ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)

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【比較記事】Apple Pencil(USB-C)と第2世代の違いは3つ。オススメは圧倒的にApple Pencil(第2世代)

今回は先日Appleが発表した「Apple Pencil(USB-C)」と以前より発売されていた「Apple Pencil(第2世代)」を比較。両機種の違いとどちらがおすすめなのかをまとめていこうと思う。

 

 

 

まずは結論 断然「Apple Pencil第2世代」がオススメ

僕自身もiPad ProでApple Pencil(第2世代)を愛用している

kenboapplegadget.hatenablog.com

はじめに結論を言ってしまおう。

僕はこの2つの中から一つを選べと言われたら絶対に「Apple Pencil(第2世代)」を手に取る

当然人に勧めるのもそっちだ。

基本的にiPad(第10世代)を使っている人以外でApple Pencil(USB-C)を購入する必要は殆どない。両者の価格差は7000円とそこそこ開きはあるものの、7000円ケチって失うものが多すぎるのでApple Pencil(USB-C)の購入はオススメしない。大人しく第2世代を購入した方が堅実だ。

 

両製品で決定的に違う3つのポイント

Apple Pencil(USB-C)の細かなスペックは以下の記事をチェック

kenboapplegadget.hatenablog.com

ひとまず冒頭の話を広げる前に、まずは両機種の比較をしていこうと思う。

とは言っても違いは大きく3点しかないのだが...

 

1 ワイヤレス充電&ペアリングの有無

iPadApple Pencilを使う上で避けて通れないのがペアリングと充電問題。

現状最新モデルであるApple Pencil(第2世代)に関しては対応するiPad側面にくっ付けると

  • 初回のペアリング
  • 充電

を同時に行ってくれる。

このように本体上部が開くのでそこにUSB-Cケーブルを挿して充電とペアリングを行う

しかし今回のApple Pencil(USB-C)価格が安い分、この便利な機能がオミットされているので充電とペアリングはUSB-Cケーブルを本体に直付けして行わなければいけない。

一応、第2世代同様iPadの側面にくっつけることは可能

Apple Pencil(第2世代)同様、iPadの側面にくっつけて持ち運ぶことは可能なのだが...

「だったら充電機能が無いと不便じゃない?」

と思うのは僕だけだろうか?

 

2 筆圧検知非対応

筆圧検知機能があればペンの押し込む強さで線の太さを自由自在に変えられる

今回のApple Pencil(USB-C)には筆圧の強さで線の太さを変えることができる筆圧検知機能が搭載されていない。

特に繊細なタッチが求められる絵を描くような用途で使う場合は紙に書く感覚で線の太さを変えられないので注意が必要だ。

もちろんApple Pencil(第2世代)や初代Apple Pencilにはこの機能が搭載されている。

 

3 ダブルタップでのツール切り替え非対応

iPadにくっつく側面をダブルタップすれば任意のツールを切り替えられる

Apple Pencil(第2世代)の便利機能でダブルタップによるツール切り替えがあるのはご存知だろうか?

この機能はその名の通り、Apple Pencilを2回タップすることで

  • ペンツール→消しゴムツール
  • ペンツール→別のペンツール

といったようにあらかじめ設定しておいたツールを瞬時に切り替えられる便利機能なのだが、当然価格の安いApple Pencil(USB-C)にこの機能は非搭載。初代Apple Pencil同様に都度iPad側からツールの切り替えが必要になる。

 

それで価格差は7000円

そんなApple Pencil(USB-C)と最新のApple Pencil(第2世代)との価格差は公式サイトで7000円。

パッと見るとApple Pencil(第2世代)の割高感が目立つが、少し待ってほしい。この価格の安さだけでApple Pencil(USB-C)に飛びつくのは大変危険だ。

 

7000円で失うものが多すぎる

個人的な意見なのだが

  • ワイヤレス充電とワイヤレスペアリング
  • 筆圧検知機能
  • ダブルタップでのツール切り替え

などの便利機能が失われてしまうのは

いくら安いといってもApple Pencilの利便性を損ねるので良くないと思っている。

それこそApple Pencilを使う意義を疑いかねないほどに。

特にワイヤレス充電とワイヤレスペアリングは一度使い始めると離れられないほど便利な機能だ。7000円をケチってまで捨てるには惜しすぎる。

 

描き心地も初代以下

他社製スタイラスと比べてApple Pencilが優れている点の一つとしてあげられる描き心地の良さも今回のApple Pencil(USB-C)は初代ですら対応していた筆圧検知機能が搭載されていないため描き心地は劣る。

他社製スタイラスであれば多少描き心地が悪くても問題ないが、これは品質の高さをアドバンテージとするApple純正のアクセサリーなわけで...。安いといっても12800円もするわけだし、にも関わらず数年前に発売された製品よりも性能が悪いのはダメだと思うのだ...

 

第2世代との価格差も埋まりやすい

そしてApple Pencil(第2世代)との価格差についても

などを駆使すれば3〜5000円程度まで簡単に縮めることができる。

それなら使いにくい仕様のUSB-C版よりも第2世代を購入した方が堅実だろう?

 

事実上Apple Pencil(USB-C)はiPad(第10世代)の専用品

まぁこのApple Pencil(USB-C)はiPad(第10世代)と組み合わせて使うことが大前提の製品なのかなと思う。

先述の通り、Apple Pencil(第2世代)が使えるiPadでわざわざ廉価版とも言える製品を使う必要は皆無だし、変換アダプタがないと充電とペアリングができなかったiPad(第10世代)ユーザーにとってケーブル1本で使える本製品は魅力的だと思うから。

 

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