追跡番号を見ると配達中になっているのに、まだ届かない…
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2021年12月28日
佐川さん頑張ってくれ!!!!!!
佐川さんのバンが来たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2021年12月28日
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!1 pic.twitter.com/9wayNSoJN5
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2021年12月28日
今回はガジェットとかAppleとか全く関係なく完全に僕の趣味で購入した製品?をレビュー?させて欲しい。
それでは今回もいってみよう。
- 最初に言っておく。俺はかーなーりゼロノスが好きだ。
- 学生Apple信者。もとい特オタによるCSMゼロノスベルト開封の儀
- 実際に遊んでみる
- 2日遊び倒した感想
- 概ね満足!ただし...
- とはいえ
- 今回の総括
最初に言っておく。俺はかーなーりゼロノスが好きだ。
みなさんは仮面ライダー電王という作品をご存知だろうか?
「平成仮面ライダー」の8作目にあたる今作はなんと放送終了から10年以上が経過しても尚、新作の映画が作られたり、ヒーローが全員集合する系の映画にはほぼ必ず出演するほどいまだに根強い人気を誇る「化け物作品」。現在18歳、放送当時4歳だった僕はまさに電王直撃世代であり、親と一緒にテレビでずっと応援をしていた。
ただ、僕が応援していたのは主役の電王ではなくサブライダーのゼロノス。もとい変身者の桜井侑斗。
正直、ゼロノスの複雑な設定(変身するたびに周りの人間から忘れられていく)も分からないような年齢でどうして好きになったのかは分からないのだが、テレビの前でゼロノスが出てくると変身ポーズをしたりセリフを真似したり...(俺はかーなーり強いをずっと連呼していたと思う)挙げ句の果てにその年のクリスマスプレゼントもゼロノスの使う「ゼロノスベルト」をサンタさんに頼んで、一人で遊びまくっていた。
あれから14年。侑斗が背負う過酷な運命を理解できるようになり、なんだかんだ仮面ライダーを始めとする「特撮モノ」から離れずに毎年の仮面ライダーはほぼチェックする
の18歳高校生(彼女なし)に成長したわけだが、2021年4月とんでもないニュースが発表された。
ゼロノスベルトが大人向け変身ベルトとして復活
2021年3月。財団Bことバンダイからゼロノスベルトが大人向け変身ベルトCSMとして復活するというアナウンスが正式発表。当の僕は...
えぇ!!!商品化されないと思っていたのにマジですか!?!?!?!?ありがとうございますバンダイさん!!!!
と一人お祭り気分で超ハイテンション。
というのもCSMというのはDX版(放送当時に発売されていた子供向けのベルト)をベースに仕様を劇中に限りなく近づけた変身ベルトなのだが、主役である電王と劇場版限定ライダーのNEW電王の変身ベルトは電王放送開始10周年(2017年)のタイミングで
- 新規造形
- キャストボイス
- 劇中BGM
- 特殊変身音
てんこ盛り仕様で商品化済みにも関わらず、ゼロノスベルト(ともう一本のベルト)は4年間もなんの音沙汰もなく発売されないんじゃないかと思っていた中での商品化だったから。しかもDXの再販ではなくデンオウベルト同様の劇中仕様ベースでの商品ということもあり、テンションフォルテッシモ。(別作品)
価格は「仮面ライダーの変身ベルト」としては超高額の約2万円。Apple製品でいえばAirPods1台が余裕で買えてしまう値段なのだが、そんなのは関係ない。
ばーか。カード(お小遣い)はお守りじゃないんだ。使うときに使わなきゃ意味がないんだよ。
というわけで貴重なお小遣いを全て使い&親から一部前借りし、CSMゼロノスベルトを購入。へっへ...決まったぜ。
ただし到着は半年後の12月(一次受注までに予算が用意できなかったため(´;ω;`)ブワッ)。そのため「いつか。未来で。」を胸に刻みこの数ヶ月間を過ごし...
12月28日。佐川急便さんのバンが来た。
追跡番号で今日来ることは分かっていたので「まだか、まだか」と待つ僕。
どきどき…どきどき… pic.twitter.com/3D5M06S954
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2021年12月28日
そういえば今日はデンオウベルトMovie Editionの一次予約分が届く日か…
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2021年12月28日
まぁ、ゼロノスベルトが届くから全然OKです()
追跡番号を見ると配達中になっているのに、まだ届かない…
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2021年12月28日
佐川さん頑張ってくれ!!!!!!
