ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)

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【レビュー記事】iPhone15 Proファーストインプレッション。既に完成された”マイナーチェンジモデル”【無印モデルで十分】

運よくTwitter(X)のFFさんから提供を受けてレビューする機会をいただいたので、iPhone15 Proのレビューを行う。
結論から言うとわざわざ買い換えるほどの感動はない()

 

 

 

まずは結論 無印モデルで十分。プロを買う必要は殆どない。

いつも通りまずは結論から。

今回のiPhone15 Proは先代モデル比で進化している点があまりにも少ない。

故に基本的な使い勝手は14 Proと殆ど同じでわざわざ買い替える必要性は皆無だし、何ならプロモデルを選ぶ必要性もないのでは?と思えるモデル

これが僕の結論だ。

そもそも昨年モデルの時点でiPhoneは完成域に達しているので不満が無い()

kenboapplegadget.hatenablog.com

  • Dynamic Island
  • カメラシステム
  • ディスプレイの仕様

は先代モデルと全く同じだし、基本的なデザインもパッと実は同じ。性能もゴリゴリの3Dゲームをしてようやく違いが見えるかどうかのレベルで普段使いでは違いを感じることは不可能。

もちろんUSB-Cになったことで他製品とアクセサリーが流用できる利便性があったり、素材の変更で本体が軽くなっているメリットはある。しかしそれらを手に入れるために支払わなければいけない金額が割にあってなさすぎる...

加えて今回は無印モデルにもDynamic IslandやUSB-C、プロモデルと同じ広角カメラが採用されていることもあって余計に割高感を感じてしまった。

 

kenboapplegadget.hatenablog.com

比較記事でもお伝えしたように「無印モデルでいいやん」と思えてしまうような完成度だった...

 

今回紹介するiPhone15 Proのスペックはこちら

iPhone15 Proの詳細スペックや無印モデルとの比較は以下の記事を参照

kenboapplegadget.hatenablog.com

少し過激な事を言ってしまったが、ひとまず今回紹介するiPhone15 Proのスペックはこちら

冒頭でもお話しした通り、今回のiPhone15 Proは僕が購入したものではなく知り合いのTwitterフォロワーさんが買った個体なので、当ブログにしては珍しいホワイトモデルの紹介になる(基本的に管理人は黒系の色を購入することが殆ど)

 

擬似開封&付属品チェック

箱のデザインは12シリーズから続く薄型タイプ

基本的にはこのデザインは同じ。側面にiPhoneAppleのロゴがありつつ、真正面はiPhone15 Proを正面から撮った写真がデカデカと印刷されている。

いつものホワイトボックスを開けると

美しい艶消し仕上げのiPhoneがお目見えだ

付属品もいつもと同じで

  • 充電ケーブル(USB-Cケーブル)
  • SIMピン
  • クイックスタートガイド
  • Appleロゴステッカー

のみのシンプル構成。

15 Proから導入された新純正ケーブル

なのだが今回の純正ケーブルはMacBook Pro14インチと同じような編み込み式になっており、従来品と比べてケーブルそのものの質感と耐久性が上がってそうな印象を受けた。

 

iPhone15 Proの外観をチェック

チタニウムが美しい

iPhone15 Proのデザインは昨年の14 Proからのキープコンセプト。基本的な見た目は同じなのだが、素材がチタニウムに変更されたことシックな雰囲気を醸し出している。

それこそ高級腕時計のような落ち着いた感じで個人的は好み

背面も歴代プロモデル同様の処理となっていて、見た目状の変化は少なめ。

左側面の音量ボタン類も配置は同じ。殆ど見た目状の変化は無い

14 Proと比べて明確に持ちやすさを感じる

ただ、実際手に取ってみると明らかに14 Proより持ちやすいと感じた。

おそらく素材がチタニウムに変更された事で本体重量が軽くなったのと、微妙なサイズ変更のおかげだと思うのだが、同じ6.1インチのディスプレイサイズでも収まりの良さが違う。

 

14 Proとも簡単に比較

右が15 Pro、左が14 Pro

先代モデルであるiPhone14 Proとも簡単に比較してみる。とはいえ先ほどお話しした通り、基本的なデザインは変わらないのでパッとみた印象は殆ど同じ。

サイドに関しては素材が異なるが故に質感が異なる

下部もUSB-C以外はスピーカー穴の数や配置、なんならアンテナ線に至るまで14 Proと同じで違いがない

もちろん音量ボタン系の配置やSIMピンの位置も同じ。やはりデザイン上では殆ど違いはないものになっている。

 

iPhone15 Proファーストインプレッション

さて、一通り外観を見終わったところで実際に触ってみて感じた事をお話ししていこうと思う。

 

