先日のApple Special Eventで発表された2019年の新型iPhone。
今回はそんな新型のiPhone3機種のアップデート点と僕が感じた事を記事にまとめていこうと思う。
それでは今回も行ってみよう。
今回発表された新型iPhone
今回発表された新型iPhoneは3機種。
- iPhone11(iPhoneXR後継機)
- iPhone11 Pro(iPhoneXS後継機)
- iPhone11 Pro Max(iPhoneXS Max後継機)
基本的には昨年発売された3機種のマイナーアップデート版といった感じ。
気になるアップデート点
大まかなアップデート点は下記の通りだ。
- カメラ性能の向上(超広角レンズの追加、ナイトモードの追加、インカメラの画質向上)
- チップの高速化(A12 Bionic→A13 Bionic)
- 耐水性能のアップ(11、11 Pro共に今までの耐水性能は2倍に)
- Face IDの高速化(最大30%の高速化)
- バッテリー駆動時間の向上(11は最大1時間、11 Proは最大5時間)
- スピーカーの強化(Dolby Atomsに対応)
- 新カラー追加(11は2つ。11 Proは1つ追加)
- 背面ガラスの処理が変更(11 Proのみ)
- 値下げ(iPhone11は1万円、11 Proは5000円、11 Pro Maxは6000円)
主にカメラとチップ。そして細かい所のアップデートで終わり、本体のデザイン変更や大きさの変更は無かった。
アップデート点まとめ
1 カメラ性能の向上
まずは今年のiPhoneの最大のアップデート点であるカメラから。
今回の新型iPhone3機種は新たに「超広角レンズ」を搭載したことによってiPhone11(XR後継機)はシングルからデュアルに、iPhone11 Pro、Pro Max(iPhoneXS、XS Max後継機)はデュアルからトリプルに進化。今までよりも広い範囲を画角に収めることが可能となった。
そしてデュアルカメラになったことでiPhone11で人以外にもポートレートモードが使えるし、インカメラで4Kビデオを撮影可能に。
もはやiPhoneは「スマホ機能付きの高級コンデジ」とかしている気がする。
2 チップの高速化
iPhone11、11 Pro共にチップが高速化されており「A13 Bionic」という最新のチップが搭載された。
ただ、昨年の「A12 Bionic」からの進化としては少しの性能アップとNeural Engine(人を認識することが専門の人工知能)がパワーアップしてくらいで普通に使う分にはその差を感じることは殆どないだろう。
3 耐水性能がアップ
- iPhone11→最大2mの水深で30分間駆動可能(XRは1mの深さで30分)
- iPhone11 Pro、11 Pro Max→最大4mの水深で30分駆動可能(XS、XS Maxは2mの深さで30分)
なんと昨年のiPhone比で約2倍耐水性能にパワーアップしている。
恐らく多くの人はiPhoneを水没させて壊すことはないと思うのだが、壊れるリスクが減るという意味ではこのアップデートは素晴らしい。
4 Face IDが高速化
Appleの公式サイトによると昨年のiPhoneXSやXRに比べて最大30%認証速度が上がっているらしい。
何気にこういう生体認証は1日に何度も使う上に、認証の遅さは使い勝手に大きく関わってくるのでどのくらい早くなったのかが気になる。
5 バッテリー駆動時間の向上
Appleが公式サイトで前面に推しているように今回のiPhone3機種はバッテリー駆動時間が最低でも1時間、最大で5時間も向上している。恐らく新しいチップの電力効率が良いのでここまで改善できたと思う。
6 スピーカーの強化
どの機種もステレオでスピーカーの数自体は増えていないのだが、昨年モデルとの大きな違いは「Dolby Atoms」という技術に対応した所。
簡単に説明すると「同じスピーカーの数でも音の聞こえ方を良くする」技術で主にiPhone単体で動画を見るときに生きてくる。
ただ僕の場合AirPodsやMDR-1000Xを持っているのでそこまで魅力に感じない...(iPhoneが悪いわけではない)
7 新カラーの追加
iPhone11 Pro、11 Pro Maxには「ミッドナイトグリーン」
iPhone11には「ラベンダー」と「グリーン」が追加。
ビビットなカラーが多かった昨年に比べると、今年はどちらかといえばパステルカラーのような落ち着いた色合いで上品さを感じる。
特にフォレストグリーンなんてカッコいい...
8 背面ガラス処理の変更(11 Pro、11 Pro Maxのみ)
iPhone11 Proと11 Pro Maxのみ背面のガラス処理が艶消しに変更されている。
今までは指紋などが目立つため背面がガラスのiPhoneは好みではなかったが、艶消しになるのであれば話は別。
めっちゃかっこいいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!
中でもスペースグレイのカッコ良さは異常。背面のカメラを抜きにすれば今年のiPhoneのデザインは完璧に僕好み。
バンパーのステンレスと背面のガラスとの一体感がたまらない。
9 値下げ
今回チップのアップデートよりも大きかったのが値下げだ
- iPhone11→iPhoneXR比で1万円オフ
- iPhone11 Pro→iPhoneXS比で5000円オフ
- iPhone11 Pro Max→iPhone XS Max比で6000円オフ
各モデルともにこれぐらい値段が下がっている。
なんだかんだ言って昨年のiPhoneの値段は異常だったので(正直、今も高いことに変わりはないのだが...)この値下げは嬉しい所。
しかし!日本の場合だと来月から消費税が10%に増税されるので、安く手に入れたいのであれば9月中に手に入れるのがベターだ。
iPhone 3機種買うならどれ?
もし皆さんが3機種の中で迷っているのであれば僕は圧倒的にiPhone11をオススメする
理由は簡単。iPhoneを普通に使う分でPro専用の機能を必要とする場面はほぼ無いからだ。
考えてみて欲しい。
カメラマンやYouTuberさんなどカメラ性能が収入に関わってくる人以外で、トリプルレンズや高画質なディスプレイは必要だろうか?
答えはNOだろう。そもそも皆さんがiPhoneで行う多くのことは
- ウェブサーフィン
- SNS
- 動画視聴
- 電話
- ゲーム
などの比較的軽い作業が殆どのはずなので11 Proの性能は殆どの方にとっては必要ない。iPhone11で十分だ。
今回の総括
今年は「マイナーアップデート」。本気のiPhoneは来年。
ここ最近何度も言っているが、マジで今年のiPhoneはマイナアップデートという言葉がピッタリ。というかそれ以外に言えることは本当に少ない。
僕個人の予想として、恐らく今年のiPhoneのアップデートがこれだけに終わったのは来年に5G対応のiPhoneを出してくるからだと思う。つまりiPhoneがまた革命を起こすかどうかは来年の5G対応にかかっている。
ちなみに僕は今年のiPhone3機種は見送った。7を買ってもらってそこまで経過していないというのもあるが来年にはiPhoneSE2が出るとの噂があるので、まずはそこまで待ってみるつもりだ。
皆さんは新型iPhoneを買われただろうか?
買った人もそうでない人も是非コメント欄やTwitterのリプで報告していただければ幸いだ。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。