ケンボウのガジェット部屋(旧Apple大好き.com)

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【雑談記事】20年の歴史に一幕。Appleの歴史を動かしたiPodよ永遠に眠れ。

2022年5月11日。往年のAppleファンや近年のAppleファンにも幅広く認知されているiPodの販売が現在発売されているiPod touch(第7世代)を最後に終了することが正式にアナウンスされた。
今回はそのことについて簡単にまとめつつ、僕とiPodの思い出について語らせていただきたい。

 

 

 

2022年5月11日。Appleが発表した衝撃的なニュース

2022年5月11日。まさにこの記事を書いている今日という日にAppleは衝撃的なアナウンスを行った。そう、冒頭でお伝えした通り「現時点で最後のiPodであるiPod touch(第7世代)の在庫分をもってiPodを完全に廃止する」と。

www.apple.com

近年はApple WatchAirPodsを始めとするウェブアブルデバイスでも手軽に音楽を聴けるようになったことに加え、iPodの用途が完全にiPadiPhoneに吸収されたが故の決断だと思うのだが、ひとまずiPodはの歴史はこれにて完全に幕引きとなる。ありがとうiPod

 

とはいえ少し前から確実に廃止の流れには向かっていた

ただし、iPod全体で見れば前々から廃止の流れには向かっていたと思う。

2014年には初代iPodから続くクイックホイールを積んだiPod classicが販売終了、続いて2017年には同じく昔から根強い人気を誇っていた

の販売が終了。かといって残されたiPod touchiPhoneiPadのように頻繁なアップデートが行われるわけでもなく、現行機種は3年近く放置状態。かろうじて最新OSへのアップデートは対応しているとはいえ、性能的にも(iPhone7と同クラス)装備的にも限界でありお世辞にも2022年現在の水準で見れば快適に使えるとは思えないものだ。

こちらiPod touch(第6世代)とiPhone12 miniの比較。7年でiPhoneも多方面で大幅な進化を遂げた。

それに加え他のApple製品がiPodの機能を吸収(なんなら完全上位互換という形で)進化を遂げたことで完全にiPodの出る幕は失われた。なのでこの判断は実に合理的...ではあるのだが。

 

やっぱり悲しい

僕個人の感情で言わせてもらうとめちゃくちゃ悲しい

というのも僕にとっては初めてのApple製品がこのiPod touchだから。

もちろん今使っているiPhone12 miniと比べると

  • 性能
  • カメラ
  • ディスプレイ
  • 装備(MagSafe、急速充電、Qi、Face IDなど)

ほぼ全ての面において劣っているのだが、当時iPod touch以外のApple製品を持っていない(なんならApple製品やガジェットに全然詳しくない)僕にとってはiPhoneと同じ操作形態、同じOSが触れられるiPod touchの体験は凄まじいものだったことをよく覚えている。

少なくとも現在Apple信者(もといガジェット好き)になるきっかけを与えてくれたのは間違いなくこの製品。僕からすると「全ての始まりの製品」であり、父との思い出(iPod touchを買いに2015年の大晦日に市内まで車で走った)の象徴でもあるが故に、他の製品以上に表舞台から完全に消えるというのは悲しいのだ。

 

Appleの歴史も動かしたiPod

iPhoneiPadが出た時よりもかなり前。コンピューターメーカーとしての側面がかなり強かった頃のAppleをガラリと変えたきっかけになったのがiPodだということを皆さんはご存知だろうか?

今よりも外出先で音楽を聴くことにかなりの制約(面倒さ)があった時代に

  • 小型
  • 大容量(1000曲をポケットに入れて持ち運べる)
  • 簡単操作(音楽の取り込みや本体の操作がものすごくスマート)

だったiPodは初めこそ注目はされなかったものの、小型軽量バージョンのmini(nano)の発売や本体価格の低下に合わせ日本でも大ブレイク。さらにiPodに合わせてリリースしたiTunes Store

  • 好きな曲を一曲単位で買える(アルバムを買わなくてもいい)
  • 一曲単位が故に安い(200円程度)
  • ダウンロードして転送するまでがとてもシームレス

こともあって「音楽を聴く=CDを買う(借りる)」だった当時の常識をぶっ壊し、文字通り音楽のあり方やAppleそのものを大きく変化させることになった。

結果として初代iPhoneの発表会の時には「タッチスクリーンのiPod」が強く強調されたし、数年後のiPadの発表会でもジョブズiPadで音楽を聴くデモが披露された。ジョブズ亡き後もApple WatchやHomePodなどで同じようなデモが行われている。

その時僕はApple信者ではないのであまりうまく伝えられないが、後世の製品にもiPodの機能を強調するシーンが出てくるほど「iPodが与えた衝撃」というのはものすごくデカかったのだと今になって思う。

 

今回の総括「時代はiPodの役割を吸収し未来に進む」

残念ながらもうこれ以上iPodの名を冠した新製品が出ることはない。個人的にはハイレゾ対応のiPodとかを出して欲しいなとも思ったが、Appleが公式発表で「iPodは終わりです」といってしまったがためにこの夢は永遠に叶わないものになってしまった。

ただそれでもiPodという製品がAppleの歴史や僕を始めとした多くのユーザーに強烈なインパクトを与えたのは間違いない。

これからiPodの意思を継いだ数多くの新製品が発売されようと、最新製品への買い換えを行おうとも僕はガジェット好きになるきっかけと些細な思い出をくれたこのiPodのことを胸に刻んでガジェットライフを満喫していこうと思う。

ありがとうiPod。永遠に眠れ。