現在僕のブログ更新マシーンでもあるiPad Air(2019)を買ってから約半年がたった。
今回はぼくが愛用しているiPad Air(2019)の半年間使用レビューをお届けしたいと思う。初めに言っておくが間違いなく今年買ったものの中で1番良いと思えるガジェットだ。
それでは今回も行ってみよう。
- 当ブログの使用感レビュー
- 僕が買ったモデル
- iPad Air(2019)を半年間使って分かった事
- 1 安心の10インチクラスのディスプレイ
- 2 10.5インチという絶妙なディスプレイサイズ
- 3 信じられないほどの薄さ。6.1mmの衝撃
- 4 2スピーカーなのは気にならなくなった
- 5 カメラ性能も気にならない
- 6 Touch IDは便利
- 7 全てがサクサク。全てが高速化。
- 8 動画編集を行うようになった
- 9 iPadでゲームをするようになった
- 10 僕の生活を書き換えた「Apple Pencil」
- 11 Apple Pencilの書き心地が最高!
- 12 ブログが書けるよどこででも
- 13 そのストレージは限界を知らない
- 14 Smart Keyboardが欲しくなる
- 15 iPadOSでさらなる進化
- iPad Air(2019)のデメリットは?
- iPad Air(2019)はオススメなのか?
- 今回の総括
当ブログの使用感レビュー
基本的に当ブログでは「製品購入直後」だけはなく
- 1週間後
- 1ヶ月後
- 半年後
など一定の期間を設けながら「ある部分」にフォーカスを当ててレビュー記事を書くようにしている。どうしても購入直後だと冷静になってみれていない部分が出てくるからだ。
春の宴は終わらない...やっときたーー!!Apple信者による歓喜のiPad Air10.5&Apple Pencil開封レビュー! - ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)
ハイスペックと大容量とPenciと【iPad Air(2019)4ヶ月使用感レビュー】 - ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)
僕が買ったモデル
Apple iPad Air (10.5インチ, Wi-Fi, 256GB) - スペースグレイ (最新モデル)
- 出版社/メーカー: Apple(アップル)
- 発売日: 2019/03/28
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
現在僕が愛用しているのはiPad Air(2019)Wi-Fi+Cellular 256GBモデル。iPad Air(2019)のラインナップの中では最も高いモデルになる。
iPad Air(2019)を半年間使って分かった事
ここからは半年間の使用レビューをお届け。正直な事を書いたつもりなので最後まで読んでいただきたい。
1 安心の10インチクラスのディスプレイ
もうはっきり言ってしまおう。
iPadの素晴らしい体験をフルに受けることが出来るのは7.9インチでも12.9インチでもない。10インチ(9.7インチ、10.2インチ)の絶妙なサイズにある。
本当にこのディスプレイサイズは素晴らしい。miniのような物足りなさを感じることもないし、Pro 12.9インチのようなデカさをを感じない。しかもワンショルダーバッグさえあればどこへだって持っていける。まさに最高、最前のサイズ感。
かれこれ5年近くこのクラスのiPadを使い続けているからこそ言えるが、初めてiPadを買うなら10インチクラスのモデルから入った方が絶ぇっっっっっ対に良い。他のサイズに比べて後悔することが圧倒的に少ない。
2 10.5インチという絶妙なディスプレイサイズ
今僕の使っている10.5インチのiPadのディスプレイサイズは最高だ。というか一度10.5インチに慣れてしまうと9.7インチのサイズが小さく感じてしまう。
特にウェブサーフィンや動画視聴など「コンテンツビュワー」としてiPadを使用するときに、9.7インチよりも多くの情報を表示できる10.5インチのディスプレイサイズは真価を発揮する。それでいてサイズ感は9.7インチと殆ど変わらないため持ち運びなどの関しては今まで通りというのが素晴らしいポイントと言える。
3 信じられないほどの薄さ。6.1mmの衝撃
