ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)

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【解説記事】2021年現在iPhone SE(2020)は購入するべき?格安な値段で手に入れられる方法と一緒に解説します

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2021年現在、各キャリアでiPhone SE(2020)が投げ売りとも言える価格で販売されている。中にはスマホの買い替えにあたってキャリアで販売されているiPhone SE(2020)を利用しようとしている方もいるのではないだろうか?
今回はキャリアが行なっているセールの概要の説明とそのセールを使ったiPhone SE(2020)の購入はアリなのかを記事にまとめていこうと思う。
それでは今回も行ってみよう。

 

 

 

まずは結論

用途が限定されているのであれば非常にオススメ。ただし2つの面での注意点を理解して上での購入は必須

結論から言ってしまうと

  • スマホデビューする子供用に安い携帯が欲しい
  • サブ機として2台目のスマホが欲しい
  • スマホにそこまで金をかけたくない

という「用途が限定されている」「購入する前から使う用途が見定められている」人ならば、今回紹介するキャリアのセールを利用してもらうことで破格の安さでサクサク使えるiPhoneが入手できてしまうので、iPhone SE(2020)の購入はかなりオススメ。

ただしこの後にお話しする

  • スペック面からの不安
  • 信用情報面からの不安

の2つをしっかりと理解してもらって、購入するかどうかの判断材料にしていただければ幸いだ。

 

ここでiPhone SE(2020)のスペックを軽くおさらい

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写真はiPhone8

kenboapplegadget.hatenablog.com

今回のセールのお得さを裏付けするためにもまずはiPhone SE(2020)のスペックを軽くおさらいしておこうと思う。

ご存知の通りiPhone SE(2020)は2021年現在でもApple Storeで販売されているiPhoneの中で最も安いモデル。SIMフリー版で約5万円)最大の特徴は「同価格帯のスマホの中でぶっちぎりのスペックを安い値段にまとめている」ことで、ボディーの設計は古いものの(iPhone8と全く同じ)iPhone11と同じチップを搭載し、ライバルのAndroidスマホよりも圧倒的に高い処理性能(ハイエンドとほぼ同じ)を実現している。

一応細々したものを書いておくと

  • 4.7インチRetinaディスプレイ
  • A13 Bionic(iPhone11と同等)
  • シングルカメラ(背面カメラはiPhoneXRと同等)
  • Touch ID
  • おさイフ、耐水(IP67)、急速充電・ワイヤレス充電対応

と言ったところ。とにかく細かなスペックがわからなければ「中身の性能だけパワーアップしたiPhone8」と思っていただければ大丈夫だ。

 

3キャリアで投げ売りされているiPhone SE(2020)

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僕がよく行く近くの家電量販店に至ってはiPhone12 miniもセール対象になる始末

 

そんなiPhone SE(2020)実は各キャリアでの割引がヤバい。(地域によってはiPhone12 miniも同じくらいやばい)

なんと本来の価格である5万円から大幅に値引きが行われ、売れ筋の128GBがおよそ10円(!?!?!?!?)最小構成モデルの64GBに至っては驚異の1円(99%引き)で発売されるという、もはや投げ売りとも言える販売状況が続いているのだ。しかも「3キャリア全て」で。

正直この状況は「マジか!?!?!?!?」と僕自身も驚いているのだが、もちろんこの価格で手に入れるには条件が存在する。

 

1 新規かMNPで回線を契約しなければならないこと

まず第一にこの手のセールは「各キャリアの回線をこれからも利用し続けてもらえる」ことを前提に

  • 新規契約
  • 他キャリアからの移転(MNP

がなければ基本的にこの以上とも言える割引を受けることはできない。一応、端末のみでの購入が可能なパターンもあるのだが、回線契約を伴う購入と比べるとお得度は大幅に下がる上、ショップによっては端末のみの購入を受付していない事もあるので確実に安くiPhone SE(2020)を手に入れたい場合は回線契約が必須となる。

 

2 年齢が25歳以下であること(各ショップに確認するのがオススメ)

そして2つ目にこのセールには年齢制限が存在する。具体的には25歳以下だったり、30歳以下だったりなどなど...各ショップによって異なるが、回線を新規契約する誰しもが対象となるわけではないことを頭に入れておいてほしい。

 

ここまで聞くとめんどくさいように思えるが...

