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ケンボウのガジェット日記 39日目でも取り上げたように、ここ最近になって次期MacBook Proのリーク情報が多く出回るようになった。
今回はそんな次期MacBook Proのリーク情報を一通りまとめた上で、現時点での僕の考えを伝えていこうと思う。もしもMacBook Proの購入を検討しているなら最後まで目を通していただければ幸いだ。
それでは今回も行ってみよう。
まずは結論
タイトル通り
9割以上の人はわざわざ待ち続ける必要はない。待ち続けて失う時間的損失の方が大きい
これが現時点での僕の結論。今回のMacBook Proはリーク情報を見ている限りだとメジャーアップデートとも言えるものだが、それでも僕はほとんどの人に待ち続ける価値はないと思っている。
次期MacBook Proのリーク情報
まず、次期MacBook Proとして噂されているのは現在IntelのCPUを搭載しているMacBook Pro 13インチの上位版とMacBook Pro 16インチ。価格も約20万円弱からと主にプロ向けに発売されている製品だ。
そして現時点で噂されている次期MacBook Proの噂は以下の通り
- CPUがIntelからApple Siliconに変更
- 13インチモデルのディスプレイサイズが14インチに拡大
- デザイン変更
- MagSafe、フルサイズUSB、SDカードスロットが復活
- Touch Barが廃止
前回のMacBook AirやProの時と違って外観デザインの変更も伴う2016年以来のメジャーアップデート。Apple信者からすると喉から手が出るほど欲しくなる製品...
1 CPUがIntelからApple Siliconに変更
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ついにMacBook ProにもApple Siliconがやってくる。リーク情報によればなんと32コアの「M2チップ」が搭載されるとのことで、もしそれが実現すれば現行モデルの中でもかなり高性能な部類に入ってくる。
いやぁ...これだけでもそそられる。MacBook Pro 13インチに4コアのCPUが載せられるようになって騒いでいた時から3年しかたっていないのにその8倍の数であるコア数を積んだMacが発売されるかもしれない。時代の流れはかなり早い。
あとこれは個人的な予想なのだが、M2では現在M1が抱えている欠陥である
- eGPUのサポート
- 複数の外部ディスプレイへの同時出力
もできるようになる可能性が高い。というかプロユースで望まれる機能の一つなので修正しないとまずい気もする...
2 13インチモデルのディスプレイサイズが14インチに拡大
MacBook Pro13インチもベゼル幅が狭くなることで、ディスプレイサイズが14インチに拡大するらしい。もちろん同じ大きさでより大きなディスプレイサイズを持ち運べるのはメリットしかないのだが、多少ディスプレイが大きくなったところでできることは大きく変わらないのでそんなに気にする必要はないと思う。
どうしても作業領域を確保したいならMacのシステム環境設定からディスプレイの擬似解像度を上げることで、13インチのサイズに22インチフルHD相当の情報を表示することが可能になる。
3 デザイン変更
大幅なデザイン変更があった2016年から早くも5年。今回のアップデートでiPhone12のような角ばったデザインになるとのこと。
まぁ、今までも2006年に初代が出てから
- 2009年→アルミニウムのユニボディーデザインに変更
- 2012年→Retinaディスプレイを搭載して薄型化
- 2016年→Touch Bar、Thunderbolt3を搭載してさらに薄型化
と約 3〜4年で大きなデザインの変更があったことを考えれば、Apple Siliconが搭載されるタイミングでデザインが変わるのも納得できる。1ったい次はどんなデザインになるのだろうか...?
4 MagSafe、フルサイズUSB、SDカードスロットが復活
2016年のMacBook Proから省かれてしまった
- MagSafe
- フルサイズUSB(TYPE-A)
- SDカードスロット
が復活するかもしれない。特にSDカードはデータの受け渡しに利用されることも多いし復活を望んでいる方は多いはず。
今、時期MacBookシリーズでMagSafeが復活するんじゃないかって言われているけど個人的にはそこまで魅力を感じない。というか充電端子としては
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2021年1月25日
・1つのポートで出力、データ転送、給電ができる
・サードパーティーから安く購入できる
Type-C(Thunderbolt 3)がかなり優秀だと思うんだけどなぁ...
ただ従来のMacBookシリーズに採用されていた充電端子のMagSafeは復活させる必要がないと思う。
- 壊れた時にかかる費用
- クラムシェルモード時の運用の楽さ
でいえば現行のType-C(Thunderbolt3)が優れている。ドッキングステーションはその最たる例で、余計なコードなしでラップトップとクラムシェルモードの行き来をできるのはかなり便利。
5 Touch Barが廃止
遂に時期モデルでTouch Barがなくなるとのこと。というかプロが使うモデルなら
- ブラインドタッチが出来ない
- アプリごとに表示される項目が変わる
- 動かなくなったら再起動しないといけない
Touch Barは載せるべきではなかった。載せるにしてももっと有効的な使い方を提示するべきだったのに...
ある意味で先進的でガジェット味を感じる要素ではあるものの、実用性が微妙なので「必要性」は感じない。
次期MacBook Proを待たなくてもいい理由
多くの人にとってに魅力的なアップデートでになるであろう次期MacBook Pro。しかしこのアップデート点を踏まえた上でも僕はわざわざ待って購入する必要はほぼないと思っている。
まず第一に時間的損失の大きさがある。そもそもこの時期MacBook Pro自体が確実に発売されるわけでもなければ、リーク通りの機能をそのまま載せてくるとは限らない。仮にこの記事で紹介した機能のために半年間も待ち続けて、実際に発売になった時に自分が望んでいた機能が乗っていなければその半年間はただ無駄に待ち続けただけの「何も生み出さない」時間に成り果てる。それなら現行のMacBook Airを10万円で購入して、半年間スキルを磨いた上で次期MacBook Proが出た時に売却して購入資金の一部に当てたほうが効率的だ。
また次期MacBook Proで噂されているアップデート点自体も
- Apple Siliconへの変更→余程のプロユーザーでもない限り今のM1でも十分高性能
- ディスプレイサイズの拡大→1インチ増えたところで大きく使用感は変わらない
- デザイン変更→ワクワク感はあるが、これも出来ることは変わらない
- 拡張端子の復活→5000円ほどのType-Cハブを購入すれば大体解決する
- Touch Barの廃止→現行のMacBook Airを購入して次期MacBook Proまでの繋ぎにすれば良い
こんな感じでちょっとの工夫やお金を使う事で解決できるものばかりで「わざわざ半年間も待つ価値はあるのか...?」と考えさせるものばかり。
もちろんプロの方は拡張端子の復活やMacBook Proで通常のキーボード配列が使えることに価値を感じるはず。ただそれは全体のユーザーの一部というのが現実なので、ほとんどの人は「今ある製品で最高の製品」を選んで早くMacを使い始めたほうが幸せになれると思う。
今回の総括
プロユーザーにとっては魅力的な一台。発売が本当に楽しみ。
とはいえ
- Apple Silicon搭載による圧倒的なパフォーマンス
- 新しいデザインによるワクワク感
- 優れた拡張性と使いやすいキーボード
を搭載した次期MacBook Proは間違い無くプロユーザーから愛される一台になるだろう。
実は...価格次第では僕も今のMacBook Proから入れ替える形でこの新しいMacBook Proが欲しい。本当に発売されるのかどうかは置いておいて、もしもAppleから発表があれば自分のためにも比較検討する記事を書きたいと思う。
今回は以上だ。ではまた次の記事で。