Airという名の通り6.1mmの薄さは衝撃的。この中に信じられない程高性能なチップや世界一パワフルな OSが動いていると考えるだけでもワクワクする。
また6.1mmのボディーはSmart Coverを使っている時に重さを感じにくいというメリットもある。
4 2スピーカーなのは気にならなくなった
購入当初こそ2スピーカーしかないことに不満を感じていたこともあったが、今では2スピーカーしかないのはもはや気にならなくなってしまった。
僕の場合、集中して作業するときは「MDR-1000X」をiPadに繋げて使うし、家にいる時も「CMT-X5CD」やAirPodsを繋げて使うのでiPad本体のスピーカーから音を流す機会が少ないことに気付かされた。
また2スピーカーと言ってもiPhoneのスピーカーよりは全然いい音が出るので不満を感じることはほぼほぼ無い。
5 カメラ性能も気にならない
2スピーカーと同様にカメラ性能に不満点を感じることはなかった。
そもそもiPadで写真を撮る機会というのは少ない上に、写真を撮るならコンパクトで取り回しの良いiPhoneで撮った方がさっと綺麗な写真が撮れるからだ。
しかもApple製品の場合AirPlayやiCloud経由で写真を簡単に転送できることもあって、Airのカメラ性能もそこまで気にしていない。
一応明るいところであればiPad Air(2019)でもこれぐらいの写真を撮ることは可能。むしろ色味的にはiPad Air(2019)の方が自然に見える。
6 Touch IDは便利
なんだかんだ言ってTouch IDは便利。Face IDと違って指を置けば確実に認証してくれる安心感もあるし、ほぼ最新のチップを搭載しているというのもあって認証失敗率がめちゃくちゃ低い。
ちなみに設定→アクセシビリティ→ホームボタンに進んで「指を当てて開く」をオンにすると、より早くiPadのロックを解除できるのでオススメだ。
7 全てがサクサク。全てが高速化。
iPad Air(2019)にはiPhoneXSと同じ「A12 Bionic」チップが搭載されているためエントリーモデルにも関わらず動作はサクサク。いや、もはや「サッックサク」と表現した方が正しいだろうか?
そんなiPad Air(2019)の高スペックさが活かされるのがiPadOSからさらに強化されたマルチタスキングを使う時。
僕はこんな感じでブログを書きながら調べ物したりリンクを貼ったりするときにSafariをSplit Viewで立ち上げておいて文章を書くことが多いがAirは搭載されているチップがとても早いので複数の作業を同時に行わせてみてももたつく事が少ない。
iPhone7と iPad Air(2019)のレスポンス比較動画です。
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2019年10月13日
(続きはこの記事で)https://t.co/gXObleXM5z pic.twitter.com/tAbkkO0qDw
また無印iPadと同性能のiPhone7とiPad Air(2019)で同じアプリを起動するにしてもiPad Air(2019)の方が約2倍早くアプリが立ち上がるという結果に。
実際、普通に使っている中でもiPad Air(2019)のサクサク感はずば抜けて優秀なのでエントリーモデルとはいえ性能は十分過ぎると言える。
8 動画編集を行うようになった
実はiPad Air(2019)に変えてから少し動画編集なるものをするようになった。先程お見せしたあの動画もAirで編集したもの。
本体のスペックが高い上に、ここ最近はiPadの高性能さを引き出す動画編集アプリが沢山出ているので(iMovieもその1つ)簡単な動画であればiPadで作れる。iPad自体がとても持ち運びが効くのもあって「どこでも編集作業が行える」というのも魅力の1つ。
9 iPadでゲームをするようになった
これもiPadが高スペックになったことがきっかけなのだが、今までよりもiPadでゲーム(特にPUBGなどの3Dゲーム)を行うようになった笑
何気に暇つぶしの時にやるのにちょうど良いし、サクサク動いてくれるのでストレスフリーでゲームができる。
10 僕の生活を書き換えた「Apple Pencil」
購入当初は「iPadで絵を描くためのツール」として購入したApple Pencil。しかし今では別の意味で僕の生活を「書き換えて」しまった。
どこが変わったのかというと...
