ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)

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【Sponsored】ドイツの老舗メーカーが作るHDMI切り替え機ってどうなの?「LINDY HDMI 2.0 18G 4K@60hz 切り替え機」レビュー

今回は久々の提供レビュー。
ドイツ発祥の老舗メーカー「LINDY」さんから4K60Hz対応のHDMI切り替え機をご提供いただいたので、良いところ悪いところをレビューしていこうと思う。
それでは今回も行ってみよう。

 

 

 

初めに LINDYって何?

恐らくこのブログ記事を読んでくださっている皆さんにとってはLINDYというブランド自体初めて耳にすると思うので、簡単にLINDYさんについて解説させていただければと思う。

 

LINDYはドイツ発祥の老舗ブランド

日本国内では聞き馴染みのない「LINDY」だが、実は海外で製品の品質の良さから高い評価を得ているブランドだったりする。

しかもブランドの歴史はなんと90年!戦前のドイツから始まり、現在では

  • ヨーロッパ
  • 北米市場
  • オーストラリア

など各国で拠点を設立していて、日本でも2010年から現地法人「リンディーセールス」としてドイツブランドの誇りを胸に戦ってきたメーカーだ。

www.youtube.com

lindy.co.jp

www.qoo10.jp

さらに昨年からは組織変革で「リンディージャパン」へ移行。より日本市場に寄り添った組織として今後が楽しみなのが「リンディー」なのだ。

 

主力製品はPC用周辺機器

そんな「LINDY」さんの主力製品は主にパソコンで使われる

  • 各種ケーブル
  • 変換アダプタ
  • 分配器
  • ディスプレイアーム

をはじめとした周辺機器。

 

その製品群は多種多様でオーソドックスなUSB-Cケーブルや

DPポートをL字に曲げるアダプタ(最大8K60Hz対応)

DisplayPortをL字に曲げられるアダプター

そして明らかに「これ誰が使うんだ...?」とツッコミを入れたくなるような製品などなど...

その高い品質から業務用としても重宝されるブランド故にメジャーなものからニッチなものまで、製品群のジャンルはかなり幅広いと言えるだろう。

 

今回レビューするのはHDMI切り替え機

その中から今回送っていただいたのが、記事のタイトルにもある「LINDY HDMI 2.0 18G 4K@60hz 切り替え機」という製品。

 

その名の通り最大4K60Hzの入力を5つまで同時に入力&切り替えてテレビやモニターに出力できる代物で、サンワサプライのものになるが僕の家でも実際に使っているような製品だ。

kenboapplegadget.hatenablog.com

しかしこの手の4K60Hz出力対応のものになると

  • 突然画面が暗転する
  • 画面がチラつく
  • 音声が途切れる

など出力が安定しないものも決して少なくはない。その点LINDYさんのHDMI切り替え機は

  • 筐体に高品質な素材を使用
  • 性能もトップクラス

で本体性能はバッチリ。この後後述するが、4K60Hzの入力でも安定してテレビに出力し続けてくれた。

lindy.co.jp

 

開封&付属品チェック

そんなこんなで前置きが長くなってしまったが、ここからは開封と付属品チェックだ。

丁寧に梱包された外箱を開けると

中には白い無地の箱が

...と思ったら裏面にシールで製品情報が記載されていた。

シンプルすぎる箱を開けるとまずは本体がお目見え。

さらに本体を取り出した下には付属品一式が詰め込まれていて

入力切り替え用のリモコン

電源供給用ACアダプター

こうやって各国のコンセントに対応させるのは面白い

そしてACアダプタに取り付ける各国のコンセントに対応した変換アダプタが4種類。付属品も必要最小限で余計なものは何一つ入っていなかった。

 

外観チェック

ビニール袋から取り出して...

