遂にApple純正ヘッドホン「AirPods Max」が登場
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2020年12月8日
・H1チップ搭載
・AirPods Proと同等(それ以上)のノイズキャンセリング性能
・HomePodと同じようなメッシュイヤーカップ
・Digital Crown搭載
・iPad Air(2020)と同じ5色のカラバリ
・値段は61800円(税別)!!!!!
機能はともかく値段が高すぎる pic.twitter.com/yJG37yaHOp
なんとつい先程Appleから突如「AirPods Max」というApple純正ヘッドホンとも言える製品が発表された。
今回はそんな気になるAirPods Maxの新機能・アップデート点について公式サイトの情報をもとに僕の考えを混ぜながら記事にまとめていこうと思う。...この製品かなりやばい。
それでは今回も行ってみよう。
AirPods Maxとは?
皆さんもご存知の通り、これまでAppleは純正イヤホンとして「AirPods」シリーズを展開してきた。
今回発表されたAirPods Maxはいわば「ヘッドホン版AirPods」とも言える製品で
- Apple製品との連携のしやすさ
- 使いはじめの簡単さ
- アクティブノイズキャンセリング
と言ったAirPods Proに搭載されていた機能に加えて
などで専用の強化が施されている。
...しかしApple純正品ということもあってか、値段は狂気の61800円(税別。税込だと7万円に迫る価格)。なんと残り数千円を足すだけでiPad Air(2020)の下位モデルが購入できてしまう恐ろしい金額だ。
AirPods Max新機能・アップデート点まとめ
ではここからは、よりAppleの公式サイトからより詳しい情報をまとめていこうと思う。
1 H1チップ搭載
もちろんAirPodsファミリーであるAirPods MaxにもApple製品とのシームレスな連携を可能とするH1チップが搭載されているため
- 初回起動時のペアリング
- 各Apple製品間の切り替え
をめちゃくちゃスムーズに行うことができる。
ここら辺はAirPodsをお使いの方なら分かっていただけると思うが、まさに魔法とも言える体験がそこには待っている。
ちなみにAirPods Proで使える空間オーディオや再生先自動切り替え機能もしっかりサポートされている。
2 アクティブノイズキャンセリング搭載
「超・超・超高額ヘッドホン」と言うことでAirPods Proと同等のアクティブノイズキャンセリングはもちろん搭載。そのためどんなに騒音のひどい場所でも自分の集中できる環境を作り出せる。
kenboapplegadget.hatenablog.com
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特にApple製イヤホンのノイキャンは「外部音取り込み」が優秀。まるでヘッドホンをつけていないかのように外の音を自然に取り込んでくれる。
動画を見る限りではAirPods Pro同様シームレスにノイキャンと外部音取り込みを切り替えていたのでかなり期待していいだろう。
3 メッシュ製のイヤーカップ
SONYやBOSEなどはレザー製のイヤーカップを採用することが多い中、AirPods MaxはHomePodと同じようなメッシュ製を採用。なんだかんだレザー製のイヤーカップは「蒸れやすい」という欠点があるため通気性のいいメッシュ製のイヤーカップは夏場の使うときに便利そう。
ちなみにリーク情報では「イヤーカップの交換が可能になるのではないか?」とされていたが、公式ページにそのような記載が一切ないことからイヤーカップの交換機能は搭載されていないと思われる。
4 Digital Crown搭載
今回のAirPods Maxにはメディアコントロール用としてApple Watchでお馴染みのDigital Crownが搭載されている。
主に
- 1回押し込んで再生・一時停止
- 2回押し込んで早送り
- 3回押し込んで巻き戻し
- Digital Crownを回してボリューム調整
を行うとのこと。
個人的にはこれだけ大きいのだからDigital Crownではなく操作のしやすいタッチセンサー式を採用した方が良かったのではないかと思う。
5 着脱検出機能搭載
従来のAirPodsシリーズにもあった着脱することで音楽(動画)が一時停止・再生をする機能はしっかりと引き継がれている。
とはいここ最近、この価格帯のヘッドホンには大体ついている機能なので何もAppleだけがすごいと言うわけではない。
6 バッテリー消費を防ぐ専用のスリーブ
なんとこのAirPods Maxはユーザー自身で電源を切ることができない。その代わりにAppleは「収納すると自動的に消費電力を抑えるモードに移行する」スリーブをつけているのだが...
いや、折り畳んで電源が切れる仕様にすればいいやんけ!!!!
と思ってしまうのは僕だけだろうか...?
実際SONY最新のフラッグシップヘッドホンであるWH-1000X M4は
- フル充電で30時間
- 5分間の急速充電で5時間
再生できるのに対してAirPods Maxの最大バッテリー駆動時間は20時間、5分間の急速充電を用いても1.5時間と明らかな差がある。
持ち運びの面から見ても、絶対に折り畳めたほうが持ち運びが楽なのでこれに関してはかなり微妙。
7 カラバリは5種類
カラバリは少し前に出たiPad Air(2020)と同じ5色で
定番のシルバー
渋めなスペースグレイ
爽やかなグリーン
女性ウケが良さそうなゴールド
そしてこれまた爽やかなブルー
どれもこれも未来感のあるデザインで美しい...出来ることなら全色購入して自分の部屋にディスプレイしておきたいぐらい。
8 価格...高い!!!!!!!
冒頭でも述べたようにAirPods Maxの販売価格は脅威の61800円(税別)。なんと数千円プラスするだけでiPad Air(2020)の最小構成モデルに手が届くという価格の高さ。
僕の使っているSONYのWH-1000X M3が約3万円、BOSEのHEADPHONS 700でさえ約4万円なのに、約7万円というのはものすごく高い。
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2020年12月8日
ちなみにもう少し頑張ればiPad Air(2020)の最小構成モデルが買えちゃいます
ちなみにSONYのWH-1000X M4が3万円、BOSEのHEADPHONES 700も4万円台で買えると言うのにApple製品の連携以外は同じことができるヘッドホンとの価格差が3〜4万円もあるのはかなりやばい。
学生Apple信者の独り言
正直、学生Apple信者である僕の目から見てもAirPods Maxの値段は明らかにヘッドホンに使っていい金額を遥かに超えていると思う。普通に高すぎて手が出せない。
そもそもSONYやBOSEが3〜4万円で最高クオリティーのヘッドホンを出してきている中で、Apple製品の連携を謳って7万円のヘッドホンを出したところで初代HomePodと同じく一般人ウケは難しいだろう。実際Twitterの購入報告を見てもがジェット好きな人が購入しているのがほとんど。
機能的にもAirPods ProやSolo Proとほとんど変わらないのでライバルより3万円も多いお金を出す価値はあまり多くないと思ってしまう。
今回の総括
高いクオリティーなのは間違いなし。いかんせん価格が高すぎる
ぶっちゃけ3万円以上のヘッドホンは製品のクオリティー、音質は間違い無く良い。あとは個人の好みの差によるものが大きいだろう。
...7万円(iPad Air1つ分)のヘッドホン。試して見たいけどAmazonで値下がりするのを待つしかない。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。