僕の部屋から無駄な紙類が姿を消した
今、僕の部屋には必要な書類以外の紙は殆ど無い。強いて言うなら付箋が少しあるくらいでそれ以外の紙に書いていたことは全てiPadの方に移行させた。
例えば
- 今日やらなくてはいけないことの走り書き
- 他の人から教えていただいたことのメモ
- 頭の中のことを整理する(マインドマップ)
- 数学の計算
- 英語の書き取り
などをiPadに移行させた結果、紙をなくしてしまうことが完全になくなったし、簡単に以前書いたメモを振り返ることが可能となり僕のインプット量は以前よりも格段に増えた。
しかも「電子メモ」なので簡単にクラスメイトや先輩にメモの内容を共有したりとペーパーレス化をしたメリットは想像以上にデカかった。
11 Apple Pencilの書き心地が最高!
流石Appleが開発していると言うのもあってApple Pencilの書き心地は最高だ。もはやスタイラスで書いている事を忘れさせてくれるぐらいの素晴らしい追従性。エントリーモデルであるAirでもその書き心地を感じれる。
パームリジェクションにも対応しているので書き心地は紙に書いているのとほぼ同じ。そのためこんな絵を簡単に描く事だって出来る。
(下手くそで申し訳ない...)
やはり1万円の価格相応の価値はありという感じ。
12 ブログが書けるよどこででも
今回Cellularモデルを購入したが、その判断は大正解だった。というのも高校に入ってから部活の関係で家にいる時間が少なくなり外でブログの記事を書き進めなければいけなくなってしまったからだ。
そんな時、CellularモデルのiPadはキーボードとiPadを持っていけば外出先でロックを解除するだけですぐに記事を執筆できる機動性がある。故に通学中などのちょっとした時間を有効に使えるため、時間のない僕にとっては単独通信のできるCellularモデルのアドバンテージは大きい。
13 そのストレージは限界を知らない
以前Air2を使っていたときは最低容量モデルの16GBモデルを買ってめっっっちゃくちゃ後悔した。
(16GBモデルを買って後悔した経緯はこちら)
後悔しました… iPadで最低容量を買ってはいけない4つの理由 - ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)
その反省を踏まえて今回は何の躊躇もなく256GBモデルを選択した訳だが、Cellularモデルにしたのと同様この判断も結果的に大正解だった。
この画像の通り僕はアニメやYouTubeの動画を大量にダウンロードする人なのであっという間に64GBなんて超えてしまった。もしこれで64GBを買っていたら同じような後悔をするんだろうなと考えると初めから256GBにして良かったと思える。
あと動画以外に音楽やアプリを入れてもまだまだ余裕があるので、Air2の時のような「ストレージ管理地獄」に陥らなくて済む。
もしあなたが新しくiPadを購入するので有れば僕は初めから余裕のあるストレージのモデルの購入をオススメしたい。
14 Smart Keyboardが欲しくなる
ぐぬぬ...Smart Keyboardをさわれば触るほど欲しくなってくる
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2019年10月10日
待つんだケンボウ。今は待つんだ...!!
本体スペックが高く、パソコン的な使い方ができる iPad Air(2019)。そしてブロガーのような普段文字を大量に打つ人が使うとなればSmart Keyboardが欲しくなってくるのは当然といえば当然の話。
確かにうち心地はMagic Keyboardや他のキーボードに劣ってしまうのは事実。しかし大事なのはそこではなく
iPadと一緒に簡単に持ち運んでサッと文字打ちができる
ところにSmart Keyboardの価値はあるように思える。
現状、iPadと最も相性がいいキーボードはSmart Keyboardぐらいしか無いし、iPadOSの力をフルで受けるために買ってみてもいいかも...
