僕はこのニュースを見て少し悲しくもなり、そして「何ぃ!?」と思ってしまった....
今回はレビュー記事でもなんでもないのだが、とある1人の「Apple信者」の愚痴を聞いていただきたい....
それでは今回も行ってみよう
- まず始めに...
- プロローグ 怒り
- 怒りポイント1 iPhoneはAppleのドル箱じゃない!!!!!!
- 怒りポイント2 iPhoneをなんだと思っているだぁーーーー!!!
- 怒りポイント3 ラインナップを整備してくれ!!
- 怒りポイント4 何故最初から安いモデルを出さなかった?
- 怒りポイント5 デメリットを逆手に取った宣伝をしてくれ....
- 怒りポイント6 方向転換したらまっすぐ進んでくれ...
- 怒りポイント7 iPhoneだけに注力するなぁ!!!!!
- 最後に...
- 今回の総括
まず始めに...
まずこの記事を読む前に了解して欲しいのがこの記事はあくまでも僕がAppleのiPhoneの扱いに関して物申したい事を、思うままに書く記事だ。なのでもしかすると正しくない事を言ってしまうのかもしれないし、読者さんに不快な思いをさせてしまうのかもしれない...
ただ僕はこの記事を通してもっと学生さんや、高いiPhoneに目がいっている人にiPhoneXRを見てほしいと思っている。
僕の中でiPhoneXRはApple史上最も素晴らしくバランスのとれたiPhoneだ。その事を踏まえた上で記事を読んでいって欲しいと思う。
プロローグ 怒り
先日、僕はたまたまアメリカのMacの認定整備済品の品揃えが気になったので、アメリカのApple Storeを覗いていた。そしてアメリカのAppleの公式サイトを開くと...
なんだこれは!?
僕は目を疑った。なんとアメリカのApple StoreオンラインではiPhoneXRが旧機種のiPhoneを下取りに出すと一定額で割引されて買えるというのを前面に押し出していたのだ...
しかも今日確認したところiPhoneXSも同じように旧機種のiPhoneを下取りに出すと安く買える事を前面に出していた。
そのあと僕はすぐにニュースなどを確認した
iPhoneXRの増産中止 Apple、委託先に要請 (写真=AP) :日本経済新聞
アップル 海外でもiPhoneXRを実質値下げ | NEW携帯探検記
出てくるわ、出てくるわ、iPhoneXRの値下げに関する記事の数々....
その時、僕はiPhoneXR。もとい最近のiPhoneに対するAppleの扱いに物申したいことが出てきていた....
怒りポイント1 iPhoneはAppleのドル箱じゃない!!!!!!
皆さん思い出してほしい。スティーブ・ジョブズがマックワールドの基調講演でiPhoneを発表した時のあの会場の歓声。革新的な機能を誇らしげに語る彼のプレゼン。そしてほかの携帯電話を凌駕する圧倒的なデザイン。iPhoneはほかの携帯電話よりも5年先を行っているので革新的。魅力的だったはずだ
iPhone を発表するスティーブ・ジョブス(日本語字幕) - YouTube
だからこそiPhoneは売れた。革新的。スマート。そしてハードとソフトが一体となる事で始めて生み出されるエレガントな体験の数々...
それに比べると最近のiPhoneの扱いはなんなのだろうか!?○ラゴン○ールの○ジータのセリフをパクるわけではないがまるでiPhoneのバーゲンセールじゃないか!!!
最近のiPhoneは
- 昨年モデルよりも性能が少し向上しただけ
- カメラ性能が若干良くなっただけ
- スピーカーの音質が良くなっただけ
と携帯電話としての機能で魅力的な進化は1つもない
なのにそれでもAppleは無理やりでもiPhoneを売ろうとしている。それはさっきの画像を見てもらったら分かると思う。Appleさんに物申したいiPhoneはあんたらのドル箱じゃないんだぞ!?