1 軽量化と小型化は良い

iPhone15 Pro最大にして唯一のメリットが筐体サイズの小型化と軽量化。これは手に取ってみると分かるが、かなり大きい。

サイズ感だけで見ればminiシリーズが一番しっくりくる

kenboapplegadget.hatenablog.com

流石にiPhone12 miniほどでないにせよ、先代のiPhone14 Proにあった「重く手の中に収まりきらない感覚」はある程度払拭されている印象を受けた。

iPadMacと違ってiPhoneは手に持って操作しなければいけないデバイスだからこそ、軽量化とフィット感が向上したのは多くの人にとってメリットだと思う。

 

2 性能は大差無し。体感は同じ

続いて性能についてだがはっきり言って違いは分からない。ほぼ同じだ。

  • ウェブサーフィン
  • 各種SNS
  • 写真撮影

などをする分では今までのiPhoneと同じサクサクで全く不満を感じない。

一応、14 Proから10%ほど性能が上がっているらしいが...。まぁその差を感じられるのはゴリゴリの3Dゲームをする人ぐらいだろう。

 

3 カメラ性能もほぼ同じ

上が14 Pro、したが15 Proで撮影した写真

カメラも事前スペックから予想していた通り14 Proと15 Proで違いは殆どない。少なくともメインの広角カメラに関しては違いを見出すことが出来なかった。

強いていうなら15 Proの方が白飛びしにくくなったようにも見えるが、ぶっちゃけそれぐらいならRaw撮影して後から編集すればどうにでもなるので、最新機種の優位性としてアピールするには物足りなさを感じる。

テトラプリズムを採用した15 Pro Maxの望遠カメラがどれ程のものなのかにもよると思うのだが、望遠を使わない限り先代モデルと写真の写りで大きな差は感じない。

 

4 外出時の荷物が減るUSB-C化は良い

充電端子がUSB-Cになったのはやはり良い。MacBookiPadだけではなく

  • モバイルバッテリー
  • ゲーム機

など手持ちのガジェットほぼ全てを同じケーブルで充電することが出来るからだ。

外出時もiPhoneのためだけにLightningケーブルを持ち運ばなくても良くなるし、複数のガジェットを持ち運ぶ自分としては大きなメリットだ。

 

とはいえ 変更点は全て小規模

ただ、これらの変更点はマジで小規模レベルの改良。

今まで100点満点中90点だったものが95点になったぐらいの違いでしかないため、使い勝手が大きく変わっているわけではない。

びっくりするぐらい使い勝手は同じ。標準サイズのPro同士で比べる限りでは

  • USB-Cによる汎用性の獲得
  • 軽量化と若干の小型化による操作性の向上

ぐらいしか明確なメリットを感じられなかった。

変更点がマニア向けの改良で一般ユーザーにとってはほぼ無用の長物。加えて...

 

プロモデルを購入する必要性が思い浮かばない

昨年の14シリーズはプロモデルを買わないと

  • より綺麗な写真が撮影できる広角カメラ
  • Dynamic Island
  • より高機能なディスプレイ
  • より高いスペック

が手に入らなかったのに対して今回の15シリーズは標準モデルでもDynamic Islandやプロ譲りの広角カメラ、もちろんUSB-Cも手に入る。

無印モデルの商品力が大幅に向上したことでわざわざプロモデルを購入する必要性が薄まってしまったのだ。

プロモデルでしか手に入らない

  • より細かく設定を弄れるカメラシステム
  • 常時点灯&120Hz駆動ディスプレイ
  • チタニウムの高級感と軽量ボディー

は確かに魅力的だが、無印モデルから35000円という金を払ってまで手に入れるべきものかと言われるとかなり微妙。無印モデルでも十分な性能と装備が手に入るようになったので、相対的にプロモデルの高さが目立つのだ。

 

無印モデルなら12万円で主要機能が手に入る

今回の無印モデルはかなり商品力が高いのでオススメ

kenboapplegadget.hatenablog.com

その点無印モデルであれば

  • Dynamic Island
  • USB-C
  • プロ譲りの綺麗な写真が撮れる広角カメラ

がプロモデルよりも35000円安い12万円で全て手に入る。

14 Proを使っているから断言できるが、はっきり言ってプロモデルのカメラシステムや本体性能は一般人が使い切れるようなものではない。無用の長物だ。(僕も使いこなせていない)

そんな余計な機能をカットしつつ、多くの人が搭載されていて嬉しい機能だけを厳選して尚且つ買いやすい値段で購入できる無印モデルはかなりコストパフォーマンスが高いモデルなので、マジでオススメ。

 

今回の総括 マイナーチェンジモデル。無理に買う必要は無い

使ってみて思ったのはやはりiPhoneって完成している製品なんだなということ。

本体の軽さや手のフィット感以外の部分は全て想定通りで良くも悪くもスペック通り。完成度が高すぎるが故に大きな感動は殆どない。14 Proを開封した時も同じ事を言っているのだが、マジでスペック通りすぎて驚くようなことが殆どないのだ...

僕個人としては無印モデルの商品力がかなり高いので、わざわざプロモデルを購入する必要は無いと思っている。12万円のiPhone15(もしくは15 Plus)で必要十分すぎる。

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