スマブラやブログの記事を書き進めている途中ふと窓を見ると...佐川さんのバンが見えるじゃないですか!?!?!?!?!?!?!?
佐川さんのバンが来たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2021年12月28日
急いで玄関まで駆け降り、配達員のお兄さんを待つ。簡単な挨拶とサインを済ませ「アレ」を受け取る。
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!1 pic.twitter.com/9wayNSoJN5
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2021年12月28日
えぇ、大変お待たせしました。
開封の儀に移るでぇ!!!!!!!
学生Apple信者。もとい特オタによるCSMゼロノスベルト開封の儀
遂に...遂に戻ってきたぁぁ(別作品)
C
S
M!!!!!!
ぶっちゃけ気持ちの高ぶりは全く抑えられていないが、箱を開けていくぅぅぅぅ!!!!(一連の流れを動画で見たい方は以下のTwitterからどうぞ)
人生初のCSMを開封する学生の一部始終をご覧ください pic.twitter.com/9J7JHAWpD8
— ケンボウ (@kenbouapple_com) 2021年12月28日
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!かっこえぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!
外箱を開けてまず目に飛び込んできたのはゼロノスの基本形態であるアルタイルフォームの凛々しい顔。あぁ...カッコイイ...
側面はアルタイルフォームともう一つの基本形態であるベガフォームのテーマカラーのラインが入りつつ、箔押しでデネブや線路を思わせる模様の箔押しが。こういう細かいところにまで気を配るその姿勢...嫌いじゃないわぁ!!!(別作品)
ありがとうバンダイさん。ありがとう中村優一さん。ありがとう大塚さん。ありがとうフナセンさん及び関係者の皆様。
その後、再度アルタイルフォームのカッコいい写真を眺めつつ上蓋を開けると
デネブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!
という声がどこからか聞こえてきそうなほど、これまたカッコいいベガフォームのゼロノスが登場。
いやぁ...ベガもどしんと構えた戦闘スタイルとかがいいんだよなぁ...
横にはゼロノスのライダークレストと「MASKED RIDER ZERONOS」の文字。フナセンさん曰くライダーとしてのマークという意味で、ベガフォームの横にあるタイルフォームのマークを配置したとのこと。
そして中蓋を開けると
厳重な梱包と共に内容物が姿を表す
一部内容物がチラ見え。あぁ...この時点で期待がMax。
...。ベルト本体を開けたい気持ちはあるのだが、まずはカードホルダーから確認。
うわ...めっちゃ塗装綺麗やん...
中はこんな感じ
後ろには固定用のマジックテープ
続いてベルト留め。
こちらもカードホルダー同様に物凄く綺麗な塗装が施されており、DX版にあったチープな感じは一切無くなっている。さすがCSM。
次はゼロノスカードだ!!
最初に手に取ったのは今回初立体化となる「ゼロ→アルタイル」のカード。初変身時やゼロフォームが登場してからしばらくの間はこのカードを使って変身していたイメージが強い。
もちろん塗装、造形は劇中を忠実に再現。
横から見るとわかりやすいのだが、DX版特有の凸凹が限りなく抑えられてかなり薄い。
2枚目のゼロノスカードは物語終盤でゼロフォームの変身に使われることが多かった「ゼロ→ベガ」のカード。僕個人の話をすると放送当時このカードを手に入れるために必要なデネビッグバスターを購入してもらえなかったので、今回このカードを手にするのは初めて。
最後は基本の「アルタイル→ベガ」のカード。当時のDX版に入っていた組み合わせで、僕のイメージするゼロノスカードといえばこれ。
当然ベガ側の塗装も安定のCSMクオリティー。文句の付け所が見つからない。
ゼロノスカードと同じ大きさの最後のスペースに入っていたのがライダーチケット。
悠斗が初登場した日にち(2007年5月27日)とアルタイルフォームのゼロノスが描かれたカードと
ゼロノス仕様のブランクカードの計2枚。欲を言えば思い出アップデートで登場した怪人が描いてあるゼロノスカードも付属して欲しかった...(その回は電王の中でも名回なので是非試聴してほしい)
もちろん最後はベルト本体を取り出していく(一連の開封は動画で。興奮しすぎてベルトのことを「ベルト留め」と言っているのは勘弁してほしい...笑)
いや、劇中に出てきたものとほぼ同じですやん。(褒め言葉)
ベルト帯に関してはDX特有の穴あきタイプではなく、劇中に登場したタイプのベルト。正直これだけでも本物感が漂ってくる。
これにて内容物の確認は終了。あとはゼロノスベルト本体に単四電池2本を入れ
カードホルダーに3枚のゼロノスカードを収納。ベルトに取り付けて...
