ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)

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【3ヶ月間使用レビュー】Apple純正ホームシアターセットを使い続けて見えてきた良いとこ&悪いとこ【お家時間がリッチになる魔法の組み合わせ】

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Apple TV 4K(第3世代)とHomePod(第2世代)を使った「林檎純正ホームシアター環境」を使い始めて3ヶ月が経過した。
今回は3ヶ月使用レビューということで、長期間使い続けて感じた良いとこ・悪いとこを正直にまとめていこうと思う。
それでは今回行ってみよう。

 

 

 

まずは結論 良いところは3つ、悪いところは2つ

いつも通りまずは結論から。

3ヶ月間利用して感じた「良いところ」と「悪いところ」は以下の通り

  • ストレスなく動画を楽しめる性能
  • 部屋全体に広がる音質の良さ
  • Apple製品との親和性が高い
  • 対応サービスが少ない(他社デバイスと比べて)
  • 時々動作が不安定になる

ストリーミングデバイスでは最高峰のApple TV 4K(第3世代)と音質に優れるHomePod(第2世代)を贅沢に2本使ったシステムということもあって、性能や音質に不満点はほぼ無いし、Apple製品との親和性が高いのも日常使いする上で大きなメリットだと思った。

反面、他社製品と比べて対応しているサービスが少なかったり、何故か動作が不安定になってしまう部分は値段が値段(11万円)だけに「如何なものか?」と感じる。

とはいえ全体的な満足度は非常に高いシステムに変わりはない。多くの人にとって間違いなくおうち時間をリッチなものへ変えてくれるシステムだと思うので、11万円という金額が出せる人には強くオススメしたい。

 

良いところ

 

1 ストレスなく動画を楽しめる性能

動画に限った話ではないのだが、ストリーミングデバイスの中ではずば抜けて性能の高いApple TV 4K(第3世代)が中核にあるシステムなだけあって動作はサックサク。一才ストレスを感じることはなかった。

YouTubeAmazonプライムビデオで4K対応動画を再生しても4K表示に切り替わるまでの時間も早い上に、負荷のかかりやすい倍速再生でもコマ落ちする事は無い。

対応するアプリなら1秒単位で早送り、巻き戻しが行える

タッチセンサーを内蔵したSiri RemoteやiPhoneの快適な操作性も相まって、映像体験で不満を感じる事はゼロ。非常に快適だ。

 

2 部屋全体に広がる音質の良さ

そして何より満足度が高かったのがHomePod(第2世代)を2台使ったステレオシステム。

www.youtube.com

これに関しては今でも感動を覚えるレベルだ。

部屋全体に音が広がる感覚は勿論、購入当初は若干強すぎると感じた低音も最適化で角が取れ、さらに良い音になった。

 

 

 

 

 

 

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レビュー当初に作成した「DENON DHT-S217」との比較動画を見てもらえればHomePodステレオペアの音の広がりが少しは伝わると思うのだが...こればかりは実際に聴いていただくことを強くオススメしたい(と言ってもステレオペアで置いている場所がほとんどないのだが...)

 

3 Apple製品との親和性の高さ

最後はApple製品との親和性の高さ。当たり前だが、Apple製品を組み合わせたこのシステムは他製品との親和性がずば抜けて高い。

例えば

  • YouTubeApple MusicなどAirPlay対応のアプリを立ち上げると「AirPlayでこの曲(動画)をテレビに転送しますか?」というメッセージが自動で出てくる
  • コントロールセンターにApple TVで再生しているメディアのシークエンスバーが自動的に出てくる(操作可能)
  • iPhoneApple TVのリモコンとして利用する
  • 設定管理をiPhoneのアプリ上で行える

などなど...

一般的にこの手のホームシアターシステムは別途アプリを入れる必要があって地味に面倒くさかったりするものだが、この辺りは全てOSレベルで組み込まれているだけに取り回しは非常に良い。本当に楽ちん。

 

悪いところ

 

1 対応サービスが少ない

購入当初のレビュー記事でもお伝えしたが、Apple TV単体で動くアプリ(サービス)の数が少ないのは大きなデメリットに感じる。

個人的にdアニメストアのアプリが用意されていないのは痛い(一応、AirPlay経由で視聴する事はできるが)

といった国内向けサービスは基本的に動作しない。

Chromecast with Google TVやAmazon Fire TVではこれらのサービスのアプリが提供されている

この場合、一部のサービスはAirPlayを利用することで視聴が可能になるのだが、都度スマホのロックを解除してAirPlayしなければいけないのは地味に面倒だと思うし、サービスによってはそもそもAirPlayでの視聴ができないものもあったりするので

これらのサービスを日常的に使うユーザーにとっては大きなデメリットだと言えるだろう。

とはいえこれに関してはAirPlayという回避策が残されているだけマシなのだが...(次の問題がそこそこ致命傷)

 

2 時々動作が不安定になる(何故?)

それが冒頭でもチラッとお話しした「時々動作が不安定になる問題」。

具体的には

  • Apple TVの動作がカックカクになる
  • HomePodとの接続が上手くいかない(音が出ない、音量調整が出来ないなど)

などの問題が時々発生するというもの。

しかもタチが悪いことにHomePodの接続に関する問題は最悪リセットをしないと治らない鬼畜仕様。Apple TVのようにバックアップが取れないので、設置部屋に合わせた最適化も0からやり直しになってしまう...(実際僕も1回リセットした)

幸いにも現在は安定して動作しているが、仮にも11万円するシステムがリセットしないとまともに使えないというのは「えっ、大丈夫?」と感じてしまう。Apple製品なら尚更。

 

Apple純正ホームシアターセットをオススメしたい人

  • 家でのコンテンツ消費体験をアップグレードしたい人
  • 且つ面倒な事はしたくない人
  • 65インチクラスの大画面テレビを持っている人(出来れば)

初めに言っておくが「コスパ」を重視する人にこのシステムはオススメ出来ない。

動画を見るだけならApple TV 4K(第3世代)のスペックもHomePod(第2世代)ステレオペアの音質もオーバースペックになるからだ。

コスパ云々は一旦置いておいて「自宅でリッチなコンテンツ消費体験がしたい!」と考えている人には音質の良さ、何より設定と管理のしやすさからこのシステムは非常にオススメだ。

特に65インチクラスの大画面テレビを持っているなら絶対検討した方が良い。同じテレビでもスピーカーとストリーミングデバイスを変えるだけで、映像体験は全く違うものになる。

 

今回の総括「おうち時間」が幸せになる組み合わせ

色々お話ししてきたが、自分の好きな作品や音楽を大迫力の画面と音質で楽しめる環境は至高の領域でしかない。

外から帰ってきたら部屋を暗くして、酒とつまみを片手に自分の好きなアニメを見る...これほど幸せな時間はあるだろうか?いや無い(語彙力)

アニメに限らずともこのシステムで聴く音楽も中々「乙」なので11万円という予算を確保できる方は是非ご検討を。メチャクチャいいです。