ユーザーはiPhoneでしかできないことがあったからiPhoneを買ってきた。その事をもう一度理解して新型iPhoneを開発して欲しい
怒りポイント2 iPhoneをなんだと思っているだぁーーーー!!!
僕の中ではiPhoneは携帯電話。できることは限られていると思っているのだが、なんだあの価格は…
携帯電話が10万円を超える?それに近い価格になりつつある?なんの冗談だ....
ジョブズはたしかにプレゼンの時こう言った
「今日は革新的な3つの製品を発表する。ワイド画面でタッチスクリーンのiPod。革新的な携帯電話。革新的なインターネットコミニケーションデバイス。
iPod。電話。インターネットコミニケーションデバイス。電話。
分からなかい?これらはそれぞれ3つに分かれているわけじゃないんだ!これは1つなんだ!
名前はこう呼ぶんだ。iPhone。今日新たにAppleが電話を再発明するんだ」
ここから分かる通りジョブズが発表したものは電話であり、高画質のカメラなどではない。
なのに...なのに...最近のiPhoneの発表会ではカメラ性能の向上や若干の性能アップだけをしきりに訴えているようにしか見えない...
少なからず10年前はそうではなかったはずだ...
怒りポイント3 ラインナップを整備してくれ!!
2017年。iPhoneはiPhoneXで大きくiPhoneの方向性を変え、未来のiPhoneのスタイルを示した。
僕は素晴らしいと思った。価格の高さは別としても
- 数年ぶりの大幅なデザイン刷新
- 数々の新機能
などの追加でワクワクした。
ただ...僕が遺憾を感じたことそれは…なんだ今年のラインナップは!?だ
今現在Apple Storeオンラインで販売されているiPhoneは
- iPhone7&7Plus
- iPhone8&8Plus
- iPhoneXR
- iPhoneXS&XS MAX
とホームボタン付きの旧世代iPhoneが新型iPhoneよりもラインナップが多いという現状....
発表会で聞いた「より多くの人に選択肢を与えるiPhoneXR」とはなんだったのだろうか...
僕はホームボタン付きiPhoneが嫌いというわけではない。むしろ今まで10年間もAppleを支え、そして iPhoneのデザインの象徴といえばこのホームボタン付きiPhoneだからだ
ただ昨年で大きく方向を転換したのであれば、ラインナップもそれに従って、ホームボタン無し iPhoneが多いようにしなければいけないだろう。
旧世代機を売った方がトータルとしての売り上げは上がるのかもしれないが、大事なのは売り上げではなくて製品だ。
製品があるからこそ売り上げが伸びる
↓
その売り上げがあるからこそさらに良い製品が作れる
↓
より革新的な製品が生まれる
僕がそこまで言えることではないのかもしれないが、商売というのはこういうものなのではないだろうか?
今の人はあまり知らないのかもしれないが、昔ジョブズが戻ってくる前のAppleも売り上げを重視しすぎた結果、製品ラインナップがぐちゃぐちゃになりあと90日で倒産という瀬戸際まで追い込まれたことがある。

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(このことについてはこのジョブズの伝記に詳しく掲載されている。僕もこの本を読んだことがあるのだが冗談なしでAppleへの愛情がさらに深まった...またこの伝記には製品開発の裏のことまで書かれているのでApple信者、Apple好きの方には必読の本だ。)
製品と売り上げ。小さな違いなのかもしれないが、その小さな違いが大きな結果をもたらすということはApple自身、身をもって知っているはずなのだが.....
怒りポイント4 何故最初から安いモデルを出さなかった?
今年のiPhoneもとにかく高かった。ただ例年そうなりつつあるので、もはや当たり前になりつつあるのだが...