ゼロノスベルト完成!!!!
もう劇中そのまんま。ほんとに変身できてしまいそう。
先ほど書いた通りベルト帯はDX版と全く作りが異なるし
カードホルダーも綺麗な塗装がされているためかなり劇中のイメージに近い。
正面バックルもDX版の大きさをベースにしているとはいえ、チェンジレバーや転車台部分含め見る限りほぼ全てのパーツは新規造形。「本物感」が強く、これもDX版とは別物といった印象で重みが違う。
何度もいうがDX版とは全く違う。もう我慢できない。これで遊んでもいいかな(別作品)
実際に遊んでみる
最初に言っておく。詳しい遊び方を全て解説するのはかーなーり骨が折れる。
というのも
- セリフ
- 変身音(特殊変身音)
- BGM
等々このゼロノスベルトにはかなりの音声が収録されている上に、各種音声を組み合わせられるギミックが盛りだくさんで詳しく説明するとブログの記事で解説する分にはかなりボリューミーな内容になってしまうから(動画の方が分かりやすいが、僕はYouTubeをやっていない...)
もし詳しい遊び方や収録音声の数々、音声ギミック等を知りたい方はレオンチャンネルさんやショウカイジャーさんなどの動画を見てもらうのがオススメ。
なのでこの記事では「通常変身→変身解除までの一連の流れ」とCSM最大の特徴である「BGMスタンバイ機能」のみを遊びながら解説していこうと思う。
1 通常変身→変身解除までの一連の流れ
劇中内における変身シーン一連の動作は上記の動画を見ていただくとして、ゼロノスに変身するためには
- ベルトを装着
- チェンジレバーをスライド
- ゼロノスカードを装填
という手順を踏む必要があるのだが、それを当時のDX版で行うと
- ベルト装着時の起動音が鳴らない
- 変身待機音の音程が違う
- 変身音が劇中準拠ではない
といった不満があった。ただ今回紹介しているのは「大人向けの変身ベルト」であるCSM版のゼロノスベルト。もちろんDX版が抱えていた問題点は全て解決されている。
CSM版のベルト装着口をよく見てみると、DX版では見慣れないボタンが。試しにベルトをつけてみると...
DX版では電源を入れる時にしか鳴らなかった起動音が劇中通りベルトを着けるだけで鳴るではないか!(これだけでもかなりテンションは上がる)
あとはチェンジレバーをスライドさせ
ゼロノスカードを差し込めば...変身!
最初に言っておく。俺はかーなーり強い!
というわけで非常にシンプルな動作ではあるが、これで基本フォームのあるタイルフォームに変身完了!DX版と異なり変身音に電仮面の(ゼロノスの顔部分についているパーツ)可動音がしっかり入っていたり、ベーススーツの生成音が収録されているなど、細かなところまで劇中準拠で作られている所がファンとしてはとても嬉しい。
当然、同じ手順を踏めばベガフォームとゼロフォーム共に変身可能。こちらもDX版と比べてかなり劇中に近いサウンドを楽しむことができる。
そしてDX版と異なり変身解除する際の音声(カード消失音、ベルト着脱音からの変身解除音)もCSM版は全てカバー。
こんな感じでゼロノスの象徴とも言えるカードを使った後の動きも再現できてしまう。
しかもこれ各フォームごとによって
- ベガフォーム→変身解除時にイマジン憑依離脱音がなる(デネブが主体のフォームなので)
- ゼロフォーム→カード消滅音が朽ちて割れるような専用音(劇中でもゼロフォームのカード消滅音だけは違う)
劇中仕様の細かな違いまでしっかり抑えられているという豪華仕様。流石2万円の変身ベルト。
2 BGMスタンバイ機能
実は大人向け変身ベルトであるCSM版ゼロノスベルトにはBGMスタンバイ機能というものが備わっている。機能としては変身音に合わせて劇中に登場するBGMを再生できるという単純なものなのだが、これが劇中さながらの変身シークエンスを再現する際にとても役に立ってくる。
例えばゼロフォーム初変身シーンだって...
