先日のAppleのイベントで当ブログでも激推ししてきた「無印iPad」のアップデートが行われた。
今回は「iPad第7世代」のアップデート点まとめをサクッとまとめて、いつものごとく僕の思った事を書いていこうと思う。
それでは今回も行ってみよう。
今回の「iPad第7世代」の最大の特徴
アップデートが行われた「iPad第7世代」の最大の特徴は3つ。
- Smart Keyboardに対応(10.5インチ用のものが使える)
- 筐体サイズが大きくなった分、ディスプレイサイズも10.2インチにサイズアップ
- 価格が下がった(3000円〜4000円ダウン)
実は今回のiPad(第7世代)はSmart Keyboardが使えるようになって、ディスプレイサイズ分筐体が大きくなっただけでそれ以外は第6世代と全く変わらない。チップはA10 fusionのままだし、カメラの画素数も変化なし。スペック不足を理由に第6世代から買い換える必要はない。
1 Smart Keyboardに対応
最大のアップデート点と言ってもいい「Smart Keyboard対応」。今回の無印iPadはボディーサイズが10.5インチ系のiPadと同じサイズになったため「iPad Air 2019」用のSmart Keyboardを使用することが出来る。
Apple 10.5インチiPad Pro用Smart Keyboard - 英語(US)
- 出版社/メーカー: Apple(アップル)
- 発売日: 2017/06/06
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
今まで金銭的にSmart Keyboardが使えるiPadが買えなかった方にとっては、いいアップデートなのではないだろうか?
2 ディスプレイサイズアップ
Smart Keyboard対応に伴うボディーサイズのアップに合わせて、ディスプレイサイズが9.7インチから10.2インチにサイズアップした。
今までのサイズと殆ど同じサイズでより大きなディスプレイを持ち運べるのはいい事なのだが、ここで1つ注意しなければいけないのがMicrosoftのOfficeが無料で使えなくなってしまう事だ。(Office365を契約すれば使用可能)
もし、今のiPadで(9.7インチや7.9インチ)Officeをよく使われているのであれば無料で使えなくなる事を頭に入れておこう。
3 価格が下がった
- 32GB→税別34800円(3000円値下げ)
- 128GB→税別44800円(4000円値下げ)
日本でのみiPadの販売価格が値下げとなり、より多くの人の手に届きやすい価格に改定された。
とはいえ日本の場合来月から消費税が増税されて、お得感が薄れてしまうので買うのであれば今月中に買うのがいいと思う。
【酷評パート】iPadのラインナップがグッチャグチャ
無印iPadのアップデート自体はするべきだったと思う。なんだかんだ言って第6世代の登場から1年以上も動きがなかった製品だし、今後も販売を続けるべきだからだ。
ただ無印iPadをSmart Keyboardに対応させる必要はなかった。そもそも無印iPadを購入する大半のユーザーはiPadを「パソコン」としてではなく「タブレット」として購入する人が殆ど。「タブレット」としてiPadを使う人にとってキーボードで文字入力をする機会は驚くほど少ない上に、魅力に感じる人はほとんどいない。逆に使い勝手が悪くなるだけだ。
それに
無印iPadがSmart Keyboardに対応したせいで今年の春先に登場したiPad Air(2019)との違いがほとんどなくなってしまった。
もうカオス。今までは
- タブレットが欲しい→無印iPad
- 少しパソコンライクに使えるiPadが欲しい→iPad Air(2019)
- 仕事などで本気で使いたい→iPad Pro
- 小さいサイズのiPadが欲しい→iPad mini(第5世代)
という棲み分けがきちんとできていたし、それでよかった。
しかし今は
- 少しパソコンライクに使えるiPadが欲しい→無印iPad、iPad Air(2019)????????
- 本気でiPadを使い込みたい→iPad Pro
- 小さいサイズのiPadが欲しい→iPad mini(第5世代)
という状況に。しかも先程も言った通り「無印」と「Air」の違いはスペックと画面の性能の差ぐらい。僕みたいなガジェットが大好きな人ならまだしも「初めてiPadを買う方」や「ガジェットに疎い方」は
どっちを選べばいいの!?!?!?!?!?!?
と感じてしまうだろう。
うーん...製品のラインナップを増やしすぎるのはAppleらしくないが、それ以上にいけないのは同じような製品でわかりにくいラインナップを作ってしまう事だと思う。
今回の総括
iPad(第7世代)よりもiPad(第6世代)整備済み品がオススメ
もしあなたが今iPadの購入を考えているのであれば、型落ちとなったiPad(第6世代)の購入がオススメだ
iPad Wi-Fi 128GB - スペースグレイ(第6世代) [整備済製品] - Apple(日本)
スペック的には第7世代のモデルと買わないし、第7世代よりも
- コスパ面(第7世代の32GBモデルを買うお金で128GBモデルが手に入れられる)
- Officeが無料で使える
というメリットがあるのでSmart Keyboardを使いたいという人でない限りは第6世代の購入が無難な気がする。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。