
悲劇は唐突にやってくるもの。
ということで、Twitterでも喚き散らかしていた通り、実家帰省中に僕のMacBook Pro14インチ(2021)がクソガキ(弟)に破壊された。クソガキの方はなんとか始末するとして、壊されたものは仕方がないので、この記事では備忘録も兼ねて「どのようにすべきか?」を考えていこうと思う。
まず初めに 悲劇は突然やってくる
この日、僕はある事情で実家へ帰省していた。
その日にやりたかった事を終えて、弟の部屋でMacを使う作業をしていたら
「風呂に入れ」
と母親からLINEが来たため、一回作業を中断してベッドの上に開いたまま放置して部屋を後にした。
十数分後、風呂から上がって「もう一回作業するか」部屋に上がると、なぜか閉じた状態で他のガジェットと隅に固められているMacBook Pro。まぁ、これだけならまだ良かったのだが、作業するために開いてみると次の瞬間...

そこには左側がひび割れ、ディスプレイが真っ黒に染まったMacBook Proの姿があった。
「ファッ!!?!?!?!?」
めちゃくちゃ困惑した。それもそうだ。先ほどまで何不自由なく使えていた自分のMacBook Proが十数分で変わり果てた姿になってしまったのだから。
直ぐにクソガキ(弟)がやらかしたと判明
これが判明した時点の状況を整理すると
- 風呂に入るまでは割れておらず、僕自身は開いた状態でその場を離れた
- にも関わらず部屋に戻ると蓋は閉じられ、ベットの隅に移動させられていたため、誰かが動かした形跡あり
- 僕が風呂に入っている最中、父は寝室で寝ており、母は1階でテレビを見ていたため、触る可能性は極端に少ない
- それ以外でその家にいたのはクソガキ(弟)のみ
だったので、やらかしたのは弟であると直ぐに特定ができた。
奴が風呂から出てきたタイミングで色々問いただすと
- 邪魔だったから動かした
- 本体を畳んで動かす時に「パキッ」というような音がしたが、確認もせずに動かした
- 本当に悪いと思っている
との事。
「今直ぐにでもバイトをして全額払えやボケが!!!」
と言いたいのは山々だが、現実問題それは無理なのも分かっているので、現実的な手段を考えようと思った次第。
現時点で取れる3つの選択肢
そんなわけでTwitterで頂いた意見も参考にしながら考えたのがこの3つのプラン。
1 Apple Storeで全額修理コース(約13万円)
一つ目は安牌にApple公式へ修理を依頼して、綺麗さっぱり全て治してもらうこと。
この方法は間違いなく現場復帰が可能な上、修理後のサポートや安心感が最も手厚く、品質も間違いない。まず直らない事や意図的に壊されない限り、トラブルが再発することもないだろう。
ただ、いかんせん値段が高い。
どうやら僕の使っているMacBook Pro14インチは基本的にディスプレイのパネルだけを交換することは出来ず、ディスプレイの制御基盤を含む上半身一式をASSY交換する必要があるので、値段が跳ね上がるらしい。
もし、AppleCareに加入していれば自己負担金額1万円ちょっとで直してくれるらしいが、残念ながら僕の個体はAppleCareには未加入。公式で直してもらおうとするとかなりの出費が必要になる...
2 民間の修理業者で修理コース(6万円)
二つ目の選択肢が民間の修理業者で修理する方法。
これは純正品同等の互換ディスプレイパネルのみを交換する手段を利用することで、ASSY交換よりも大幅にコストを抑えた修理が可能。
正直、公式の修理費用は「4年前のMacBookにかけていい金額か?」と言われるとかなり微妙ではあるし、一番気軽に現場復帰できるという点ではとても魅力的な選択肢であるとは思う。
懸念点を挙げるとすれば
- 部品取り寄せからの修理、そこからの発送となるためMacが手元からなくなる期間が長くなる(最大2週間ほど)
- あくまでも互換ディスプレイであり、純正品と全く同じクオリティは期待できない
- True Toneなど一部機能が使えなくなる可能性有り
など、非純正品であるが故の品質が純正品と比べてどれほど差があるのかというところ。
一応、カメラ越しでみる限りは純正品とそこまで大差ないように見えるのだが、こればかりは実際に使ってみないと分からない点ではあるのでなんとも言えない...
3 修理費に充てる金+今の個体の売却値で同等の中古個体を狙う(12〜16万円)
最後は
「なんだかんだ今の個体を公式で直すと13万円、サードで直すにしても6万円ほどかかるんだったら、今の個体を売ってしまって修理費を足した金で買い換えようぜ」
という選択肢。



