10月4日の発表会にてGoogleが2023年の最新モデルであるPixel8シリーズを発表した。
今回は標準モデルであるPixel8についてアップデート点をまとめていく。
Pixel8シリーズは2ラインナップ
詳しいアップデート内容と発表内容についてはこちら
今年のPixel8は昨年と同じく
- スタンダードモデルの無印モデル(Pixel8)
- プロ向けのProモデル(Pixel8 Pro)
で構成は同じ。この辺りは例年のPixelシリーズの流れを汲んでいる感じだ。
120Hz対応とAI機能の強化が魅力のPixel8
さて、今回のPixel8の主要変更点は以下の通り。
- SoCの高性能化
- ディスプレイ性能の強化
- 超広角カメラの改善
- デザインの変更
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上位モデルのPixel8 Proと同じくアップデート内容自体はマイナーチェンジ相当なのだが、無印モデル初の120Hz対応や超広角カメラの改善など「万人が使いやすいスマホ」としてさらに磨きがかかったスマホとなっている。
AI機能が強化されたSoC「Google Tensor G3」搭載
今回のPixel8シリーズにも例年通りGoogle独自開発のGoogle Tensorチップが搭載されているのだが、第3世代となるTensor G3は
- 動画内の特定のノイズを消し去る「音声消しゴムマジック」
- 複数の写真を合成してベストな1枚を作り出す「ベストテイク」
- 写真の雰囲気をガラッと変えられる「編集マジック」
などTensor G3内蔵の強化されたAI処理エンジンを生かした新機能が使えるようになった。
AI機能の強化だけではなく、アップデート期間も従来の3年から5年に長期化。さらにセキュリティアップデートに関しては7年もの間供給されるとのことで、今までよりも長く安心してスマホを使うことが可能に。
ディスプレイの120Hz対応と高輝度化
今まではプロモデルにしか搭載されていなかった120Hz駆動のディスプレイが遂に無印モデルにも搭載。従来機よりも指への追従性がよくなり操作性が向上した。
さらにディスプレイの最大輝度も引き上げられたので、屋外での視認性もアップ。
超広角カメラの画角がワイド化
Pixel8では超広角カメラの画角がプロモデルやiPhoneと同じ0.5倍にワイド化。
画角が広がったことで今までの0.7倍と比べて、感じていた画角の物足りなさを感じることなく超広角のワイドな画角を生かした写真を撮りやすくなった。
角が丸みを帯びたデザインに
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Pixel7シリーズと比べて今回のPixel8は角が取れた丸みのあるデザインに変更。
カラバリは3色
Pixel8のカラーバリエーションは3色
- 定番のObsidian(黒)
- 一昔前のスペースグレーを彷彿とさせるHazel(メタリックグレー)
- 赤身の強いゴールドカラーであるRose(ピンクゴールド)
個人的にはiPhone8のようなカラバリだと感じている(RoseなんてまんまiPhone8のゴールドみたいな色だし)
値段は128GBモデルで112900円〜
気になる値段はGoogle直販のSIMフリーモデル(128GBモデル)で約11万円。
うーん...ここ最近のハイエンドスマホはどれもこれぐらいの値段だが、ここまでコストパフォーマンスも重視してきたPixelシリーズを見てきた人間としてはPixel8 Pro同様に割高感を感じる...
予約開始日は10月5日より開始中
Googleの直営オンラインストアGoogle Storeでは既にSIMフリー版の予約が開始中。先ほどお伝えしたように現在予約すれば
- Googleストアで使える3万円分のストアクレジット還元
- 限定ポーチ
の2つが特典としてついてくる。
発売日は一週間後の10月12日。この記事を書いている段階では今でも発売日ゲットが可能なので、欲しい方は財布と相談しながら購入すればいいだろう。