BGMスタンバイモードで変身→いくつかのボタン操作をするだけで劇中シーンを再現できる。
何がすごいってこれがベルト単体で全て実現できるというところ。いやぁ...これはなりきり度の爆上がり間違いなし。
2日遊び倒した感想
ここまででCSMゼロノスベルトの基本的な遊び方を解説したので、ここからは実際に遊び倒して感じた感想伝えさせてほしい。
1 溢れ出る「本物感」
やはり「大人向け変身ベルト」をコンセプトにしているだけあって「うわ!本物のゼロノスベルトに触ってる!!」という興奮はヤバイ。特に腰に巻き付けて一連の変身シークエンスで遊ぶと気分は侑斗そのもの。
バックル部分の細かなディティールアップをはじめ
- 各塗装部分の仕上げ
- ベルト帯の大幅な仕様変更
- 各種収録音声
が本物感を高めてくれる要因なんだと思う。DX版を遊んだ経験がある身からすると同じ大きさで作られてるとは思えないぐらい「別物」に感じる。あぁ...最高です。
2 収録音声が劇中準拠&BGMやセリフてんこ盛りでいいじゃん。いいじゃんすげーじゃん
遊び方のところで解説した通り、CSMゼロノスベルトに収録されている変身音は全て劇中準拠。
残念ながら現在僕の手元にDX版がないので厳密な比較はできないのだが、YouTubeに上がっている比較動画や本編の変身集を見て見た限りでは、やはりCSM版が最も劇中に近い仕様だと感じた。というか通常変身音は本編のまんま。
これだけでもなりきり度は高いのに
- 300種類を超えるセリフ(しかも電王CSMシリーズ初となる本人ボイス入り)
- 劇中で流れたBGM5種類入り(BGMをバックに変身も可能)
- 特殊変身音、変身解除音も実装
などこれでもかとファンに嬉しい音声や仕様がてんこ盛りだー!!!!!!
おかげで変身遊びが捗る、捗るv( ̄∇ ̄)ニヤッ
3「あの名シーン」を再現できる仕様はやっぱり嬉しい
先程のゼロフォーム初変身シーンや
- アルタイル、ベガ初変身シーン
- 最後のゼロノスカードを使って変身するシーン
- 悲劇の復活ゼロでのアルタイルフォーム変身シーン
- 未来桜井さんがアルタイルフォームに変身するシーン
を始めとする名シーンをベルトに収録されている音声(セリフも含む)だけである程度再現できるのはゼロノスファンとして嬉しいし、実際に遊んでなりきり度を上げる要因になるので最光の一言。
僕個人としては40話のゼロフォーム初変身シーンを再現できる所がお気に入り。ほんとあの変身シーンは音声だけを鳴らしていても切なくなる...
4 DX版感覚で遊べる
CSMの中には劇中ギミックの再現を優先しすぎて遊びくくくなったものもあるので、劇中再現と遊びやすさのバランスをうまくとってDX版とほとんど変わらない感覚で遊べるのも地味に嬉しいポイントだ。
ここら辺ゼロノスの変身シークエンス自体がシンプルというのが一番大きいのではないかと思っている。
概ね満足!ただし...