「結局3キャリアお得意のめんどくさい条件が絡んでくるセールかよ」

「回線契約が必須ならお買い得感下がるじゃん...」

と思われた方ちょっと待ってほしい。実は回線契約こそ必須だが、ほぼお金をかけずに破格の値段でiPhone SE(2020)の本体のみを入手する裏技が存在する。

 

MNP用の回線として楽天モバイルもしくはPovoを契約する

みなさんは「0円プラン」というものをご存知だろうか?ここ最近だと楽天モバイルauのオンライン専用プランPovoが行なっているような「月々の使用料金はタダ。利用するデータ量によって料金が変動するプラン」がまさにそれ。

ここで先ほどの条件を思い出してほしいのだが、今回のセールを受けるための必須条件の一つである「新規契約、もしくはMNP」には特に回線業者の指定(3大キャリアからの乗り換えでないといけないなど)は一切行われていない。そしてこの0円プランは文字通り契約しただけ(=回線を保持しているだけ)ではお金はかからず、MNPを申し込めばMNP番号を発行してもらうことが可能...

つまりこれらのプランをうまく利用してもらうことで、余計な回線契約にかかるお金を最小限に減らしつつ、大幅な割引を受けてiPhone SE(2020)をゲットすることが可能になるのだ。

 

解約金問題も総務省の規制によって気にする必要がなくなった

本体のみを手に入れたい方にとっては「余剰回線を解約するときの解約金がかかるんでしょ?」と思われるかもしれないが、一昔前なら多額のお金を取られた「解約金」も総務省の規制によって最大1000円に抑えられているので

  1. 0円プランからMNPしてiPhone SE(2020)をゲット
  2. その後3キャリアで契約した回線を解約

したとしても最終的な出費は「1000円の解約金+機種台(1〜10円)」だけ。回線契約する手間がかかることを加味しても、50分の1の値段でiPhone SE(2020)が手に入るのは破格すぎるのではないだろうか?

 

ただし!ここで注意が必要なところを2つの面から解説

以上の方法を使うとiPhone SE(2020)のみを格安で入手することは可能だ。ただこの方法自体「何もリスクがないのか?」と言われたら微妙なのとiPhone SE(2020)のスペック面での不安もあるので、最後にスペック面と信用情報面から注意が必要なところを解説させていただきたいと思う。

 

スペック面

冒頭でまとめた通りiPhone SE(2020)はエントリーモデル故、現在発売されているiPhone13やiPhone11と比べるとあらゆるスペック面は劣る。特に

  • ディスプレイ
  • カメラ
  • バッテリー

は2年以上メイン機としてガツガツ使っていく上では多くの人が不満を感じる部分になるはずだ。

やっぱりバッテリー持ちが良いスマホは充電の手間が減って使い勝手がいいし、カメラ性能の良いスマホは大切な時間を残すのに重宝する。そしてスマホの買い替えなんて数年に一回あるかどうかだ。そんな貴重なタイミングで『安さに釣られて』iPhone SE(2020)を購入するのは危険だと思う。

 

信用情報面

続いて懸念すべきなのは「信用情報問題」。俗にいうブラックリスト入り云々の話。

先ほど紹介した方法を使えばかかるお金を最小限にしつつ、iPhone SE(2020)を購入することは確かに可能だ。ただ今回のセールはあくまでも「回線契約をしてこれから各キャリアを使い続けてくれる人」を対象にしたもの。その意志に背くような方法を何度も利用すると最悪「ブラックリストに載っているので契約できません!」という事態になりかねない。

なのでこの方法を使って本体のみを安く手にれられるのは原則として一回程度と思っておくべきだし、その一回のチャンスをここで使っていいのかを真剣に考えるべきだろう。(一部の店舗ではiPhone12 miniも同様のセールが行われているパターンがあるし、今後もっとiPhone SEより高性能なスマホが破格の値段で売り出される可能性があるため)

 

今回の総括

お得にiPhone SE(2020)を購入するチャンス。ただし注意しながらの購入を。

一部条件があるとはいえ、本来5万円するスマホが1円という訳がわからない値段で手に入るチャンスであることに違いはないので、スペック面と信用情報面から総合的に判断してもらって、このチャンスを使うかどうかを決めていただきたい。

特に信用情報面は一度落ちてしまうとその後が大変なのでくれぐれも慎重に、尚且つ本当に必要なのかを考え購入をしてほしい。

今回は以上だ。ではまた次の記事で。