9月の新製品発表会から約1ヶ月。今度はウェブ上にて3つの新製品がサイレントリリースされた。
今回はそんな10月の新製品3つについて新機能やアップデート点を簡単にまとめていこうと思う。
それでは今回も行ってみよう。
今回発表された3つの新製品
さて、今回発表された新製品は記事のタイトルにもあるように
の3つ。サイレントリリースということもあってiPad(第9世代)以外の2つはチップの載せ替えが中心のマイナーアップデートとなっている。
1 iPad Pro(2022)
iPad Pro(2022)まとめ
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2022年10月19日
・チップがM2チップへアップグレード
・Apple Pencilの精度向上
・カメラ画質が(ほんの少しだけ)向上
以上。基本的にマイナーアップデートなので費用を抑えたいなら先代モデル買うのも全然アリです。 pic.twitter.com/X7nY2LDlOK
iPadシリーズの最上位モデルであるiPad Proが1年越しのアップデート。
といってもアップデート点は昨年よりも軽微で主なアップデート点は
- SoCの更新(M1→M2)
- ProRess撮影が可能に
- Apple Pencilの精度向上
の3点のみ。おそらく体感上の使い勝手は昨年モデルと変わらないといってもいいだろう。
ただ、強いていうならパソコン用編集ソフトとして人気の「DaVinci Resolve」がiPad上で動作するようになるのはポイント高い。なんだかんだ今までのiPadは「あまりある性能をフルに活かし切れるアプリが無い(数が少なすぎる)」という問題があったので、DaVinci ResolveのiPad進出を皮切りにパソコン上で動作している様々なプロ向けアプリがiPadに参入してくれることを期待したい。
2 iPad(第10世代)
iPad(第10世代)まとめ
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2022年10月19日
・デザインの刷新(ベゼルレス化)
・SoCがA14にアップグレード
・Type-C
・カメラの画質向上(12MP)
・スピーカーがステレオに(横向き時)
・カラバリの刷新
一見良さそうに見えるモデルだけど(下に続く)・・ pic.twitter.com/OW3QBmhaXN
ついにエントリーモデルの無印iPadがメジャーアップデート。
- デザインの刷新(上位モデルと同じ角張った筐体&ベゼルレスデザイン)
- SoCの更新(A13→A14)
- カメラの更新(8MP→12MP)
- Type-Cの搭載
- スピーカーが横向きステレオ再生に対応
- 5G対応(Cellularモデルのみ)
- カラバリの刷新
など根本的な部分から大幅な進化を遂げていて一見良いアップデートのように思えるが、こいつ上位モデルとの差別化のために初見じゃわからないクソ仕様がいくつかある()
例えばApple Pencilの使用には第1世代を用意した上で充電とペアリングのためだけに変換アダプタの購入が必要だったり
kenboapplegadget.hatenablog.com
現段階で用意されている純正キーボードが「4万円近くするクソ高いモデルだけ」などなど、スペックやデザインが上位モデルとほぼ同じになってしまい無理矢理差別化を図ろうとした結果、特に純正アクセサリー関連の使い勝手は最悪な物となってしまった()
加えてこの超円安な情勢も加味して価格はエントリーモデルとしてはかなり高めの7万円弱スタート。
スタンダードモデルのiPad Airだったらまだしも、こいつは入門機であるはずのモデルなのでいくら何でもこの価格はなぁ...(エントリーモデルとしての「とっつきやすさ」はない)
また後日記事にまとめるが僕はiPad(第10世代)の購入を基本的にはオススメしない。マジでこれは微妙((ボソッ…
3 Apple TV 4K(2022)
iPad Pro(2022)同様、主なアップデート点はチップのアップデートとリモコンの端子変更(Type-C化)のみでマイナーチェンジだったApple TV 4K。
ただ値段はアップデートされたにも関わらず9000円も値下げされており、円安による値上げ前の価格とほとんど変わらないぐらいで購入することが出来るので数年前のApple TVを使っている人は今が買い替えのチャンスだと思う。
今回の総括
基本的にスルーしてもOK。無理に買う必要は無い。
無印iPadを除けば基本的に今回のアップデートはマイナーチェンジなので、よほど大事でも無い限り買い換える必要は無い。何なら前モデルを購入するのも全然アリなぐらいだ。
というか円安の状況が辛い...僕もしばらくの間は新製品を買えない状況が続きそうだ((ボソッ…