ただ僕が疑問に思うのが何故iPhoneXRなどを最初から価格設定を安く設定しなかったのか?という事だ。
Apple自身も iPhoneを高くしすぎると売れにくくなるというのは昨年分かったはずだ。なのに今年のモデルは昨年と同等。もしくはそれ以上の価格のモデルをぶつけてきた。
iPhoneXRはたしかに安い。ただそれはあくまでもフラッグシップ機のiPhoneXSと比べた時の話で他のAndroidスマホやiPhone8などと比べてしまうとやはり高い
ぶっちゃけのところ最初からコストを削減するために、iPhoneSEくらいのサイズで出しておけばよかったのに...と思っている
事実あのサイズ感を好んでつかている人も沢山いるわけだし、先日シャープもAQUOSの新型をiPhoneSEくらいのサイズで仕上げてぶつけてきていることからあのサイズには根強い人気がまだあるのだ
AQUOS R2 compactとiPhone SEを発表会で比較。シャープは小型スマホ難民の救世主となるか - Engadget 日本版
そしてあのサイズのもう1つのメリットとして画面サイズが小さい分、コストが抑えられるという事だ。
どうしても画面サイズが大きくなってしまうと、その分部品が必要になりコストが高くついてしまうのだが、iPhoneSEなどの小型iPhoneなら本体サイズも小さい分、他の部品にかかるコストも抑えることが出来るので結果的にコストを抑えることが出来るのだ
最初から値下げをする気なのであれば、そうすればいいのに....あのサイズ感を愛してやまない人がいるということをAppleはもっと自覚すべきだ
怒りポイント5 デメリットを逆手に取った宣伝をしてくれ....
僕自身、iPhoneXRにはすごい可能性を感じている。今は亡きiPhone5cの思想を受け継いだiPhoneだからだ。
なのにAppleはあの時と同じ失敗をまた犯そうとしているのではないか?そう思えて仕方がない...
もっとAppleはiPhoneXRの素晴らしさを宣伝すべきだろう。例えば「一般的なデュアルカメラよりも綺麗なシングルカメラを搭載」とか「iPhoneXSよりも長いバッテリー駆動時間。あなたの生活に寄り添うiPhone」などiPhoneXRならではの機能をもっと宣伝するとかiPhoneXRのデメリットを逆手に取った広告を出さなければいけないだろう!?
どうしてもiPhoneXSがある以上iPhoneXRは比べられてしまうわけだ。ならそれを逆手に取った戦略をしなければ購入する人はiPhoneXRに振り向きもしてくれないなんて当たり前の話なのではないだろうか?
分厚さがなんだ?少し太めのベゼルがなんだ?
何度もいうがiPhoneXRは今年のモデルで実用性、iPhoneとしての完成度を保ちつつ価格を抑えた素晴らしいモデルだ。Appleもそこをもっと自信を持つべきなのではないだろうか?
怒りポイント6 方向転換したらまっすぐ進んでくれ...
iPhoneXから始まったホームボタン無しiPhoneの時代。昨年はその値段の高さからボロッカス言われたのだが、僕は「今年はより完成度の高くて、価格も抑えた実用的なモデルを出してくるだろう」そう期待していた。実際リーク情報もiPhoneXSに当たるモデルは値下げが行われるとなっていたので安心していた。
だが現実は違った...AppleはiPhoneXSを去年と同じ価格で販売し、尚且つホームボタンありのiPhoneの販売を継続、さらには廉価版モデルと言えるiPhoneXRも少し高めの価格で売り出した....
iPhoneX系統のiPhoneの後継機しか出さなかったのは良い。ただ僕が遺憾を示しているのなぜホームボタン付きのiPhoneの販売をそのまま続けているのかという事だ
昨年で未来のiPhoneのビジョンを示したのであれば、ホームボタン付きiPhoneはiPhone8だけにするなどして、もっとiPhoneX系のiPhoneが普及しやすい環境を築くべきだろう...
ただそれは下取りによる値下げではなく、最初から安い大衆向けのモデルを作るべきだっただろう....(先ほども同じことを言っているがそこは目をつぶっていただきたい...)
今までもiMacでフロッピーディスクドライブを廃止し、CDドライブ一機という思い切った構成にした結果多くのパソコンがそれに習ってCDドライブが普及するきっかけにもなった。今でも多く使われているUSBもAppleがiMacに搭載したからこそここまで普及した。
なので今回のiPhoneのラインナップもそれに習ってもっと簡素化。そしてホームボタン無しのiPhoneを中心としたラインナップにするためにも、販売するモデルは3つか4つにするべきなのではないか?
