデート点をざっくりまとめるとこんな感じになる
- 5G対応(Xperia1 Ⅱ&Xperia Proのみ)
- カメラ性能のパワーアップ
- イヤホンジャック&フロントステレオスピーカーの復活
- Qi充電対応(Xperia1 Ⅱのみ)
今回のアップデート内容は「今のXperiaシリーズの不満点のアップデート+カメラ性能のアップデート」と言ってもいいだろう。
1 Xperia1 Ⅱ
SONY渾身のXperiaが満を辞して登場。その名も「Xperia1 Ⅱ」既存のXperia1をうまくアップデートさせたマイナーチェンジモデルとなる。
主なアップデート点はこんな感じ。
- 5G対応
- カメラ性能のパワーアップ
- 90hz相当で動く有機ELディスプレイ
- Cinema Proのパワーアップ版となる「Cinematography」を搭載
- 前面ステレオスピーカー&イヤホンジャック復活
- 指紋センサーが電源キーに統合
- Qi充電に対応
やはり注目するべきなのは5G対応とカメラ性能のアップデートだろう。なんと今回のXperia1 Ⅱに搭載されているカメラは同じくソニーが発売している一眼カメラのαシリーズで培った技術を生かすことで他社のスマートフォンよりも早いAF/AEをお超えるようになった。要は被写体への追従性がものすごく向上したと言うこと。
ソフトウェア面だけでなく搭載されているカメラ自体もアップデートされていて、標準、広角、超広角レンズもそれぞれ撮れる画角が広くなった。
あと、個人的に好印象だったのがイヤホンジャックの復活。XperiaはWALKMAN代わりに使う人も多いと思うのでイヤホンジャックの搭載という判断は英断だと思う。
2 Xperia10 Ⅱ
日本ではXperia8として発売されているミドルレンジ機のXperia10にも新機種が登場。その名も「Xperia10 Ⅱ」これもXperia1 Ⅱ同様、一応マイナーアップデットモデルとしての登場なのだがそのアップデート内容が素晴らしい。
アップデート内容はこんな感じ
- ディスプレイが液晶から有機ELに
- ベゼルのデザインが Xperia1やXperia5と同じようなデザインに統一
- カメラがデュアルからトリプルカメラに(超広角レンズの追加)
- プロセッサーのアップデート(Snapdragon 630→Snapdragon 655)
- 軽量化(170g→151g)
ついにエントリーモデルのXperiaにも有機ELとトリプルカメラが搭載されることになった...今発売されているXperia8よりも少し安いか同じぐらいの価格ならコスパはいいのかもしれない。
ただ、懸念するべきはプロセッサーの処理能力。実は今回搭載されたSnapdragon 655は全世代機に搭載されているSnapdragon 630とあまり性能が変わらない。まぁ性能が低いと言っても普段使いにはほとんど問題はないと思うのだが、長い目で見たときに不安が残るのは確かなので動作面に関しては実機のレビューが出回るのを待とう。
3 Xperia Pro
5Gミリ波対応のプロ向けスマホ「Xperia PRO」発表、21:9ディスプレイやHDMI入力も対応 - Engadget 日本版より引用
あくまでも開発中であることが発表されただけなので、発売されるかどうかはわからないがプロの映像制作現場向けにXperia Proが発表された。
ベースはXperia1 Ⅱなのだがそれとの違いは2つ
- 5Gの受信感度が高い
- USB-CからのHDMI入力に対応
Xperia Proはある意味で「変態機種」と言える部類に入るものなので一般向けではないのだが、実際のプロの現場でどれぐらい活躍するのかが気になるところ。
Xperia1 Ⅱ、Xperia10 Ⅱ、Xperia Proに感じたこと
イヤホンジャックの復活やカメラ性能の向上など
より成熟したマシーンに仕上げるためのアップデート
だったと思う。iPhoneでいうところのiPhoneXSからiPhone11への変化に近いものを感じに。
Xperia1 Ⅱにしても大幅なハードウェアの変更やデザイン面での進化はなくカメラ性能のアップデートと前作機の不満点であった
- イヤホンジャック
- ワイヤレス充電
を実装して成熟したマシーンになったし、ミッドレンジ機のXperia10 Ⅱも有機EL&トリプルカメラを搭載してなおかつ価格面でも魅力的なマシーンに仕上げてきた。
同じくAndroid機のGalaxyのように決して革新的なアップデートではなかったが、ユーザー目線での使いやすさを上げてくるあたり個人的には「SONYらしいスマホ」のように感じた発表会だった。
今回の総括
これまでの失敗からより成熟度を高めた次世代のXperia
XZ2やXZ3あたりで大きく失敗してしまった従来のXperiaシリーズから大きく変化を遂げて登場したXperia1とXperia10。さらにXperia1の処理速度はそのままに小型化して使い勝手を向上させたXperia5。そしてこれまでの失敗を生かしてリリースされるXperia1 ⅡとXperia10 Ⅱ。この2機種の登場によりXperia1で築いた「次世代のXperia」の基盤は完成したと言える。
発表会を見た感じXperia1シリーズで感じていた不満点は軒並み解消されているっぽいので、SONY製品も大好きな僕のとっては早く実機レビューを見てみたいという気持ちでいっぱいだ笑
今回は以上だ。ではまた次の記事で。