実際、メルカリで相場を見てみるとジャンク品でも売却すれば最低でも5万円の利益は望めそうだし、ほぼ同じようなスペックの正常動作品は最安12万円から売り出されていて、修理費と組み合わせれば負担なく買い換えることは出来そうだ。
うまく売却できれば
- M1 Max
- 32GBメモリ
- 2TBストレージ
の個体も射程圏内にできることを考えると、現状維持でしかないほか2つの選択肢よりも魅力的だと言えるだろう。
どの選択肢も一長一短ではある
ただ、当たり前だがどの選択肢も正直一長一短だ。
まずApple公式での修理は品質面や安心感は間違いないものの、4年落ちのマシンに13万円もの大金を突っ込む必要がある。それでいて直るのはディスプレイだけなので、スペックアップなどを狙うことは難しい。
民間の修理業者は現場最も安く、現場復帰が可能である反面、互換ディスプレイを使うことによる品質面の心配は否めない。
最後の選択肢である買い替えもスペックアップは狙えるが、それはあくまでも
- 程度の良い個体を見つけて抑える
- 今の個体を可能な限り高値で売却
することが前提。固執しすぎると手元からMacが無くなる期間が長くなりすぎるため、仕事や学業に間違いなく支障をきたすことになる...
どの選択肢もメリットとデメリットを孕んでおり、それなりに金と時間がかかる選択肢なので、めちゃくちゃ悩む...
とはいえ早めに決断しないとやばい

とはいえ、現状僕の生活にMacは欠かせないツールとなっているわけで、卒業制作やら個人で引き受けているアルバイトの事なんかも考えると、早急に手を打たなければいけないのも事実。
それこそ9月はほぼ外に出てしまうし、MacBook Pro単体で使えるようにしておかないと色々まずい。
修理費は親持ちだが、そこまで多くの金は引き出せない
一応、今回かかる修理費用は全て親が持ってくれることになっているのだが、今もギリギリの状態で学校へ通うための資金繰りをしてくれている状況下で13万円もの大金を僕のためだけに使わせるというのも酷なわけで。
実家の経済事情を何となくとはいえ聞かされている以上は、そこまで金のかからない方法を取るしかないのかなという思いはある。
クソガキ(弟)からは最大限搾り取る予定
ただし、やらかした張本人は別。
わざとではないとはいえ、人の大切なものをぶっ壊して損害を負わせているのに、自分自身は何も失わないのは都合良すぎるので
- 人のものを壊したらどうなるのか
- 逆に大切なものを失う悲しさ
- 自分でやったことは(やれる範疇で)責任を取る
を身をもって体感させる意味も込めて最大限搾り取るつもり。流石にそれは譲れない。
今回の総括 何が正解かよく分からない
うーん...分からない。マジで分からない()
これが赤の他人であれば問答無用で修理費+慰謝料を請求するのだが、曲がりなりにも家族ということで家庭事情とか諸々考えてしまうというか...
下手すれば自分の首も絞めかねないので、下手に金を使えばOKと言えないのがつらいところ。
かといって悠長にしている暇はないので、自分なりに結論を出して早急に対処しようと思う。
はぁ...辛いな...