怒りポイント7 iPhoneだけに注力するなぁ!!!!!
皆さんご存知の通りAppleはiPhoneの他にも素晴らしい製品が沢山ある
- AppleTV
- Apple Watch
- iPod touch
- Mac
- iPad
これらの素晴らしい製品を持っているのにかかわらず、AppleはiPhoneに注力している。そうでなければあんな大規模な下取りを前面に出した広告展開はしないはずだ。
そして最近アップデートが行われていない製品はiPad mini4やiPod touchだ。
これらの製品は小さく。持ち運びが簡単。そして値段も安い。この3拍子が揃っているからこそ売れている。なのになのにAppleはアップデートをしようとしていない...
iPod touchに至っては2015年に発売されたモデルを最後に今のところアップデートはされていない。またiPad miniは2014年を最後に一向にアップデートされていない...
おそらくApple側も「iPadを小さくして売るよりもiPhoneをデカくして売った方が利益率が高い」と思っているのだろう。ただiPhoneをデカくしても所詮は携帯電話。やはりミニサイズのiPadを超えることはできないし、ミニサイズとはいえあの大きさでiPadでできる魔法のような体験を味わうことが出来るiPad miniは素晴らしい製品だ。
またiPod touchも「iPhoneは高くて買えない...」という学生がよく買うという話を聞く。実際僕自身もその1人だ。
どうしてもiPhoneだけで行くのは無理があるし、高いなどの理由があって手が出しづらい...それならばiPod touchなどを実用性の高いモデルにアップデートして
Apple製品の入門機として供給すべきなのではないだろうか?
Apple製品でも他社の製品でも言えることなのだがどんなに良い製品を作っている会社でもその製品の敷居が高ければ誰も買ってくれないと思うのだが...
最後に...
こんなにもiPhoneの扱いのことに関して僕は言いたいことを好きなだけ言わせてもらったのだが僕はAppleは大好きだし、これからも応援したいと思っている。決して僕はAppleのことが嫌いではない。むしろガジェットという世界に僕を引き込んでくれたのは紛れもなくApple製品なのでむしろ感謝しているくらいだ。ただそんな思い出深い会社だからこそ不満も出るし、もっと良くなってほしいと思う
例えば皆さんの親だって自分の子供にもっと良くなってもらいたい。賢くなってほしいと思って怒るのと同じで、もし本当にどうでも良いのであればきっと親は怒りもしないし、口も聞いてくれないだろう。
Appleは僕の子供ではないのだが大好きな企業だからこそこれからもシリコンバレーで輝く企業であってほしいのだ
「好きな上での不平不満」なのでもし不快な気持ちにさせてしまったらコメント欄にてアドバイスしてほしい。
今回の総括
iPhoneXRもっと売れてくれーーーーーー!!!!!!!
今回の記事ではAppleのiPhoneの扱いに対する不満を書いたが、決してiPhoneXR自体は悪くない。むしろAppleが世に出したiPhone5cの後継機なのでもっと多くの人に使ってほしいモデルだと思っている
ぶっちゃけのところiPhoneXSとXS MAXはApple信者用の製品みたいなものなので、iPhoneXSを無理して買うよりも「iPhoneXR+AirPods」などのApple製品を組み合わせて使うという事をやってみて欲しい
Apple製品は組み合わせて使った時に初めて真価を発揮する。是非みなさんも自分だけの最高の組み合わせでAppleを楽しんで欲しい。
プロフェッショナルのApple製品「中学生(iPad Air 2マスター編)」 | Apple信者1億人創出計画
(これは僕のiPad Air2の使い方やiPhoneとの使い分け方が書いてある記事だ。自分で言うのもあれだが10代の方には特に参考になると思うので、是非とも見てほしい)
今回は以上だ。ではまた次の記事で