と僕自身CSMゼロノスベルトの出来には概ね満足しているのだが、それでも「これはどうなの?」と思うところはある。
その中でも一つは致命的だと思うので紹介させてほしい。
1 かなりの高確率でゼロノスカードが最後まで装填できない
何故か僕のベルトはゼロノスカードを装填した際に「最後まで刺さり切らない」ことが頻発する。些細な問題に見えるかもしれないが、CSMゼロノスベルトの仕様上カードが最後まで刺さりきらないと変身後セリフ(俺はかーなーり強い、胸の顔は飾りだ!など)が鳴らないので、実際に遊んでいるとこれはかーなーり機嫌が悪くなる。
- カードが反対側に出てこない(中で止まる)
- 転車台が動かない
といった方もいるようで、そういう方と比べると僕はまだマシな方。
とはいえこの現象がなりきり遊びを阻害する「不具合」のようなものであることに変わりは無い。2万円という価格で忘れがちだが、この商品の本質は「変身ベルト」。いくら大人向け変身ベルトを謳おうが、劇中に近い音声を収録しようが、セリフをたくさん入れようがそんなのは「快適になりきり遊びができる」という大前提があって初めてその商品の魅力として成立することなので、もう少し実際に遊ぶシーンをイメージして開発して欲しかったと思う。
カードの装填がなりきり度を左右するという性質上、このような不具合が発生してしまうのは残念すぎる...
2 セリフモードについて
電王系CSM変身ベルトを象徴する機能の一つであるセリフモードをご存知だろうか?
その名の通り変身に合わせて役者さんのセリフがなるという劇中再現のクオリティーアップに役立つ素晴らしい機能。
もちろんCSMゼロノスベルトにも同様にセリフモード(侑斗とデネブが喋るパターン、デネブだけが喋るパターン)が搭載されているのだが、他の電王系ライダーのベルトに比べると残念な仕様になっている...
というのも本来セリフモードをオンにした状態だと
- 変身音がなる
- その後自動的に決め台詞が流れる
という挙動をするのに、CSMゼロノスベルトはセリフモードのオン、オフに関わらず決め台詞を流すには全て手動で操作が必要。(セリフボタンを押さなければならない)
一応セリフモードをオンにすると必殺技中に侑斗(もしくはデネブ)の掛け声が鳴るが、正直これだけでセリフモードをオンにして使いたいかと言われると微妙。(掛け声「だけ」入ってもなりきり度が爆上がりすることはない)
これが「他の電王系ライダーのCSMと同じ仕様」ならまだ納得できた。しかし実際デンオウベルトを始め、NEWデンオウベルトや最近発送されたばかりのデンオウベルト Movie Editionさえ、セリフモード時には役者さんのセリフが「自動」でなるので「なんでゼロノスベルトだけこういう仕様なんだよ!?」と不満を感じずにはいられない。
3 必殺技後の挙動について
この動画のように劇中で必殺技後の変身解除(必殺技で使ったカードがいつの間にかベルトに戻っている状態)を再現するためCSMゼロノスベルトには「必殺技発動後に同じ面のカードを入れると変身音はならない」というギミックが搭載されている。
当然この仕様は大変ありがたいのだが、カードを戻す際にどうしてもレバー操作音と待機音がなってしまうのが少し残念。まぁ、フォームチェンジの際にレバーの操作音がならないと話にならないのはわかるので、せめて必殺技サウンドがなっている間はレバーの操作音や待機音がならない仕様にしてくれるだけでもよかったと思う。
とはいえ
今述べた通り、CSMゼロノスベルトは良い面だけでなく「これはどうなの?」と思える悪い面も抱えているのが現状だ。
ただガジェット含め「完璧なもの」はこの世に存在しない。どんな物にだって大なり小なり悪いところはあるし、ある程度のことは仕方がないことだと割り切るしかない。それよりも14年前の変身ベルトを当時の役者さんや声優さんに協力してもらいながら、現代の技術力を持って2021年に発売してくれた事の意義の方が大きいので、これに関してはデメリット云々よりも「発売してくれたことへの感謝」を持って大切にしていこうと思う。
普通に考えて14年も前の作品、なおかつ主役ではなくサブライダーのゼロノスの変身ベルトをこうして完全リニューアルという形で発売してくれたバンダイさんには感謝の気持ちが一杯。本当にありがとうございますm(_ _)m
今回の総括
14年の時を経て誕生したゼロノスベルト決定版
今回紹介したCSMゼロノスベルトはファン待望の決定版と言っても過言ではない素晴らしい商品だ。
所々に細かな不満点はあれど、やはり放送終了から14年経っても商品化してくれた&それを手に取れる機会に恵まれたことは何よりも嬉しい。
本当にありがとうございます。おかげで最高のゼロノスベルトを手に入れられました。このベルトは家宝としてずっと大事にしていきます。
あぁ...本当に幸せ。今日も一発変身して寝ることにしよう。