15 iPadOSでさらなる進化
iPadOSが発表され先月リリースされたがそのアップデートによってiPadはさらなる進化を遂げた。もちろん iPad Air(2019)も例外では無い。
中でも1番大きかったのが「Safariでパソコン用のサービスが動く」ようになった事。これによって今までパソコンで行うしかなかったブログの管理作業の大多数(コーディング以外)を全てiPadで行えるようになり
記事執筆→投稿→アクセス数などの管理
がスムーズに行えるようになった。
またSplit Viewで立ち上げているアプリが切り替えれるようにもなってさらに使い勝手が向上した。
恐らく来年も同じようなアップデートがあるはずだから、毎年毎年できることがどんどん増えていくのは楽しみでしか無い。
iPad Air(2019)のデメリットは?
デメリットはないと言いたいが、これから買う人のために2つデメリットを挙げておこうと思う。
1 完全にパソコン代わりには使えない
「お前さっきiPadOSがすげーって話してただろ!?」
と思われるかもしれない。しかしこれは「ソフトウェア」というよりは「ハードウェア」の問題だ。
iPad Air(2019)のどこがいけないのか?答えはこれ
そう
充電端子にLightningを採用している事
Proの場合、汎用のType-Cを採用しているのでパソコン用の周辺機器を直で繋いだり、ハブを噛ませれば大体使えてしまう。
一方AirやminiなどのLightning搭載機の場合だと、Lightning端子で繋ぐパソコン用の周辺機器はほとんどないし、ハブを噛ませたとしても給電不足で周辺機器が使えないことも多々ある。
そのためいくらソフトウェアが進化したとしても、外部ポートがLightningのままのAirではハード面での限界があるためパソコン代わりに使うのは難しい。もしそういう用途で使いたいのであれば無難にProを買おう。
2 無印iPadとの違いが分かりにくい
皆さん考えてみて欲しい。もしあなたがiPadのことを何も知らずに「欲しいなぁ」と思って今のiPadのラインナップを見たとする。
さぁ、初めてiPadを見たあなたが無印iPadとiPad Air(2019)の違いを答えられるだろうか?
恐らく、いやほぼ確実に多くの人が説明でも受けない限りはその違いについて答えることはできないだろう。
一応Airと無印の違いは
- チップ性能(iPhone7級かiPhoneXS級か)
- ディスプレイ性能(一昔前のiPad級かほぼPro級か)
の違いがあるが果たしてどれくらいの人がこれらの違いを気にするだろうか?
正直なところチップ性能は無印iPadでも十分といえば十分だし、ディスプレイ性能も初めて買う方にとっては違いなんて分からない。
まぁこれに関しては iPad Airが悪いのではなく、分かりにくいラインナップを作ってしまっているAppleが原因なのだが...とにかくAirを買う前には無印iPadとの違いをしっかりと確認しておこう。
iPad Air(2019)はオススメなのか?
予算に少し余裕があるのならオススメ。無印や一昔前のAirからのアップデートにも最適
Proのような全部入りのモデルではないが、無印iPadに比べると高スペックで出来ることも多く上にディスプレイなど残念に感じる点も少ないという点ではAirの方をオススメしたい。
実際に半年間使い続けている今でも目立った不満点は出てきていないし、スペック面でも少なくてもあと2〜3年は余裕で戦えるスペックを持っているので
には手も届きやすい最高のモデルになるのではないだろうか?
今回の総括
多分これからどんどん新しいモデルが出てきて、魅力的な機能が追加されている中でも僕はこの子と最後まで一緒に走り続けたいと思う。
今はもうその姿を見ることができないが先代のAir2も「あとは頼んだぞ!」と思って旅立って行ったと思うので、今は亡きAir2の分までたくさんの傷と思い出を刻んでいきたい。
これからもよろしく僕の iPad Air(2019)!!!!!!
今回は以上だ。ではまた次の記事で。