本体のデザインはこんな感じ。サンプル画像だと黒筐体無地だと思っていたのだが、実際はLINDYのロゴと幾何学模様のようなデザインが天板にされていて、ひと工夫凝らされている。

正面には

  • リモコン用赤外線受信部
  • 各ポートの入力状況を表すインジケーター
  • 電源ランプ
  • 手動入力切り替えボタン

の4つが横並びに並んでいて

正面から見て右側面には出力用HDMIポートが1つと電源

最大4K60Hzの入力を5つまで入力可能

背面には4K60Hzの入力に対応したHDMIポートが5つ横並びに並んでおり、余計な端子類は一切存在しない。(まぁ当たり前か...)

 

接続してみる

今回レビュー用に使うのは毎度お馴染みLGのUQ8000シリーズという4K65インチテレビ。

レビュー記事見てね!(宣伝乙)

kenboapplegadget.hatenablog.com

今まで使っていたサンワサプライHDMI切り替え機と入れ替える形で諸々接続をしていこうと思う。

使い方はとても簡単。背面の入力用HDMIポートに接続したい機器を一通り繋いで

側面の出力用HDMIポートとテレビを接続し、ACアダプタで電源を供給してやるだけで配線は完了。

ひとまずサウンドバーの上に設置した

リモコン機能を使いたいなら赤外線受信部を塞がないような位置に設置して、配線を整えれば準備完了。これで使える状態になった。

 

実際に使ってみた感想

というわけで、設置してからしばらく普段使いして感じたことをお伝えしていこうと思う。

 

1 基本的な性能に不満は無し

冒頭でも少しだけお話ししたが、HDMI切り替え機としての基本的な性能面で不満を感じる点はなかった。

映像の切り替えスピードも速い上にデータ量の多い4K出力をしていても画面がチラついたり、暗転することもない。自動切り替えのスピードも申し分ないし、本当に過不足を感じる部分はない(2回目)

この辺りは流石高品質を売りにするブランド製といった所だろう。

 

2 リモコン切り替えは便利。ただ質感が安っぽい...

この製品は入力された信号を付属のリモコン切り替えることができる(↓こんな感じ)

youtu.be

自動切り替えでは入力の切り替えに時間のかかる機器を繋いでいる時に手元でササっと画面を切り替えられるのは確かに便利なのだが、15000円の製品としてみるとリモコンの質感がかなり安っぽい上にボタンの精度もイマイチなのが残念すぎる。

リモコンを押して1発で反応する時もあれば、複数回押してようやく反応する時もあるため、手動切り替えをメインに使う人にとってはストレスになってしまうと思う。

リモコン単体で言えば8000円で買えるGoogle TV 4Kの方が圧倒的に質感高い

kenboapplegadget.hatenablog.com

ここに関しては曲がりなりにも15000円する製品だし、LINDYさん自体「高品質さ」を売りにしているのだから値段に見合うようなものにアップグレードして欲しい。

 

3 端子類は背面に集約した方が良いかも...?

見える位置に置かなければいけない製品故にコードが露骨に見えてしまうのは気になってしまう

これは個人的な好みなのだが、多少横幅が出ても端子類は全て背面へ固めた方が良いのではないかと思った。

というのもリモコンで入力切り替えができる本製品は、その特性上どうしても目に見える位置で設置することになるから。この時、横からコードが生えてしまっているのは見た目的にすっきりしないため「悪いのでは?」と思うわけだ。

端子類が全て背面にあれば配線処理をして見た目をすっきりさせられるので、次期製品では端子類を見直していただけるとありがたい。

 

4 電源はUSB-Cで取れるともっと良い

端子類繋がりで言えば電源の供給にUSB-Cなどの汎用端子が使えると、配線の取り回しや電源確保の自由度がさらに上がるので良いと思う。

消費電力的にも独自のACアダプタにする必要性はないだろうし、ぜひお願いしたい。

 

今回の総括 高い信頼性を求める人におすすめ

いかがだっただろうか?

個人的に5ポート同時入力に対応という貴重な製品であるにも関わらず、この安定性は素直にすごいと感じた。

もちろんデメリットが全く無いわけでは無いものの、今後それらは改善されていくと思うので、今後の動きも注視していきたい。

それでは今回は以上だ。ではまた次の記事で。