長い間コスパ最強iPadとして君臨し続けてきた「iPad Pro 10.5」。しかし少し前にディスプレイサイズも価格帯も似ている「iPad Air 2019」が取り扱われるようになりどっちが良いのかわからない方もいるはず。
皆さんはどっちをオススメしますか?
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2020年3月5日
ちなみに僕はiPad Air 2019をオススメします
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2020年3月5日
いくら使えると言ってもOSのサポートが長い方がいいですし、Proの機能は別になくても困る物ではないと思うので…
今回は「Pro」か「Air」で迷っている方向けに「どっちがオススメなのか」についてまとめていこうと思う。できる限りわかりやすく説明するので最後まで読んでいただきたい。
それでは今回も行ってみよう。
- まずは結論から
- iPad Air(2019)とiPad Pro 10.5の違いとは?
- iPad Air 2019(整備済み品)を買うべき人
- iPad Pro 10.5(整備済み品)を買うべき人
- iPad Air 2019(整備済み品)がオススメな理由
- 今回の総括
まずは結論から
この後ProとAirの違いをまとめていくが、このことを頭に入れて読んでいただきたい。
iPad Air(2019)とiPad Pro 10.5の違いとは?
あなたが抑えるべきAirとProの違いは4つ
- CPUの性能
- ディスプレイ性能
- スピーカー性能
- カメラ性能
他にも細かなスペックの差はあるのだが、あくまでも今回は使い勝手に直結する部分だけに絞って比較をしていこうと思う。
1 CPU
iPad Pro 10.5
この記事を見て貰えば分かる通り両者に搭載されているCPUの性能さはそこまでない。なので単純に「スペックが良さそうだから」という理由でProモデルを買う必要はないと思われる。
2 ディスプレイ性能
iPad Pro 10.5
- Retinaディスプレイ
- 10.5インチ(対角)LEDバックライトMulti-Touch ディスプレイ
- 2,224 x 1,668ピクセル解像度、264ppi
- ProMotionテクノロジー
- 広色域ディスプレイ(P3)
- True Toneディスプレイ
- 耐指紋性撥油コーティング
- フルラミネーションディスプレイ
- 反射防止コーティング
- Retinaディスプレイ
- 10.5インチ(対角)LEDバックライトMulti-Touchディスプレイ
- 2,224 x 1,668ピクセル解像度、264ppi
- 広色域ディスプレイ(P3)
- True Toneディスプレイ
- 耐指紋性撥油コーティング
- フルラミネーションディスプレイ
- 反射防止コーティング
スペックを見ても「???」と感じてしまう方のために解説しておくと...
ディスプレイの大きさや細かなスペックを比較するとAirとProのディスプレイ性能はほとんど同じ。しかしProにはApple Pencilの書き心地が良くなる「Promotionテクノロジー」という技術が搭載されている。 特にイラストレーターさんは絵の描き心地が大きく変わってくる機能なので一度チェックするべきだ。
3 スピーカー性能
iPad Pro 10.5
両サイドに2個づつ付いた4スピーカー
右サイドについている2スピーカー
Pro以外のモデルだと横持ちした時に片方からしか音が出ない
別に外付けのスピーカーやヘッドホンを繋げば問題はないが、Proの4スピーカーはiPad単体から出しているとは思えないぐらい迫力がある音を出してくれるので一度確認してみてほしい。
4 カメラ性能
iPad Pro 10.5
- 12メガピクセルカメラ
- ƒ/1.8の開口部
- 最大5倍のデジタルズーム
- 光学式手ぶれ補正
- 6枚構成のレンズ
- クアッドLED True Toneフラッシュ
- 自動手ぶれ補正
- 4Kビデオ撮影(30fps)
- 1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
- 8メガピクセルカメラ
- ƒ/2.4絞り値
- 5枚構成のレンズ
- 自動手ぶれ補正
- 1080p HDビデオ撮影
カメラ性能についてざっくりまとめると
という感じで結構な差がある。
とはいえ「iPadで写真を撮る機会があるか?」と言われるとそこまでないというのが現状だし、どちらかというとiPadはiPhoneで撮った写真を確認する「ビュワー」としての役割が強いためカメラ性能は気にする必要は皆無に等しいと思う。
実際に同じ被写体をiPad AirとProのカメラと同性能のiPhone7で撮ってみても、明るい場所であればそこまで大差がないのがお分かりいただけるはず。
iPad Air 2019(整備済み品)を買うべき人
上記の3点以外にも「とりあえずiPadが欲しい」のであれば iPad Airを勧めたい。
無印iPadのように削られている機能はとても少なく、それでいて最もスペックと価格のバランスが取れているモデルなので非常にオススメ。
iPad Pro 10.5(整備済み品)を買うべき人
Proを買うべき人は「Proにしかついていない機能をどれだけ魅力的に感じるか」どうかで決まってくるのではないだろうか?
例えばApple Pencilを使う作業が主な用途になってくる人(イラストレーターさん、漫画家さん)などは少しでも描き心地が良い方を選ぶだろうし、ゲームやエンタメ消費をしたい人はスピーカー性能やグラフィック性能の高いProを選ぶ方がいいだろう。またiPad Airの整備済み品はあまり入荷数がないので、入荷が待てないのであればスペック差の少ないiPad Pro 10.5を買うのも賢い選択肢だと思う。
iPad Air 2019(整備済み品)がオススメな理由
僕がiPad Airをオススメしている大きな理由が「OSのサポート期間が長い」ことにある。
iPad Pro 10.5インチは2017年、Airは2019年に発売されている機種。そして基本的にiOS(iPadOS)のサポート期間は4〜5年が通例なのでそこから残りのサポート期間を考えると...
- Pro→2021〜22年サポート終了?(残り1〜2年)
- Air→2023〜24年サポート終了?(残り3〜4年)
と発売年に比例してAirの方がProよりも最大2年間も長く使える計算になる。(あくまでも例年通りの場合)
そう考えると
使える年数が長いiPadを購入して長く使った方が相対的なコスパが良いとは思えないだろうか?
それにProの独自機能は別になくても困るものではないので、多くの人は無理してProモデルを買うよりも「iPad Air+アクセサリー」を揃えた方が幸せになる気がする。
今回の総括
まずは「iPad」を手に入れろ!!!
当ブログでは何度も何度もお伝えしているが本当に大切なのは「欲しいと思ったタイミングでiPadを手に入れること」だ。
なので、もし当記事でオススメしたAirでなくてもとにかく「iPad」というカテゴリーの製品を手に入れて使い込んでみてほしい。確実に生活が変わることをお約束しよう。
(当ブログおすすめのiPad関連の記事はこちら)
kenboapplegadget.hatenablog.com
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今回は以上だ。ではまた次の記事で。